時計は世の中にたくさんの種類があります。
あなたはどういった時計を使っていますか?
大人のステータスとしての意味合いも持つ時計は、嗜好品として愛好家が多い分野。
ですが、それらとは一線を画した、
- 実用性に特化した時計
もあります。
嗜好品としての時計はスイス時計を筆頭に超高額なものが多いですが、実用時計は日常で気兼ねなく使える、お手軽な価格のモデルがほとんどです。
そんな実用時計にも多くの種類の時計がありますが、その中でも抜きんでた存在の時計の一種がGショックです。
Gショックのモデルの1つ、GW-5000-1JFは6角形ベゼルが特徴のタフなソーラー時計。
日常でガシガシ使える実用時計です。
本来のウレタンバンドをメタルバンドに交換して雰囲気を変えることもおすすめ。
印象を変えるためにバンドで遊ぶのも一興です。
本記事では実用時計の最高峰と言っても過言ではないGショックの特徴をGW-5000のレビューと共に紹介します。
Gショックは高機能な実用時計
G-SHOCK(ジーショック)とは、カシオ計算機株式会社が1983年から販売している腕時計のブランド。
G-SHOCKの『G』は、英語で重力を意味するGravity(グラビティ) から名付けられたことは有名です。
Gショックにはいくつもの優れた機能があります。
その中でも、僕が魅力に感じている機能を紹介します。
魅力①:耐衝撃性
Gショックの最大の魅力はなんと言っても、耐衝撃性です。
どんな「G」、つまりはあらゆる衝撃にも耐える時計。
そういうイメージがGショックにはあります。
- 落としても壊れない
そんな安心感を与えてくれる時計は、世の中数々の時計があれど、Gショックは別格の存在感を放っています。
その耐久性の秘密は、心臓部のモジュールをポイントで支えることで、
- ケースから浮遊させる中空構造
と外装に、
- ポリウレタン製の耐衝撃材
を採用することで達成されています。
Gショックの開発前までは、時計に耐衝撃性を求めるという概念はあまり無かったそうですから、Gショックの登場はいかにセンセーショナルであったかは想像に難くありません。
魅力②:耐水性
また、Gショックは耐水性に優れています。
Gショックは多くのモデルで、20気圧防水機構を備えていますので、日常生活で全く支障なく使用できるばかりでなく、水泳等の完全な浸水環境であっても気兼ねなく使えます。
あ、スキューバダイビングには耐えられません。
そこは注意を。
ですが、ダイビング用のより耐水性のあるモデルがラインナップされていますので、使用環境によって、適したモデルを選べます。
豊富な商品群もGショックの魅力です。
魅力③:ソーラー充電
時計で気になるのは、その動力源です。
機械式時計はゼンマイや錘を使用して動きますので、そのための巻取り動作を行わなかったり、時計を長期間身に着けていなかったりすると、停止してしまいます。
電気式時計は電池で動きますので、その電池が切れると交換作業が必要に…。
どちらの種類の時計も動力源の確保が面倒と感じることが多いです。
Gショックは電池式時計ですが、電池は電池でも、ソーラー充電が可能な電池を使用しているモデルがほとんど。
光に当てると勝手に充電してくれるので、面倒なゼンマイの巻取りや電池交換が不要なんです。
Gショックのソーラー電池は太陽光はもちろん、 蛍光灯などの光を動力に変換するカシオ独自のソーラー充電システムを搭載しています。
そのため、よっぽど暗所に長期間保管していない限りは、電池切れを起こすことはありません。
ただ、予期せぬ故障で電池交換を余儀なくされる場合もあります。
魅力④:電波受信
Gショックは「マルチバンド6」という標準電波受信機能も備えています。
標準電波受信機能とは、内蔵の小型アンテナで時刻情報が乗った標準電波を受信して、時刻を自動修正する機能のこと。
高感度アンテナを搭載しているため、タフさを確保しつつ、世界中の電波を安定受信することが可能となっています。
時刻合わせがいらない、常に正確な時刻を知ることができるこの機能は、一度使用すると、もうこの機能なしの時計は使えないとさえ思ってしまうほどです。
GショックのGW-5000-1JFをレビュー
この項目ではGショックの1種を紹介します。
それがこちらです。
Gショックのオリジンタイプ。
- GW-5000-1JF
です。
オリジン型のベゼル形状
1983年に誕生したG-ショック初号機がDW-5000Cというモデル。
そして、そのデザインがスクエア型であったということから、このような形をGショックのオリジン型といいます。
そんなGショック伝統のオリジン型を継承している時計がGW-5000-1JFです。
1980年代に登場した初代モデルであるDW-5000を基に、最新の技術を搭載したのがこちらのモデル。
ベゼルの形はカシオスタンダード、いわゆるチープカシオにも通ずるものを感じるデザインですね。
電波受信機能
この時計はメタルケースを採用しているのですが、先ほど紹介した電波受信機能は金属に吸収されることによって阻害されてしまいます。
ですので、このモデルは電波を通しづらく電波受信には不利になるのですが…。
それにもかかわらず、世界6局の標準電波を受信機能を搭載しています。
試しに電波受信してみます。
液晶画面右上の「RC!」が受信中の合図です。
電波受信による時刻合わせが完了すると、左上に「RCVD」と表示されるので分かりやすいです。
受信しにくい場合は、屋外で電波受信モードにすると受信しやすくなります。
上の図の電波レベルが高いほど受信しやすくなります。
低|L1<L2<L3|高
屋外だと難なく受信できますよ。
カシオの高い技術が電波受信を可能にしたのですね。
スクリューバックを採用
GW-5000-1JFの裏側はスクリューバック仕様になっています。
スクリューバックとは時計の裏ブタがねじ込み式になっている仕様のこと。
堅牢性や耐水性が高いのが特徴です。
ただ、高コストになりがちなので、Gショックすべてのモデルに採用されているかというとそうではなく。
一部のモデルにのみ採用されています。
モジュール名は3159。
中央には「MADE IN JAPAN」の文字が刻まれています。
日本製なのは嬉しいポイントです。
GW-5000-1JFのスクリューバックには耐摩耗性を強化する、
- DLC(ダイヤモンドライクカーボン)処理
が施されており、さらにミラー加工もプラスされ、上質感漂う雰囲気をまとっています。
美しい鏡面です。
DLC加工によって傷が付きにくくなるだけではなく、金属アレルギーも引き起こしにくくなります。
ウレタンバンド
バンドには装着感の良いソフトウレタンが使用されており、抜群の着け心地。
しなやかに腕を覆います。
ウレタンは加水分解でボロボロになりやすいのが心配ですが…。
GW-5000-1JFは問題なし。
使用6年目の現状でも、分解は見られません。
黒のバンドはシックで合わせるファッションを選ばず、使いやすいです。
バンドにはサイズ調節用のホールがたくさん設けられています。
サイズに融通が利くので老若男女のすべての人が着用できますよ。
時計以外の機能
GW-5000-1JFには時計表示以外の機能を備えています。
横のボタンを押すと…
世界の主要都市の時刻が見れたり…
アラーム設定ができたり…
ストップウォッチ機能も。
様々な便利機能を持つGショック。
頼れる1本です。
着用図
では、Gショックを腕に着けてみます。
ブラックの落ち着きのある見た目なので、服装を選ばず着用しやすいのが特徴。
厚みのあるカジュアルな印象です。
機能的にも見た目にもタフな時計が欲しいならGショックのGW-5000-1JFをチェックしてみて下さい。
GW-5000-1JFのバンドをメタル製に交換すれば高級感が増す
GW-5000-1JFのバンドはウレタン製。
しなやかな巻き心地が魅力です。
ただ、使用に伴い加水分解が進行。
ヒビや亀裂が入ってきます。
ウレタン素材の宿命です。
10年程度使い続けているとウレタンバンドが劣化して千切れます。
日常的にガシガシ使っていれば、避けようがありません。
では、ウレタンバンドが千切れてしまったとき。
どうするかといいますと…。
バンド交換すればOKです。
バンド交換キットが販売されているので、それをゲットすれば自宅に居ながらバンド交換可能。
バンド劣化の機にメタルバンドに交換すれば、一気に高級感が増し、新たな気持ちで長年の相棒であるGW-5000-1JFを愛用できます。
かくいう筆者も、数年使い続けたのちメタルバンドへ交換しました。
高級かつ質実剛健な印象が高まり、別の時計かと思うほどの格好良さを放ちます。
気持ちのマンネリにも効果あり。
お気に入りのGW-5000-1JF、まだまだ使い倒せます。
まさに一生モノです。
日常をG-SHOCKとともに過ごす
本記事ではGショックの特徴とGW-5000-1JFの詳細を紹介しました。
長らくGショックを使っていて思うことは使うほどにGショックへの信頼感が増していく点です。
多少雑に使っても問題ないタフさ、電池交換不要なソーラー充電、時刻合わせも自動でしてくれる…。
便利すぎて、他の時計を着けている時には不便さを感じてしまうほどです。
そのくらい、Gショックはヘビロテしています。
また、その見た目のカジュアルさから、日常のファッションへも溶け込みやすく、
- 時計が浮く
ということもまずありません。
ファッション的な観点からも、Gショックの利便性を享受できます。
カラーバリエーションが豊富なのも嬉しいポイント。
まだGショックを使ったことがない人は、ぜひ1度試してみてください。
Gショックの多機能性に驚くこと間違いなしです。
それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!
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