リーガル(REGAL)はメイドインジャパンの本格革靴です。
本格革靴としては手が出しやすい比較的手ごろな価格。
平たくいうと、
- コスパの良い革靴
です。
コスパが良いゆえにガンガン履いてヘビロテするのがリーガルの革靴の特徴。
だからこそ、汚れが付きやすい問題が…。
リーガルの革靴は気持ち的にラクに履けるので、必然的に履く回数が増え、汚れやすいのです。
汚れた革靴をそのまま履き続けるのは足元がみすぼらしくなり、せっかくのエレガントな革靴の雰囲気が台無し…。
しっかりと磨いて汚れを落とすのと同時に、潤いと栄養を補給して革の美しい質感をキープしてあげるのが重要です。
本記事ではリーガルの革靴の磨き方について実践形式で解説します。
- リーガルの革靴を磨きたい
- リーガルの靴の汚れが目立ってきた…
- 足元をきれいにして気分良く出かけたい
リーガルの革靴はコスパ良しの本格シューズ
リーガル(REGAL)は日本のシューズブランド。
メイドインジャパンの確かな品質の靴を作り続けています。
リーガルの革靴の良いところは、主に以下の3点。
- コスパが高い
- 本格的な作りの革靴が楽しめる
- 日本人の足にフィットしやすい
各項目、詳しく見ていきましょう。
コスパが高い
リーガルの革靴は、良質な革と堅牢な作りが魅力。
上質な1足に仕上がった革靴が目白押しです。
それでいて、価格は1足あたり1万円から3万円ほどがボリュームゾーン。
普段から革靴に触れていない人は、
リーガル高いじゃん!
と尻込みしてしまうかもしれません。
ですが、上質な作りの革靴は1足10万円を超えるものも多く、リーガルの価格帯は決して高くはありません。
むしろコスパ良し。
リーガルの革靴は比較的手ごろな値段でゲットできる、コスパ良好な革靴なのです。
リーガルの革靴は国産なので、海外製の革靴のように関税がかかりませんからね。
同じ程度の品質なら関税がかからない分、安く買えるのです。
本格的な作りの革靴が楽しめる
リーガルの革靴はグッドイヤーウェルト製法を主とした、昔ながらの本格的な製法で作られたシューズ。
いわば本格革靴です。
大量生産でスピーディに作られた革靴は履きつぶすのが前提ですが、本格派のリーガルの革靴は堅牢な作りで丈夫。
長く履き続けられます。
また、なめらかな曲線を描く形状はほれぼれする美しさ。
流線型のフォルムは後述の通り、履き心地にも影響しますから、リーガルのこだわりのフォルムは機能性にも寄与します。
ストレスフリーな履き心地を得られますよ。
日本人の足にフィットしやすい
リーガルの革靴は日本製。
日本のメーカーが作った革靴です。
ゆえにリーガルの革靴は日本人の足にフィットしやすい形状。
革靴が足になじむ形状かどうかは非常に重要です。
革靴が足にフィットしていないと履き続けるうちに足が痛くなったり、履いていて革が変に足に当たる感覚が出てきます。
もちろん、いくらリーガルの革靴が足に合うといっても、すべての人にバッチリ合うかといえば、そうではありません。
足の形は人それぞれ。
すべての人に合う革靴は存在しないわけですが、リーガルの革靴は多くの人に受け入れられやすい形状で失敗しにくいといえます。
総じていうと、良い意味で気楽にラフに履ける革靴がリーガルのシューズ。
肩の力を抜いて気軽に履ける革靴なので、結果としてヘビロテしやすく日常で活躍する革靴に仕上がっています。
リーガルの革靴はヘビロテしやすいゆえに汚れやすい
リーガルの革靴はガシガシ履けてヘビロテしがちなアイテム。
ゆえに、汚れが気になり出すスパンが短め。
履く機会が多いからこそ汚れが付きやすいのです。
革靴が汚れると、せっかくのエレガントで上品な雰囲気が台無しです。
みすぼらしく、革の風合いが大きく損なわれます。
というように、靴はコーデの印象を左右する重要な要素。
革靴が汚れていると、なんだか引き締まりません。
汚れた革靴は、革靴本来が持つ魅力をもったいなくも捨ててしまっている状態なのです。
リーガルの革靴は定期的に磨いてきれいに
リーガルの革靴はコスパ良しの国産本格革靴。
汚れたままにしておくのはもったいないの一言です。
ヘビロテして活躍してくれたリーガルの革靴ですから何とかせねば。
たとえば、こちらのストレートチップ。
日頃の感謝の気持ちを込め、汚れを落としてあげましょう。
汚れを落とせば革の風合いが復活。
美しさと質感の深みがよみがえります。
革靴の汚れを落とすのに必要なのは、定期的な靴磨きです。
革靴の汚れを落としつつ革の栄養を与えれば、革靴をいつまでも美しく良好なコンディションに保てます。
リーガルの革靴の磨き方
さて、リーガルの汚れを落とすための靴磨きとはどのようなものか、この項目で解説していきます。
具体的には以下の手順です。
- 馬毛ブラシでホコリを落とす
- 靴クリーナーで汚れを落とす
- 靴クリームで栄養を与える
- 豚毛ブラシで靴クリームをなじませる
- クロスで磨く
- 山羊毛ブラシで輝きを与える
全部で6工程。
工程が多いとハードルが高いと感じがちですが、やってみると意外と簡単。
…と、その前に。
革靴にはあらかじめシューツリーを入れて形を整えておきましょう。
シューツリーを入れると、磨くときに形が崩れず安定するのでおすすめです。
そして、使う道具は以下のシューケアグッズ。
という人は、はじめに5つの道具を揃えてみて下さい。
馬毛ブラシでホコリを落とす
まずはリーガルの靴からホコリを取り除きます。
柔らかな毛先が特徴の馬毛ブラシでブラッシング。
細い毛先が革靴の隙間に入り込み、ホコリをしっかり取り除けます。
ホコリは革の乾燥を加速させる大敵。
ホコリを払い落とせば、これから塗る靴クリームの保革効果を最大限引き出せます。
靴クリーナーで汚れを落とす
続いて、靴クリーナーで革靴に付いた汚れを落とします。
革靴には外で履いたときに付着した水汚れや油汚れが意外とたくさん。
キッチリ汚れを落としてリフレッシュしましょう。
靴クリーナーをクリーナー用クロスに浸み込ませて拭いていきます。
古い靴クリームを落として次に塗る新しい靴クリームの浸透を助ける働きもあるので、クリーニングは重要な工程です。
靴クリームで栄養を与える
次は靴クリームで革に栄養を与えます。
クリーム塗布用ブラシのペネトレィトブラシに靴クリームを米粒1~2つ分くらいとります。
そして、革靴に塗りましょう。
今回の革靴の色は淡い茶色なので、ライトブラウンの靴クリームを使って補色を狙います。
有色の靴クリームは革に栄養を与えるだけでなく、色あせを解消する効果もあるので定期的に使いましょう。
豚毛ブラシで靴クリームをなじませる
靴クリームを塗った後は革になじませる工程へ。
比較的硬めの豚毛ブラシを使ってブラッシング。
靴クリームをしっかりなじませて塗りムラを解消します。
クロスで磨く
ブラッシングの後はクロスで磨いて余分な靴クリームを取り除きます。
指に巻き付けたクロスで革靴をなでるように動かします。
靴クリームは革に吸収される必要最低限の量だけで十分。
余分な靴クリームが革に残るとべたついてホコリが吸着しやすくなり、革の風合いが損なわれます。
クロスで磨いて余分なクリームをきっちり拭き取りましょう。
山羊毛ブラシで輝きを与える
ここが最後の作業。
山羊毛ブラシでブラッシングして革靴にツヤを出します。
見た目を整える工程です。
細くやわらかな山羊毛は繊細なタッチで靴クリームの成分をミクロレベルで均し、輝きを与えます。
山羊毛ブラシを使う前には、ハンドラップで少量の水を付けましょう。
そしてブラッシング。
力を入れずに優しく。
両足ともブラッシング完了した様子がこちら。
リーガルの革靴が美しい風合いを放つようになりました。
リーガルの革靴を磨いた前後を比較
リーガルの革靴を磨いた前後で見た目がどのように変化したかを見てみます。
磨き前後のビフォーアフターをどうぞ。
磨いた後は革が活き活きとして深みのあるツヤが出ています。
リーガルの革靴を磨いて気分良く出かけよう
本記事ではリーガルの革靴の磨き方について紹介しました。
国産のシューズメーカー「リーガル(REGAL)」の革靴は、履きやすくヘビロテしたいシューズ。
作りが丁寧で堅牢な作り。
耐久性も抜群なので、ついつい履きたくなる魅力があります。
ガシガシ履くからこそ汚れが付きやすい側面を持つのもまた事実。
汚れた革靴はなんともみすぼらしく、せっかくの上品な雰囲気が台無しです。
リーガルの革靴の美しさをキープしたいなら、定期的にお手入れしてきれいに磨きましょう。
と悩んでいる人も安心。
1度磨き方を覚えて道具を揃えてしまえば、リーガルの革靴の汚れが気になったときにいつでも磨けます。
革の風合いが復活し、リーガルの革靴のエレガントさがよみがえりますよ。
コスパ良しのリーガルの革靴のポテンシャルを120%発揮させるため、日々のお手入れを欠かさないようにしましょう。
それでは今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!
靴磨きを始めたい。けれど道具をそろえるのが面倒…。
そこでおすすめしたいのが靴磨きセット。1セット買うだけで必要な道具がまるっと揃います。道具選びの手間が不要。今すぐ靴磨き可能に。
大事な革靴を劣化させないために靴を磨いてコンディションを整えるのがおすすめです。