注文してから早半年、ついに到着です。
え?
何がかって?
いやー、配達までに時間かかりましたね。
ゾゾスーツ(ZOZO SUIT)。
サイズ計測までやってみましたので、ゾゾスーツの使い方を記事として残します。
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ZOZO SUITはサイズ計測するための服
ゾゾスーツとはファッション通販サイトの、
- ZOZOTOWN
を手がけるスタートトゥデイが発表した、体のサイズを採寸するためのスーツです。
発表された当初は大変話題になりました。
というのも、ゾゾスーツには伸縮センサーが搭載。
スーツを着るだけで内蔵されたセンサーがスマホと連動し、自分の体のサイズが瞬時に計測されるというものです。
凄い。
服のサイズは取り合えず試着してみて、
- 合う
- 合わない
を判断することがほとんど。
ですが、ゾゾスーツを駆使すれば体のいたる所のサイズがわかります。
実際に試着することが難しいネットショッピング界において、まさにうってつけのアイテムです。
スタートトゥデイ、目の付け所が違いますね。
成功している企業というのは世の中のニーズを正確に捉えて反映するのが本当に上手いと感じます。
そういう発想と、それを実現させるための行動力が欲しいです。
…スーツの話に戻りますね。
で、そのスーツが…。
な…、なんと…。
無料で配布されるということでした。
とんでもない太っ腹ですよね。
それを知って、僕もすぐさまゾゾスーツを注文したわけです。
ゾゾスーツの注文から到着まで
ネットから注文したはいいんですが、なかなか届きませんでした。
それもそのはず。
当時の伸縮センサー搭載のモデルは課題があったからです。
具体的には、センサーの精度向上の必要性や部品調達、出荷の問題などがあり、当初予定していた形のスーツの生産は断念することになったとのこと。
あくまで公開されている情報です。
内部では本当に困難な課題があったでしょうし、中には苦渋の決断を迫られたこともあったと推察します。
それと、だいぶ話題になったので注文数も多かったでしょうから、生産面の課題等もあったのではないかと。
僕の周りでも注文している人、結構多かったです。
ですが、やっぱり勢いのある企業はひと味違います。
スタートトゥデイの凄いところは、ゾゾスーツを頓挫させずに、実現可能な形でスーツを改良して完成させたこと。
改良されたゾゾスーツは、水玉模様が随所に配置され、それをスマホに読み取らせることで体型を計測するというものになりました。
僕としては、体型やサイズの確認が目的ですので手段は問いません。
むしろ、こちらの方が精度良い測定が可能かと。
そういった背景で開発が進められたゾゾスーツですが、ついに我が家にも到着しました。
発注から約半年。
上記の経緯を考えれば、
そんな印象。
企業努力ですね。
ZOZOスーツを開封
前置きが長くなってしまいました。
届いたゾゾスーツを早速見ていきましょう。
まず、配達時の外観から。
水玉模様のスーツにスマホ、包装は黒を基調におしゃれな雰囲気です。
これが無料とは。
良い世の中です。
包装を開けると…
- スーツ本体
- 台紙
- 挨拶状
が入っていました。
スーツが入っている袋の中には撮影用のスマホスタンドも同梱しています。
また、挨拶状には配達が遅れたお詫びが記載されていました。
むしろ、6か月そこらで届けてくれてありがとうございます。
そして、肝心のゾゾスーツです。
上下に分かれたセパレートタイプです。
上下それぞれ手の指を通す穴、かかとを通す穴が開いています。
ここにしっかりと指とかかとを通すことでスーツのよれを無くして、計測ずれを軽減するというのが目的なのでしょう。
水玉模様はサイズ計測の肝ですから、まんべんなく配置されていますね。
ZOZOスーツでサイズを計測
では、実際にゾゾスーツを着て測定してみます。
計測するにはZOZOTOENのアプリが必要です。
僕はこのためにダウンロードしました。
洋服は実店舗で店員さんと話しながら試着する、というスタイルなので。
ZOZOTOWNはゾゾスーツを注文するまで使ったことがありませんでした。
さあ、アプリをダウンロードして計測画面を開いたら、スーツを着用です。
水玉模様の形が崩れたり、隠れたりしないようにしっかりと着たら、スマホを付属のスタンドに立てかけて、アプリの音声ガイドに従ってサイズ測定開始です。
スマホは床から70cm程度の高さを目安に置き、2m程度スマホから離れたところに立ちます。
僕の場合、ガイドから「もっと前へ出ろ」と何回も言われました。ガイドの通り、前へ進んでいくと、結局、スマホから1m50cm位の距離に案内。その場所で計測することになりました。
2mというは大まかな目安のようです。
位置が決まったら、腕を少し広げ、足を肩幅程度に開きます。
こちらも音声ガイドで導いてくれるので安心です。
そして、いよいよ撮影開始。
スマホに向かって12時の方向から、時計の1時間ごと、角度を変えながら12回にわたって撮影を繰り返します。
あくまで姿勢は崩さず、1枚撮影するごとに30度ずつ体の方向を変えていきます。
途中で音声ガイドが励ましてくれるのでちょっと楽しいですよ。
12枚の写真撮影が終わったら、計測完了です。
アプリが撮影データをもとに、
- 胸囲
- ウエスト
- 首回り
- ふともも
など、計18箇所の計測値を瞬時に表示してくれます。
こんな感じに。
これまでの人生で測定したことのない箇所まで数値が出てます。
このアプリを使わなければ、僕の人生の中でふくらはぎ周りの長さなんて知るよしもなかったでしょう。
ゾゾスーツの計測データで服が作れる
計測したデータは今後、洋服を購入する際に大変参考になるデータとなります。
加えて、ZOZOTOWNのプライベートブランド「ZOZO」にて、測定結果をもとに自分の体型にバッチリ合った服を作って購入可能に。
画期的ですよね。
アパレルの歴史に名を遺す偉業です。
今後、ゾゾスーツのような技術が様々なアパレルブランドで展開して、好きなブランドで完璧にピッタリなサイズの服を作れるようになったら最高ですね。
夢が広がります。
服のサイジングに関する技術が今後ますます発展することを願って、ファッション業界のために今後も散在していきたい所存。
良い感じにまとまったのでここまでにしておきますね。
今回はゾゾスーツ(ZOZO SUIT)を使った計測方法の紹介でした。
それでは、ご覧いただきありがとうございました!
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