そんなときにチェックしたいのがシャンブレーシャツです。
生地の表情豊かなシャンブレーシャツは通常のシャツとは違った雰囲気。
カジュアル寄りな印象を持ちつつ、とはいえ、シャツなのでカッチリ感もあり。
日本のアパレルブランド、キャプテンサンシャインのシャンブレーシャツは軽やかな薄手の生地を使ったアイテム。
サラリとした着心地で着ていて気持ちが良いシャツです。
薄手とはいえ、透け感はほとんどなく夏場に着るシャツとしても活躍します。
上品なオーソドックスなシルエットのため、合わせるボトムスやジャケットを選びません。
本記事ではキャプテンサンシャインのシャンブレーシャツの詳細と着用感をレビューしました。
- おすすめのシャンブレーシャツが知りたい
- シンプルすぎない気の利いたシャツが欲しい
- キャプテンサンシャインのシャンブレーシャツの詳細を見たい
シンプルなシャツに飽きた…気の利いたシャツが欲しい
ファッションの定番アイテムがシャツです。
フォーマルな服に分類されるシャツはシンプルなものが一般的。
- 無地のオックスフォードシャツ
- スーツと合わせるワイシャツ
が良い例です。
上記は使いやすいアイテムですが、毎日同じようなシャツを着ていると飽きが来ます。
シンプルなシャツは使いやすいですが、悪く言えば面白みがありません。
と思いますよね？
同じシャツというジャンルでも柄シャツだったり、ワイドシャツだったり。
種類は多様です。
モノによってはカジュアルすぎてシャツ本来のフォーマルさを崩し過ぎることがあります。
例えば。
ネルシャツはカジュアルアイテムの典型的な例です。
そんな要望に応えるのが、
- シャンブレーシャツ
です。
風合い豊かなシャンブレーシャツ
シャンブレーとは経糸に色糸、緯糸に白糸を使い、平織りで織った生地を指します。
シャンブレーを使ったシャツがシャンブレーシャツ。
ちなみに、同じ糸で綾織りするとデニム生地になります。
シャンブレーシャツとデニムは親戚のような立ち位置ですね。
織り方が違うものの、色糸と白糸を使うのは同じなのです。
デニムと同じようにシャンブレーもまた、生地の表情が豊か。
立体感のある生地に仕上がっています。
そんなシャンブレーを使ったシャツを仕立てれば、当然、シャツ自体の風合いも奥行きのあるものになるのは道理。
定番のインディゴ染めのシャンブレーシャツは、無地のワイシャツやオックスフォードシャツに比べ、カジュアルな印象が少なからず備わっている印象。
ですが、完全にカジュアルということでもなく。
フォーマルさが残っているため、カッチリ感を纏いつつも、どこか抜け感のある雰囲気を演出できます。
休日のスタイリングはもちろん、オフィスカジュアルシーンでも違和感なくなじむ、便利なシャツです。
1枚持っておくと何かと重宝します。
キャプテンサンシャインのシャンブレーシャツ
シャンブレーシャツと一口で言ってもピンキリです。
上質なアイテムもあれば、生地がペラペラで破れやすい上に色が抜けやすいアイテムもあります。
ハズレを引きたくありませんから、しっかり吟味するのが重要。
気の利いたシャツが欲しい人におすすめなのがキャプテンサンシャインのシャンブレーシャツ。
こちらです。
グレーのカラーリングが渋いシンプルなシャンブレーシャツ。
価格は29,700円。
高価ですが、日本製で品質は確か。
バックショットはこちら。
ただただサイレント。
気持ち良いほどシンプルですが、シャンブレーの表情が際立つ要素に。
逆に個性が光っています。
付属品として共布とボタンが付属。
共布は地味に便利。
試しに洗濯して生地のヨレ感を見たり、色落ちの程度を見たり。
シャツが破れた際の補強用の布としても活躍します。
ボタンが外れてどこかに行ってしまう、なんて事態が起きたときのために予備のボタンが付いているのも嬉しいポイントです。
ちなみに、サイズは38を選択。
Mサイズ相当です。
170cm、70kgの筆者が着た様子は後ほどお見せするとして。
生地はコットン100%。
軽やかにサラリと着れて、着心地が良いシャツです。
薄手ではありますが、インナーの透けは気にならないレベル。
ちょうど良いバランスのシャンブレーシャツです。
次の項目からディティールを見ていきます。
シャンブレー生地
キャプテンサンシャインのシャンブレーシャツの生地は、インディゴ染めしたオーガニックコットンを使用。
超長綿を経糸に使った、高密度のシャンブレー生地です。
白い緯糸が表情を豊かにしています。
触ると非常に柔らか。
超長綿ならではのハリ感と控えめなツヤを放ちます。
なんとも上質な仕上がりです。
空気を含んだ膨らみを感じる風合い。
ビンテージっぽさがあり、立体感のある表情を演出。
裏側の透け感はこんな感じ。
着てみると分かりますが、インナーは意外と見えません。
清潔感高く、それでいて涼しくさわやかに着れるシャツです。
デザインディティール
続いて、シャツの細かなディティールを見ていきます。
襟元はシンプルな形状で主張控えめ。
左胸にはさりげないデザインのポケット付きです。
ボタンは貝ボタンを採用。
光沢が美しい、高級シャツの定番の仕様ですね。
プラスチックではなく、天然素材ゆえの満足感を味わえます。
貝の光沢がなんとも上品。
外からは分からない部分ですが、着て気分の上がる意匠です。
袖口はボタン1つ留め仕様で非常にシンプル。
ロールアップして着るのもおすすめです。
縫いが丁寧で上質な作りなのが分かります。
シルエット
裾はラウンドカット。
着丈は長めでリラクシンなシルエット。
タックインしても収まりが良く、着こなしの変化を付けて楽しめる1着です。
背面は幅にゆとりがあり、ジャストすぎないラフなシルエットを生み出す要因に。
休日スタイルに取り入れやすい空気感を作っていますよ。
ドメスティックブランドのキャプテンサンシャイン
キャプテンサンシャイン（KAPTAIN SUNSHINE）は、日本のアパレルカジュアルブランドです。
児島晋輔氏がデザイナーを務めるドメスティックブランド。
トラディッショナルな雰囲気やフィールドウェアなどの要素を重視し、旅へ行きたくなる1着が見つかります。
キャプテンサンシャインの特徴は、上質な原料から作る素材へのこだわりと日本の工場の確かな縫製で作りの良さを追求している点。
それでいて、ガシガシ洗濯できる気軽な日常着のポジションに収まります。
日々の暮らしを豊かにする服が揃うブランドです。
キャプテンサンシャインのシャンブレーシャツを着てみた
ここで、キャプテンサンシャインのシャンブレーシャツを着てみます。
こんな感じです。
シンプルな1着。
ですが、シンプル過ぎず。
シャンブレーの風合いがシャツに表情を持たせています。
こなれ感が良い感じに演出できました。
袖をロールアップするとより軽快な印象に。
春や夏の時期でもさわやかに着こなせます。
バックショットはこちら。
ゆとりある身幅のおかげでふんわりしたシルエットに仕上がっています。
こなれ感のある大人のスタイリングが可能です。
ジャケットを羽織るとカッチリ感が増します。
ジャケットとシャツ、王道の組み合わせです。
キャプテンサンシャインのシャンブレーシャツもジャケットとの相性は抜群。
間違いありません。
グレーのチノパンと合わせてカラーをまとめるのもおすすめ。
足元に革靴を持ってくるとスタイリッシュなカッチリコーデが完成します。
とはいえ、フォーマルすぎないので休日スタイルになじむスタイリングですよ。
キャプテンサンシャインのシャンブレーシャツの魅力は軽やかな着心地と豊かな生地の表情
本記事ではキャプテンサンシャインのシャンブレーシャツをレビューしました。
日本のブランド、キャプテンサンシャインは日常使いしやすいシンプルで動きやすい上質な洋服を取り扱っています。
シャンブレーシャツは、カッチリし過ぎたシャツに不満を持つ人の心の穴にハマるアイテム。
キャプテンサンシャインのシャンブレーシャツは生地の豊かな風合いにジャスト過ぎないゆるめのフィット感。
ほど良い抜け感のあるシャツに仕上がっています。
スーツに合わせるワイシャツに飽きたとき、ジャケットの下に合わせて若干のラフさを出すも良し。
休日コーデとして、ジーパンやワークパンツと合わせても良くなじみます。
何かと使い勝手の良いシャツです。
フォーマルすぎないシャツの便利さをキャプテンサンシャインのシャンブレーシャツは教えてくれますよ。
1着といわず、色違いでもう1着欲しくなる優れた逸品です。
気になった人はぜひチェックを。
それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました！
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