- ネクタイの結び目の形がイマイチしっくりこない…
- 結び目がいびつ…
- なんか曲がってる…
なんて人は、この記事をチェックしてみてください。
- ネクタイの形がきれいに仕上がらない…
とお悩みなら、
- セミウィンザーノット
という結び方がオススメです。
ネクタイが曲がってしまう、結び目の形がいびつになってしまう方の多くはプレーンノットという結び方をしているはず。
プレーンノットはもともとそのようになる結び方なので仕方ないといえば仕方ないですし、そのアンバランスさが良いと好んで取り入れる方もいるわけですが…。
ネクタイの結び目を左右対称な美しい形状に仕上げたい方も多くいらっしゃるはず。
そのお悩み、結び方を変えれば解消します。
ネクタイにはいくつかの結び方はありますが、
という方に、先述のセミウィンザーノットがオススメなのです。
プレーンノットと似た結び方で、簡単な結び方なのにも関わらず、左右対称の形にできます。
ネクタイの結び目の形を手軽に美しく仕上げるのにピッタリの結び方です。
ということで本記事では、ネクタイの結び目を簡単に美しく仕上げられるセミウィンザーノットの結び方について説明します。
- ネクタイの結び目がきれいに仕上がらない…
- ネクタイの結び目を左右対称にしたい
- セミウィンザーノットの結び方を詳しく知りたい
ユナイテッドアローズ公式サイトネクタイの形がきれいに仕上がらない…
ネクタイの結び方に関するお悩み、こんなものがありますよね？
- ネクタイの形がきれいな逆三角形にならない…
- ネクタイが曲がってしまう…
多くの人がご経験あるでしょう。
実はこれ、ネクタイの結び目が左右対称になっていないのが原因です。
結び目が整っていないと、ネクタイを締めたときの全体の形が美しく仕上がりません。
ということは、
- ネクタイの結び目を左右対称に作れば良いのか！
って話なのですが、実際にそれができるかというと、なかなか難しい場合があります。
ネクタイの結び方次第で左右対称な結び目にするのが困難なときがあるのです。
左右対称にするのが難しいのは、ズバリ、
- プレーンノット
でネクタイを締めているときです。
ネクタイには様々な結び方がありますが、最もシンプルで定番の結び方がプレーンノット。
ネクタイの結び目のことを「ノット」と呼びます。
プレーンノットはネクタイの結び方として、もっともポピュラーで簡単な手法。
簡単ゆえに多くの方が取り入れている結び方ですが、プレーンノットは結び目を左右対称にするのが難しいです。
もっと踏み込んで言ってしまえば、プレーンノットの結び目は左右対称にならず、ネクタイが曲がるのは当たり前。
むしろ、その不完全さや非対称な形状を味として楽しむ感覚すら覚える、粋な結び方です。
- 結び目の形がいびつ…
- きれいな逆三角形にならない…
これらは、そもそも結び目が左右対称にならない結び方をしているがゆえに起こっているのです。
- プレーンノットは左右対称にならない結び方だ
という認識が必要です。
とはいっても、
なんてことになりがち。
ネクタイの結び目を美しく仕上げるには？
では、ネクタイの結び目をきれいに仕上がるにはどのようにすれば良いのでしょうか？
答えは簡単。
- 左右対称になる結び方を採用すれば良い
ですね。
プレーンノットのように、左右対称になりにくいネクタイの結び方がある…。
それは裏を返せば、左右対称になりやすい結び方があるということ。
実際、ネクタイの結び方は多様にあります。
例えば…
- プレーンノット
- セミウィンザーノット
- ウィンザーノット
- ダブルノット
など。
これらの手法は、結び目の形状やボリューム感が異なるネクタイの結び方です。
先ほどご説明したプレーンノットが左右対称の結び目を作りにくい特徴を持つのと同じく、その他の結び方にもそれぞれ特徴があります。
基本的に、上記にあげたプレーンノット以外の結び方は美しい逆三角形の結び目を作りやすいです。
ネクタイの結び目を美しくきれいに仕上げたいのなら、結び方を工夫してあげると良いのですね。
結び方が簡単できれい！セミウィンザーノット
ここでわき起こる、こんな疑問。
個人的に、
- セミウィンザーノット
をオススメします。
セミウィンザーノットは結び目がきれいな逆三角形になり、バランスの良い形に仕上がるのが特長です。
プレーンノットと同じくらい簡単な結び方であるにも関わらず、結び目を左右対称にしやすく、スタイリッシュな印象が高まります。
プレーンノットよりも結び目にボリュームが出るため、首元のネクタイの存在感を高め、エレガントさの演出が可能。
ネクタイが斜めに曲がるのを防いでくれます。
プレーンノットでネクタイが曲がってしまうことでお悩みの方は、左右対称にしやすく、斜めに曲がりにくいセミウィンザーノットを試してみて下さい。
セミウィンザーノットの結び方
ここからが本題。
セミウィンザーノットの結び方について解説していきます。
結び方の例に使うネクタイはポータークラシックのニットタイ。
セミウィンザーノットの結び方は以下の通りです。
- 大剣を前にして小剣とクロスさせる
- 大剣を小剣の後ろ側に回す
- 首のループに大剣を前側から後ろ側へと通す
- 大剣を横方向から結び目に添わせながら一回転させ、ループの後ろ側へ回す
- 大剣をループの後ろ側から前側へ通す
- 大剣の先端を結び目の穴に通す
- 結び目の形を調整する（大剣を引っ張ると結び目の形が整い、小剣を引っ張ると結び目を首元に詰められる）
- 大剣裏側の小剣通しに小剣を通して固定する
ちなみに、各用語の解説は…
- 大剣：ネクタイの太い方の剣先
- 小剣：ネクタイの細い方の剣先
- ノット：結び目のこと
- 小剣通し：大剣の裏側に付いた、小剣を通して固定するための穴
文章だけだと分かりづらいですね。
図で手順を追いつつ、セミウィンザーノットをやってみます。
ネクタイを首の後ろにかけたこの状態から。
僕の場合、大剣を右側、小剣を左側で結びますので、そのような配置に。
逆の方はこれからご紹介する手順を鏡対称でご覧いただければ幸いです。
小剣側のネクタイの長さを大検側に対してかなり短くしておくのがポイントです。
では、実際にセミウィンザーノットを結んでみますね。
まずは、大剣を前側にして、小剣とクロスさせます。
続いて、大剣を小剣の後ろ側に回しながら、再び前に持ってきます。
そして、首のループに大剣を前側から後ろ側へと通しましょう。
次に、大剣を横方向から結び目に添わせつつ一回転させ、ループの後ろ側へ回します。
そして、大剣をループの後ろ側から前側へ通します。
ここまできたら、あとはプレーンノットと同じ手順。
大剣の先端を結び目の穴に通します。
すると、このような状態に。
大剣を引っ張って結び目の形を整えつつ、小剣を引っ張って結び目を締めます。
結び目の形を調整しましょう。
最後に、大剣裏側の「小剣通し」に小剣を通して固定すれば…
セミウィンザーノットの完成です。
簡単手順で美しい逆三角形が作れます。
左右対称のきれいな結び目になっています。
ベストスタイルのキッチリ感をそのまま活かせる、シンメトリーなネクタイ。
美しい立体的なフォルムにできました。
セミウィンザーノットでネクタイを美しく魅せよう！
本記事では、ネクタイをきれいな逆三角形に仕上げるための結び方を紹介しました。
というお悩みや、
なんてお考えの人は、結び方を変えればOK。
ネクタイをきれいな形に整えたいならセミウィンザーノットがオススメです。
ネクタイの結び方の中でも、比較的簡単でとっつきやすいセミウィンザーノット。
結び目を手軽に・美しく整えたい方にピッタリです。
一度覚えてしまえば、ずーっと活用できる手法なので、ぜひとも取り入れてみてください。
それでは、今回はこの辺で。
少しでもご参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました！
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