当ブログ内でちょこちょこ紹介しているポータークラシック。
日本のブランドです。
ポータークラシックを語るとき、散見されるのがポーターとの混同であるのはまごうことなき事実。
ポーターは吉田カバンが展開しているバッグブランド。
「鞄といえば」な大定番がポーターです。
ここで、ポータークラシックとポーターは名前がかぶっているので、
なんて思われがち。
ですが、それは違います。
詳しく述べれば、ポータークラシックとポーターは関係があるブランド同士ではあるのですが、コンセプトや展開するアイテムは異なります。
ポーターは知っての通り、日本を代表するバッグブランド。
一方のポータークラシックはバッグだけでなく服も…、というより、服中心のファッションブランドです。
2つのブランドの関係性はこの記事内で詳しく説明するとして、覚えてもらいたいのはポータークラシックとポーターはまったく別のブランドということ。
本記事ではポータークラシックとポーターの違いを解説します。
- ポータークラシックとポーターの違いを知りたい
- ポータークラシックってどんなブランド?
日本のブランド|ポータークラシック
この記事で言及するポータクラシック。
まずは、ポータークラシックの特徴を述べますね。
ポータークラシックは日本のブランドです。
アパレルや革小物、バッグを主に展開。
ファッションブランドとしての地位を築き上げています。
2007年に設立。
メイドインジャパンにこだわり、
- 世界基準のスタンダード
をコンセプトとしてモノづくりをしているブランドです。
ポータークラシックの洋服は高い人気を誇ります。
というのも、日本製の品質の高さとリラクシンなシルエットが多くの支持を得ているから。
ポータークラシックの洋服の中でも特筆すべきは以下のシリーズ。
上記2つのシリーズはブランドを代表するアイテムであり、即完売するアイテムも多い、屈指の人気シリーズです。
ポータークラシックの刺し子
刺し子は東北地方発祥の縫製技術。
- 物を大切にする心
から生まれた、衣類にまつわる技術です。
重ね合わせた布に、補強や保温を目的として刺し縫いしたものが刺し子。
ほつれた部分に布を重ねて刺し子をし、丈夫にすることで長く大切に使う技術です。
ポータークラシックはその技術をブランド独自で研究し再現。
さらにはファッションとして昇華。
現在では、
といって過言ではない定番アイテムになっています。
ポータークラシックの剣道
そして、刺し子と並ぶ2大巨頭のもう1つが剣道シリーズ。
剣道シリーズは、まさしく剣道で使う、
- 剣道着
をモチーフとして開発しています。
ポータークラシックの剣道シリーズの服は、最高級品質を誇るスビンゴールドコットンやシーアイランドコットンなどの上級綿を使用。
さらに、その上級な綿をインディゴで染めた糸をもとに生地を作り、洋服に仕立てています。
剣道生地はインディゴの色味と質感があいまって、一見デニムのように見えるのが特徴です。
しかし、実際には似て非なるもの。
ポータークラシックの剣道生地は柔らかで凹凸のある触り心地。
そして、使い込むうちに生地の表情が変化していきます。
経年変化を楽しめる点はデニム生地と同じ特徴ですね。
味わい深い剣道生地の質感によって、刺し子と人気を二分するポータークラシックの定番アイテムです。
ポータークラシックの服の特徴
ポータークラシックの洋服は、ブランド立ち上げ時から一貫してリラクシンシルエット。
ポータークラシックの服はリラクシンなゆとりのあるサイズ感で、フレンチワークを彷彿とさせるテイストを加えたアイテムが多いのが特徴です。
着こんでいくうちに生地の変化が楽しめる丈夫な作り。
そして、流行に左右されない飽きのこないデザイン。
そのおかげで数年、10数年と長く愛用できるアイテムです。
男性、女性問わず着る人の性別を問わないのもポータークラシックの良いところ。
ポータークラシックの服は、昔と今、そして未来においても、
- いつでも格好良い
という、時代に左右されない格好良さを追求した思いが込められています。
それがポーター「クラシック」の名前の由来。
普遍的なもの、変わらない格好良さを追求しているのがポータークラシックなのです。
ポータークラシックはポーターの亜種?
さて。
ここからがこの記事の本題です。
という点。
結論として、ブランドとしてはまったく関係ありません。
それぞれ独立したブランドです。
しかし、ポータークラシックの興りとしてはポーターの存在は欠かせません。
というのも、ポータークラシックの創業者はポーターを手掛ける吉田カバンの創業者一族出身だから。
ポータークラシックの創業者は吉田克幸氏とその息子の吉田玲雄氏です。
そして、ポーターを展開する吉田カバンの創業者は、吉田吉蔵氏。
そう。
同じ苗字です。
これは単なる偶然ではありません。
吉田カバン創業者の息子の一人がポータークラシックを創業した吉田克幸氏なのです。
つまり、同じくポータークラシックの吉田玲雄氏は吉田カバン創業者の孫にあたります。
ポータークラシックを創業した吉田克幸氏は過去、吉田カバンのデザイナーとして活躍。
長年に渡って鞄の企画で名品を生み出してきた人物。
1981年には、ニューヨーク・デザイナーズ・コレクティブのメンバーに日本人で初めて選出された経歴を持つ、凄腕デザイナーです。
ポータークラシックとポーターは吉田カバンの創業者として関わりは確かにあるのですが、ポータークラシックとポーターとの大きな違いの1つに、
- ポータークラシックには洋服の取り扱いがある
ことがあります。
ポーターはあくまでもカバンや小物。
ポータークラシックにはカバンや小物はもちろん、洋服の展開があるのです。
ポータークラシックの洋服の特徴は先ほど述べた通りですが、これがポーターとの大きな違い。
創業者の克幸氏と玲雄氏のこだわりである、
- 格好良いものの追求
の一環としてポーターで培ったカバン作りだけでなく、洋服にいたるまで、スタイルを突き詰めるアイテム作りをしています。
ポータークラシックとポーターとの違い、イメージできたでしょうか?
ポータークラシックの上質で満足度の高い製品たち
筆者はポータークラシックの大ファン。
ゆえに、これまでにいくつものアイテムを購入してきました。
バッグはもちろん、服、アクセサリー、ファッション小物まで。
日々愛用する中で感じたことや使用感を当サイト内でレビューしています。
これまでのポータークラシックの解説で少しでも興味が出たのなら、ぜひチェックしてみてください。
ポータークラシックはポーターにルーツを持つもまったく違うブランド
本記事ではポータークラシックとポーターの違いを解説しました。
ポータークラシックとポーターはまったく違うブランドです。
しかし、ルーツは同じ。
ポーターを展開する吉田カバンの創業家一族が展開しているブランドがポータークラシック。
吉田カバンでデザイナーとして長年活躍した吉田克幸氏がその経験を活かして、新たなモノづくりのために息子の玲雄氏と立ち上げた背景を持ちます。
- ポーター
- ポータークラシック
名前が似ており、確かにポータークラシックはポーターのDNAを受け継いでいるブランドではあるもののコンセプトは異なり、カバンに限ったブランドではありません。
ポータークラシックは普遍的な格好良さを追求する、まさにクラシックを追い求めているブランドです。
生き方や佇まいを意識し、クラシカルな雰囲気作りをサポートしてくれるアイテムが揃っているのがポータークラシックの特徴。
カバンが欲しいとき、
- とりあえずポーターを見ておけば安心
といったイメージを持つポーターとは一線を画した、こだわりの強い人にこそおすすめしたいブランドがポータークラシックです。
ブランドを理解すれば、ポータークラシックのアイテムの使いこなし方も変わってくるというもの。
ポータークラシックのアイテムを楽しむためにこの記事が参考になれば嬉しいです。
それでは、今回はこの辺で。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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