急な雨に対応できる折りたたみ傘は非常に頼りになる存在です。
折りたたみ傘を選ぶ上で基準になるのが重さ。
そんな想いがありますよね?
常に持ち歩いて、天気予報が外れて雨が降ってしまったときの備えとしたいですから。
常にバッグのしのばせておきたい折りたたみ傘は、重いとイヤ。
しかし。
軽量過ぎるのも考え物です。
というのも、軽さを追求するとどうしても骨組みが簡素になってしまいます。
耐久性が落ちるのです。
しかも、骨組みの本数が少なくなることで風を受けたときにひっくり返りやすくなります。
少しの風で傘が裏返ってしまうので、軽量過ぎる傘は正直おすすめできません。
多少重くても、しっかりとした作りの折りたたみ傘を選べば急な雨風でも濡れることなく快適に過ごせます。
本記事では折りたたみ傘の選び方を解説します。
- 折りたたみ傘を探している
- 軽量な携帯用傘が欲しい
- 折りたたみ傘の買い物で後悔したくない
- 軽さだけで選ばない
- 骨組みが多いほど強風への耐性が上がる
- ちょっとだけ雨をしのげれば良いなら軽さを最重要視して選んでもOK
折りたたみ傘で目が行きがちなのは軽さ
折りたたみ傘が欲しいと思ったとき、どんなところを重視しますか?
折りたたみ傘の用途を考慮すると、
- 軽量であること
は非常に重要なポイントです。
折りたたみ傘に求めるのは、常に携帯して突然の雨降りに対応するためですからね。
毎日カバンの中に収納して雨に備える使い方を考えると、軽ければ軽いほど良いです。
ストレスなく持ち運べるのは非常に大事な点。
しかし。
- 軽い折りたたみ傘を買えばOK
とはなりません。
軽量性のみに目を向けるのは危険です。
というのも、ある事情があるのです。
折りたたみ傘の軽さと耐久性はトレードオフ
ある事情とは以下の項目が関係します。
- 軽量性
- 耐久性
です。
実は、上記はトレードオフ。
軽ければ壊れやすく、重ければ壊れにくい、至極単純明快な話。
軽い折りたたみ傘は耐久性が低いのです。
折りたたみ傘がなぜ軽いかというと、軽量な素材を使っていることはもちろんですが、骨組みが簡素な点があります。
骨組みが簡素だと、構造的に弱くなるのは想像に難くありません。
構造の弱さは耐久性にダイレクトに影響します。
特に、風に対しての強い・弱いはモロにききます。
骨組みがしっかりしていれば、たとえ折りたたみ傘といえども丈夫。
強風が吹いてもびくともしません。
逆に、骨組みが簡素すぎると、ちょっとした風で傘が裏返ってしまいます。
雨に濡れてしまうことに…。
雨を避けるのが傘に求める最低限の機能。
軽さを追求し過ぎると、傘の雨除け機能自体が失われるリスクがあるのです。
本末転倒ですよね。
壊れやすくもなりますし。
折りたたみ傘の軽さだけを求めすぎるのは考え物です。
折りたたみ傘の選び方
では、
という話になります。
結論、軽すぎない折りたたみ傘を選ぶこと。
軽ければ構造が弱くなるなら、裏を返せば重くなれば構造が強くなるということもであります。
重ければ良いというわけではないですが、ある程度重さがあった方が丈夫で強風にも耐えられる傘になります。
要はバランス。
軽すぎず重すぎず。
ちょうど良い軽さと耐久性を両立する折りたたみ傘を選ぶべきです。
では、軽すぎず重すぎない1本を選ぶために、どんな基準を持てば良いのかを解説します。
着眼点は折りたたみ傘の骨組みです。
具体的には骨組み(親骨)が5本か6本か、そこが境目です。
5本は軽さは十分ですが、ちょっと心許ないです。
6本ならば多少重くなりますが耐久面では安心。
骨組みは6本の折りたたみ傘を選びましょう。
6本未満、つまりは骨組み5本の折りたたみ傘は避けた方が安定した使い心地が得られます。
どういうことか、実際の折りたたみ傘を見ながら解説していきます。
骨組みが5本の折りたたみ傘
骨組みが5本の折りたたみ傘の例をあげます。
こちらです。
マジカルテック(Magical Tech)の折りたたみ傘。
この傘、ハンパなく軽量です。
大人がしっかり使える55cmの大きさでなんと72g。
まるで魔法のような軽さ。
重さを感じません。
カーボンフレームを1から再構築し、従来の折りたたみ傘の常識を覆す軽量性を実現しています。
骨組みだけでなく10デニールナイロンを採用し、軽さを追求しつつも耐久性を確保。
ただ軽いだけではなく、開閉がラクで操作性良好。
- EASY TO OPEN
と表記があります。
使い心地と軽さを両立した見事な傘です。
100gを着る軽さは圧巻の一言。
スマホより軽いのですから。
毎日持ち歩てもまったく負担になりません。
子供用傘としても活躍します。
UVカット加工機能付きなので、日除けとしても活躍する傘です。
しかし、骨組みが5本。
実際に差すと分かるのですが、少し強い風が吹くとすぐに反り返ってしまいます。
台風などの強い風ではないですよ。
ちょっと強めの風ですら、バッとひっくり返ってしまうのです。
開閉自体はラクなので、1度たためばすぐ元通りにはできます。
しかし、その間は雨に濡れてしまうのがネック。
ちょっと心許ないです。
本当の緊急用、お守り程度と思った方が良いのが正直な感想です。
骨組みが6本の折りたたみ傘
続いて、親骨が6本の傘を紹介。
軽く開け閉めがラクな傘。
つまりは、快適に使える傘を目指した小宮商店が企画した海外製の傘が、
- 小宮商店 Daily Use Umbrella
です。
コンパクトでシンプルな傘。
傘の柄は取り出しやすく快適な使用感。
こちらの傘は超軽量のカーボンを骨組みに使用。
そのため、骨組み5本の傘に比べれば劣るものの、軽量です。
そして、ラクラク開閉機能付き。
軽さと開閉しやすい機能を備えた折りたたみ傘です。
細い糸で織られた密度の高い生地にカーボン骨を組み合わせているのが軽量性の秘密。
カバンに入れていても、ほとんど重さを感じません。
先ほどの5本骨の軽量性にはかなわないものの、軽いのは間違いなし。
急な雨でも使いやすく機能的です。
生地には撥水性が良いテフロン加工をしており、水弾きも抜群。
乾きが早く、雨が続く日でもすぐに乾いて次の日もバッグに入れて携帯できます。
乾きが悪いと濡れっぱなしでカバンの中を濡らしてしまうため、手で持たなければならないですからね。
速乾なのは魅力の1つです。
骨組みは6本なので風への耐性があります。
差していて安定感がありますよ。
多少の風が吹いても反り返らず、雨に濡れる心配がありません。
軽さと雨除け機能を見事に両立した傘です。
風への強さを求めるなら骨組み8本タイプを選ぶべき
折りたたみ傘にとって軽さは重要なポイントですが、軽量性を追求し過ぎると風を受けたときに容易に反り返ってしまいます。
それは先ほどの骨組みが5本と6本の例を比べれば明らかです。
折りたたみ傘とはいえ、長い時間傘を差す場合や風が強い場所で使う機会が多い場合、軽量性よりも反り返りを気にした方が幸せになれます。
しょっちゅうひっくり返っていると、肝心の雨除けができないですからね。
風への耐性を高めるなら傘の骨組みの多さを重視しましょう。
具体的には、8本の骨組みを持つ折りたたみ傘を選ぶのがおすすめ。
先ほど紹介した、
- 小宮商店 Daily Use Umbrella
には、6本の骨組みの折りたたみ傘だけでなく、8本骨組みのラインナップもあります。
軽量性には劣るものの、強風時の頼もしさは段違い。
反り返ることなく、風が吹いてもびくともしません。
風が吹いて傘が反り返ると雨に濡れるだけでなく、多少の恥ずかしさもありますから、なるべく避けたいです。
という人でない限りは、8本の骨組みの折りたたみ傘はいざ差したときに安心です。
自分の使い方に合わせて折りたたみ傘を選ぼう
本記事では折りたたみ傘の選び方を解説しました。
折りたたみ傘で注目しがちな軽さ。
確かに軽量性は重要です。
重いと携帯するのに不便は不便。
しかし、軽さを追求し過ぎると問題点が生じます。
それは、強風への耐性。
軽いということは骨組みがその分弱くなります。
風が吹いたときに反り返ってしまうことに…。
雨に濡れてしまいますよね。
雨に濡れないようにするための傘なのに本末転倒です。
軽さは確かに大事ですが、同時に風が吹いても裏返らない構造の強さが重要。
5本の骨組みの傘は確かに軽いですが、ちょっとした風でひっくり返ってしまいます。
そこに1本骨組みが追加されると、風への耐性が向上。
重さは増す方向ですが、雨の日に濡れないことを重視するならある程度はバランスを取るべき。
さらに、風への耐性を高めるなら8本の骨組みを持つ折りたたみ傘を選びましょう。
- 軽さだけで選ばない
- 骨組みが多いほど強風への耐性が上がる
- ちょっとだけ雨をしのげれば良いなら軽さを最重要視して選んでもOK
自分の使い方に合った折りたたみ傘を選んでみてください。
それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
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