キャップレスを買おうかな

と思ったとき、悩みが生まれますよね?

そう。

  • キャップレスを買うか
  • キャップレスデシモを買うか

キャップレスとキャップレスデシモ、ともにノック式の万年筆

どちらも、素早く筆記態勢が整い、思いついたときにすぐに書けるのが魅力の万年筆です。

違いは価格。

そして、重要な差異が以下の2点。

  • 軸径
  • 重量

キャップレスに対して、キャップレスデシモは細身かつ軽量。

軸径が太いキャップレス

キャップレスデシモの方がコンパクトです。

取り回しが良く、携帯性にも優れます。

一方、キャップレスは、

  • 万年筆を持っている

という、ズシッとした感覚がむしろ心地の良い1本。

どちらも一長一短で、こればっかりは使う人本人が何を求めるか次第。

キャップレスが合う人もいれば、キャップレスデシモが合う人もいます。

ということで、キャップレスとキャップレスデシモの仕様と使い心地をそれぞれ述べることに。

筆者所有のキャップレスとキャップレスデシモを使って検証。

本記事ではキャップレスとキャプレスデシモを比較します。

この記事はこんな人におすすめ
  • キャップレスとキャップレスデシモのどちらを買うか迷っている
  • キャップレスの良いところとキャップレスデシモの良いところを知りたい
  • キャップレスとキャップレスデシモの違いは何?

PILOTのキャップレスは手軽な使用感の万年筆シリーズ

日本の筆記具メーカーのPILOTパイロット

便利で見た目の良い、種々の筆記具を展開しています。

ボールペンにシャープペン。

そして、万年筆。

多様な万年筆を展開するPILOTの中で、異彩を放つのがキャップレスシリーズです。

軸径が太いキャップレス

キャップレスは名前の通り、キャップがない万年筆。

一般的な万年筆はキャップ式ですが、キャップレスはノック式です。

万年筆でありながら、ボールペンのような手軽な使い心地なのがキャップレスの魅力。

自分の好きな万年筆インクを、ボールペンと同じ使用感で使える点がGOOD。

そして、思い立ったときにサッと筆記できる機動性の高さ。

これらの魅力で多くのファンを獲得しています。

筆者もまた、PILOTのキャップレスのとりこになっています。

キャップレスとキャップレスデシモはどちらも人気

軸径が違うキャップレスとキャップレスデシモ

キャップレスは高い人気を誇るがゆえに、いくつかのシリーズを展開しているブランドです。

は、いわばオリジン。

準備万端のキャップレス

無印版です。

また、無印版だけでなく回転式の、

  • キャップレスLS

や、独特でオシャレな見た目の、

  • キャップレス絣

といった具合の、派生バージョンの展開があります。

そして、キャップレスのシリーズの中でも、キャップレスデシモの存在を無視することはできません。

は、無印版のキャップレスに比べて細軸で軽量なライトなキャップレスシリーズ。

スリムで軽量なキャップレスデシモ

10番目という意味のデシモを名称に持つ、キャップレスの特徴を踏襲とうしゅうしつつ、よりスリムにしたモデルです。

それぞれ特徴があり、愛用者が多く、筆者自身、キャップレスとキャップレスデシモを1本ずつ持っています。

どちらも特徴ある筆記感でそれぞれにファンがいる万年筆です。

それぞれの違いは明確で、しっかりと差別化がはかれています。

具体的にどんな差異があるのか、次の項目で詳しく見ていきますね。

キャップレスとキャップレスデシモを比較

では、先ほどから登場している筆者のキャップレスとキャップレスデシモを使って2本のペンを比較していきます。

キャップレスとキャップレスデシモ

ブラック×ゴールドの万年筆がキャップレス。

シルバー×グレーの万年筆がキャップレスデシモです。

パッと見た感じでは、違いはカラーリングだけに見えますが、細部は違います。

比較しながら、2本の万年筆の違いにフォーカスしていきますね。

軸径

まずは軸径。

キャップレスとキャップレスデシモは軸の太さが異なります。

キャップレスとキャップレスデシモの軸先

キャップレスは13.4mm、キャップレスデシモは12.0mmです。

たった1.4mmの違いではありますが、こうして並べると、結構違うのが分かるかと。

一回り大きいキャップレス

クリップの付いた口金部分に着目すると、キャップレスデシモが細いのがわかりやすいです。

キャップレスとキャップレスデシモのクリップ部分

一方のキャップレスはどっしりとした存在感あり。

軸先がスリムなキャップレスデシモ

ちなみに、長さ自体は一緒。

定規と並べたキャップレスとキャップレスデシモ

キャップレスデシモの方が細軸の分、長さが一緒だとスリムに感じます。

デシモはややスタイリッシュな印象強めです。

重量

続いて、重量の比較です。

まずはキャップレス。

キャップレスの重量

32.57g。

ペンとしては結構重めです。

30g超えてくると、持ったときにズッシリ感がありますからね。

キャップレスデシモは21.27g。

キャップレスデシモの重量

11g、キャップレスの方が重いです。

キャップレスデシモは軽量で軽快な書き心地を実現。

より実用性が増した万年筆がキャップレスデシモ。

万年筆で書いている感覚、ペン自体の重みを感じたい人にはキャップレスがおすすめです。

ペン芯

軸径、重量の次はペン芯比較。

ペン芯に違いがあるのか、見ていきますね。

手始めに、キャップレスとキャップレスデシモのペン先を並べてみます。

キャップレスとキャップレスデシモのニブ

形状はまったく一緒。

ただ、色は違います。

キャップレスはゴールド。

キャップレスデシモはシルバーです。

材質は同じなのですけれどね。

どちらも18金のペン先です。

ペン芯を軸から取り出してみます。

ペン芯は同じキャップレスとキャップレスデシモ

色の違いは、たった今述べた通り。

そして、ペン芯自体の形状はまったくの同一。

互換性のある同じ機構のペン先

ん?

ということは…。

このペン先…

キャップレスのニブ

あれ?

いけそうですね。

はい。

互換性のあるキャップレスとキャップレスデシモのペン芯

互換性あります。

キャップレスのペン芯とキャップレスデシモのペン芯は交換可能。

つまり、字幅の太さを変えられるということ。

筆者のキャップレスはFニブ。

細字です。

キャップレスデシモはMニブ、太字。

ペン芯を交換すればキャップレスはMニブを、キャップレスデシモはFニブにて使用可能になります。

字幅を変えたいがためにキャップレスを買い足す…。

大いにアリです。

書き味が変わってマンネリを防げます。

価格

価格も比較。

キャップレスは41,800円。

キャップレスデシモは30,800円。

あくまでも参考価格ですが、キャップレスデシモの方が安価です。

とはいえ、高価は高価。

しかし、昨今、万年筆の価格はどんどん高騰こうとうしていますから、今が最安値。

買えるときに、手に取れるときにゲットするのが得策です。

キャップレスとキャップレスデシモ比較
キャップレス
キャップレスデシモ
軸径

13.4mm

太め

12.0mm

細め

重量

32.57g

重め

21.27g

軽め

キャップレスとキャップレスデシモはそれぞれこんな人におすすめ

これまでにキャップレスとキャップレスデシモの違いを解説してきました。

それぞれどんな人におすすめなのかは見えてきているでしょう。

あえて言語化するなら、以下の通り。

太軸でズッシリとした筆記感が好みならキャップレス
軽量でライトな書き心地が欲しいならキャップレスデシモ

がそれぞれおすすめです。

万年筆らしい重厚な「書く体験」をしたいならキャップレス。

キャップレスで書く男性

ボールペンのような実用面を求めるならキャップレスデシモ。

キャップレスデシモで書く女性

明確に差があります。

自分の使い方に合ったキャップレス、あるいはデシモを選んでみてください。

重厚な手なじみのキャップレス|スリムなキャップレスデシモ

本記事ではキャップレスとキャップレスデシモを比較しました。

キャップレスとキャップレスデシモは、どちらもノック式の万年筆。

しかし、軸径と重量は違います。

無印版のキャップレスは軸が太くズッシリとした重みがあり、

  • 万年筆を使っている実感

があります。

それでいて、キャップがわずらわしい人におすすめ。

一方のキャップレスデシモは、細軸で軽量。

ノック式の利便性と相まって、

  • 実用性に特化した万年筆

です。

ボールペンでは物足りないけれど、書きやすさは捨てられない人におすすめです。

自分の好みに合わせて選んでみてください。

筆者のように、2本どちらもゲットするのも大いにアリですよ。

明確に違う万年筆ですからね。

それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。

ご覧いただき、ありがとうございました!

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高級筆記具の一部を下記の記事で紹介しています。ぜひご覧ください。

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