靴磨き

リキッドワックス使用感レビュー!鏡面を速く作れる革命品【初心者こそ使うべき】

リキッドワックスの使用感レビュー記事のアイキャッチ
記事内に商品プロモーションを含みますが勝手に広告ページが開くことはありません。ご安心ください。/ 当サイト運営より
ワックスで鏡面磨きしたいけれど、なかなか光らない

それ、ワックスの取る量を間違えているかも…?

鏡面磨き、いわゆるハイシャインは革靴の魅力を引き出すいきな行為。

仕上げた鏡面はピカピカに光り、革靴がいつも以上に美しく見えます。

しかし、鏡面磨きには技術が必要。

というのも、美しい鏡面を作るためには、

  • ワックスを塗る量
  • 磨くときの力
  • 水研ぎ時の水量

どれも絶妙な塩梅が重要です。

初心者には少々難しいかもしれません。

特に、輝きを出そうとワックスを塗れば塗るほど厚塗りになってしまい、光りにくくなります。

そもそも、革の凸凹を埋めて革の表面を平滑にするのが鏡面磨きのポイント。

しかし、ワックスを塗り過ぎるとそのワックス自体によって凸凹ができてしまい、本末転倒状態に。

磨けども磨けども我が革靴、鏡面にならず

という状態に…。

何とかしたいですよね?

そこで登場するのがM.モゥブレィのリキッドワックスです。

瓶容器のリキッドワックス

リキッドワックスはその名の通り、液体状のワックス。

通常のワックスは固形。

リキッドワックスは世界初の液状ワックスなのです。

液状だからこそ、固形に比べて均一に油膜を作る能力にけています。

ワックスを乗せつつ、既に乗っているワックスを1度溶かして表面を再形成。

均一性を増すのです。

リキッドワックスならば油膜を平滑にしやすく、より強い光沢がより速く仕上がります。

ということで、本記事ではリキッドワックスの特徴と使用感をレビューしていきます。

結論、固形ワックスとは一線をかくす革命的なシューケア用品。

鏡面磨きを楽しみたい人には絶対にゲットして欲しい、買って後悔しない超おすすめ品です。

この記事はこんな人におすすめ
  • 通常のワックスでは輝きを生み出せない
  • 鏡面の光沢にムラがあるのが気になっている
  • 時短で美しい鏡面を仕上げたい

鏡面磨きの難しさは周知の事実

靴磨きは革靴のコンディションを整えるための重要な作業です。

革の保湿や栄養補給をするためですね。

ただ、靴磨きにはそれ以外の目的も。

その1つが美しさをブーストすること。

見た目を整える行為です。

靴磨きの作業の1つ、「鏡面磨き」は美しく足元を飾るためにとても有効な手段。

鏡面磨きをほどこした革靴はピカピカと輝き、エレガントな見た目になります。

そこで。

革靴に上品な雰囲気をプラスするため、鏡面磨きしたいところですが…。

なかなか手軽にできるものではありません。

というのも、鏡面磨きには技術が必要だから。

  • ワックスを革に乗せ、水を付けたクロスで磨き上げる

文章で書くと単純ですが、これがなかなか難しいわけです。

  • ワックスを乗せる量
  • 水研ぎ時の水量
  • 磨く際の力加減

上記の塩梅が重要。

技術と経験がものをいいます。

美しい鏡面を仕上げるためには、ワックス層が凸凹にならないように革へ乗せる必要があるため、絶妙なコントロールが重要になるのです。

失敗しない鏡面磨き方法を解説した記事を見る

失敗しない鏡面磨きの方法を解説した記事のアイキャッチ
失敗しないハイシャイン方法6つのポイント!くもらせない鏡面磨きを理論解説ハイシャインを失敗したくない…。故温記事では失敗しないためのポイントを押さえた鏡面磨きの方法を解説します。革靴を曇らせずに強い輝きを得るためには作業のどこに気を付ければ良いかが分かります。...

M.モゥブレィのリキッドワックスは液状の鏡面仕上げ剤

鏡面磨きが難しいのは、

  • ワックスを乗せる塩梅が良く分からないから

というのが要因の1つ。

革の凸凹の凹部分をワックスで埋めることで革表面を平滑にし、光を均等に反射する面に仕上げたのが鏡面。

つまり、革の凹部分を精度良く埋めるためには、ワックスを均一に塗り広げるのが極めて重要です。

イメージ図はこちら。

step-6-high-shine-7

ただ、上の図はあくまでも理想論。

実際には、以下の図の右上のような状態になり得るのです。

ミラーフィニッシャーで輝きが生まれる仕組みの図解ミラーフィニッシャーはワックスの凸凹を解消する

上記を解消するのがシューケア用品のミラーフィニッシャーなのですが…。

もっと手軽に鏡面の輝きを強める、要は、

ワックスの凸凹をなくす方法がないのか

という話になります。

あるのですよ。

可能にする道具が。

…ということで。

ここで、この記事の主役の登場。

瓶容器のリキッドワックス

M.モゥブレィリキッドワックスです。

M.モゥブレィのリキッドワックス

「リキッド」と冠するだけあって、完全に液体のワックスです。

液体ゆえに瓶容器入り。

一般的に、鏡面磨きに使うワックスは固形。

ですが、リキッドワックスは液体。

あえて液体とすることで、鏡面をコントロールしやすくなっています。

固体よりも液体の方が均一性が増しますし、鏡面仕上げ時の伸びが良いため、鏡面を生み出すために必要ななめらかな油膜表面を作りやすくなるのです。

イメージとしては以下の図を参照。

リキッドワックスの仕上がり液体ワックスだからこそ固体ワックスよりも均一に磨ける

仕上がりは液体と固体で同じでも、速く仕上がり、かつそれほど高い技術を要せずとも美しい鏡面を生み出せます。

容器背面には特徴が記載。

リキッドワックスの説明書き

先ほどの絵で説明した通り、ハイシャインを速く仕上げられるシューケア用品です。

フタを開けると、開口部がお目見え。

リキッドワックスの取り出し口

フタを開けたままで瓶を倒すと液体がビシャッと飛び出すため、取り扱い時には注意しましょう。

さて、機能の話へ。

速く仕上がるのはリキッドワックスの利点ですが、それ以外にもメリットが。

それが以下のポイント。

  • 平滑度
  • 透明度

上記の通り、鏡面の作り込みの観点で非常に優秀。

リキッドワックスは液体ゆえに、固体ワックスとは一味違う使い心地が得られるのです。

というのも、液体のリキッドワックスなら、固形ワックスでは埋めきれなかった鏡面の微細な凹凸に対してもすみずみまで作用。

凹凸を埋めつつ、既存のワックスを溶かしながらワックス層をならしていくのです。

先ほどの図の通りですね。

リキッドワックスは溶剤が飛ぶのも早く、1度溶かしてきれいにならされたワックスがすぐに固化。

なめらかな表面を素早くゲットできます。

固形ワックスとは一線をかくす使い心地です。

これまでにない平滑な鏡面に素早く仕上げることが可能。

ただ光らせるだけなら固形ワックスでも十分。

しかし、その先の輝きを手に入れたいのなら、リキッドワックスは非常に頼れる存在。

限界突破の輝きがゲットできます。

リキッドワックスの特徴

リキッドワックスは液体ワックスであるのが最大の特徴。

ですが、それ以外にも優れた特徴を持っています。

リキッドワックスの特徴
  • 強い光沢
  • 高い鏡面調整力
  • 固形ワックスの調整剤

それぞれ詳しく見ていきましょう。

強い光沢

リキッドワックスは美しい鏡面を作れます。

具体的には、平らでクリアな鏡面。

しかも、素早く出来上がります。

固形ワックスで仕上げた鏡面はパッと見、美しくきれいです。

ただ、実は平滑になっていない場合があります。

よくよく見ると、平らではない鏡面。

そこをリキッドワックスで磨くと、より美しくなっていきます。

リキッドワックスならではの使い心地。

革の凹凸を埋めると同時に、すでに革の上に乗っているワックスを溶かしてなめらかにする効果が得られるのです。

高い鏡面調整力

リキッドワックスはワックス層を瞬間的に溶解しながら塗り広げ、なだらかなグラデーションに仕上げることが可能です。

要は鏡面の調整力が強力ということ。

そう。

リキッドワックスの肝は制御力。

リキッドワックスはワックスを乗せると同時に、溶かす力を持つケア用品。

リキッドワックスを塗る量、塗布時間、磨くときの力加減で鏡面制御が可能です。

溶かすだけではなく。

ワックスを乗せるだけではなく。

ワックスの乗せ方を良い感じにコントロールできます。

  • ワックスをもう少し乗せてツヤを強めたい
  • ワックスの凸凹を解消したい
  • 割れたワックス層を修復したい

膜の厚みで自由に遊べるというわけです。

思いのままに鏡面を作り込めますよ。

固形ワックスの調整剤

変わり種の使い方をここで1つ。

リキッドワックスは固形ワックスのうすめ剤としても有効です。

硬くて塗り広げにくいワックスや、速乾性の低いワックスにリキッドワックスを混ぜると、伸びが良くなります。

硬く、塗り広げにくいワックスにリキッドワックスを追加すると、伸びが良く、さらに速乾性が高まります。

速乾性も加わるので、鏡面の仕上がりが時短に繋がりますよ。

自分好みのワックスにカスタマイズできるわけです。

また、リキッドワックスに含まれている添加剤の作用により、鏡面膜の硬度が上がります。

仕上がり後の美しい状態が長く保てるワックスへと変貌へんぼうしますよ。

自分好みのワックスにカスタマイズするための添加剤として活躍するわけです。

…といったところがリキッドワックスの特徴です。

リキッドワックスは仕上げ剤として使うと、既存の固形ワックスでは辿り着けない光沢を実現。

リキッドワックスは固形ワックスとはまったく異なる、これまでにない特徴を持つ優れたケア用品です。

リキッドワックスの概要
項目 仕様
ブランド M.モゥブレィ
用途 仕上げ
ワックスコントロール
タイプ 液体ワックス
容量 50mL
参考価格 2,640円

リキッドワックスの使い方を実践解説

ここからはリキッドワックスを使って革靴の鏡面を作っていく作業をしていきます。

リキッドワックスの使い方を分かりやすく解説していきますね。

鏡面磨きするのはこちらの革靴。

革靴とリキッドワックス

スコッチグレインアシュランス

ブラックのストレートチップで定番のデザインの革靴です。

革靴のつま先

つま先の輝きはかなり控えめ。

ツヤなしのストレートチップ

このつま先をリキッドワックスで光らせていきます。

以下の手順で鏡面を作ることに。

  1. ホコリ落とし
  2. 汚れ落とし
  3. 靴クリーム塗布
  4. 固形ワックス塗布
  5. リキッドワックスで仕上げ

リキッドワックスの使い方を含め、一連の作業を図付きで解説していきますね。

使用するのはリキッドワックスに加えて、同じくM.モゥブレィのハイシャインワックスです。

鏡面磨きで使う道具

液体と固体、この2つのワックスで輝きを生み出していくことに。

使い方はいたって簡単です。

固形ワックスを革靴に塗った後、リキッドワックスを磨きクロスに浸み込ませて磨くだけ。

優しく磨けば、徐々にツヤが出てきますよ。

とはいうものの、

実際にはどうなの?

という疑問が残りますよね。

百聞は一見にかず。

早速、実践していきます。

ホコリ落とし

まずは革靴のホコリ落としから。

馬毛ブラシでブラッシングして、革靴に付いたホコリやゴミを払い落とします。

ホコリを落としている革靴

手首のスナップをきかせてホコリを除去し、革をきれいにしましょう。

汚れ落とし

続いて、汚れを落とす作業。

靴用クリーナーを使って革靴の汚れを落とします。

クリーナー汚れ落とし用クロスに浸み込ませて…

ステインリムーバーを付けているクリーニングクロス

革靴を拭いていきます。

クリーニング中の革靴

汚れを落として、ワックスを乗せる前の下準備をする意味合いです。

靴クリーム塗布

革靴の汚れを落とした後は、靴クリームを塗って革に油分と潤いを補給します。

使う靴クリームはクレム1925です。

フランスのシューケア用品ブランドであるサフィールノワールの大定番クリーム。

クレム1925を靴クリーム塗布用の小型ブラシに取ります。

靴クリーム塗布用ブラシの定番アイテムが「ペネトレィトブラシ」です。以下の作業で使っています。

クレム1925を付けている塗布用ブラシ

ブラシに取り分けた靴クリームを革靴に塗布。

靴クリームを塗っている革靴

アッパー全体に塗ったら豚毛ブラシでブラッシング。

ブラッシング中の革靴

靴クリームを革になじませていきます。

ブラッシングの後はクロスで乾拭き。

磨きクロスで磨いている革靴

余分な靴クリームを取り除くとともに、革にツヤを出す作業です。

これで鏡面を作るための準備は完了。

この後がこの記事の本番。

鏡面磨き工程です。

固形ワックス塗布

リキッドワックスを早く使いたいところですが…。

まずは固形ワックスで下地作りです。

ハイシャインワックスを革靴のつま先に塗ります。

ワックスを塗っている革靴

指に直接取って、円を描くように薄く塗っていきましょう。

ワックスを塗った後は、5分ほど時間を置いて溶剤を飛ばします。

ワックスと革靴

ワックスに含まれている溶剤の乾燥を進めるのです。

溶剤が飛ぶことでワックスの土台ができます。

輝きのベースとなりますので、しっかり時間を置きましょう。

輝きを生み出すためには、「急がば回れ」の精神が大事です。

リキッドワックスで仕上げ

固形ワックスの次は真打登場。

ここでリキッドワックスですよ。

リキッドワックスを使う前に、磨きクロスを指に巻き付けて…

指に巻き付けた磨きクロス

ハンドラップで少量の水を付けます。

ハンドラップと磨きクロス

クロスが湿るくらい、この程度でOKです。

水を付けた磨きクロス

そして、お待たせしました。

いよいよリキッドワックスの使いどき。

磨きクロスにリキッドワックスを含ませます。

リキッドワックスを付けている磨きクロス

先ほど取り分けた水と同じくらいの量でOK。

磨きクロス

リキッドワックスをクロスに含ませた後は、革靴を磨く作業へ。

クロスで磨いている革靴

固形ワックスを塗ったときと同じように、円を描くようにクルクルと磨いていきます。

ワックスが良く伸びるリキッドワックスの効果

片方をある程度磨いたら、もう片方も。

左右交互に磨いている最中の革靴

交互に磨いていきます。

ワックスの磨き跡が残るならリキッドワックスと水の分量は問題なし。ただ、細かな水滴が磨き跡に残るようなら水が多めのあかしです。リキッドワックスを少し多めに追加しましょう。

ツヤが出てくるのにさほど時間はかかりません。

仕上げ磨き中の革靴

固形ワックスよりもツヤが出るのが明らかに速いです。

周囲の景色を反射する仕上がりに。

リキッドワックスで磨いた後の革靴

一通り磨き終えた革靴の様子がこちらです。

鏡面磨き後の革靴

ツヤが増しました。

リキッドワックスの容器がつま先に映っています。

ツヤが増して周囲の景色を反射している革靴

驚きべきは、ツヤが仕上がるまでの時間。

固形ワックスよりも圧倒的に速いです。

磨き始めて両足で5分以内に仕上がっています。

固形ワックスだけでは、ここまで速くは仕上がりません。

素晴らしい使用感です。

時短で効率化に大きく貢献。

時間がない人にもおすすめの鏡面磨き用品です。

さて。

作業自体はここで終わっても良いのですが、もうひと手間加えることに。

輝きのグラデーションを自然にしていきます。

使うのは山羊毛ブラシ

細く繊細な毛先を持つ山羊毛ブラシでブラッシングすれば、ワックスの成分をミクロレベルでならせます。

ツヤのグラデーションがより自然に、革になじませられますよ。

リキッドワックスの仕上がりをより美しくしようという魂胆です。

そんなわけで、山羊毛ブラシを使ってつま先部分を優しくブラッシングします。

山羊毛ブラシでブラッシング中の革靴

アッパー全体を優しくブラッシング。

これで本当にお手入れ終了。

リキッドワックスを使った鏡面磨きが完了しました。

仕上がった後の革靴

つま先部分を拡大してみます。

美しいツヤを放つ革靴

ぎらつかず、上品な輝き。

リキッドワックスを用いることでみずみずしいツヤを短時間で付与できています。

頼れるサポートアイテムです。

リキッドワックスで磨いた後の革靴

最後に、リキッドワックスを使って鏡面磨きした際のビフォーアフターを比較してみます。

リキッドワックスを使った鏡面磨きビフォーアフター
ビフォー
ツヤなしのストレートチップ
アフター
美しいツヤを放つ革靴

リキッドワックスを使って鏡面磨きすると、明らかにピカピカに。

リキッドワックスが液体だからこそ、ワックスの成分を均一に広げられ、革の凸凹がきれいに埋まります。

そして、仕上がりは高速。

リキッドワックスは1度使ったらもう手放せなくなる逸品です。

筆者自身、鏡面磨きをする際の必需品になると確信しました。

それくらい、良い出来。

かつ良い意味で衝撃を受ける革命的な靴磨き用品

固形ワックスの使い心地や常識をくつがえすのがリキッドワックスです。

ついでに、ワックスが乗りにくい防水性を持った革靴にもリキッドワックスを使った鏡面をほどこしてみます。

作業は省略して、革靴のお手入れ前後だけをお見せしますね。

コールハーンの防水革靴です。

リキッドワックスビフォーアフター(防水靴ver.)
ビフォー
鏡面磨き前の革靴
アフター
リキッドワックスで磨いた後の革靴

こちらの革靴もなめらかな光沢に仕上がっています。

一般的に、防水効果が付与された革は靴クリームやワックスの乗りが悪く、光りにくいです。

ですが、リキッドワックスを使えば光りにくさを上回る効果が得られます。

光りにくい革種でも問答無用で光らせられる、というわけです。

しかも速く。

何度でも言いますが、ここは重要なので。

とにかく鏡面が速く仕上がります。

リキッドワックスは世界初のリキッドタイプのワックスだけあって、目からうろこの使用感。

既存の固形ワックスだけでは辿り着けない光沢を実現。

平滑度と透明度、素晴らしい仕上がりです。

鏡面をなだらかなグラデーションに仕上げることができて、もはや鏡面磨きの必須アイテム。

またまた何度でも言いましょう。

ハイシャインを日頃からする人にとっては、常識がくつがえるケア用品です。

シューケア用品ブランドの雄|M.モゥブレィ

ここで、リキッドワックスを生み出したM.モゥブレィのブランド紹介を。

M.モゥブレィのシューケア用品は、シューズブランドやプロのシューシャイナーから支持を集めています。

いわば、シューケア用品のトップブランドです。

M.モゥブレィブランドの代表的な商品であるデリケートクリームアニリンカーフクリーム、そして、シュークリームジャー

それらは、イタリアの皮革タンナーや靴メーカーの聖地の1つ、トスカーナ州の伝統の工場で作られています。

大型の機械で大量生産が主流の現代では珍しい、熟練の職人によるハンドメイド的な製法を採用。

ヨーロッパの靴クリーム作りの伝統と品質を現代に受け継ぐ役割を持ったブランドでもあります。

さらに、工場の独自製法によって開発したステインリムーバーモールドクリーナーをラインナップ。

品質、伝統、革新といった全方位型のシューケアブランドとして、確固たる地位を確立しています。

そして、モールドクリーナー含む一部製品は、M.モゥブレィ・プレステージの名を持ちます。

プレステージラインはモゥブレィの上級ブランド。

ステインクレンジングウォーターは先ほどの鏡面磨きの前準備でもクリーナーとして使用しました。

実はプレステージラインの商品です。

使いやすく、確かな洗浄効果を得られ、他のアイテムも同様に優れたシューケア用品。

ステインクレンジングウォーターをはじめ、M.モゥブレィプレステージには、上質な天然成分を使用した最高級アイテムがラインナップしています。

M.モゥブレィはシューケア初心者から上級者まで、靴磨きを楽しむ人を幅広くカバーしたブランドです。

鏡面をコントロールしやすいリキッドワックス

本記事では、M.モゥブレィのリキッドワックスの製品詳細と使用感をレビューしました。

リキッドワックスは液体のワックス。

一般的な固形ワックスとは一線をかくすシューケア用品です。

使い心地は、

ひたすら良い

のひとこと。

良いところはたくさんありますが、あえて端的に表すなら、この表現。

リキッドワックスは液体のため、なめらかで均一な磨き心地です。

鏡面の出来はワックスの成分をどれだけならすかにかかっています。

固形のワックスは固体ゆえに均一にならない場合がありますから。

あくまでもミクロな視点で見たときに、ですけどね。

パッと見では鏡面に仕上がったように見えても、ミクロレベルでは微小な凸凹が残っている場合がままあります。

リキッドワックスは液体なので、局所的なかたよりが起こりようがありません。

液体はどこをとっても均一ですからね。

それこそがリキッドワックスの特徴であり、強み。

固形ワックスを塗った後に使えば、リキッドワックス自体のワックス成分を乗せつつ、先に塗った固形ワックス成分を溶かしつつならせます。

均一性が増すのです。

おまけに速乾性が高く、鏡面の仕上がりが速くなります。

鏡面磨きの光沢をより強く、速く仕上げたいのなら使うべき道具。

筆者的には、これから鏡面磨きのたびに使っていくこと間違いなし、と言える逸品です。

気になる人、鏡面をより美しく仕上げたい人はぜひともチェックしてみてください。

それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。

ご覧いただき、ありがとうございました!

靴磨き道具のレビューをまとめた記事のアイキャッチ
靴磨き道具使用レビュー100件以上まとめ!失敗しない初心者におすすめの道具はどれ?靴磨きにはどんな道具を使うの?何が必要?使い方は?この記事を見ればわかります。ブラシや靴クリーム、ワックスやシューキーパー。使う理由と得られる効果と合わせてオススメアイテムのレビューをまとめました。...
m-mowbray-1
エムモゥブレィの評判は?シューケア用品レビュー28選!靴磨き初心者におすすめのブランド「エムモゥブレィのシューケア用品の詳細やレビューが気になる!」そんな方へ向け、僕が日頃から使っているM.MOWBRAYの各アイテムの使用感をまとめました。使用頻度高めの、特にオススメの道具もあわせてご紹介します。靴クリーナーや栄養クリーム、ブラシに磨きクロスなど…。M.モゥブレィの靴磨き用品が気になる方はご覧になってみてください!...
靴用ワックスのまとめ記事のアイキャッチ
靴用ワックスの3つの機能とおすすめ14選を解説!ツヤ出し・防水・保護の効果あり靴用ワックスの効果についてまとめた記事です。革靴の輝きを高めてエレガントな雰囲気にするシューワックス。それだけでなく防水性を高め、革を衝撃から守る優れた効果があります。デメリットもありますがそれ以上にメリットが大きいシューケアアイテムです。シューポリッシュを活用して革靴を良好なコンディションに保ってみては?...
polishing-specialized-wax-1
【おすすめ磨き特化ワックス2種】革靴のつま先を誰でも簡単ピカピカにいくら磨いても革靴が光らない…。そんな方は磨き特化ワックスを使ってみてください。手軽に・簡単に靴をピカピカにできますよ。ハイシャインの難しさをグッと引き下げてくれる便利なオススメワックスをご紹介します。...
high-shine-removal-items-2
【鏡面仕上げを落とすクリーナーおすすめ5選】ワックス除去は特徴で使い分け革靴の鏡面(ハイシャイン)を落とすケア用品をまとめた記事です。それぞれ特徴ある強力クリーナーなので自分に合った使用感の道具を選んでみて下さい。ハイシャイン仕上げを定期的に落とせば革にしっかりと栄養補給可能。末永く愛用できます。 ...
easy-mirror-polish-19
初心者でも簡単!鏡面磨きに仕上げるコツと道具を解説【革靴ピカピカ】靴磨きを初めたばかりの方にはハードルが高い「鏡面磨き」。ですが、鏡面磨き専用の道具やちょっとしたコツを意識すれば、簡単に靴を輝かせることができます。この記事では鏡面磨きにオススメの道具と上手く鏡面を仕上げるためのコツをご紹介します。...
靴磨きを今すぐしたいなら
ネットショップで買える靴磨きセット

靴磨きを始めたい。けれど道具をそろえるのが面倒…。

そこでおすすめしたいのが靴磨きセット。1セット買うだけで必要な道具がまるっと揃います。道具選びの手間が不要。今すぐ靴磨き可能に。

大事な革靴を劣化させないために靴を磨いてコンディションを整えるのがおすすめです。

おすすめセットの記事を読む

こんな記事も読まれています