靴磨き

【TPOで使い分け】鏡面仕上げの落とし方!喪服で革靴が輝いているのはマナー違反に!

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革靴の鏡面仕上げ

美しく鏡のように仕上げられた革靴の鏡面の美しさには見とれてしまうほどです。

僕は基本的に、フォーマル靴の場合は鏡面に仕上げて履いています。

一般的なビジネスの場であれば、鏡面に仕上げていようが、その場に似つかわしくないということはそうそうないと思いますが、TPO(時・場所・場合)次第では状況が変わってくることも。

法事の場もその一つ。

喪服での出席になりますが、故人をしのぶ場において、煌びやかで華やかな印象を与える革靴の鏡面仕上げはふさわしくありません

今回、親族の法事に出席するにあたり、革靴の鏡面を落としました。

本記事では、革靴に仕上げた鏡面の落とし方と使用した道具についてご紹介します。

鏡面仕上げにふさわしくない場とは?

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「革靴の鏡面仕上げ」、それは靴磨きの醍醐味だいごみと言っても過言ではないでしょう。

シューポリッシュで革靴をピカピカにすることが趣味という方も多くいらっしゃるかと思います。

かくいう僕もその一人です。

鏡面仕上げの楽しさから、ついつい持っている靴を片っ端から磨いてしまうのは靴磨き好きの性だと思いますが、全ての革靴を鏡面にしてしまうと困ることがあります。

一路
一路
法事に行くための靴がない!

そんな状況におちいりました。

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突然ですがこちら、スコッチグレインアシュランスです。

黒のストレートチップなので、冠婚葬祭全てに対応可能な万能選手…、のはずなのですが。

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ガッツリ鏡面仕上げ済み。

これでは法事には出られません。

一路
一路
それが何故かと言いますと…

法事は故人をしのび、親族の絆をより深めるためのものです。

おごそかな場であるので、服装は冠婚葬祭用のブラックスーツが基本。

当然、靴もそれに対応するもの、つまりは「黒色で装飾の少ない革靴」を着用することになります。

光沢感のあるガラスレザーやエナメル素材の靴、あるいは穴飾りや装飾がある靴は避けた方が無難です。

そういった靴は華やかな印象を持っているので、法事の場にはふさわしくありません。

光沢感があって、華やか…。

通りすがりの御方
通りすがりの御方
鏡面仕上げってそれに当てはまるんじゃ…!?
一路
一路
Exactly(そのとおりでございます)

法事の場に鏡面に仕上げた革靴を履いて出席するのは避けるべきです。

そのため、法事に出席するにあたり、鏡面に仕上げた靴のワックス層を除去する必要が出てきました。

そこで、今回は鏡面を形成するワックス層の除去方法について、実践を踏まえてご説明していきます。

革靴の鏡面仕上げを落とす方法

鏡面の落とし方にはどのようなものがあるのでしょうか。

おそらく色々な手法があるかとは思いますが、僕が思いつく落とし方として、以下の方法があります。

鏡面仕上げの落とし方
  • 靴クリーナーで落とす
  • 油性の靴クリームで落とす
  • 専用クリーナーで落とす
一路
一路
それぞれの手法を詳しく見ていきましょう!

靴クリーナーで落とす

革靴の鏡面を落とす方法の一つ目は「靴クリーナーを使用する」ことです。

僕が普段の靴磨きでヘビロテしている靴クリーナーは、「M.モウブレィ」の「ステインリムーバー」や「ブートブラックシルバーライン」の「ツーフェイスローション」があります。

しかし、これらでは十分に鏡面を落とし切れない場合があります。

というのも、鏡面のように輝いている部分の正体は、シューポリッシュのロウ分、つまりワックスです。

このワックスが革靴の表面に強固な油の層を形成して、美しい光沢が現れています。

形成されているワックス層は比較的頑丈であり、上に挙げたような一般的な靴クリーナーではワックス層を完全に除去することが難しいのです。

不可能ではありませんが、相当の時間が掛かりますしクリーナーの使用量もかさむので、とても効率的とは言えません。

「サフィール」の「レノマットリムーバー」であれば、その強力な洗浄効果によって鏡面を構成するワックス層をバッチリ除去できます。

レノマットリムーバーで鏡面を落とす方法
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ですが、レノマットリムーバーはその強力な洗浄力ゆえに、使用量を間違えてしまうと革をいためる原因となります。

一路
一路
どのくらい強力かというと一発でカビを根絶できるくらいです!
【カビ取り方法】革に発生したカビを溶剤で徹底除去!【レノマットリムーバー】革に発生したカビの落とし方をご紹介している記事です。革製品にカビはつきもの。この記事ではベルトに生えてしまったカビの除去をレノマットリムーバーで行っています。革靴や革財布にも応用できますので是非お試しください!...

そのため、靴磨きを始めたばかりの方には少し扱いづらいかもしれません。

油性の靴クリームで落とす

油性の靴クリームで落とす手立てもあります。

鏡面を形成しているワックス層は油の膜です。

ということは、そのワックス層は油に溶けます。

一路
一路
油は油を溶かしますからね!

その原理で油性の靴クリームであれば、ワックスの層を除去することができます。

以前、油性クリームである「サフィールノワール」の「クレム1925」で実際に革靴の鏡面層を除去したことがあります。

クレム1925でワックスを落とす
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専用クリーナーで落とす

鏡面落とし専用のクリーナーもあります。

それが「ブートブラック」「ハイシャインクリーナー」です。

ハイシャインクリーナーは鏡面に仕上げたワックスの層を除去するための専用クリーナー。

その効果は絶大です。

ハイシャインクリーナーでガッツリ鏡面を落とす
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鏡面仕上げ除去のための専用クリーナーというだけあって、簡単にワックスを除去できます。

一路
一路
効果が大きい割にはレノマットリムーバーのような強烈な香りもなく、革へのダメージは比較的少ないのかも…!?

ただ、あくまでレノマットリムーバーと比較してです。

鏡面仕上げ以外のところには使用しないでください、という注意書きがあるので、革への負荷があるにはあるようです。

以上、鏡面落とし手法をご紹介しました。

どの方法でも鏡面除去は可能なので、お好みの方法を選んでみてください。

実践!鏡面落とし

では、実際に革靴の鏡面を落とす作業に入ります。

先ほどご紹介した方法の中で、今回僕が採用するのは「専用クリーナー」での鏡面落としです。

何だかんだで最も速く鏡面を落とせる方法だと思います。

ということで、こちらのハイシャインクリーナーで鏡面落としを実施します。

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作業工程はこのように。

  1. ホコリ落とし
  2. 鏡面落とし
  3. クリーナーの除去
一路
一路
では、早速やっていきまっしょい!

ホコリ落とし

まずは馬毛ブラシで靴に付着しているホコリを払います。

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ブラッシングは革靴のお手入れの最も基本的なことであり、最も重要なことでもあります。

一路
一路
「ブラッシングを制する者は革靴を制す」、とはよく言ったものです!
通りすがりの御方
通りすがりの御方
(初耳…)

鏡面落とし

次に先ほどご紹介した、ハイシャインクリーナーで革靴のワックス層を除去します。

指先にハイシャインクリーナーを取りまして…

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鏡面に仕上げた部分にのみ塗布します。

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感触としては、かな~り柔らかいワックスのよう。

塗りやすさ抜群です。

片方の靴が終わったら、もう片方の靴にも。

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クリーナー容器に記載されている使い方としては、クリーナーをクロスに取って溶かしながらワックスをふき取っていくというものです。

しかし、今回は靴にワックスを厚塗りしているということもあり、まずはワックスを浮かせる目的で、指で直接クリーナーを塗っています。

一路
一路
この方がワックスの落ちが良い気がするのです!

一通りワックスを塗ったら、指に巻き付けたクロスにクリーナーを取り、鏡面部分のワックスをふき取っていきます。

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ハイシャインクリーナーは溶剤ですから、クロスを強くこすると革への負担が大きいです。

ゴシゴシこすらずに、クルクルと円を描くように優しく拭きます。

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クロスは真っ黒です。

優しく拭いてもこれだけごっそりとワックスが除去できます。

一路
一路
凄っ!!

ですが、強力なワックス落とし効果のあるハイシャインクリーナーとはいえ、ワックスが厚塗りされていると一回で落としきれない場合があります。

その場合はハイシャインクリーナーでのワックス拭き取り作業を複数回行います。

クロスを新しい面にして…

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再度、ハイシャインクリーナーをクロスにつけてフキフキ。

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「優しく拭く」という意識を忘れずに。

一路
一路
焦らずじっくりいきましょう!
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まだまだ落ちますね。

もう一回。

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ワックスの落ちが無くなってくると、クロスにワックスの色が付かなくなってきます。

このような状態になったら、ワックス落としは完了です。

今回は黒のシューポリッシュを使っていたのでクロスに色が付いて判断しやすかったのですが、無色のシューポリッシュを使用している場合はクロスに色が付きません。

その場合は革靴の光沢が無くなり、革がマットな質感になったことを確認できた地点で鏡面落とし終了と判断しましょう。

ハイシャインクリーナーの除去

鏡面仕上げのワックス層の除去を終えると、靴表面に残ったハイシャインクリーナーが気になると思います。

そこで、表面に残ったハイシャインクリーナーを普段のお手入れ用の靴クリーナーで拭き取ります。

使用するのは「ブートブラックシルバーライン「ツーフェイスローション」

靴用の汚れ落とし用クリーナーです。

ツーフェイスローションとは?
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ツーフェイスローションをクロスに取って、ハイシャインクリーナーを使用した部分をクロスで拭きます。

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フキフキ。

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これにて鏡面に仕上げた面の除去はおしまいです。

靴の様子はと言いますと…

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鏡面が落ちていますね!

こちらがトゥ部分の拡大図。

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マットな質感、全開です。

きれいさっぱり鏡面仕上げが無くなりました。

これでうれいなく法事に出席することができます。

ただ、少し光沢が欲しい…

一路
一路
ハイシャインクリーナーでバッチリワックスを落とすことができました!

めでたし、めでたしですね!

…。

…う、…。

…うぅ、…。

…う…、うぅ…。

…あ、頭が痛い…。

靴を輝かせたくて頭が痛い(白目)。

通りすがりの御方
通りすがりの御方
!?!?

いや、ホントどうしたら良いですか。
この気持ち。

革靴がマットな質感を手に入れたは良いですが、ツヤが欲しいです。

鏡面に仕上げることはもちろんダメですが、ツヤがあるくらいは…。

ツヤくらい…。

ツヤくらい良いよね(白目)。

通りすがりの御方
通りすがりの御方
!?!?

ということで、鏡面を落とした充実感冷めやらぬ内ですが、靴磨きを行おうと思います。

華やかな足元がふさわしくなくても、革の質感を高めてあげる位なら良いはずです(自らに言い聞かせるように)

折角鏡面を落として革への栄養補給を妨げるワックス層を除去したことですし。

革の栄養補給を行った後に、少し磨こうと思います。

作業手順は以下です。

  1. 栄養クリームを塗る
  2. 油性クリームを塗って磨く
  3. 仕上げ用ブラシでブラッシング

今回のメイン作業はあくまで鏡面落としなので、ここからはチャチャっとやっていきますよ。

それでは早速、靴磨き開始です。

栄養クリームを塗る

まずは靴クリームを塗ります。

通常はホコリ落としのためのブラッシングからですが、今回は冒頭でホコリ落としや汚れ落としをすでにしているため、いきなり靴クリームからです。

今回使用するのはこちらのサフィールノワールのレノベイタークリームです。

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このクリームはカーフやボックスなど、光沢のある皮革に栄養と柔軟性を与え、自然で美しい光沢を引き出すことができます。

カーフやボックスというとデリケートな部類の革です。

つまり、このレノベイタークリームはデリケートクリームという位置づけです。

通りすがりの御方
通りすがりの御方
あれ?
サフィールノワールって他にもデリケートクリームあるよね?
一路
一路
(食い気味で)スペシャルナッパデリケートクリームですね!

同じデリケートレザー用のクリームと言っても、この2つのクリームには仕上がりに違いがあります。

レノベイタークリームは革に光沢を与え、スペシャルナッパデリケートクリームは革の質感を活かすためにツヤを出さずに仕上げることができるのです。

  • レノベイター…ツヤ有り
  • スペシャルナッパ…ツヤ無し

クリームを使用する革の種類によって使い分けることが可能なんですね。

今回はカーフレザーの靴で光沢を出したいということもあり、レノベイタークリームを選択しました。

レノベイタークリームをクリーム塗布用ブラシであるペネトレイトブラシに取って、靴に塗り込みます。

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トゥ部分はこれまでワックス層が乗っていたので、その部分はどうしても革への栄養補給がとどこおりがちになります。

しっかりクリームで栄養と潤いを与えましょう。

靴全体へのレノベイタークリームの塗布が終わったら、豚毛ブラシでのブラッシングです。

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ブラッシングで塗布したクリームを靴全体になじませます。

ブラッシングの後はクロスで余分なクリームを拭き取ります。

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余分なクリームはベタつきの原因となります。

放っておくとホコリを吸着してしまいますから、余分なクリームはしっかりと落としておきましょう。

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レノベイタークリームでケアした後の革靴の様子です。

控えめなツヤが美しいですね。

ここでお手入れ終了としても良いのですが…。

一路
一路
次、いっちゃいますか~!(3次会に行くときのテンションで)

油性クリームを塗って磨く

靴磨きって一度始めると止まらないですよね!

ということで、次は靴を磨きます。

折角鏡面を落としたので、ツヤはあくまで控えめに。

そんな目標を立てつつ、使用するのはこちら。

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ブートブラックアーティストパレットです。

アーティストパレットは油性の靴クリームなので、比較的ツヤ出し効果が強いクリームです。

靴クリームのアーティストパレット

【三越・伊勢丹】公式サイト

アーティストパレットの詳細についてご興味ある方は以下をご覧下さい!
ブートブラックのアーティストパレットを初めて使ってみました【靴磨き】靴磨き愛好家としては色々なシューケア用品を使いたくなるものです。ブートブラックのアーティストパレットもその例に漏れず。アーティストパレットの使用感を確かめるべく購入しましたので、実際に使ってみた感触をレポートします。色味は「デニム」を選択。黒の革靴にほんのり青みを入れてみます!...

このクリームを指に取り…

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靴に塗ります。

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指で直接塗り込むことで体温の熱を利用できるため、クリームの滑りが良くなります。

でも、細かいところは指よりもペネトレイトブラシのようなクリーム塗布用ブラシを使った方がやりやすいので、使い分けると良いでしょう。

アーティストパレットの靴クリームをアッパー(甲革)全体に塗ったら、水研ぎ工程に移ります。

ハンドラップでクロスに少量の水を含ませて…、

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磨いていきます。

優しくクルクルと円を描くようにクロスを滑らせます。

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最初は革がくもったような見た目になるかもしれませんが、磨き続けていくと徐々にツヤや光沢が出始めます。

靴クリームを塗った個所全体を磨き上げます。

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アーティストパレットで磨いた後がこんな感じになっております。

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一路
一路
ツヤ出てますね~!

この時点で「ツヤ出すぎかなぁ」、という心配もありますが、靴磨きラバーとして仕上げ工程もしなければ気が済みません。

ということで、次、最後の工程に移ります!

仕上げ用ブラシでブラッシング

最後はブラシで仕上げます。

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ブートブラックのフィニッシングブラシ

仕上げ用の、山羊毛と馬毛がミックスされたブラシです。

フィニッシングブラシを詳しく見てみる!
ブートブラックの山羊毛ブラシを購入!その名も「フィニッシングブラシ」【靴磨き用品】ブートブラック(Boot Black)の山羊毛ブラシである「フィニッシングブラシ」を購入しました。化粧ブラシとしても有名な熊野筆の技法で作られたこの靴磨き仕上げ用ブラシは、山羊の産毛と馬の尾をふんだんに使った贅沢なブラシです。毛の密度も非常に高く、得られる革靴のツヤも期待できそう!今回はそんなブラシをご紹介!...

このブラシにハンドラップで水を含ませます。

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そして、ブラッシング。

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ブラシの柔らかで密に埋め込まれた毛がクリームを均一にならしてくれるため、より一層、革のみずみずしさとツヤの美しさが引き立ちます。

そして、磨き後のお手入れ完了図がこちらになります。

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…。

心の声:(結構輝いちゃってるかなぁ…。)

心の声:(これで法事行けるかなぁ…。)

一路
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まぁ、全然余裕っしょ!(震え声)

お手入れ前後で比較してみる

では今回のお手入れを通して、ケア前後の比較をしてみようと思います。

ハイシャインクリーナー前後

まずはハイシャインクリーナーの使用前後での比較です。

鏡面落とし前後の比較図ということになります。

上がハイシャインクリーナー使用前、下がハイシャインクリーナー使用後です。

一目瞭然の違いです。

ハイシャインクリーナーを使うことで、しっかりとワックスの層を除去できていることが改めて確認できました。

【ハイシャインクリーナー ⇒ 靴磨き】前後

続いては「鏡面落とし前」と「今回の一連のお手入れ(鏡面落としと靴磨き)後」の比較図です。

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上がお手入れ前、下がお手入れ後。

こうしてみると靴磨きでツヤがでたものの、鏡面磨きの光沢感ほどではないことがわかります。

お手入れ後では靴の存在感の放ち方がだいぶ緩和されているのではないかと感じますね。

これならば、鏡面仕上げという人工的な印象とは一線を画して、「革靴の質感を引き出す」というレベルで収まっているのではないかと個人的には思います。

一路
一路
法事、いけるやん!

TPOに合わせて革靴を楽しもう

本記事で、は革靴の鏡面仕上げの落とし方についてご紹介しました(勢いあまって靴磨きまでやってしまいましたが…)。

法事の場では華やかな印象の鏡面仕上げの靴はふさわしくなく、落ち着いた足元が求められます。

それを知らずにビッカビカに輝かせた靴で出席してしまうと、他の方の視線が痛く感じることもあるかもしれません。

時・場所・場合という「TPO」に沿った身だしなみをすることは、大人のマナーとして必要なことです。

革靴も例外ではありません。

礼節をわきまえたうえで鏡面仕上げを楽しめば、心も足元もスッキリ快適に過ごせること間違いなしですよ!

それでは、今回はこの辺で。
少しでもご参考になれば幸いです。

ご覧頂き、ありがとうございました!

靴磨きの方法まとめ
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革靴に使用されている革には様々な種類があり、それぞれに特徴があります。
革の魅力を最大限引き出すために、革の種類によって適したケア用品・方法を選びましょう。
革種ごとの靴磨き方法をまとめています。

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