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雨が降りそうなら革靴に防水スプレー必須!水から革を守る手軽な方法

雨降りが心配な時には防水スプレーを使うべき理由を解説した記事のアイキャッチ

朝起きて、どんよりとした天気のとき。

気分が上がりませんよね?

そして、もう1つ由々ゆゆしきことがあります。

それは、

  • 革靴が濡れる

こと。

革靴が濡れると革にシミができ、革の風合いを大きくそこねます。

シミができた革靴を履いても気分が上がりません。

せっかく革靴を履くのですから美しい革靴を履いてテンションを上げ、仕事へ向かうモチベーションを高めたいですよね?

そこで活用したいのが防水スプレーです。

革靴を履く前に防水スプレーを吹いておけば水を弾いて革の染みを予防できます。

さすがにずぶ濡れは耐えられませんが、下記の通りの水滴程度ならへっちゃらです。

水に濡れた状態
水弾きが強烈な革靴
水を拭き取った状態
水シミがない革靴

濡れても革にシミを作りません。

雨の日でも安心して外出できますよ。

本記事では雨が降りそうな天気のときに防水スプレーを活用する有用性について書いていきます。

この記事はこんな人におすすめ
  • 天気を気にせず革靴を履きたい
  • 革に水シミを作りたくない
  • 防水スプレーって本当に効果あるの?

雨が降りそうな天気は革靴を履くか迷う

朝起きて外を見たとき、雨が降りそうな天気だった。

どんよりした天気

そんなとき。

こんな不安が生じます。

革靴を履いても大丈夫かなぁ
  • すでに雨が降っているなら今日は革靴を履かない

もしくは、

  • 今日は雨に濡れても良い2軍の革靴を履こう

といった判断ができます。

しかし、雨が降りそうだけど降っていない場合は、

今日は革靴を履けるな

と楽観的な見込みで履いていく場合もありますよね?

結果、

  • 予想が外れて雨に降られ革靴が濡れる

そんな経験をした人は少なくないはず。

革靴に水シミができて後悔します。

履かなければよかった

と思っても後悔先に立たず。

  • 革靴を履きたいけれど、雨降りが不安で履くのをためらう

そんな葛藤が生まれるのです。

雨予報なら防水スプレーで革靴を守れる

革靴を履くか履くまいか

そんな迷いを払拭できる道具があります。

それは、防水スプレーです。

防水スプレーを吹きかければ革が水を弾くようになるため、革の中へ水が浸み込みません。

水シミを防げます。

革を美しくキープするため、防水スプレーは超有用。

しかも、防水スプレーは革靴に吹きかけるだけ。

超簡単に使えます。

活用しない手はないですよ。

防水スプレーの使い方

手軽に使える防水スプレーですが、使い方に注意しないと満足な効果が得られません。

防水スプレーはガッツリ吹きかける必要があります。

軽くシュッと吹きかけるだけでは、本来期待する防水スプレーの効果が出ないのです。

というのも、防水スプレーは革の上に膜を張ったり、革の上にとどまって撥水効果を発揮したりする道具です。

つまり、吹きかける箇所の抜けがあると効果を発揮できないということ。

防水効果をきっちり得るためにはまんべんなくスプレー成分を行き届かせないとダメ。

防水成分の隙間があると、そこから水が浸入。

防水した箇所の下を潜り抜け水シミを作ります。

数秒から10秒程度はスプレーしたいところ。

もったいない精神は捨て、確実に革靴全体を処理することが重要です。

防水スプレーの使い方が分かったところで実際に使っていきます。

この記事で使うのはこちらのスプレー。

防水スプレー

コロニルの1909プロテクトスプレーです。

プロテクトスプレーはフッ素樹脂系の防水スプレー。

革の上に膜を張り防水効果を得るシリコン系のスプレーとは異なり、革の上に完全な膜を張るわけではありません。

フッ素樹脂の表面張力によって水を弾く仕組み。

シリコンタイプに比べ、革の通気性をそこなわない利点があります。

それでは、革靴に防水性を与えていきますね。

防水スプレーと革靴

革靴にはシェットランドフォックスのハンプトンを選択。

防水スプレーを使う前には、ブラッシングしてホコリを落としておきます。

ブラッシング中の革靴

スプレーの成分を革に乗せるため、邪魔になるホコリをあらかじめ取っておきます。

防水スプレーがかからないようにシューキーパーを外しておくのも忘れずに。

シューキーパーを外している革靴

そしてもう1つ。

防水スプレーは溶剤を使っているため、室内で使うのはNG。

ベランダや庭先、すでに雨が降っている場合はドアを開けた玄関で作業すると良いです。

外に出した革靴

さて、防水スプレーを使っていきます。

まずは防水スプレーの容器内成分を混合するため、よく振ります。

振って容器内部の成分を混ぜている防水スプレー

革靴から20cm程度離れたところからプシューとスプレー。

防水スプレーを吹きかけている革靴

容器背面に記載の使い方の通り、30cm四方の1つの面に対して4秒ほど吹きかけます。

防水スプレーの使い方

大事なポイントはしまずスプレーすること。

もったいない精神は不要です。

中途半端なスプレーはかけていないのと同じ。

思い切りの良さが結果としてコスパの良い使い方になります。

作業へ戻ります。

革靴のアッパー全体にまんべんなくスプレー。

防水スプレーを吹きかけている革靴

防水成分が全面に塗布されることを確認しつつ、作業します。

防水スプレーを吹きかけている革靴

革がしっかり濡れるまでスプレーを継続しましょう。

防水スプレーでヒタヒタになった革靴

上の写真くらいにはヒタヒタでOKです。

片足が終わったらもう片方も。

防水スプレーを吹きかけている革靴

アッパーをぐるりと一周しながらスプレーします。

まんべんなく防水スプレーを吹きかける

スプレーしているとインソールにも液がかかってしまって革の変色が心配になりますが、問題なし。

防水スプレーを吹きかけた後のインソール

すぐに乾いて色の変化もありません。

防水スプレーが乾燥した後のインソール

すぐに元通り。

コロニルの防水スプレーは高価なものの、上記の通りの使い勝手の良さを誇るため安心感があります。

おすすめの防水スプレーです。

アッパー全体にスプレーしたら、3分程度時間を置いて乾燥させます。

防水スプレーを吹きかけた後の革靴

乾燥後、クロスで乾拭きして仕上げます。

クロスで拭き上げている革靴

仕上がりはこのように。

防水スプレーでケアした後の革靴

防水スプレー後も革の風合いは変化なし。

これにて作業終了です。

簡単ですね。

防水スプレーの効果を検証

防水スプレー後でも革靴の見た目が変わらないので、

本当に防水効果が出ているの?

との疑問がわきますよね?

ということで、検証することに。

ハンドラップで水を垂らして、わざと革靴を濡らしてみます。

水を弾く革靴

この通り。

水を弾く革靴

革の上に水滴ができ、革に浸み込んでいないのが分かります。

水弾きが強烈な革靴

防水効果がキッチリ出ていますね。

水滴をクロスで拭き取ると…

水を拭き取っている革靴

この通り。

水シミがない革靴

革に水シミができていません。

比較として防水スプレーなしの革靴を用意したいところですが、大事な革靴にシミを作りたくありませんので今回はなし。

省略します。

どうかご容赦を。

ともあれ、少しの雨なら耐えられるようになりました。

雨が降りそうだからと革靴の登板を見合わせるのは宝の持ち腐れです。

やはり、靴は履いてなんぼ。

防水スプレーを活用して大事な革靴をガシガシ活用しましょう。

雨が降りそうでも防水スプレーを吹きかければ安心して外出できる

本記事では防水スプレーを活用して大事な革靴を守る方法について解説しました。

雨が降りそうなとき、革靴を履いて出掛けると水シミができるリスクが高いので履くのをためらってしまいます。

せっかくの革靴。

履かないのはもったいないですし、その日にこそ履きたいという気持ちもあります。

そこで活用したいのが防水スプレー

革靴に防水スプレーを吹きかけて乾かし、拭き上げるだけの簡単作業で雨への耐性が格段にアップ。

雨に濡れても革に水シミを作りません。

革を保護できます。

防水スプレーを使う際のポイントは量をしまずたっぷり使うこと。

変にもったいない精神を発動すると、十分な防水効果を得られません。

せっかく使ったのに期待した防水効果が得られないのでは、かえって無駄です。

十分な量をたっぷり吹きかけて革全体に防水成分を行き渡らせましょう。

雨に濡れても水を弾き、ちょっとした雨なら問題なく履ける革靴になります。

雨の日の憂鬱ゆううつを軽減。

晴れでも雨でもお気に入りの革靴を履いて外出時の気分を高めましょう。

それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。

ご覧いただき、ありがとうございました!

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