ベストって中途半端なアイテムじゃない?
結論、そんなことは決してありません。
ベストはとても便利で高い機能性を持ったファッションアイテムです。
個人的に、ベストは秋冬ファッションには欠かせない存在になっています。
というのも、ベストは重ね着に組み込みやすく、動きやすいから。
袖がないのでアウターを重ね着しても窮屈感がなく、暑いと思ったらすぐに脱げます。
袖がある服は脱ぐのに少し手間取りますよね。
- シャツの上からベストを着てアウターとして活用するも良し
- さらにその上からジャケットやコートを着て、インナーとして使うも良し
ファッションの幅が広がる着回し力の高さを持っています。
もちろん、暖かいのは言わずもがな。
しっかりと保温しつつ、ファッションをより楽しめる服。
それがベストです。
ダウンベストやニットベストといった素材の違いやシルエットの違いなど、様々なバリエーションがあり、シーンによって使い分けられます。
ということで本記事では、寒い時期に大活躍するベスト5種類をご紹介します。
- 重ね着で秋冬ファッションを楽しみたい
- ベストってどんなところが便利なの?
- オススメのベストは?
ユナイテッドアローズ公式サイトへ
ベストの便利なポイントは?

という方へ。
僕が思う、ベストの便利なポイントを述べてみますね。
それは以下の点です。
- 重ね着しやすい
- 動きやすい
- 脱ぎやすい
ベストは重ね着しやすい
ベストは重ね着に組み込みやすいです。
というのも、袖がないから。
シャツの上から着てもシャツの生地を完全に隠すことがありません。
そのため、シャツとベスト、それぞれの生地を楽しめます。
各アイテムの組み合わせを十分に楽しめるのです。
袖があるセーターだと、下に着ているシャツなどがほとんど見えなくなってしまい、あまり面白味がなくなってしまいます。
袖がないことでその部分の服が覆われることなく、そのアイテムの風合いや質感をスタイリングに活かせます。
また、ベストの上からジャケットやコートなどのアウターを羽織ったときにも、袖がないのがメリットに。
アウターに袖を通すときにストレスなく着れます。
当然ですよね。
袖がないのですから。
加えて、アウターを着たときの肩周りがスッキリし、着膨れしません。
使っている生地が少ないため、生地同士の干渉を防げるのがベストのメリット。
それゆえ、重ね着に活用しやすいのです。
ベストは動きやすい
ベストは動きやすいのもGOODポイント。
袖がないので、当たり前っちゃ当たり前。
袖が腕に干渉せず、ストレスフリーな着心地です。
けれども、身体は暖か。
形状ゆえの動きやすさ
と
衣類としての高い保温性
という機能を両立したアイテム。
それがベストなのですね。
ベストは脱ぎやすい
こちらは意外と大事なポイント。
服は脱ぎやすさも大事。
べストは脱ぎやすいです。
特に、室内外を行き来する方にとっては重要ではないでしょうか?
外では温かい格好をしているものの、
室内に入ったら暑い!
なんてことはよくあります。
重ね着しやすいベストはアウターを脱ぐのも楽。
先ほど述べたように、袖がないので着膨れせずに窮屈さがなく、アウターの生地が干渉しないためです。
また、それでも暑いと感じたときにはベスト自体を脱ぐことも簡単。
繰り返しますが、袖がないからですね。
着やすくて脱ぎやすい
ベストは便利なアイテムなのです。
総じて扱いやすい服、それがベストです。
ベスト(Vest)だけに!
オススメのベスト5選
さて、ここからは僕が日頃から愛用しているオススメのベストについてご紹介します。
ベスト選びのご参考になれば嬉しいです。
ティラックのダウンベスト
寒い冬の強い味方、ダウン。
ダウンベストは高い防寒性を持つ、冬を乗り切るための心強いアイテムです。
ダウンといえば、
モコモコして着膨れしそう…
なんてイメージですが、ベストタイプのダウンベストならそんなことはありません。
動きやすさを確保しつつ、ダウンの暖かさの恩恵を受けられます。
ティラック(tilak)のダウンベストは、Uネック型のインナーに最適なベストです。

薄手で暖かい中綿ベスト。
薄手でかさばらず、けれども確かな保温性があります。
ベストの裏地には、腰部分にポケットが取り付けられています。

もちろん、モノを入れることができますが、パッカブルポケットとして使えるのが優秀なポイント。
このように、パッカブルポケットにベスト本体を収納すれば…

この通り、持ち運びに便利なコンパクトサイズに。

バッグにしのばせて持ち歩けば、寒いときにサッと取り出して羽織れます。
ベストを実際に着てみるとこんな感じ。

インナーダウンタイプなので襟元スッキリ。
首周りにボリュームがあるアイテムとも合わせやすい汎用性があります。

モノビのダウンベスト
イタリアのブランドであるモノビ(MONOBI)のダウンベストは個性的な模様が目を惹くインナーダウン。

モノビのダウンベストの生地は、温かみのある、独特の質感のスキンナイロンを採用。

スキンナイロンは、
- 防風
- 撥水
- 通気性
を備えたストレッチナイロンでシームレス仕様。
シンプルなデザインに仕上がったダウンベストです。
また、モノビのダウンベストは以下の通り、多機能要素がたくさん。
- Thermal down(保温)
- Windproof(防風)
- Movement adapter(軽快動作)
- Water repellent(撥水)
- Hi-tech construction(シームレス加工)
- Breathable(透湿)
モノビのダウンベストは本格的なアウトドア環境へも対応する高い機能性が特長です。
着てみると、こんな感じ。

シンプルですが、独特の模様が遊び心を加えてくれていますね。
カジュアルかつ爽やかにダウンベストを楽しめる、着回しやすいアイテムです。

キャバンのニットベスト
ベストといえば、ニットベストの印象が強いでしょう。
実際、抜群の暖かさですからね。
柔らかなニット地は肌触り良く、快適な着心地です。
トゥモローランドが展開するブランド「キャバン(CABaN)」のニットベストは、オーバーサイズのゆったりニット。

リラクシンな雰囲気漂う大人なベストです。
シャープな印象のVネックは、コーディネートをフォーマルに仕上げたいときにオススメ。
抜け感のある、大人の余裕が感じられる雰囲気のアイテムです。
裾はリブ仕様で、着たときに身体にフィットしやすく、スッキリとしたシルエットになります。

ニットベストを着るとこんな感じ。

いつものシャツやTシャツの上からニットベストを着るだけで、レイヤードスタイルを構築できます。
肩が落ちたシルエットは一般的なニットベストとはまた異なる印象で、新鮮な着こなしに。
もちろん、ウールの暖かさはバッチリ確保。
ちょっと一枚重ねて着たい
なんてときに重宝するベストです。

ジャミーソンズのニットベスト
続けざまにニットベストのご紹介。
上質なシェットランドウールを使ったジャミーソンズ(Jamieson’s)のニットベストもまた、暖かで快適な着心地を持ちます。

ざっくりとしたミドルゲージニット。
気取らない雰囲気を演出すると共に、厚みを持たせて暖かさを確保してくれます。

フェアアイルやタータンチェックといった、伝統のブリティッシュ柄が独特の雰囲気を醸し出すアイテムです。
シェットランドウールならではの発色の美しさもあいまって、ファッションアクセントとして機能しつつも、スタイリングをエレガントな装いに昇華してくれます。

身体にフィットする形で、ルーズ感は一切なく。
それでいて生地に厚みがあり、身体のラインが強調されにくい仕様。
ふんわりとしたニットは、秋冬の季節感を出すのにもピッタリです。

クレプスキュールのコットンベスト
コットンを使ったベストはお手入れが簡単です。
自宅で気軽に洗濯できますからね。
クレプスキュール(crepuscule)のコットンベストは、肉厚の生地が存在感抜群の上質なベスト。

シンプルなデザインで合わせる服を選びません。
汎用性抜群です。
鹿の子編みで作られた立体感ある生地は、風合い豊かな表情。

シンプルな中にも、のっぺり感のない気の利いたデザインが取り入れられています。
首元はリブ編みに。

リブ仕様によって、脱ぎ着がしやすくなっています。
ゆとりのあるフィット感で、ゆるめのシルエットがリラクシンな雰囲気を演出してくれるベストです。
実際に着てみるとこんな感じに。

シルエットには絶妙なゆるさもあり、ベストというフォーマルアイテムでありながら、リラックス感を纏えます。
この素晴らしい雰囲気を持つにもかかわらず、
自宅で洗濯できる気軽さ
があり、
シンプルなデザインでガシガシ着れる
のが嬉しいです。
ウールに比べると保温性に劣りますが、ラフに着れるのが強み。

ベストを活用して秋冬ファッションを楽しもう
本記事では、重ね着に便利なベスト5種類をご紹介しました。
暖かく、動きやすいベストは秋冬ファッションに大活躍。
- 重ね着しやすい
- 脱ぎやすい
上記の特長を持つベストは、ファッションを快適に楽しめるアイテムです。
シャツやジャケット、コートなどとベストを組み合わせれば、いつものスタイリングがまた違った表情を見せてくれます。
- 暖かく衣類としての高い実用性
- ファッションアクセントとしての洗練された雰囲気
いずれも高い満足度を誇ります。
それでは、今回はこの辺で。
少しでもご参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!
ユナイテッドアローズ公式サイトへ









洋服を美しく、長く愛用するための保管・管理方法をまとめました。
ハンガーや洋服ブラシ、ニオイ対策など洋服に手を加えてあげましょう。