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【革靴補修のお供に最適なヘラとガラス板】補色クリームやパテの色味調整に便利

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革靴を自分で補修するとき、道具が必要ですよね?

革の色が薄くなっていれば補色剤を塗り、かかとがすり減っていればパテで肉盛りしてあげたり、と。

そこで必要なのが補色剤やパテを補修箇所の色に調整してあげる作業。

補色剤同士を混ぜ合わせたり、パテと補色剤を混ぜることで色を調整します。

色の調整を行うことで、その部分の色だけ浮いてしまう違和感を防ぐことができるのですが、補色剤やパテの色を調整するにあたり、便利な道具があります。

それがステンレス製のヘラガラス板

ステンレスやガラスには、補色剤やパテがこびりつきにくく、落としやすい特長があります。

使用後はサッと拭き上げたり、水やアルコールで流すだけでヘラや板に付いた補色剤等を取り除くことができます。

本記事では、革の補修をより手軽に・効率良く行うための、ステンレス製ヘラとガラス板の便利さを語ります。

一路
一路
我ながらニッチな記事です!

補色剤を使うときに気を払うべきこと

僕は補色剤として、サフィールのレノベイティングカラー補修クリームをよく使うのですが、使用時に気をつけていることがあります。

それは補色クリームがこびりつかない道具を使うこと。

補色剤の色を調整するときは、補色剤をどこかに取り分け、そこで混ぜ合わせます。

ここで重要なのは、補色剤を載せる場所。

色移りしてしまう場所に補色剤を載せるわけにはいきません。

色移りしない・補色剤がこびりつかない素材の上で作業する必要があるということです。

具体的に言うと、僕はこれまで補色剤を使うときはプラスチックの板を利用していました。

サフィールのレノベイティングカラー補修クリームをはじめ、多くの補色剤はプラスチックに浸透せず、こびりつきもしません。

一路
一路
補色作業をするときはプラ板はとても便利!

ただ、プラスチックの板は割れやすく、耐久性に不安があります。

ステンレスやガラスは丈夫で、補色剤がこびり付かない

不安は解消したいものですよね?

プラ板の不安を払拭する素材があります。

それはステンレスガラス

それぞれ補色剤は全く浸透せず、こびりつきも一切ありません。

そして、何より丈夫。

そんなわけで、購入しました。

ステンレス製のヘラと…

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ガラス板。

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どちらもハンズで購入しました。

一路
一路
ハンズって何でもそろって、見てるだけでもワクワクしますよね!

CHECK
ハンズネットストア

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この2つがあれば、補色剤のこびり付きの心配もなく、後片付けが楽になります。

一路
一路
実際に使い心地を確かめてみましょう!
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ガラス板に2つの色を出して…

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ヘラを使ってまぜまぜ。

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ヘラとガラス板に補色剤が付いていますが、コレ、簡単に落ちます。

一路
一路
ステンレスとガラスなら!

カチャカチャと小気味よい音もあいまり、使っていて楽しいです。

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補色作業後の後片付けをやってみる

どれだけ簡単に落ちるかというと、水で洗うだけで落ちます。

まずはヘラから。

ヘラに付いた補色剤ですが…

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水でジャーっと流せば…

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はい!
この通り!

ヘラがキレイになりました。

一方のガラス板の方も、水で洗い流すと…

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水の勢いだけで落ちなければ、指で軽くこすると確実にキレイさっぱり。

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一路
一路
簡単!

補色剤を使うときは、プラ板やプラスチックパレットの他に、ステンレスやガラス製の道具も選択肢に入れてみてはどうでしょうか?

使い心地も良く、耐久性も抜群なので長く使うにはピッタリです。

パテ使用後はまず拭き取るところから

かかとや革の傷をパテで補修するときにも、ステンレス製ヘラやガラス板は活用できます。

パテをガラスにとり…

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調整したい色味の補色剤も用意します。

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そして、ヘラを使って混ぜ、色味を調整します。

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先ほどの補色剤、サフィールのレノベイティングカラー補修クリームは水で洗い落しましたが、パテの材質によっては水で流すのはNGです。

パテは空気中の水分と反応して硬化するものが多く、水と触れるとすぐに固まったり、ベタつきが発生してしまいます。

1日、2日程度時間を置いて、パテをしっかり固まらせてからこそぎ落とすときれいに除去できます。

ガラス板上で完全に乾燥させたパテを…

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ヘラでこそぎ落とすと…

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きれいさっぱりです。

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待てない!という場合は、使用後にティッシュや使い捨てても構わない布を使ってしっかり拭き取ってから、最後に仕上げとしてアルコールなどで拭き取ると良いでしょう。

パテは固めて除去した方がきれいに取れるので、そちらの方法をオススメします。

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ステンレスとガラスは補色剤やパテを扱うときに便利!

本記事は、補色剤やパテを使うときに便利な、ステンレス製ヘラとガラス板についてご紹介しました。

革靴のリペアをするときに使用する補色剤やパテは、取り出す場所によってはこびりつきが発生し、なかなか落ちなくなってしまうことも…。

その点、ステンレスやガラスを使えば、載せた補色剤やパテを楽に落とせるので、後片付けが簡単になります。

片付けが楽になれば、より気軽にシューケアや革のお手入れができます。

一路
一路
こだわりの道具を使えば作業自体も楽しくなりますし!

ぜひお試しください。

それでは、今回はこの辺で。
少しでもご参考になれば幸いです。

ご覧いただき、ありがとうございました!

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