ジャケットはアウターの1種。
フォーマルからカジュアルまで幅広く活用できるアウターの1つです。
便利なアイテムなのですが、日常的にジャケットを愛用している人は多くはありません。
というのも、ジャケットはフォーマルな印象の強い服。
- スーツに合わせるもの
といったイメージがあるため、普段のコーディネートに組み合わせるのに抵抗が生まれます。
しかし、冒頭でも述べた通り、ジャケットは汎用性が高く着回しのきく服です。
特に、30代以上の大人の男性は1着持っておいて損はないアイテム。
もちろん、色違いやシルエット違いで2着、3着と持っていればそれだけコーデの幅が広がります。
本記事ではジャケットの便利なポイント５つをまとめました。
- ココはイマイチ
という点も合わせて書いていますので、ぜひ読み進めてみてください。
- ジャケットが使いづらいと感じる
- ジャケットのカジュアル使いってアリ？
- ジャケットの便利な点を知りたい
ジャケットはフォーマルな服の筆頭
ジャケットにどういった印象を持っていますか？
- スーツに合わせる上着
- 仕事で着る服
といったイメージではないですか？
総じて、フォーマルな印象の強い服ですよね。
冠婚葬祭やビジネスシーンで着るのがジャケット。
しかし、ジャケットには上記以外のシーンでも大活躍するポテンシャルを持っています。
それはジャケットの高いフォーマル度ゆえ。
というのも、ジャケットの種類は多様。
テーラードジャケットやワークジャケット、デニムジャケットなど様々。
スーツよりも圧倒的にカジュアルに着れる特徴を持つのです。
- スーツ用のスラックスとセットで販売しているジャケット
- 単体で販売しているジャケット
上記の2種では、雰囲気も用途も異なるので覚えておきましょう。
ジャケットの便利なポイント
ジャケットはカジュアルシーンでも活躍する、頼れる洋服です。
というのも、以下の特徴があるから。
- シルエットがきれい
- カジュアルな服装に合わせやすい
- ドレスコードに対応可能
- セットアップでカッチリ感が高まる
- 革靴と合わせるのが楽しい
それぞれの項目について解説していきます。
シルエットがきれい
ジャケットはシルエットが美しく、きれいです。
洗練されています。
ヨーロッパの貴族の衣類を起源として進化を遂げてきたジャケット。
長い歴史を持つからこそ、洋服としての格好良さが際立ちます。
無駄をそぎ落とし、数多くの方々が試行錯誤して作り上げた、まさに歴史の積み重ねで完成したアイテムです。
着たときにカチッとした印象を纏え、羽織るだけで大人のスタイリングを構築できます。
カジュアルな服装に合わせやすい
カジュアルな服装に合わせやすいのはジャケットの持つ便利なポイントの1つです。
一般的に、コーディネートはフォーマルとカジュアルのバランスをとることが大事。
フォーマルすぎると、それこそスーツスタイルになって日常になじみません。
一方で、カジュアルすぎると途端に子供っぽくなります。
とはいえ、休日はラクな服装をしたいのでカジュアルなTシャツやミリタリーパンツ、デニムパンツを穿きたいですよね？
そこでジャケットの出番です。
カジュアルなアイテムにフォーマルなジャケットを合わせるとコーデのバランスが取れ、オシャレなスタイリングになります。
ジャケットはカジュアルスタイルにこそ合わせたい洋服なのです。
ドレスコードに対応可能
ジャケットはドレスコードに対応できる服です。
ドレスコードとは、お店やパーティーなどで設定する服装ルールのこと。
高級レストランやホテルで設定されることが多いです。
ドレスコードによってその場の雰囲気作りがなされ、落ち着いた空気感を崩しません。
そして、ドレスコードで指定されることが多いのがフォーマルスタイルです。
フォーマルとはいっても、スーツまではいかず。
男性の場合、ドレスコードの指定はジャケパンスタイルがほとんどです。
あるいは、ジャケットのみ着ればOKなときも。
はい。
出ました、ジャケット。
ジャケットを持っていれば、ドレスコードがある際にもあわてて買いに走らずにすみます。
- ちょっと良いレストランに行くとき
- お子さんの授業参観や発表会に行くとき
上記のシーンを含め、ある程度カッチリしたコーデが求められたとき、ジャケットが活躍します。
セットアップでカッチリ感が高まる
ジャケットはセットアップスタイルにすれば、よりフォーマルな印象へと昇華します。
普段はジャケット単体でカジュアルに着ていても、同じ素材のパンツを合わせてセットアップスタイルを構築すればあら不思議。
スーツスタイルのようなフォーマルなスタイリングを組めます。
ただ、スーツスタイルほどカッチリしすぎず。
あくまでも街になじむレベルを保ったフォーマルな感じ。
絶妙なバランスに落とし込めるのです。
大切な人の記念日を祝う際やイベントごとの際には、セットアップが組めると便利に着回せます。
ジャケット・ベスト・パンツを揃えてスリーピースを構築するのもおすすめです
革靴と合わせるのが楽しい
ジャケットは革靴との相性が抜群です。
ジャケットのきれいめな印象と革靴のスタイリッシュなフォルムが見事にマッチ。
どのようなボトムスに合わせてもばっちりハマります。
- フォーマルなジャケット
- カジュアルなパンツ
- フォーマルな革靴
上記の通り、カジュアルなアイテムをフォーマルなアイテムでサンドイッチできるので、バランスが取れます。
ジャケットにスニーカーの組み合わせも良いですが、革靴を組み合わせるとより洗練された印象に。
革靴の存在感を際立たせることにつながりますし、なにより、着こなしが楽しくなります。
ジャケットのイマイチなポイント
ジャケットにはイマイチな点もあります。
それが以下。
- 窮屈感がある
- 汚れが気になる
- デザインを間違えると「スーツの上着だけ着ている人」になる
窮屈感がある
ジャケットは美しいシルエットに仕立てるため、計算されたパターンで作り出されます。
動きやすさよりも見た目重視。
ゆえに、スウェットやパーカーなど、他の上着に比べて動きにくさを感じる場面があります。
一言でいうと窮屈な感じ。
あくまで部屋着で着るような服に比べて、です。
外で着る服なので、部屋に戻ったらすぐに脱ぎたくなります。
ジャケットを着たまま部屋でくつろぐとシワの原因になるので、家に帰ったらジャケットは脱いでハンガーにかけておきましょう。
ブラッシングしてホコリやゴミを落とすとベターです。
汚れが気になる
ジャケットはフォーマルな服できれいなイメージが強いです。
そのため、
との意識が働きます。
汚れが気になるのです。
ふと、
なんて思ったとき。
ジャケットを着ていると、シミが付くのを恐れてためらいがちになります。
クリーニングに出さなければいけないデリケートな素材ならなおさらです。
汚れが気になって着ないのでは本末転倒。
しかし、自宅で洗濯できる素材を選べば問題なし。
コットンや化繊のジャケットなら汚れが付いても自宅の洗濯機へGO。
気軽に着て・洗ってを繰り返せるので、使い勝手が良いです。
デザインを間違えると「スーツの上着だけ着ている人」になる
ジャケットのデザインは多種多様。
選び方を間違えると、ダサくなります。
ファッション初心者が陥りがちな好例がブラックのテーラードジャケット。
あえてルーズな着こなしをすれば問題ないのですが…。
ジャストサイズで黒、そして、デザインがテーラードの超カッチリスタイルだと、スーツの上着だけ着ている状態に見えることも…。
カジュアルにジャケットを着こなすためには、ゆとりある抜け感の高いシルエットや若干カジュアルよりのカラー選びが必要。
ネイビーのジャケットはカジュアル使いできる代表例です。
ノーカラーのジャケットもまた、若干のカジュアル感を纏える優秀アイテムなのでおすすめですよ。
ジャケットの選び方
さて。
ジャケットを選ぶとなると、
という人もいるでしょう。
この項目では、着回しやすいジャケットをまとめます。
選び方のポイントとしては以下の3点。
- 落ち着いた色味
- 抜け感のあるシルエット
- フォーマル過ぎないデザイン
- 自宅で洗濯できる素材
落ち着いた色味
ブラックやネイビーの落ち着いたカラーは、使いやすくおすすめです。
- 赤や黄色の派手なカラー
- グレーやライトブラウンの明る目の色
上記は、合わせるトップスやボトムスを選びます。
汎用性が低くなるのです。
逆に、先ほど述べたダークカラーや暗めのブルーは他の服の色味と合わせやすく、日常の幅広いコーデに使い回せます。
抜け感のあるシルエット
また、身体に完全にフィットしたスタイリッシュなジャケットよりも、多少リラクシンなシルエットのジャケットの方がラフに羽織れるため、出番が増えます。
抜け感のあるシルエットは大人の余裕を演出できるので、キメ過ぎない格好良さがありますよ。
フォーマル過ぎないデザイン
加えて、フォーマル過ぎないデザインのジャケットを選ぶのがベター。
フォーマルな印象が強いテーラードジャケットは、カジュアルシーンで着る場合、ボトムスをミリタリーパンツなどのかなりカジュアル寄りにしないとバランスが取れません。
テーラードジャケットにスラックスを合わせたスタイリングはビジネスシーンでは格好良いものの、休日シーンでは少し頑張りすぎ。
フォーマル過ぎないデザインを選びましょう。
自宅で洗濯できる素材
自宅で洗濯できる生地であることも重要です。
デリケートな高級ウールなど、クリーニングに出さなければいけないジャケットは着るのをためらってしまいます。
と。
洗濯機で洗えるコットンや化繊ならば、汚れが付いても気にせず洗濯可能です。
気軽に着れるため、結果として出番が多くなります。
着回しに便利なおすすめジャケットまとめ
先ほどまでに説明したジャケットの選び方を踏まえ、おすすめのアイテムをまとめます。
それがこちら。
| 外観 | ブランド | 特徴 |
|---|---|---|
 |
エンジニアードガーメンツ | カジュアル使いしやすいシルエットと生地 |
 |
ポータークラシック | ゆとりあるシルエットでラクな着心地 |
 |
ユナイテッドアローズ | カジュアルさと上品さの融合 |
 |
メンズファッションプラス | ガバっと羽織れる気軽さ |
 |
スプートニクス | ストレッチのきいた生地で動きやすい |
エンジニアードガーメンツ
早速、エンジニアードガーメンツのジャケットに登場してもらいましょう。
こちらです。
しびれる格好良さのジャケット。
- 襟の裏にあしらわれたジグザグのステッチ
- 肩の裏にあてられた補強布
- ヴィンテージライクなチェンジボタン
カジュアル度の高いシルエット、かつコットン素材で気軽な使い勝手のジャケットです。
ポータークラシック
ポータークラシックのジャケットはリラクシンな着心地の1着。
青と白のコントラストが美しい、とても魅力的な生地を採用しています。
安心と信頼のメイドインジャパンなのも嬉しいポイントです。
ユナイテッドアローズ
ユナイテッドアローズのダブルジャケットはカジュアルな中に上品さを合わせ持つスタイリッシュな逸品です。
出典：ユナイテッドアローズカジュアルなデニム生地にダブル仕立てでフォーマルな印象を付与。
上品な雰囲気のある1着に。
シーンを選ばず着回せますよ。
メンズファッションプラス
メンズファッションプラスのコーチジャケットはラフな使用感で日常になじむデザイン。
出典：メンズファッションプラスTシャツやシャツだけでなく、パーカーやスウェットの上からガバっと羽織れる便利なジャケットです。
裾のドローコードでシルエットに変化を出せるのも特徴。
着こなしを楽しめます。
スプートニクス
スプートニクスのジャケットはストレッチ素材で動きやすい特徴を持ちます。
出典：スプートニクスデイリージャケットとして大活躍。
ちょっとそこまで用の服として、1着あると何かと役立ちます。
細身のすっきりシルエットでありながら、ストレスフリーな着心地。
同じ生地のパンツの展開もあるので、セットアップで着用可能です。
ジャケットは大人のカジュアルシーンに大活躍
本記事ではジャケットの便利な点とイマイチな点を解説しました。
ジャケットはフォーマルな印象の強い服ですが、意外とカジュアル使いできる間口の広いアイテム。
羽織るだけで休日のカジュアルスタイルに華を添え、スタイルアップしてくれます。
特に30代以上の人にはおすすめ。
カジュアル一辺倒だと子供っぽいイメージになりますが、ジャケットを着ればほどよく大人の空気感を纏えます。
ジャケットに抵抗のある人にこそ知ってほしい魅力。
確かにイマイチな点があるものの、それを補って余りある使い勝手の良さと見た目の格好良さ。
それがジャケットの魅力です。
ジャケットを着て日常をオシャレに彩りましょう。
それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました！
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