M5のシステム手帳に合うペンとは何なのか。
永遠のテーマですね。
というのも、
- M5のシステム手帳は小さい!
から。
M5サイズは手帳自体のサイズが小さいので、一般的なペンだと長すぎて収まらないのです。
こんな感じですね。
丸いところに注目。
ペンがはみ出ます。
気になる人は気になりますよね。
ミニサイズのペンは、確かにあるにはあるのですが…。
デザインがイマイチだったり、いまいちピンとこないペンだったりします。
どうせ使うなら本当に気に入った、上質なペンを使いたいです。
そこでおすすめしたいのがカヴェコのリリプット。
ドイツの筆記具メーカーのカヴェコが送る超小型ボールペンがリリプットです。
長さはなんと9.7cm。
M5サイズシステム手帳の長さよりも圧倒的に短く、はみ出ることがありません。
細いため、いかなるブランドのペンホルダーにも難なく入る利便性の良さが魅力。
太いペンだとホルダーに入らない、なんてことがあり得ますからね。
リリプット専用クリップを活用すれば、利便性が高まるだけでなく、ちょっとしたカスタマイズ性を感じられて高揚感が得られます。
便利なだけでなく、使っていて楽しいコンパクトボールペンですよ。
本記事ではカヴェコのリリプットの詳細をレビューします。
- M5サイズにピッタリなボールペンを探している
- コンパクトで携帯性に優れた筆記具が欲しい
- カヴェコのリリプットの詳細が知りたい
M5システム手帳に合うボールペンを探す旅
M5サイズのシステム手帳は携帯に便利。
M5は名刺を一回り大きくしたサイズ感。
リフィルのサイズは長さ105mm、横幅が62mmです。
ポケットに入る大きさで携帯に特化したシステム手帳のサイズがM5。
ミニ5とか、マイクロ5とか言われているごくごく一般的なサイズです。
さて。
M5サイズのシステム手帳の宿命というかなんというか。
そんなことをこの記事で語るわけですが、その対象とは…。
それはペン。
ペン、悩みませんか?
う~ん、なんといいますか。
って何なのでしょうか。
M5サイズの手帳のペンホルダーにペンを入れると、ハミ出ますよね?
これはこれで良いのですが、スタイリッシュさを保つため、手帳のペンの長さを合わせたいとも思うわけです。
ただ、M5サイズの長さに合うペンはなかなかありません。
いや、ありますよ。
M5に合うペン。
長さが短くコンパクトなペンは、探せばいくつも出てきます。
ただ、
これが問題です。
携帯して毎日使うM5手帳。
気分が高揚する、使っていて楽しいペンが良いですよね?
そんな要望を叶えるペンは少ないのが正直なところ。
探しても見つかりません。
M5システム手帳に合うペンを探すことは、言ってしまえば、
- 終わりのない旅
のようなもの。
ゴールが見えない中をさまよう、いわば、
- 筆記具の迷子状態
なのです。
M5システム手帳のボールペン探しを終わらせるカヴェコのリリプット
M5サイズのシステム手帳に合うボールペンを探していると、まるで迷宮に入り込んだような、そんな感覚を覚えます。
と、気付けば何が答えかもわからない状態に…。
でも大丈夫。
そんな悩めるボールペン探しの旅を終わらせるアイテムを紹介します。
それがカヴェコ(KAWECO)のリリプットです。
カヴェコのリリプットはコンパクトなボールペン。
どんなペンが見ていきましょう。
購入したばかりなので、開封から。
ブラックのパッケージをスライドさせると缶の登場。
外箱とはうって変わってポップな見た目です。
缶のフタを開けると、中はこんな感じ。
取説とステッカー入りです。
そして、主役が。
リリプット本体です。
コンパクトなリリプット
単体ではどのくらいの大きさなのかイメージできないですよね?
ということで、持ってみます。
小さいです。
非常に。
ノック式でペン先を出した状態でも97mm。
コンパクトさで右に出るペンは、なかなかありません。
無駄を最小限まで省き、シンプルな構造を実現。
結果、このサイズ感に。
ポケットに入れて持ち運べる携帯性は圧巻。
優れたコンパクトボールペンです。
重さは10gと超軽量。
リリプットの軽さは、小ささ由来のものだけではありません。
耐久性に優れたアルミニウム素材を使用しているからこそ。
アルミは素材の特性上、軽量ですからね。
また、エイジングが楽しめる素材でもあり、使い込むほどに素材の味が出ていくのも魅力。
ディテールは非常にシンプル。
ブラックの本体にワンポイントのブランドロゴのみ。
潔いデザインです。
リリプット専用クリップでますます便利に
カヴェコのリリプットは専用クリップでカスタマイズ可能。
本体とは別売りなのが玉に瑕ですが…。
こちらが専用クリップ。
シックなブロンズカラー。
早速、取り付けることに。
ペン先から通していきます。
あらためて小ささを感じるリリプット。
これはM5サイズの手帳に合いますね。
実際に手帳にセットするのは後にして、まずはクリップ付きのリリプットを見てみましょう。
これは可愛い。
かつ上品。
リリプットの可愛らしさの中に、キリッと光るクリップの佇まい。
良いですね。
天面のブランドロゴを引き立てる色合いです。
ブロンズカラーが渋めで上品な雰囲気を放ちます。
クリップ自体の重さは2g。
リリプット本体と合わせても12gしかありませんから、携帯性を妨げません。
良いですよ~、これは。
ただ、専用クリップを準備する上で1点だけ注意が。
何かといいますと。
リリプットにはボールペンだけでなく、万年筆があります。
どちらにも専用クリップがあり、互換性はありません。
ボールペンにはボールペン専用のクリップを準備しましょう。
リリプットのボールペン用のクリップの品型はCLIP-LB。
購入時は要確認です。
替え芯は4C規格
ここからはリリプットの内部の話を。
リリプットの替え芯はいわゆる、4C規格といわれるもの。
- 長さ67mm、外径2.4mmのボールペン替え芯の規格
- D1規格(長さ67mm、外径2.35mm)と互換性がある
メジャーな規格で、ドイツのカヴェコだけでなく、日本の文具メーカーの中でもバリエーション豊富です。
三菱鉛筆のジェットストリームやパイロットのアクロインキのリフィルが使えます。
ジェットストリームならSXR-200、アクロインキならBRFS-10がリフィル品番です。
替え芯の交換方法はパッケージに同梱の取説に書かれています。
ペンの中央部分からパカッと開く機構です。
リリプットをよく見ると、真ん中からややペン先に寄った部分に切れ目があるのが分かります。
この部分が開きます。
ネジ式で開閉可能です。
開けると金属製のインクリフィルが。
カヴェコ純正リフィルです。
金属製の格好良いリフィル。
先ほど述べた通り、4C規格です。
またまた繰り返しになりますが、各筆記具メーカーでそれぞれ特色あるリフィルを展開しているごくごく一般的な規格なので、手に入りやすいのが魅力。
インク切れになったときにすぐに替えのリフィルが手に入るので何かと便利ですよ。
項目 | 仕様 |
ブランド | カヴェコ(KAWECO) |
品番 | LIBP-BK |
カラー | ブラック |
材質 | アルミニウム |
サイズ | 長さ:9.7cm 直径:1cm |
重さ | 10g |
機構 | ノック式 |
リフィル | ブラック(品番:REFD1BK) |
カヴェコのリリプットの書き味
先ほどリフィルを紹介したので、このままの流れで書き味を確認します。
リリプットのボールペンは軽いタッチの書き心地。
やや薄めのブラックのインクです。
ややかすれあり。
カヴェコ純正のインクも良いのですが、個人的には日本製のインクが良いですね。
ジェットストリームのインクに替えようかと画策中。
一般的な4C規格のリフィルなら差し替え可能なので、リフィルの選択肢は豊富。
ゲルインキや油性インキ、好みに合わせてリフィルを変えてみてください。
M5サイズにピッタリなリリプット
さてと。
もともと、この記事はM5サイズのシステム手帳からはみ出ないペン探しを発端としていました。
ということで、M5システム手帳にリリプットをインしてみます。
この通り。
プロッターのM5レザーバインダーにセットしています。
まったくはみ出ていません。
9.7cmのペン長なので当然です。
非常に収まりが良いです。
専用クリップがペンホルダーをしっかりホールドしてくれています。
これなら滑り落ちることがありません。
そして、M5のコンパクトなサイズ感を損なっていないことに注目。
ポケットに入れるのも余裕です。
どこへでも持ち運べる、M5サイズの利便性を大いに活用できます。
リリプットのコンパクトサイズだからこそ。
ペンホルダーを別で取り付ければ、パスポートケースやトラベラーズノートにも適用可能。
上記はディガウェルのパスポートケースにリリプットを取り付けてみた図。
M5のシステム手帳を有効に使いたいなら、リリプットのボールペンをチェックしてみてください。
ドイツの筆記具メーカー「カヴェコ(KAWECO)」
一通りリリプットの魅力を伝えたところで。
ここでカヴェコ(KAWECO)のブランド紹介を。
カヴェコは、1883年にハインリッヒ・コッホとルドルフ・ウェバーの2人により創業した筆記具ブランドです。
カヴェコの代表的なアイテムは、1930年代に発売されたカヴェコスポーツ。
とりわけ、カヴェコクラシックスポーツは、ミュンヘンオリンピックで公式ペンとして認定された実績を持つ筆記具です。
カヴェコスポーツを見れば分かる通り、クラシックで独創的なデザインは多くのファンを獲得しています。
その証拠に、高い品質を誇るカヴェコの筆記具は40か国以上で販売されている実績があります。
ちなみに、ブランド名は創業者である「コッホ(Koch)」と「ウェバー(Weber)」から取っています。
2人のイニシャルに会社を意味する「Company」を足して作られた造語。
- Ko+We+Co
天冠に輝くロゴが目印の筆記具ファン必携のブランドです。
カヴェコのリリプットはM5手帳を携帯する喜びを高める
本記事ではM5サイズのシステム手帳にピッタリなボールペンを紹介しました。
その名もリリプット。
ドイツの筆記具メーカーであるカヴェコのボールペン。
97mmのコンパクトなペンです。
M5手帳からはみ出ることなく、スッキリ収まります。
見た目美しく、携帯性を損なわず。
便利なボールペンですよ。
専用クリップを取り付ければ、エレガントな印象がアップして機能性も向上。
日々使うことに特化した、利便性と携帯性抜群のボールペンへとレベルアップします。
ただでさえ使いやすいリリプットが専用クリップを活用することで魅力がブーストするわけです。
小さいボールペンを探しているなら、カヴェコのリリプットをチェックしてみてください。
手帳ライフが今まで以上に楽しくなりますよ。
それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!
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