ニットやシャツをハンガーに掛けていると、肩の部分にくっきりとハンガーの跡が残ってしまう…。
そんな経験、ありませんか?
特に、洗濯の後に衣類をハンガーに掛けておくと、衣類に含まれた水の重みもあいまって、
- ダラ~ッと肩の生地が伸びてしまう
ことも…。
お気に入りの洋服のシルエットが台無しになってしまった…。
そういった経験は多くの人が持っているはず。
この記事を見れば衣類の型崩れとはまったくの無縁になれます。
その方法はあるハンガーを使用すること。
その名は、
- マワハンガー
です。
角がない丸みを帯びたハンガーで肩部分が出っ張らないのが特徴のドイツ生まれのハンガー。
本記事では洋服の型崩れを防ぐことに特化したマワハンガーを紹介します。
- 肩にハンガー跡を付けたくない
- ハンガーから服が滑り落ちて困っている
- クローゼットを省スペース化したい
- 重アウター用のハンガーが欲しい厚みのあるハンガーをチェック
衣類の型崩れについて
衣類の型崩れ。
多くの人が1度は経験あるでしょう。
ハンガーに掛けてから長期間そのままにしていたTシャツやニットの肩部分が、
- ハンガーの形に「ポコッ」と跡が残ってしまう…
あるいは洗濯後。
脱水もそこそこに、ある程度の水を含んだ状態でハンガーに掛けておいたら、乾燥した頃には、
- クッキリとハンガー跡ができてしまっていた…
なんて、わりとありがちです。
ありがちとはいえ、そうなると非常に厄介。
1度ついてしまった衣類のハンガー跡を消すことは、とても億劫。
アイロンで蒸気と熱、圧力を加えることで解消することも可能ではありますが…。
面倒ですよね?
できれば跡が付かない、
- 根本的な対策
でなんとかしたいものです。
衣類の型崩れはなぜ起こる?
対策をするには、服に跡がつくのはなぜかを理解しなければなりません。
理解するとはいっても、その理由は至極簡単。
- 生地が伸びる
から。
洋服をハンガーに掛けていると、洋服に重力がかかります。
当然の現象ですよね。
そうすると、その洋服自体の重さ分の力が洋服に掛かることになります。
その力がどこに加わるのか。
それは…
- ハンガーで支えている箇所
です。
それはつまり、洋服の、
- 首から肩のライン
になります。
特に、ハンガーの肩部分ではストンと落ちるように形状が変わる箇所がありますよね?
下図の赤丸の部分です。
この部分は服自体の重さが集中的に掛かりやすい箇所のため、肩部分の生地が伸びやすくなる傾向にあります。
- 負荷の集中
上記が型崩れの原因です。
そして、その型崩れはデリケートな生地ほど顕著にあらわれます。
もちろん、形状がどっしりとした厚みのあるハンガーを使えば、生地が伸びる心配はほとんどなくなります。
ただ、厚みのあるしっかりとしたハンガーは価格が安くないのが玉に瑕です。
型崩れを防止するためにはどうすれば良い?
では、洋服の型崩れはどうしたら防止できるのでしょうか?
洋服の型くずれの原因をもう1度確認してみます。
- 衣類自体の重さ
- 生地の耐久性
- 肩の出っ張ったハンガー形状
以上がハンガーに掛けたときの生地の伸びやすさに関連する項目です。
これら3つの項目を満たしてしまうと、洋服の生地が伸びて型崩れが発生します。
逆にいえば、いずれかの項目が1つでも当てはまらなければ肩の生地が伸びて型崩れが起きるのはほぼ防げるということです。
この中で制御できる項目はどこかを見ていきましょう。
型崩れの原因①:衣類自体の重さ
衣類自体の重さは、洋服自体の特性やデザイナーの方の趣向やこだわりによってそうなっています。
こちらでどうこうできる項目ではありません。
その服が気に入ったからこそ、その服を手に入れたわけですからね。
いまさらそこにケチを付けるのはナンセンスです。
型崩れの原因②:生地の耐久性
生地の耐久性も同様、コントロールするのは不可。
保温性や生地の雰囲気は、その服だからこその特徴です。
それは長所であり、短所でもあります。
例えば、ニットなどで使われるカシミヤは非常にデリケートな素材で、クリーニングや洗濯時にも気をつかいます。
ですが、そんなカシミヤだからこそ、類まれなる保温性や肌触りを達成できるわけです。
生地の扱いやすさや耐久性がある程度犠牲になるのは、仕方ないところがあります。
デリケートな生地だからこそ着心地が良いわけです。
型崩れの原因③:肩の出っ張ったハンガー形状
以上の2つの項目は、洋服を楽しむ上では切り離せないものです。
ただ、残り1つの項目、
- ハンガーの肩の出っ張り
これはどうでしょうか?
どうとでもなりそうですね。
シンプルな対策として、ハンガーの形を変えれば解決します。
肩が張らないマワハンガー
ハンガーの形を変える…。
それは、
- 肩が張らない形状のハンガーに変える
ということ。
先ほど写真でお見せしたものが、いわゆる、
- 普通のハンガー
です。
ハンガーと聞いてパッと思い浮かぶのは、クリーニングに出して帰ってくるときに付属してくる、
- 針金式のハンガー
という人も多いのではないでしょうか?
それが最もメジャーな形状です。
ただ、針金式のハンガーは衣類をかけたときに、肩部分に過度な負荷がかかります。
先ほどから述べているように、洋服の肩が出っ張ってしまい、型崩れの原因となりますね。
肩が出っ張らないハンガーはないものか…。
そこで登場するのが、こちらのハンガーです。
こちら、マワハンガーのエコノミックというモデルです。
マワハンガーとはドイツに本拠を構える企業、
- MAWA GmbH
が手掛ける、ハンガー製品群を指します。
マワハンガーに関しては、エコノミックに限らず、多くの種類があります。
マワハンガーシリーズのバリエーションの中には、スラックス用のハンガーも。
そして、そんなマワハンガーシリーズの中でもかなりの人気を博しているのが、
- エコノミック
という、形状に特徴のあるハンガーなのです。
マワハンガー「エコノミック」の特徴
マワハンガーのエコノミックの特徴は、肩の出っ張りがないデザイン。
ハンガーの形状からわかる通り肩の出っ張りがなく、ハンガー全体が円を描くように湾曲しています。
肩先が緩やかなカーブを描いているため、衣類を引っ張ることなく生地を傷めない効果があるのです。
この形を採用することで、洋服の肩部分にかかる力を分散し、生地にかかる力の局在化を軽減します。
それにより、肩の一点に力が集中することが防止され、洋服の肩部分の生地にかかる力が緩和。
結果として、洋服の生地が伸びなくなるということなのです。
また、マワハンガーの大きな特長の1つ、
- ノンスリップコーティング
がハンガー全体で衣類をしっかりキャッチ。
カーディガンやニットも型崩れなく収納することが可能で、掛けた衣類がすべり落ちる心配もなし。
マワハンガーには多くのモデルがありますが、こちらのエコノミックはTシャツ等のインナーから、シャツ・ブラウス・ジャケットにいたるまで幅広く使える万能タイプ。
厚さもわずか1cmで非常にスリムなため、クローゼットに沢山かけられ、省スペースにも貢献します。
マワハンガーの「エコノミック」を使ってみる
実際に、マワハンガーの「エコノミック」に洋服をかけてみます。
Tシャツをかけてみました。
肩の部分が丸みを持ち、一部分だけ突出するようなことがありません。
Tシャツの肩部分に寄ってみます。
Tシャツが本来のシルエットに近い形で吊るされており、洋服へ不自然な負荷が与えられていないことがハッキリとわかりますね。
Tシャツは衣類の中でも比較的生地の重みは小さい方ですが、それでも洗濯後の水を含んだ状態だと、そこそこの重みになります。
その状態で針金式ハンガーのような一般的な形状のハンガーに干すと、生地の軽いTシャツであっても肩の出っ張りができます。
結果として、シルエットが変化してしまうことも珍しくありません。
衣類の保管時だけでなく、洗濯後に乾燥させるときにもマワハンガーは効果を発揮するのです。
マワハンガーは、衣類を大切に永く愛用したいという方には必須といっても良いハンガー。
防虫カバーと組み合わせれば、鬼に金棒。
衣類を保護する鉄壁の守りを築けます。
マワハンガーでハンガーラックをスッキリ整理
ふと、
と思ったので、この度ドドンと購入しました。
ネット通販で20本。
こうしてみると、なかなか迫力があります。
シャツをかけるとこんな感じ。
スッキリ収納できました。
同じハンガーで揃えると、デザインが統一。
ハンガーラックの雰囲気がまとまります。
マワハンガーは機能的なだけでなく、シンプルで主張控えめな見た目。
そのためハンガーラックに全体の印象を落ち着いたものにしてくれるのです。
と検討している人はマワハンガーがオススメ。
サイレントなデザインなので部屋の雰囲気を壊すことなく取り入れられます。
洋服の型崩れを防ぐハンディスチーマー
さて、この項目では服の型崩れ対策として別の方法を提案します。
マワハンガーは服の型崩れをあらかじめ防ぐ、予防のためのアイテムです。
型崩れが起きた服をマワハンガーにかけても意味がありません。
すでに生地に跡やシワが付いてしまったときの対処方法としてはハンディスチーマーをおすすめします。
ハンディスチーマーは気になったときにサッと使える手軽さがあり、面倒さが軽減。
- Tシャツ
- シャツ
- パンツ
あらゆる衣類に使えるため、1つ持っていると便利です。
マワハンガーで衣類の型崩れを防止しよう
本記事では肩を張らずに衣類を保管できる「マワハンガー」を紹介しました。
一般的な形状のハンガーの場合、服をかけた際に肩両端に負荷が集中します。
しかし、丸みを帯びたハンガーであるマワハンガーはその力を分散。
洋服の型崩れを防止してくれます。
ハンガー1個でできる超簡単な洋服のケア。
せっかくきれいな洋服のシルエットを崩さないように、ハンガーにもこだわってみてください。
手間いらずで劇的な効果が得られることがわかるはずです。
最後に、もう1度マワハンガーのメリットをおさらいしておきます。
- 肩の生地が伸びない
- 掛けた衣類がずれ落ちない
- クローゼットの省スペースを図れる
便利なマワハンガー、要チェックです。
- 肩にハンガー跡を付けたくない
- ハンガーから服が滑り落ちて困っている
- クローゼットを省スペース化したい
- 重アウター用のハンガーが欲しい厚みのあるハンガーをチェック
それでは、今回はこの辺で。
少しでもご参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!
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