革といえば、何が思い浮かぶでしょうか?
…というと漠然としすぎていますね。
「革」といって思い出すのは牛革だったり、サラサラとした触感の革(スムースレザー)などを思い浮かべる方が多いのではないかと。
でも、世の中そのような革だけではなく、多様な革が存在します。
動物の皮を使って作られる「革」はそれこそ、動物の種類の数だけ存在するのです。
もちろんそれが実用的か、美しいかは別問題として…。
実用性と美しさ、それらの基準をクリアした革が実際に革として使われているわけです。
その中でも一際異彩を放つのが、希少革と呼ばれる「エキゾチックレザー」。
この記事ではエキゾチックレザーの種類について触れてみます。
▼最高級クロコ財布を調べる!▼
革の種類にはどんなのがある?
世の中には沢山の種類の革があります。
おそらく最もメジャーな革の種類は牛革ではないかと。
あなたの身の回りにも、バッグや財布、ベルト…。
きっと牛革製のものがあるはずです。
そのほかにもコードバンでお馴染みの馬革や、豚革、山羊革、羊革なども割と身近ではないでしょうか?
これらはいずれも人間に飼育されている動物由来の革ですが、世の中にはそれ以外の革でも沢山の種類があります。
今回のテーマはそういった革、いわゆる「エキゾチックレザー」と呼ばれる革について、その魅力を僕なりに、たっぷりと語っていきたいと思います。
エキゾチックレザーとは
エキゾチックレザーとは希少革の総称で、革の王様「クロコダイル(ワニ)」や細やかなウロコ模様が美しい「パイソン(大蛇)」といった爬虫類が有名です。
それ以外にも「スティングレイ(エイ)」や「シャーク(サメ)」のような魚類、「エレファント(象)」、「オーストリッチ(ダチョウ)」といった哺乳類、鳥類など、その種類は多岐に渡ります。
いずれも、一般的な牛革などに比べて、高級品として扱われることが多いです。
なぜ高級品なのかというと、エキゾチックレザーを取ることのできるこれらの生き物達は、野生に暮らしているものがほとんど。
安定供給しにくいのです。
もちろん例外もあって、クロコダイルなんかは革の需要が高いため、飼育されている場合もあります。
革の質感はというと、かなり独特な見慣れない風合いの革が多く、実際に革に触れた感触もこれまでに味わったことのないものであることが多いです。
そういった意味でエキゾチックレザーはすごく面白い革ぞろい。
いずれにせよ、動物の哺乳類や爬虫類などの分類問わず、希少で手に入りにくい革をエキゾチックレザーと呼び、その希少価値や革の風合い・手触りの良さが世界中で愛されている理由というわけなのです。

▼クロコダイル革と牛革のコンビ▼
エキゾチックレザーの特別感
そんなエキゾチックレザー。
最大の魅力は何といっても、
特別な雰囲気
これに尽きると僕は思います。
普段見慣れた牛革とはまた違った雰囲気を醸し出していて、良い意味で違和感を持っていると言うか、独特な雰囲気が所有欲をくすぐるんですよね。
エキゾチックレザーの革靴なんてその存在感たるや、半端ではありません。
価格も半端ではないですが…。
ものによっては靴を履く機会として、カジュアルシーンに限定されるかもしれませんが、それでも所有する喜び、ワクワク感はプライスレスだと思います。
あくまで思うだけです。
持っていません…。
エキゾチックレザー製品のご紹介
革靴には手が届かずとも、僕はエキゾチックレザーを使った革小物をいくつか持っています。
革の種類としては、
- パイソン(ヘビ)
- クロコダイル(ワニ)
- オーストリッチ(ダチョウ)
です。
いずれも大変美しく、時々じっと見つめてしまったり、それを眺めながらお酒を嗜んだりします。

それはもう、至福のひと時です。
エキゾチックレザーを肴に飲むお酒のおいしいこと。
エキゾチックレザーの魅力を伝えるべく、それぞれのエキゾチックレザー製品をご紹介します。
- パイソンレザーのコインケース
- クロコダイルレザーのウォレット
- オーストリッチレザーのコインケース
パイソンレザーのコインケース
では、まずはパイソンレザー(ヘビ革)のコインケースから。
それがこちら。

日本発、ドメスティックブランドの「ブルーナボイン(BRU NA BOINNE)」のパイソンレザーのコインケースです。
すみません、感情が溢れました…。
インディゴで染められたパイソン柄。
何よ、その最高の組み合わせ。
「エイジングして下さい」、そう言っているようなものじゃないですか。
ツヤも美しく、何よりも特筆すべきは、ウロコが放つ独特の雰囲気。
一枚一枚、形、大きさが異なり、革が持つ表情の豊かさがより際立っているように感じます。
横から見た図。

ウロコが少し浮いているのが分かります。
剥がれないのかな?と少し不安になりますが、これを買ったお店の店員さん曰く、
日常生活で剥がれることはまずないです!
とのこと。
凄いです。
野生の強さを感じます。
こういった、見ただけでは分からない特徴を知ると益々愛着が湧いてくるというものです。
最後に中を。

中はオレンジの牛革。
こちらの牛革は高級車のシートに使われている革と同じ種類のもので、非常にしなやかで丈夫だそうです。
書いているうちにテンションが上がってきました。
革って何でこうも人を惹きつけるのでしょうか。


クロコダイルのウォレット
続いて、クロコダイルレザー(ワニ革)の財布。
こちら、ブルーナボインのクロコウォレットです。

ブルーの色味が美しいクロコダイル革の財布です。

ナチュラルで落ち着いた革の風合いなので、カジュアルな装いにもマッチしやすく、シーンを選ばず活躍してくれます。
続いて、クロコウォレットの内側のご紹介を。
内側は発色の良いオレンジ色です。

汚れが付きにくく、長く使うにはピッタリなレザーです。
クロコダイル革の艶やかで上品な質感と、キメ細やかで柔らかなカウハイドの風合いが同時に味わえる、レザー好きにはたまらない逸品です。

オーストリッチレザーのコインケース
オーストリッチレザーは耐久性があり、しなやかな素材。
日常で使う頻度が高いアイテムに使われることが多い実用的な革種です。
コインケースに使われることも。

一般的な牛革などとは全く異なる雰囲気を持っています。
オーストリッチレザーには羽毛の跡(クイルマーク)がしっかりと残り、一風変わった独特の風合いが味わえます。

どことなく、野性味を感じる風合いを漂わせ…。

ワイルドながら上品。
オーストリッチレザーはパイソンやクロコダイルとはまた違った印象を感じる革種です。

魔性のエキゾチックレザー
何はともあれ、エキゾチックレザー、良いです。
言葉の響きも素敵ですが、持つ喜びと見る喜び、そして使う喜び、いずれも一線級の怪物です。
これからも末永く一緒に過ごしていきたい、そう強く思っています。
それでは今回はこの辺で。
少しでもご参考になれば幸いです。
ご覧頂き、ありがとうございました!
▼最高級クロコ財布を調べる!▼
▼クロコダイル革と牛革のコンビ▼









最高の技術と職人技で国内外から高い評価を得ているのが色で魅せるレザーブランド「ユハク(yuhaku)」。
絵画技法をアレンジした独自の染色技術を用いた美しいレザーアイテム。
ユハクにはそんな魅力的な革製品が多数ラインナップされています。
高クオリティな革製品!持つ喜びを味わえる