あなたはどんな時計をお使いですか?
外出先で時間が分からないと何かと不便。
その場でパッと時間を知れると、待ち合わせなどに遅れずにすむので便利です。
携帯できる小型の時計は持っていると役立ちます。
とはいえ、時計に関してはいろいろな考え方がありますね。
- 最近はスマホで時間が分かるから使ってない
という人。
- いつも腕時計を身に着けている
という人もいるでしょう。
多くの人はスマホか腕時計を使っていると思いますが、懐中時計もまた、携帯して時間を見れる時計の一種です。
便利さでいえば腕時計やスマホにはかなわない懐中時計。
にもかかわらず、愛好家の方々がたくさんいらっしゃいます。
なぜなら、懐中時計には使う楽しさ・持つ喜びがあるから。
懐中時計は腕時計やスマホにはない満足感が得られるのです。
便利な世の中だからこそ、
- ひと手間かかる懐中時計が愛おしい
そんな感覚。
アクセサリー的な要素として、ファッションアクセントにもなる懐中時計。
この記事では、ポータークラシックの懐中時計「BLACK FACE POCKET WATCH」をご紹介しつつ、懐中時計の魅力を語ります。
- 懐中時計ってどんなところが良いの?
- 腕時計にはない懐中時計の魅力って?
- ポータークラシックの懐中時計のディティールが知りたい
懐中時計ってどんな時計?
懐中時計は時計の中では使う方が比較的少ないです。
ということで、まずは懐中時計とはどんな時計なのかをご説明します。
懐中時計はその名の通り「懐」の「中」に入れられる時計。
ジャケットの内ポケット、あるいはパンツポケットなどにサッと入れて持ち歩ける小型の時計です。
400年以上前から当時の貴族を中心に使われてきた懐中時計は、腕時計が登場するまで外出先で時間を知るための主な時計でした。
腕時計が使われ始めてから懐中時計はマイナーな存在となりますが、いつの時代も一定の支持を集め、今日までクラシックな雰囲気を保ちながら愛用され続けています。
懐中時計の特徴として、文字盤はアナログ式がほとんど。
竜頭にはフックが設けられ、チェーンやひもを通せるようになっており、それらチェーンやひもの片側を服に取り付けることで、落下を防ぎつつ携帯可能な時計です。
懐中時計のシェアは大部分が腕時計に奪われて久しいです。
加えて、特に現代社会ではスマホが普及し、時間を見るのも手軽に・便利になりました。
そんな時代を背景に、懐中時計の必要性は低下し、実用時計としての側面は失われつつあります。
懐中時計で時間を見るためには、手に持たないと見れませんから手間は手間ですね…。
しかし、金属アレルギーで腕時計が付けられない方や仕事の関係上、腕時計やスマホを携帯できない方にはとても便利な時計でもあります。
懐中時計の魅力とは?
懐中時計は一部の方には実用性を兼ね備えた時計なのですが、やはり腕時計やスマホの方が便利と感じる方が多数です。
しかし、それでも懐中時計には一定の愛好家やファンの方々がいます。
それはなぜかといいますと、
- 懐中時計には懐中時計にしかない魅力がある
からです。
懐中時計はデザインが美しく洗練されたものが多く、装飾品としての側面が強いです。
時刻の確認のみならず、時計自体を眺める楽しさがあります。
時計の動作機構(ムーブメント)は機械式で手巻きが多め。
- 時計の動作をゼンマイの戻る力で駆動させる方式の一つ
- 手動で竜頭を回しゼンマイを巻き上げる
手巻きの動作機構はゼンマイを最大限巻き上げても数日しか持たないため、頻繁に竜頭を回す必要があります。
一見、手間に感じますが…。
それが良いのです。
便利な時計ならば、それこそ腕時計やスマホを使えばOK。
定期的に巻き上げなければいけないからこそ、そこに懐中時計の魅力があります。
竜頭を回すたびに、
- 自分は懐中時計を使っている
と実感し、嬉しくなるのです。
これは革製品をお手入れするたびに愛着が増す感覚に似ています。
- 手間をかけるからこそ愛おしい
使う喜びを感じられるのが懐中時計の魅力です。
それゆえに、懐中時計は世界中に愛好家の方々がいらっしゃるのですね。
時計は時間を読むための道具ですが、懐中時計の機能は決してそれだけではありません。
- 持つ喜び、使う楽しさを感じる時計
それが懐中時計です。
ポータークラシックの懐中時計「BLACK FACE POCKET WATCH」
ここからは実際に商品展開されている懐中時計のご紹介に移ります。
こちら、ポータークラシック(Porter Classic)の懐中時計。
「BLACK FACE POCKET WATCH」です。
日本のファッションブランドであるポータークラシックのオリジナル懐中時計。
昔ながらの伝統的な懐中時計をモチーフにした時計です。
太平洋戦争時、空挺部隊で使われていた100式飛行時計とよく似たデザイン。
モノづくりに徹底的にこだわるポータークラシックらしい、手作業により作られた可愛らしくもあり美しい逸品。
手に持つと肌で感じる塊感。
良いですね~。
これは。
外観はオープンフェイス。
- フタのない標準的なデザインの懐中時計
- フタ付きの懐中時計は「ハンターフェイス」と呼ぶ
時計のサイズは以下の通り。
- 幅50×長さ65×厚み10(mm)
ポータークラシックの懐中時計の文字盤
文字盤はブラックで数字が淡い黄色。
コントラストがついて見やすい仕様です。
アラビア数字なのも視認性を高めている要因に。
ちなみに、懐中時計の文字盤は手描き。
ポータークラシックおなじみのアーティストであるmimoeさんのデザイン。
昔の古い懐中時計はほとんどが手描きであり、当時の時計をモチーフとして作られた文字盤です。
ポータークラシックのブランドロゴにも使われている、ピースマークが優しい雰囲気を醸し出しています。
- 平和のシンボルとして世界中で使われているマーク
- 円の中に鳥の足跡のようなデザインを施した形
ハートマークがあしらわれており、茶目っ気もありつつ。
見ているだけで楽しいデザインの文字盤です。
ポータークラシックの懐中時計のケース
懐中時計のケースは強い光沢を放ち高級感抜群です。
ケースには厚みがあり、重厚な雰囲気が感じられます。
竜頭は12時方向に位置し、定番かつシンプルなデザインで回しやすく使いやすい仕様に。
シルバーのきらめきがブラックの文字盤を引き立ててくれます。
格好良いですね!
ポータークラシックの懐中時計の動作
ポータークラシックの懐中時計、肝心の動作機構(ムーブメント)は機械式の手巻き仕様。
竜頭を回すことで時計内部のゼンマイが巻き上げられ、そのゼンマイが戻る力で時計を動かす駆動力を生み出す仕組み。
この竜頭を回す動作が楽しいのです。
時計の秒針は、機械式ならではの連続的な滑らかな動き。
文字盤をすべるように動くスイープ秒針。
クオーツ時計のステップ式の断続的な動きとはまた違った味わい深さがあります。
機械式の秒針は、いつまででも見ていられる魔力的な何かを感じます。
手巻きで動くムーブメントですが、振動が加わるとゼンマイが巻かれる自動巻き機構が付いています。
腕時計には付いているとありがたい自動巻き機構。
振り子のように揺らすと時計は動くのですが、懐中時計だとあまり出番はないかもしれませんね。
手巻きで使うのが基本になるでしょう。
時間合わせは竜頭を引き出して調整する仕様。
調整後は竜頭を押し込んで時間合わせ終了。
ポータークラシックの懐中時計のその他仕様
竜頭周りはフックになっているため、チェーンやひもを通して時計と衣服と繋げます。
懐中時計は落下防止のため、ウォッチチェーンを付けて使用するのがクラシックスタイル。
ジャケットの内ポケットやベストやパンツのポケットに懐中時計を入れて使うのがスタイリッシュで格好良いです。
ブルーナボインのシルバーウォレットチェーンや…
キーホルダーに取り付けても良し。
フェイクパールのウォレットチェーンにも好相性です。
ナスカンでバッグに取り付けるのも面白いですね。
工夫次第で様々な楽しみ方ができます。
チェーンを付けてベストのポケットに入れる、クラシックスタイルを表現するのも面白いです。
腕時計ではなく、懐中時計で時間を確認するのが粋ですね。
外に出るのが楽しくなる、こだわりアイテムです。
そして、信頼と実績の日本製。
使って楽しい!懐中時計は持つ喜びを与えてくれる
本記事ではポータークラシックの「BLACK FACE POCKET WATCH」をレビューしつつ、懐中時計の魅力をご紹介しました。
腕時計やスマホで簡単に時間を確認できる便利な現代社会。
それらに比べれば、懐中時計は便利とは言いがたいです。
ですが、だからこそ良い。
その不便さが愛着を湧かせ、使う楽しさや所有する喜びを感じさせてくれる…。
懐中時計にはそんな魅力があります。
ポータークラシックのBLACK FACE POCKET WATCHは、昔ながらの懐中時計のスタイルを取り入れつつもブランドのこだわりを詰め込んだ逸品。
手書きの文字盤に丸みを帯びた可愛いケース。
メイドインジャパンの信頼も。
手でゼンマイを巻き、時を刻む…。
そんな贅沢なひと時を味わえるのが懐中時計の良いところ。
一生付き合っていきたいと思わせてくれる懐中時計です。
それでは、今回はこの辺で。
少しでもご参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!
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