M5サイズのシステム手帳はひたすらに携帯性を追い求めたアイテム。
本来、スケジュールを緻密に管理するための手帳ですが、M5サイズはコンパクトなので予定をたくさん書き込むには不向きです。
どちらかといえば、
- 常に持ち歩いてアイディアをその場で書き起こす
なんて、メモ的な使い方に適したシステム手帳。
そこで重要になってくるのがペンです。
持ち歩いて、いつでもどこでもメモできるM5のシステム手帳を活躍させるためには、書くためのペンがないことには始まりません。
しかし、ここで問題が1つ。
M5サイズのシステム手帳は小さいため、手帳自体の長さよりも長いペンが多数。
システム手帳のペンホルダーにペンを差すと、システム手帳の枠からペンがはみ出てしまいます。
なんとなく、不格好。
気になりますよね？
ただ、筆者はペンの長さがはみ出ても気になりません。
実際、筆者のM5サイズのシステム手帳の相棒として愛用しているのはPILOTのグランセ。
システム手帳サイズよりも明らかに長いです。
なぜそうしているのか、というと。
ペンとシステム手帳の長さの不一致よりも、それ以上に気にすべき点があるから。
それは、ノック式でないこと。
M5サイズのシステム手帳は、ポケットやバッグに入れて携帯する場面が多数。
ノック式のボールペンの場合、いつの間にかペン先が出てポケットの中やバッグの中を汚してしまうリスクがあります。
それを防ぐため、回転繰り出し式のボールペンがおすすめ。
PILOTのグランセは回転繰り出し式のボールペンだから採用しているわけです。
本記事ではM5サイズのシステム手帳に合うペンを紹介します。
- M5サイズ手帳に合うペンを探している
- M5システム手帳に合わせるペン選びで注意する点を知りたい
- M5システム手帳用のペンが欲しい
携帯性抜群！M5サイズのシステム手帳
M5サイズのシステム手帳はコンパクトで携帯に便利なサイズ感。
こちらはプロッターのM5サイズのレザーバインダー。
ただ、バイブルサイズのシステム手帳のように、スケジュールを細かく書き込むには向いていません。
その反面、いつでもどこでもポケットに入れて、
なんて使い方においてはM5サイズは非常に便利。
メモ帳的な使い方にはピッタリです。
ガッツリ予定を管理するのではなく、日々やらなければいけないこと、タスクを管理するにはM5サイズの使いやすさがバッチリハマります。
いつでも見ることができて、かつ常に持ち歩けることはメモ書き、リマインダーとして非常に重要ですし、マスト機能。
携帯性を重視するなら、M5のシステム手帳があらゆるサイズの選択肢の中で最有力候補に上がるわけです。
M5サイズのシステム手帳にはペンが必須
M5サイズのシステム手帳はコンパクトで常に持ち歩けるのが魅力。
携帯しても苦になりません。
外出時にシステム手帳を持ち歩くとなると、必要なのはペンです。
書き込むにはペンがないといけないですからね。
つまり、システム手帳と対となるペンが必須です。
一般的に、システム手帳にはペンホルダーが付いているので、ペンを引っ掛けて携帯できます。
ペンホルダーにペンを差し込み持ち歩けば良いわけですが…。
ここで1つの問題点が浮上します。
M5サイズならではの問題です。
M5サイズのシステム手帳のボールペン選びは長さに注目されがち
M5サイズのシステム手帳のペンに関する問題点とは、
です。
システム手帳の長さよりもペンが長いと、足が出てしまいますから。
はみ出ると不格好ですから、ペンサイズはシステム手帳の長さと同じくらいのもの、もしくはそれ以下の長さであることが重視されがちです。
パッと見たときの収まりが良いですからね。
几帳面な人は、特に気になるでしょう。
ペン先がシステム手帳のサイズに収まっていないとなると、違和感を感じてしまうかもしれません。
特に、M5サイズのシステム手帳はペンサイズが気になりがち。
システム手帳のサイズが小さいので、ほとんどのペンがシステム手帳自体よりも長いです。
一般的な長さのペンを差し込むと、ほとんど足が出ます。
だからこそ、M5サイズのシステム手帳を愛用する上では短いペンが重宝されます。
カヴェコのスペシャルミニやカランダッシュのエクリドールXSがメジャーどころ。
M5サイズのシステム手帳の長さに収まるため、見た目がスッキリするのです。
しかし。
本当にその選び方で良いのか、疑問を持つべき。
というのも、システム手帳の相棒となるペンを選ぶ際、長さ以上に大事なポイントがあるのです。
M5サイズのシステム手帳に合わせるボールペンは回転繰り出し式がおすすめ
M5システム手帳のペン選びで重視すべきはペンの長さではなく、回転式のペンであること。
要は、ノック式のペンでないことです。
こちらにノック式のボールペンと回転繰り出し式のボールペンがあります。
一方は頭にノックがありますが、もう一方はなし。
ノックがないのは回転繰り出し式のボールペン。
本体の軸を回すとペン先が出てくるタイプです。
そして、ノック式のペンはM5システム手帳を愛用する上で、弊害があります。
弊害とは何かといいますと。
- ポケットやバッグの中がインクで汚れる
という点です。
と思ったそこのあなた。
あります。
というのも、M5サイズの手帳はとてもコンパクトなので、ポケットに入れて常に持ち歩いていますよね？
こんな感じで持ち歩くわけです。
そこで何が起きるか。
あるとき気付くと、ペン先が飛び出ていることがあるのです。
こう。
分かりますよね？
ペン先が出ています。
ポケットに入れている際に、何かの拍子でペン先が出てしまうのですね。
ノック式のペンだとポケットの中で手帳が動いたとき、ノックの頭が押されてペン先が出てしまいます。
その状態で長く居続けるとどうなるか。
想像に難くないですね。
ポケットの中がインクで汚れるのです。
なかなか深刻な事態。
もう一例。
こちらはシステム手帳と同じ長さのペンをペンホルダーに差し込んだ様子。
コンパクトでリーズナブルなボールペンとして有名なユニボールワンP。
収まりは良いです。
しかし、ノック式である以上、何か衝撃が加わった際に、ノックが押されてしまう可能性があります。
以下の写真では指で押していますが、ポケットやバッグの中でノックが何かに押されてしまう可能性は十分にあります。
こんな感じになりますよね。
いつのまにやらペン先登場。
当然、周囲がインクで汚れるわけです。
回転式のペンを使えば、そんな悲劇を防げます。
回転式のペンこそ、M5システム手帳を快適に使うための相棒となり得るわけです。
ここで1本のボールペンを紹介します。
PILOTのグランセです。
回転繰り出し式のボールペン。
アクロインキのリフィル採用で、滑らかな書き心地を実現した1本。
ペン長はM5システム手帳よりも長いです。
そのため、セットするとこうなります。
しかし、回転式なのでノック式ペンのように勝手にペン先が出ている、なんてことがありません。
常にペン先はしまわれたまま。
ポケットの中が汚れるのを防げます。
安心して使えるわけです。
ペンの長さを重視すると、好みのデザインや書き心地を犠牲にせざるを得ません。
ペン長にこだわらず、回転式であることのみにこだわれば、自分の気に入る1本に出会える確率が高まります。
正直なところ、ペンの長さはある程度あった方が、重心が安定して書き心地が高まります。
メモ書き用途ではパッとかける、そして、書きたいと思えることが何よりも重要。
アイディアを確実に書き残すために、ストレスフリーなM5システム手帳を使いましょう。
回転式のボールペンとの組み合わせは快適な手帳ライフを強力に後押ししてくれますよ。
M5サイズの便利さを邪魔しないペンを選んで快適手帳ライフを
本記事ではM5サイズのシステム手帳に合うペンについて解説しました。
ペンの長さに目が行きがちなM5システム手帳の相棒選び。
しかし、ペン長以上に重視したいのがノック式のペンを避けること。
ノック式の場合、いつのまにかペン先が出ていて、周囲をインクで汚してしまうリスクがあります。
ポケットやバッグに入れていると、いつの間にかペン先が出ていることは珍しくありません。
M5システム手帳に合わせるべきは回転繰り出し式のペン。
回転式のペンならばペン先が勝手に出ていることがなく、インク汚れの被害が出ません。
安心してどこにでも持っていけますよ。
ストレスフリーな使い心地を手に入れて、システム手帳を今まで以上に便利に使い倒しましょう。
それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました！
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