服装に「こだわり」って持っていますでしょうか。
僕の場合、シャツが好きなので、色や形状、生地が異なるシャツを複数枚持っています。
シャツを着るとカチッとした印象が出るので、年相応の身なりになって便利なんですよね。
シャツはフォーマルなアイテムであり、コーディネートを落ち着いたドレッシーな雰囲気に近づけてくれるので、とても重宝するのです。
そんな僕のシャツコレクションにこの度、新たな仲間が加わりましたのでご紹介します。
本記事でご紹介するのは、ドメスティックブランドのディガウェル（DIGAWEL）が手掛けたドロップショルダーシャツ。
そのアイテム、フォーマルな雰囲気の中にもゆるい感じの抜け感があってとても面白いシャツなのですが…。
DIGAWELのシャツ
今回僕が新たにゲットしたのはこちらのシャツ。
ドメスティックブランドである「ディガウェル（DIGAWEL）」の「ドロップショルダーシャツ」。
色はベージュなのですが、陽の当たり方によっては緑がかったオリーブ色のようにも見える絶妙な色味。
このシャツは名前の通り、そでの付け根が普通のシャツよりも腕側にある、肩のラインが落ちたドロップショルダー型のシャツです。
肩が落ちることでシャツのシルエットが自然な丸みを帯び、ファッションに中性的な印象が加わります。
ビッグシルエット系統のシャツであり、背中から見るとその身幅の広さがよくわかります。
一般的なシャツはコットン（綿）100%のものが多いですが、このシャツの素材は違います。
このシャツの素材はメインがコットンで61%、その他にポリエステル26%、ナイロン13%が含まれています。
コットンならではの柔らかな肌触りを残しつつ、光沢感も合わせ持つ美しい生地に仕上がっています。
襟の裏側に「DIGAWEL」のタグが付いています。
洗濯表示は手洗いやドライクリーニングとの記載がありますが、僕は洗濯機でガシガシ洗ってしまいます。
シャツはよく着るので一回一回手洗いやクリーニングに出していたら手間やお金が掛かりますし…。
ハンガーにかけると肩が落ちるため、袖の長さが身頃よりも長くなります。
フロントの左胸にはポケットが付いているのですが…
少し小さめなポケットはデザインとして主張しすぎず、シンプルでミニマルな雰囲気を出すのに一役買っているように感じます。
DIGAWELとは
ここで、このドロップショルダーシャツをデザインしているブランドである「ディガウェル」について少しご説明しておきます。
ディガウェル（DIGAWEL）はデザイナーである西村浩平さんが2006年に開始したドメスティック（国内）ブランドです。
「服にまつわる空気をどうデザインに置き換えることができるのか？」という姿勢が作り出す、｢人の気持ちをいかにデザインに結びつけるか｣という着想のもと、テーラーなどという物とは少し異なる、もっと身近で、本来のファッションが持つ一つのパーソナルを追求。ブランドのスタンスのまま、より多くの人にその考えを伝えるために、いまよりもっと先を見据えている。
※DIGAWELブランドコンセプトより
上記のスタンスのもとにファッションアイテムを生み出している、とても魅力的なコンセプトを持つブランド。
シンプルな中にも独特のデザインやギミックを組み込んだアイテムが多く、ファッションの楽しさや奥深さを改めて感じさせてくれるブランドであると個人的に思っています。
ファッション界には往々にして「このブランドといえばこのアイテム」というのがありますが、ディガウェルのそれはシャツや財布が該当するのではないかと。
ブランドの代名詞であるシャツをもとにして作られたドロップショルダーシャツは、作り込まれたパターンとディガウェルのこだわりを思う存分堪能できる珠玉の逸品なのです。
DIGAWELのシャツを着てみる
では、先ほどご紹介したディガウェルのドロップショルダーシャツを着てみます。
着るとこんな感じです。
まずはフロントショットから。
身幅をワイドにデザインすることで揺れる生地感がとても綺麗な一枚、シンプルながらも存在感のある逸品です。
先ほどご説明した通り、ドロップショルダーが特徴的なこのシャツはハンガーにかけている状態ではオーバーサイズ感が如実に表れていました。
ですが、実際に来てみると全くと言っていいほど野暮ったさや、もたついたイメージがなく、ほどよくリラックスしたシルエットとなります。
アームホールもシャツとしては非常に広いパターンが採用されていて肩から袖にかけてかなり太め。
- ジャケットかっ！
と突っ込みたくなるサイズ感。
袖の裾はきっちり絞られているので、だらしない印象にはならないように計算されています。
薄い時計でないと、脱ぎ着するときに時計が引っかかってしまうかも。
バックショットはフロントよりも肩の落ち感がはっきりとわかります。
ドロップショルダーという肩が落ちたシルエットはモード感のあるファッションを構築してくれる要素。
そのため、ディガウェルのドロップショルダーシャツは羽織るだけで、カジュアルスタイルを演出しながらも、モード風な雰囲気もまとうことができるのです。
気軽にモード風カジュアルスタイルとリラックスした装いを持つ抜け感を楽しめるアイテム、それがディガウェルのドロップショルダーシャツです。
シャツのシルエットでコーディネートに変化を与えよう
今回はディガウェル（DIGAWEL）のドロップショルダーシャツをご紹介しました。
肩が落ちたシルエットであるドロップショルダーシャツはファッションコーディネートにリラックス感を与え、いつものスタイルに変化を加えることができます。
本来フォーマルな印象を高めてくれるシャツですが、長めの袖にワイドな身幅を持ち、程よく抜け感があるドロップショルダーシルエットのシャツはリラックスした雰囲気を演出してくれます。
- シャツのカチッとした雰囲気が苦手な人
- いつものスタイルに変化をつけてファッションのマンネリ化を防ぎたい人
にドロップショルダータイプのシャツはオススメです。
スタンダードなシャツとは一風変わった雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょうか？
それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました！
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