慢性的な腰痛に悩んでいる人は結構いるでしょう。
腰に辛い痛みをもたらす腰痛は現代病の1つ。
歳を重ねるごとに発症率が高くなっていきます。
腰痛は一定の姿勢を長時間続けることで腰に過度な負担がかかり発生します。
長時間のパソコン作業など、主にデスクワークをしている人が多く発症。
- 運動不足
- 太り過ぎ
といったことでも引き起こされることが現代病と言われる所以でもあります。
ただ、その腰痛。
ワークスタイルや生活習慣を改善したからと言って解消されるとは言い切れません。
それはなぜかといいますと…。
- 日々の歩き方
も腰痛の原因となり得るから。
- 腰に負担をかけるような作業をしていない
- 太っているわけでもない
- 適度な運動を心がけている
それでも腰痛が治らない方、原因は「歩き方」にあるかも。
歩き方に原因があるなら、靴にインソール(中敷)を入れて歩き方を改善すると、腰痛の症状が軽減されるかもしれません。
そんなわけで、本記事は歩き方を矯正できるインソールをレビューします。
腰痛はなぜ起こる?
現代社会で多くの人を悩ませている腰痛。
などの一時的な腰痛であればまだマシかもしれません。
しかし、腰の痛みが長く続く慢性的なものであると、深刻さは増します。
なんとかしたいですよね。
腰痛を解消するためにはなんらかの対策をしなければなりません。
さて。
何をすべきかを見極めるために、まずは腰痛の原因を述べてみます。
戦いはまず相手を知るところから。
この記事の冒頭でも述べましたが、腰痛の原因は1つではありません。
- 腰に過度な力をかける
- 長時間の同一姿勢・無理な体勢
- 太り過ぎ
- 運動不足
腰痛はある特定の原因のみで引き起こされている場合もありますが、複数の要因が重なって発症することもあります。
1つ1つ、見ていきましょう。
腰に過度な力をかける
腰に過度な負荷を掛けてしまう…。
これはかなり直接的でわかりやすい原因です。
重量物を運ぼうとして、腰に負担をかけてしまうパターンですね。
ぎっくり腰に代表されるような腰の痛みは、腰に負担をかけ過ぎてしまった場合に起こることがほとんどです。
ただ、腰に負担をかけすぎて腰痛になる場合は、一時的な「急性型」であることが多く、安静にしていれば、いずれ腰の痛みもなくなります。
腰痛で悩んでいる人は急性型ではなく、慢性型の腰痛が主流。
慢性型腰痛はむしろ、次の項目から紹介することが原因でなっている場合が多いです。
長時間の同一姿勢・無理な体勢
腰痛の原因の1つは、
- 姿勢
にあります。
腰への負担に焦点を当てた場合、あおむけが最も負担の少ない姿勢です。
一方で、立っている状態や座っている状態は腰に負担がかかっている状態です。
座っている状態は、
- 本来腹筋にかかるべき負担が腰や背中の筋肉にかかる
ので、想像以上に負荷がある状態です。
さらに、そこから前かがみになると余計に腰へかかる力が大きくなり、ますます腰へ負荷がかかります。
同じ姿勢が長時間続くと血行が悪くなり、筋肉の硬直や酸素不足が生じて痛みが出てきます。
常に座った状態のデスクワークが腰痛の原因になるのは、上記の理由があるのです。
たたでさえ、日常の何気ない姿勢でも腰痛になりますから、身体に負担があることを自覚している無理な姿勢はぜったに避けるべき。
腰への負担が大きくなることは言うまでもありませんよね。
太りすぎ
- 太りすぎ
は腰痛の原因となります。
これは単純な理由で、自身が重くなれば当然腰への負担もそれだけ大きくなります。
腰へかかる負担は体重の2.5倍と言われていますから、10kg体重が増えれば、腰への負荷が25kg増えます。
25kgのダンベルやお米袋が腰にぶら下がっていることをイメージすれば、それが腰にとってどれだけ負担がわかりますよね?
逆に言えば、やせて体重を減らすだけでも腰痛には効果があります。
運動不足
腰痛の発生には、
- 運動不足
も影響します。
身体を動かさずにいると徐々に筋肉がおとろえていきます。
特に、背筋がおとろえると自身の体重を背筋のサポートなく腰だけでさせる形になり、腰への負荷が大きくなるのです。
腰痛への対策方法
ここまで腰痛の主な原因を述べてきました。
原因がわかれば打つべき対策もわかるというもの。
これまでの原因を踏まえれば、腰痛の改善方法には以下のものがあると言えるでしょう。
原因 | 改善方法 |
腰に過度な力をかける | 重いものを持たない |
長時間の同一姿勢・無理な体勢 | 一定時間ごとに腰のストレッチ |
太りすぎ | ダイエットする |
運動不足 | ウォーキングなどの軽めの運動をする |
腰痛の改善方法を挙げましたが、慢性的な腰痛の原因は上記の表中の下の3つ。
これらの対策を取ることができれば、腰痛は解消する方向へ向かう可能性が高いです。
しかし、ここではそれらの対処法については述べません。
なぜなら、このブログは靴がメインのブログ。
そこで、靴という観点から、腰痛を改善する方法を提案します。
靴という観点から、腰痛を改善するために何をすべきかというと、
- インソールを使う
という手があります。
先ほど、腰痛の原因の1つとして「姿勢」があることを述べました。
それは歩行時も同じです。
歩き方も腰痛の原因になり得ます。
姿勢が前かがみになると腰への負担が増えることはすでにお伝えしましたが、猫背の人は歩いているときに常に前かがみになります。
逆に猫背の反対、反り腰の人も腰への負担が大きいです。
腰痛の多くは、骨盤と脊柱との角度の不良によって腰の筋肉に大きな負荷がかかって起こります。
負荷がかかり過ぎることを防ぐためにも、首から腰にかけてのラインが直線になることが理想。
また、その姿勢を維持できれば腰痛のリスクはかなり軽減されます。
腰痛対策のためのインソール
ここで姿勢を矯正するインソールを紹介します。
それが、
- インソールプロ(腰痛対策)
です。
インソールプロは、プロの技術から生まれたインソールで、自分の体重を矯正力として利用する、
- 足底治療用医療器具
の理論から生まれた世界初のトラブル別インソール。
トラブル別ということは…、そう。
腰・足・膝の主なトラブルに対応した種類がラインナップされているインソールなのです。
今回紹介するのは、
- 腰痛対策
のインソール。
他にも外反母趾用や偏平足用、O脚用などもあります。
話を腰痛に戻しまして…。
腰痛対策用のインソールの特徴としては、3つのアーチが骨盤と脊柱との角度をサポートして腰への負担を軽減します。
- 内側縦アーチパッド
- 外側縦アーチパッド
- 横アーチパッド
これら3つのアーチによって足や骨盤の角度を調整したり、腹筋を鍛えたりすることで腰に掛かる負担を小さくできます。
また、
- 衝撃吸収材フィットセル
をかかと部に採用。
フィットセルが歩く際の衝撃を吸収して腰部への負荷を軽減。
腰痛とは関係ないですが、インソール自体に抗菌・防臭加工が施されているのも嬉しいポイントです。
腰痛対策用インソールの使用感
ではこのインソールについて、ディティールや実際に使用している様子を見ていきます。
腰痛対策用インソールを搭載させているのがこちらの靴です。
レッドウィングのワークオックスフォード。
黒い部分がインソール。
このように外れます。
この靴にインソールを入れているのには理由があります。
この靴はワークブーツなので、カジュアルにガシガシ履く用なのですね。
そのため、休日だと1日中履いていることもざら。
ちょっとしたハイキング程度ならこの靴で出かけることもあります。
そこで重要なのが、
- 長時間履いていても疲れない
- 腰が痛くならない
ということなのです。
腰痛持ちの人は分かると思いますが、長時間歩いていると腰が痛くなってきますよね?
長時間履く機会の多いこの靴にインソールを搭載することで、腰の痛みを軽減しようというのが狙いです。
そして、上記狙いは見事に成功しました。
この靴を履いて出かけた日は、夜寝る前に腰が痛くなりにくくなりました。
長時間履く靴だからこそ、インソールによるちょっとした違いがジワジワと効いてきます。
効果抜群のインソール、全体像はこのようになっています。
上から見ても立体的なことが分かりますよね。
サイズは大まかにM、Lなど分かれていますが、購入後に靴のサイズや形に合わせてつま先部分をカットする仕様なので、調整の融通がききます。
横から見た図はこのように。
横から見るとより一層、立体的な構造が際立ちますね。
かかとにいくにつれて高くなるソール。
これが身体の姿勢を矯正する役目を持ちます。
土踏まずの箇所も足に沿う形でアーチパッドが設置されているので、歩行時のフィット感も抜群。
歩行をしっかりサポートしてくれます。
実際に靴の中でどのように足にフィットするのか、足を置いて確認してみます。
インソールの盛り上がりによってかかと部分に角度が出来るため、立っているだけの状態でも、足に角度ができるようになっています。
これによって骨盤と脊柱の角度を矯正し、腰痛を軽減する効果がもたらされるわけです。
次は、足の内側方向からパシャリ。
自身の体重によってインソールが若干沈み込み、インソール自体が足を包み込む形に。
履き心地が良く、歩いているうちにずれてくることもありません。
インソールには靴のサイズ調整効果もあり
また、インソールには別の効果もあります。
別の効果とは靴のサイズ調整に使えるという点です。
インソールを入れているレッドウィングの革靴は、僕が初めて購入した本格的なレザーシューズ。
ゆえにサイズのフィッティングがちょっと合わないのです。
少しサイズが大きいのです。
「革靴初心者あるある」ですが、スニーカーの要領で革靴のサイズを選ぶと、革靴の場合、後々サイズが大きいと感じることがあります。
履いていくうちにソールが沈み込むことで、革靴のサイズに余裕ができることが原因です。
革靴の構造や特徴をよく知らない頃は上記を踏まえずにサイズを選ぶので、ありがちなこと。
とはいえ、
というと、それはもったいないですよね?
そんなときはインソールの出番です。
サイズが大きいと感じている靴にインソールを入れて足との接地面を底上げすれば、意外とピッタリのサイズ感になることがあります。
参考として、下の写真はインソールなしで革靴を履いた状態。
かかとに隙間ができていますよね。
履いていくうちにソールが沈み込み、サイズに余裕が出てきてしまったのです。
この靴にインソールを搭載すると…
このようになります。
隙間がなくなりましたね。
インソールを用いることで、靴のサイズ感を調整できています。
もちろん、靴のサイズは靴ひもの結び方でも調整は可能。
ですが、靴紐での調整にも限度があります。
靴ひもをきつくしてもまだサイズに余裕があると感じる人は、インソールの投入を試してみてください。
革靴をジャストサイズで履いている人は、靴ひもを緩めればインソールを入れる余裕が生まれます。
安心してインソールにトライできますよ。
何をしても腰痛が気になる?インソールを使ってみましょう
本記事では腰痛の対策として、
- インソール
を使うことを提案しました。
慢性的な腰痛はなかなか治すことが難しく、長く付き合っていく必要があります。
というのも、腰痛の原因は日常的な姿勢や歩き方にあることがほとんど。
そのため、よほど意識して対策に取り組まないと改善していきません。
そこで着目したいのがインソール。
「歩く」という、日常とは切り離せない行為をサポートするインソールで姿勢を矯正。
それにより、本人は意識することなく、日常的に腰痛対策に取り組むことができます。
- 長く腰痛に苦しんでいる
- いろいろと腰痛対策をしてきたけど効果がなかった
- 最近腰の痛みが気になる
上記に当てはまる人は、手軽に取り入れられるインソールでの腰痛対策をやってみてはいかがでしょうか?
歩き方が意外と盲点かもしれませんよ。
ちなみに、靴のかかとが削れていることも姿勢を崩す原因となり、腰痛を引き起こす原因となります。
かかとの削れが気になる方はかかと補修もお試しください。
それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!
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