岐阜県への観光旅行を考えているなら。
恵那峡は行っておくべきスポットです。
元々の自然とダム開発のシナジーが織りなす、美しい景観を楽しめます。
日本有数の景勝地ですからね、恵那峡は。
で。
観光に行く際には必ず、
との話になります。
恵那峡付近で泊まるならおすすめしたいのが、
- 恵那峡温泉ホテル ゆずり葉
です。
ゆずり葉は恵那峡にある宿。
旧かんぽの宿で、リニューアルオープンした経緯を持つホテルです。
ゆずり葉の最大の特徴は全室で恵那峡ビューが堪能できること。
それでいて、リーズナブル。
さらに、飛騨牛をはじめ岐阜の食材を思う存分楽しめる宿。
恵那峡観光の拠点として活用したいスポットです。
家族連れにはもちろんおすすめ、一方でお一人様でも絶景を楽しめますよ。
本記事では恵那峡温泉ホテル ゆずり葉に実際に宿泊してのレビューを書いていきます。
- 岐阜観光の拠点を探している
- 恵那峡に行くならどこのホテルに泊まるべき？
- 恵那峡温泉ホテル ゆずり葉って実際のところどんな感じ？
恵那峡は日本有数の景勝地
恵那峡は岐阜県の恵那市にある観光スポット。
正確には、恵那市と中津川市を流れる木曽川中流の渓谷を指します。
大井ダム開発によって生まれた景観で、木曽川上流の約10kmの区間が恵那峡。
全国のダム開発は景観を壊すことが多々ありますが、恵那峡は違います。
もともとの自然とダム開発による人工物が見事に融合して誕生した地域。
日本屈指の景勝地です。
恵那峡には奇岩が多く、それらを観光資源として活用。
地質学的にも貴重な場所で、全国に知られています。
多くの人が訪れると言うことは…。
当然、宿泊施設が豊富。
日本全国津々浦々の人々、そして海外からの観光客を広く受け入れているスポット。
それが恵那峡です。
恵那峡温泉ホテル ゆずり葉の詳細
恵那峡観光に行くとき、
と考えますよね？
恵那峡温泉ホテル ゆずり葉は、恵那峡観光の拠点として有力候補です。
というのも、恵那峡に近く、リニューアルした関係で建物がリフォーム済みで新しいから。
快適に過ごせます。
露天風呂から見る恵那峡の眺めは絶景。
もちろん、部屋からも恵那峡ビューが一望。
しかも全室で。
恵那峡の景色を部屋にいながら楽しめるのです。
景勝地を一望しながらゆっくりできる点は非常にポイント高し。
とはいっても、具体的にどんな施設、どんな部屋なのかが気になりますよね？
ここからは夕食、朝食と合わせて、ゆずり葉の詳細をレビューしていきます。
外観
まずは外観です。
恵那峡温泉ホテル ゆずり葉の建屋は、横に長い構造。
この細長い構造が全室で恵那峡が一望可能な理由です。
建物全体がスタイリッシュなデザインで洒落ています。
いわゆる昔ながらの旅館ではなく、気の利いた宿泊施設の印象です。
駐車場は広々。
地下にも駐車場があるので、
なんてことはありません。
後述しますが、地下駐車場はゆずり葉の建屋でいうと1階です。
地上、地下合計で130台駐車可能ですから。
到着が遅れても確実に自車を駐車できるので安心です。
内観
ゆずり葉のロビーは広々空間。
たくさんのソファがあり、ゆっくり過ごせます。
ウェルカムドリンクを楽しめるので、旅行で疲れた体を癒しながら軽く一息つきましょう。
そして、ロビーで特筆すべきはこれ。
恵那峡の景観が一望できます。
ウェルカムドリンクをソファで飲みつつ、恵那峡ビューを楽しめますよ。
展望の右側には中央アルプスの山々。
こんな感じで雄大な自然を感じられます。
景観を彩る館内演出もGOOD。
ゆずり葉のおもてなしへの熱意を感じ取れます。
宿泊客ファーストの感じをロビーで体感できるため、安心して身をゆだねられるというか、期待が高まるというか。
ワクワクします。
また、季節ごとの展示やイベントを開催しており、リピーターにも配慮。
筆者が宿泊した際にはアンブレラスカイ期間中。
子どもが喜び、それを見ている親としても嬉しいイベントでした。
館内図はこちら。
ロビーとフロントは2階。
2階といっても、玄関入り口が2階なので、1階が実質地下扱い。
3階以上は客室です。
客室までの廊下は開放感あり。
自然光を適度に取り入れて、柔らかな空間に仕上がっています。
いよいよ客室へ。
ゆずり葉の部屋は次の項目で紹介しますね。
客室
ゆずり葉の客室はこちらです。
広々とした空間。
筆者が今回宿泊したのは小上がり付きの洋室。
この部屋は定員3人。
筆者は3人で利用したので、小上がりに布団が敷いてありました。
ゆずり葉にはモダンな洋室からゆとりある広縁を備えた和室といった、9種の部屋タイプがあります。
小上がりスペースが付いた客室は、くつろぐ時間を優先したい人におすすめの部屋。
筆者はゆっくり休息したかったので、この部屋を予約した次第。
シモンズベッドが配置された部屋で、ゆっくり就寝できます。
そして、ロビー同様、目の間には恵那峡ビュー。
美しいです。
なんといっても、ゆずり葉の部屋は全室が恵那峡ビューですからね。
日本屈指の景勝地である恵那峡のパノラマ展望を部屋でくつろぎながら堪能できるというわけ。
恵那峡ワンダーランドが目の前。
遊覧船が走る木曽川が眼前に。
何とも爽快。
木曽川と木々が四季の景観を演出。
見ているだけで癒される空間に仕上がっています。
さらに、時間が違えば同じ景色でも新鮮な気持ちで眺められます。
こちらは朝方の恵那峡ビュー。
夜明け頃の静けさと相まって神秘的な景色です。
冬の早朝は木曽川に氷が張っているのが分かります。
四季を感じられ、趣がありますよ。
部屋の入口はこちら。
いたってベーシック。
入ってすぐ左側の棚には電気ポッドと冷蔵庫が。
宿の定番、お菓子付き。
旅館ならではのおもてなし。
嬉しいですね。
ゆずり葉の近くにコンビニはないので、夕食後のお楽しみを残しておきたい人は、ゆずり葉到着前に調達しておきましょう。
アルコールの自動販売機は館内にありますが、種類が限られますからね。
好みのお酒や飲み物、旅先で食べたいなじみのお菓子がある人は、あらかじめ用意しておきましょう。
クローゼットにはハンガーだけでなく、靴磨きブラシも完備。
靴磨き好きの筆者としては触れずにはいられません。
コロンブスの豚毛ブラシです。
履いてきた革靴のブラッシングができるのが嬉しいです。
部屋に着いてから革靴のコンディションを整えられるのは嬉しい配慮。
靴磨き好きとしての意見はここまでにして、と。
続いて、浴室。
ビジネスホテルと同じような感じ。
必要最低限の機能を備えています。
温泉があるので利用しない人の方が多いでしょう。
しかし、諸事情で温泉に入れない人、小さいお子さんがいる人にとっては重要なポイントですから紹介しておきますね。
浴槽の隣には洗面所があります。
温泉から帰ってきたら、使ったタオルは洗面所のハンガーにかけて乾かしておくと良いです。
トイレはウォシュレット完備。
きれいです。
最後に、館内の案内はこちら。
売店と喫茶店は利用時間が設定されているので要確認。
宿泊をより快適で楽しいものとするため、チェックしておきましょう。
チェックアウト時間は7:00～10:00。
ちなみに、鍵返却前でも利用料金の清算が可能。
チェックアウトの時間帯はフロントが混み合うことがあるので、事前清算を利用すると便利です。
温泉
次は温泉の紹介へ。
ゆずり葉の温泉は、客室と同様に恵那峡ビューを楽しめる露天風呂付き。
お風呂場は1日ごとに男女で入れ替え制。
中は広々としてゆったり入れる温泉です。
出典：恵那峡温泉ホテルゆずり葉公式サイトゆとりある大浴場。
ゆずり葉の温泉は四季の景観を楽しみつつ、6種類の浴槽を楽しめるのが魅力です。
- 露天風呂
- 内湯
- 岩風呂
- 打たせ湯
- 薬草湯
- ジャグジー風呂
贅沢なひとときを過ごせます。
出典：恵那峡温泉ホテルゆずり葉公式サイト絶景の露天風呂はもちろんですが、恵那峡エリアで最大級の広さを誇る内湯も見逃せません。
出典：恵那峡温泉ホテルゆずり葉公式サイト薬草湯に浸かれば、なんだか身体にきいているような、そんな感覚を味わえます。
脱衣所には飲み物の自動販売機があるので、温泉上がりに水分補給したい人は小銭を持参するのがおすすめ。
冷水は無料で飲めますので、お好みでどうぞ。
また、予約貸し切り制の家族風呂があるので、ゆったりとしたプライベート空間で温泉の泉質を楽しむのもあり。
景色を楽しみつつ、親しい人だけでリラクシンなひとときを味わえること間違いなしです。
出典：恵那峡温泉ホテルゆずり葉公式サイト家族で余裕をもった温泉体験ができますよ。
| 泉質 | 単純弱放射能冷鉱泉（低張性・弱酸性・冷鉱泉） |
| 効能 | 神経痛 筋肉痛 関節痛 動脈硬化症 きりきず やけど 慢性皮膚病 冷え性 疲労回復 健康増進 |
他設備
温泉以外にも、ゆずり葉には様々な施設が点在。
- レストラン
- 喫茶
- ゲームコーナー
- 宴会場
- 会議室
過ごし方に合わせてゆずり葉を楽しめます。
売店は入口を入ってすぐ右手。
2Fのロビー向かいにあります。
岐阜のお土産が豊富にラインナップ。
お菓子や雑貨。
充実しています。
1階にはゲームコーナーあり。
エアホッケーに…
太鼓の達人も。
老若男女、1人でも家族連れでも楽しめるラインナップ。
はたまた、カップル、友人同士でも盛り上がれます。
2階には喫煙所があります。
部屋は禁煙ですから、煙草を嗜む人はこちらで。
上の写真中、喫煙所の左側にあるのが宴会場です。
宴会場は収容人数最大80人。
会合や社員旅行などに利用可能です。
宴会場の利用は要予約です。
自動販売機は1階、4階、6階に設置。
館内を歩いているとちょくちょく見かけるので、飲み物の調達には困りません。
1階の温泉の目の前にはアイスの自動販売機も。
アルコールは4階の自販機で。
ビールやハイボールの他に、おつまみもあります。
夕食後、寝る前に盛り上がってお酒やおつまみが足りなくなったときはここでしのげます。
近くにコンビニがないので、自動販売機はありがたい存在です。
食事
さて。
宿のメインは食事といって過言ではありません。
ということで、ゆずり葉の夕食と朝食を見ていきますね。
まずは夕食から。
ゆずり葉の夕食は四季の恵みを愉しむ和食会席です。
四季折々の彩りと、食の宝庫である岐阜のグルメを詰め込んだ料理を味わえます。
会場は宴会場兼大広間か、もしくはレストランで。
筆者は大広間が夕食会場でした。
人によって会場は変わりますのであらかじめ頭に入れておきましょう。
大広間、レストランともに、食事会場から見える恵那峡。
美しい景色と一緒に旬の味を存分に堪能できます。
良い景色を見れれば、料理がおいしくなるというものです。
夕食は季節の旬と飛騨牛、他にも地元の食材を使用。
非常においしそう。
たまりません。
前菜は種類豊富で1つ1つが個性豊か。
メインはA5ランクの飛騨牛鍋。
野菜と一緒にいただきます。
良い色の牛肉です。
鍋に入れて火を通してGO。
美味しいのはいうまでもないですね。
刺身は岐阜ならでは。
鱒とこんにゃく。
これは日本酒でいきたいところ。
こちらは飛騨豚のロースト。
アンコウのから揚げは変わり種で新鮮でした。
寒ブリのたまり煮は優しい味付け。
小学生の子供の料理は大人と一緒。
これにはわが子も大満足。
また、食事のおとものアルコールが充実しているのも嬉しいポイント。
料理は盛りだくさんなのでお腹いっぱいになるのですが、もし足りなければ1品料理を足してもOK。
追加注文できます。
ビールのラインナップにはエビスビールがあり、これには筆者もニッコリ。
すごく幸せな気分になりました。
私、エビスビールが大好きですから。
日本酒飲み比べセットもあり。
迷わず注文。
旬な食材と合わせて堪能しました。
デザート前の〆はしらすご飯とお吸い物、漬物のセット。
すべておかわり自由です。
無論、筆者は全部おかわりしました。
美味しいですから。
最後はデザート。
爽やかな後味でお口の中がスッキリ。
最後まで大変美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。
夜が明けたら朝食へ。
会場は2階のレストラン。
およそ40品目の和洋ビュッフェが用意されています。
朝食会場は広々としていて開放的。
目の前の恵那峡ビューと相まって、朝の清々しい雰囲気がブーストされます。
気持ち良く朝食が楽しめるというわけです。
料理はどれも美味しそう。
目移りしてしまいます。
ビュッフェですから、すべて食べられます。
焦らずいきましょう。
朝食ビュッフェの名物は朴葉味噌焼と鶏ちゃん。
どちらも岐阜のご当地グルメです。
説明書きをしっかり読んで楽しみましょう。
…。
欲が出て、取り過ぎました。
ですが、後悔なし。
すべてペロッと完食です。
朴葉味噌焼きは20分程度かかるため、はじめに取り分けて火にかけておくのがおすすめ。
その間に他の料理を盛り付けるのが良いですよ。
朴葉味噌焼きの完成後はこちら。
これがまた絶品。
チーズをトッピングするのが肝です。
ぜひ試してみてください。
恵那峡の景色を見ながら、岐阜の地のものに舌鼓を打ち。
朝から充実した時間が過ごせます。
ゆずり葉へのアクセス
一通り、ゆずり葉の概要が分かったところでアクセスを紹介しておきます。
ゆずり葉は中央道の恵那インターから恵那峡方面へ車で約10分のところにあります。
駐車場は130台あり広々。
もちろん、利用は無料です。
電車ならJR中央線恵那駅まで行き、そこから路線バスで約15分。
恵那駅から「東鉄バス」に乗り継ぎ「ゆずり葉前」で下車すればOK。
バス停からゆずり葉までは徒歩30秒で着きます。
岐阜県恵那市大井町2709
恵那峡周辺の観光スポット
恵那峡温泉ホテル ゆずり葉の周辺には観光スポットが豊富です。
いくつか紹介するので、岐阜の東濃地域でどこに行ったら良いのか迷ったら、ぜひ参考にしてみてください。
恵那峡
恵那峡はゆずり葉の目の前ですから言うまでもないかなと思いつつ、やはり書かないわけにはいかないので。
恵那峡は1番初めに紹介すべき観光名所です。
恵那峡の四季折々の雄大な渓谷美を楽しめるのは、ゆずり葉に宿泊する大きなメリット。
近いですから、すぐに行けます。
四季を通じて様々な風景を楽しめるのが恵那峡の魅力です。
木曽川を行き来できる遊覧船は1時間に1本運行。
恵那峡を船で巡行できます。
圧巻のパノラマビューは絶対に見るべきスポットです。
ゆずり葉から徒歩約15分
恵那峡ワンダーランド
恵那峡ワンダーランドは子供連れにおすすめのスポットです。
遊園地ですから、家族で行くには間違いない場所。
ただし、1つ注意点あり。
冬季はやっていません。
詳細は恵那峡ワンダーランド公式サイトで確認を。
冬以外に恵那峡を訪れるなら、チェックしてみてください。
ゆずり葉から車で約10分
ストーンミュージアム博石館
ストーンミュージアム博石棺は石のテーマパーク。
巨大ピラミッド迷路や宝石探しといった体験コーナーが豊富です。
他にも天然の水晶やダイヤモンド、古代の化石など、世界各地の珍しい鉱物が展示されています。
大人も子供も楽しめるスポットです。
ゆずり葉から車で約15分
岩村城跡
歴史が好きな人におすすめなのが岩村城跡。
日本3大山城の1つが岩村城。
日本の100名城に選定されているほど。
別名は「霧ヶ城」。
霧がわきやすい場所に築城されたことが由来。
ゆえに、自然豊かな散策を楽しめます。
ゆずり葉から車で約25分
馬籠宿
馬籠宿は飛騨の雄大な自然と中山道の宿場町として栄えた歴史を持つ観光スポットです。
外国人観光客の訪問が多く、筆者が訪れた際にも、多くの外国人の方々が日本の昔ながらの景色と建築物を楽しんでいました。
日本人の筆者も、もちろん楽しみました。
カフェやレストランが豊富でついつい食べ過ぎてしまいます。
ゆずり葉から車で約45分
恵那峡温泉ホテル ゆずり葉で絶景を快適に楽しもう
本記事では恵那峡温泉ホテル ゆずり葉に宿泊した感想を書きました。
ゆずり葉は恵那峡の景色が一望できる宿。
しかも全室で。
オールシーズンいつ行っても、四季それぞれの景色を楽しめます。
食事も文句なし。
飛騨牛を筆頭に岐阜の食材、郷土料理を堪能でき、思う存分岐阜の魅力を五感で感じ取れますよ。
岐阜の東濃地域へ観光に行くなら、ゆずり葉は宿の有力候補です。
部屋からの絶景と優れた泉質の温泉で日々の疲れをいやすのはいかがでしょうか？
日々の喧騒を離れ、非日常を味わい尽くしましょう。
それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました！
「ブログを始めたいなぁ…」と思ったらエックスサーバーをチェック！WordPressを簡単にインストール可能で、素早く・簡単にブログを始められます。
エックスサーバー公式サイトへ
ブログを始める
