ファッションシーンでよく語られるレイヤードスタイル。
レイヤードスタイルとはその名の通り、
- 服を重ね着
する服装を指します。
服を重ね着すると、暖かさを確保する機能面だけでなく、スタイリッシュなスタイリングに昇華する特徴があります。
むしろ、後者がレイヤードを取り入れる主な目的です。
レイヤードスタイルを取り入れたときの具体的なメリットは、スタイルが良く見えることや差し色を手軽に導入できてコーデにメリハリが生まれること。
日々のファッションがワンランクアップした感覚を味わえますよ。
一方で、レイヤードスタイルは1度に着る服が多くなるため、着替えるのが面倒なことやコーデのバランスを間違うとなんだかちぐはぐな印象になるリスクも。
ただ、レイヤードスタイルの特徴を踏まえてスタイリングに取り込んでいけば、失敗せずに済みます。
本記事ではレイヤードスタイルのメリットとデメリットを解説します。
- レイヤードスタイルを取り入れる意味って何？
- レイヤードする上で気を付けるべきことは？
- レイヤードスタイルの良いところと悪いところを知りたい
レイヤードはファッションスタイリングの定番手法
レイヤードとは層状に積み重ねること。
ことファッションシーンでは、洋服を重ね着することを指します。
レイヤードスタイルはコーデを組む上で基本的な方法です。
Tシャツの上からシャツを重ねるのも、シャツの上からジャケットを着るのもレイヤードスタイル。
そう考えると、レイヤードスタイルは結構身近。
意識せずともスタイリングに取り入れている人は少なくありません。
重ね着によってファッションに立体感が出たり、色の組み合わせを楽しめたりと、何かとスタイリングの幅が広がるのがレイヤードスタイルの特徴です。
レイヤードスタイルの良いところとイマイチなところ
レイヤードスタイルはファッションに幅をもたらす優れた手法ですが、良いところもあればちょっとイマイチな側面もあります。
この項目では、レイヤードスタイルのメリットとデメリットについて解説します。
レイヤードスタイルの良い点
まずはメリットから。
レイヤードスタイルを取り入れると以下の恩恵が受けられます。
- スタイルアップ効果が得られる
- オシャレな雰囲気を纏える
- お気に入りの洋服をたくさん着れる
スタイルアップ効果が得られる
レイヤードスタイルはスタイルを良く見せる錯覚効果があります。
一番顕著なのはトップスとパンツの境目にレイヤードを作る手法です。
上下の境目があいまいになり、脚長効果が得られます。
シンプルなTシャツとパンツのスタイリングでも、タンクトップを中にレイヤードして裾をチラ見せするだけでも効果抜群。
錯覚が生まれ、手軽にスタイルアップ効果が得られます。
オシャレな雰囲気を纏える
オシャレな雰囲気を纏えるのはレイヤードスタイルを取り入れるメリットの1つ。
先ほど述べたスタイルアップ効果だけでなく、単純にオシャレな空気感をゲットできるのです。
ただ服を着ているのではなく、重ね着することで服に気を配っていることを感じさせます。
かといって、キメ過ぎず。
ラフなオシャレ、的な。
肩の力を抜いた服へのこだわりを感じさせるレイヤードスタイルは、肩ひじ張らずにオシャレを楽しめるスタイリングです。
お気に入りの洋服をたくさん着れる
レイヤードスタイルは重ね着を基本としたスタイリング。
そのため、服を着込みます。
お気に入りの服を1度の機会にたくさん着れるのがメリットです。
どれだけ服が好きで買い物しても身体は1つ。
1度に着れる服はどうしても限られます。
しかし、レイヤードすればそれだけ多くの服を着れるということ。
- タンクトップの上にTシャツ
- Tシャツの上にシャツ
- シャツの上にインナーダウン
- インナーダウンの上にジャケット
- ジャケットの上にコート
なんてレイヤードが構築可能。
上記のコーデでは5枚の服をレイヤードしています。
ただ寒さをしのぐのであれば、Tシャツの上からダウンジャケットを着ればOK。
しかし、着た服は2枚。
機能面という点では、少ない服で防寒できれば確かに優秀。
しかし、たくさんのお気に入りの服を活用したいならレイヤードスタイルを取り入れるべきです。
レイヤードスタイルのイマイチな点
良いところとイマイチなところは表裏一体。
レイヤードスタイルにもちょっと不便なポイントが。
- サイズ感を間違うとちぐはぐな印象に
- 着替えるのが面倒
- 洗濯物が増える
サイズ感を間違うとちぐはぐな印象に
レイヤードスタイルはサイズ感が重要です。
重ね着するアイテム同士のサイズが噛み合っていないと、ちぐはぐな印象が強くなります。
中に着込んだ服に対して外側に着た服が大きすぎると、服に着られている印象に。
逆に、中に着た服のサイズが外側の服に対して大きすぎると、服同士が干渉して動きにくくなると同時に、中に着た服の生地にシワがよって野暮ったくなります。
極端に異なるサイズ感にならないよう、バランスを調整しつつレイヤードスタイルを楽しみましょう。
着替えるのが面倒
レイヤードスタイルの弊害としては、着替えるのが面倒な点があげられます。
服を重ね着しているからですね。
着る服が多いので着るのが大変。
脱ぐのも大変です。
朝の忙しい時間には、
と感じてしまいがち…。
ですが、それもオシャレ道。
少しの手間でファッションを楽しめるのですから、やらない手はありません。
レイヤードの恩恵を受けるべく、手間を惜しまない姿勢もまた、ファッションの醍醐味です。
洗濯物が増える
レイヤードスタイルは着る服が増えるため、洗濯物が増えます。
一人暮らしだと感じにくいかもしれませんが、家族と暮らしている人だと洗濯物が多くなるのは致命的。
1日に何回も洗濯機を回すのは結構手間ですよね？
デリケートな素材の場合はクリーニングの回数が増え、出費がかさむことに…。
洗濯やクリーニングに手間が掛かるのがレイヤードのデメリットです。
ただし、オシャレ着洗いや衣類スプレーを組み合わせるとクリーニングや洗濯の回数を減らせるのでオススメです。
レイヤードスタイルでファッションの幅を広げよう
本記事ではレイヤードスタイルのメリットとデメリットを解説しました。
洋服を重ね着するレイヤードスタイルは、スタイルアップ効果だけでなく、お気に入りの服を1度に着れるチャンスが得られる、ファッションをより楽しめる手法。
何枚も洋服を着るのが面倒だったり、洗濯物が増えたりするデメリットはあるものの、オシャレな雰囲気を纏うのに一役買ってくれるスタイリング方法です。
ファッションに幅を持たせたい人は、レイヤードスタイルを取り入れてオシャレな空気感をより高めてみてはいかがでしょうか？
それでは、今回はこの辺で。
少しでもご参考になれば幸いです。
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