象革(エレファントレザー)のエイジングは?マットな粒がツヤツヤに【経年変化を堪能】
象革の経年変化ってどんなもの?
そんな疑問に回答する記事です。
象革、言いかえれば、エレファントレザー。
エレファントレザーは強靭でマットな質感の革種。
一見すると、エイジングしなさそうな革です。
しかし、象革もまた革の1種ですから、牛革や馬革と同じく、使い込むうちに経年変化していきます。
象革の経年変化は表面がなめらかになり、やや光沢が出てくるのが特徴。
上品で控えめなツヤがエイジングを経た象革の魅力です。
本記事では象革の経年変化の様子を紹介します。
筆者の3年間愛用し続けた象革カードケースを例に取り、エイジングの様子をお伝えしますね。
- 象革のエイジングが気になって購入の踏ん切りがつかない
- 象革が経年変化すると汚くならない?
- エレファントレザーを長く愛用するとどんな状態になるの?
マットな質感の象革
象革はエキゾチックレザーに分類される珍しい革種です。
家畜から安定的に採れる革とは別で、希少な革の総称をエキゾチックレザーと呼びます。
エレファントレザーは、ワシントン条約で保護されているため、非常に貴重。
象は保護対象ですからね。
市場に出回ることが少なく、エキゾチックレザーの中でもとりわけ希少な革種です。
実際の象革はこちら。
象革を贅沢に使ったカードケース。
象革の最大の特徴は堅牢で丈夫なこと。
そして、見た目もまた特徴的。
細かい粒状に隆起した表面です。
光沢はなく、マットな質感。
一目で象革と分かります。
起毛させたような独特の質感。
小さなビーズが散りばめられたような見た目は神秘的です。
象革の使用感としては非常にラフ。
カジュアルに使えるため、エキゾチックレザーだからといって構えすぎる必要もなく。
1枚の革の中で様々な表情を楽しめます。
象革が経年変化すると風合いが違ってくるのですが、見た目の変化についてはまた後ほどお見せするとして…。
その前に日頃のケアについて一言、二言。
お手入れはブラッシングでOK。
牛革や馬革のお手入れ方法のような保革クリームでの油分の補充は不要です。
象革の経年変化
象革は他の革種に比べ、摩擦や水濡れに強いためガシガシ使えるのが魅力。
使い続けると、表面の起毛感が落ち着いてきます。
象革の経年変化、エイジングはどんなものなのか。
見ていきましょう。
先ほどの象革カードケースを3年使い続けた状態がこちらです。
愛用するうちに表面に控えめな光沢が出てきました。
見る角度によってやや表情の違いが分かる程度の変化。
その証拠に、真正面から見ると光沢がないように見えます。
しかし、角度を変えると光沢が。
粒の部分が艶めいています。
はじめはマット。
しかし、使い続けるうちに光沢が出てきて、ややツヤを感じる表面に。
デコボコの凸の部分のツヤが現れてきます。
ご覧の通り、エイジングはエレファントレザーの持ち味です。
時間とともに変化する質感を一般的な革同様に楽しめます。
購入したばかりの新品の象革製品は、少しドライな手触り。
しかし、使い込むにつれて手の油分が象革表面になじみ、控えめな光沢と色のグラデーションが生まれてきます。
マットな質感から上品なツヤ感のある表面へ。
象革の経年変化の特徴です。
粒の間にある溝の谷間はそこまで変化なく。
使い込むと出っ張った部分は光沢が増し、へこみ部分はあまり変わらず。
革の立体の違いによって革の表情が変わり、表情豊かに。
陰影が際立ち、独特の仕上がりになっていきます。
象革の独特の雰囲気がエイジングによって、よりユニークな革の風合いに。
元々グレーの色味。
しかし、やや黒っぽくなってきました。
エイジングの様子がよく分かる面があるので、そちらも紹介。
カードケースの裏面です。
部分的に色が違うのが分かりますか?
上の写真の右側部分は青みがあり、一方の左側は黒味が強いです。
これこそ、経年変化によって出てきた違い。
普段からカードが差し込まれている部分、右側の部分は触らない部分であり、陽の光が当たらない部分。
ゆえに、エイジングがそこまで進みません。
対して、左側はカードで隠れることがない、常に露出している部分。
要は、触ることの多い部位。
そちらは色が濃くなっているのが分かりますね。
自らの使い方によって、経年変化の程度や部位が変わります。
まさしく、自分だけの象革になるわけです。
エイジングを遂げた象革は魅力ブースト!末永く愛用したいと思える革種
本記事では象革の経年変化の程度を紹介しました。
筆者の3年愛用品の象革カードケースを例に取り、表情の変化を見たところ、あらためて象革の魅力を感じた次第。
エレファントレザーのマットでワイルドな表情が徐々にツヤのある仕上がりに。
色が濃くなり、重厚感が増しつつも上品さを醸し出していきます。
牛革や馬革とは雰囲気の異なるエイジングに大満足なこと間違いなしです。
象革のエイジングを堪能したい人は、ぜひとも象革アイテムをチェックしてみてください。
それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!
レザーアイテム選びの参考として、美しさと丈夫さを兼ね備えた末永く愛用できるレザーブランドを紹介します。
ランキング順で並べはするものの、それぞれおすすめの人が違うので自分にピッタリなレザーブランドを選んでみてください。
池田工芸
ワニ革の強い光沢はエレガントで一生モノの風格を持つ。
| 池田工芸の特徴 | 日本で最大級のクロコダイル専門の工場を持つ 一貫した生産管理で高品質を保つ一流メーカー |
|---|---|
| こんな人におすすめ | とにかく高級感のある財布が欲しい |
ユハク
色へのこだわりが強く複数の色を手作業で重ねる染色が独創的な印象を与える。
| ユハクのアイテムの特徴 | 染色が鮮やかで革の美しい色味とグラデーションが楽しめる 芸術品のような美しさ |
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| こんな人におすすめ | 人とは違った美しいレザーアイテムを使いたい |
キプリス
「一生愛せる本質的価値のあるものづくり」をコンセプトに厳選した素材を基に機能性と品質を追求したモノづくりを徹底している。
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| こんな人におすすめ | 質実剛健の主張控えめな大人っぽい革製品が欲しい |

