「ピローミスト」って使われますか？
枕やベッドのシーツに吹きかけることで香りづけし、安眠へ誘うピローミスト。
リラックス効果をもたらす、優しい香りが特徴の癒しグッズです。
そんなピローミスト、洋服への香りづけという用途にも流用可能です。
香水代わりにピローミストを服に吹きかけるだけで良い香りを楽しむことができます。
本記事では、ピローミストを衣類ケアに流用することで得られるメリットをご紹介します。
ピローミストって何？
ピローミストとは、就寝時に枕元等の寝具周辺に吹き付ける、ミスト状の液体です。
ピローミストは吹き付けられたミストが香りを放ちます。
吹き付けられたミストにより寝具に香りが与えられ、その香りの中で眠りにつくことができます。
その香りは優しくふんわり香るものが多く、リラックス効果を高め、快適な睡眠へと誘う作用があります。
この”ふんわり香る”という点が重要で、香りが強くないのです。
ということは、香水でありがちな主張が強い香りではなく、それほど主張しない香りなのです。
ピローミストを洋服に「シュッ」と一吹きしてあげると、微かにふんわりとした香りが手に入ります。
という方には、是非ともピローミストを服に流用することをおすすめします。
ピローミストを服へ使用することの意味
洋服へ香り付けをするための製品はさまざまあります。
ただ、ランドレスのファブリックフレッシュなどの衣類用スプレー・ミストは、消臭という点にも重きを置いて作られているので、香りの持続力としては低めです。
その点、ピローミストはそういったファブリックケア用品よりは、香りの持続力が高めにできています。
ファブリックケア用製品の香りの強さや持続力に物足りなさを感じている方にとって、ピローミストを洋服に使用することは選択肢の一つとして有効だと個人的には思います。
| 香りの強さ | 香水 ＞ ピローミスト ＞ ファブリックケアミスト |
|---|---|
| 香りの持続力 | 香水 ＞ ピローミスト ＞ ファブリックケアミスト |
一般的には上の表のように、香りの強さと持続力は香水が最も強く、ファブリックケア用ミストが弱い傾向にあります。
もちろん、製品によっては例外もありますので、あしからず。
香水の香りと持続力までとはいかないまでも、ファブリックケア用ミストではちょっと満足できない…。
衣類ケア用ミストとピローミストの使い分け
僕は日頃から、ランドレスの「ファブリックフレッシュ」とハーバルアロマティクスの「アロマミスト」を使用しています。
それらをいつも服に2、3プッシュくらい吹きかけているのですが、香りの持続時間としてはそれぞれ数分、数十分といったところです。
もちろん、これらは服の消臭目的で使用しているため、香りの持続力には何の不満もありません。
ですが、
- 爽やかな気分に長時間浸りたい
- 気になる人と食事に行く
など、ある程度長い時間にわたって、ほのかに良い香りを漂わせたい場面ってありませんか？
僕はそういう場面が度々あって、このピローミストを用意しました。
実際に使ってみると、周囲からの評判が良く、今では気分やTPOによってファブリックケア用のミストとピローミストの使い分けを行なっています。
場面によって香りを変えることが日々の生活の楽しみの一つとなっていて、毎日新鮮な気持ちで過ごせるようになりました。
僕にとって香りというのは、ポジティブな気持ちに切り替えるきっかけとなっています。
サボネリーのピローミストのご紹介
そんな僕が使用しているピローミストはこちら。
「サボネリー（SAVONNERIE DE BORMES）」のピローミストです。
容器は高級感のあるアルミ製で、所有欲をかき立てられるものとなっています。
このピローミストは南フランスのプロヴァンス地方に工場を構えるサボネリー社が製造しています。
自然豊かなプロヴァンス地方の香りを詰め込んだ製品作りを行っている会社で、ピローミストだけでなく、バス用品等も手掛けています。
その香りの特徴は、厳選されたエッセンシャルオイルを含んだ香り豊かなナチュラルさ。
体にスッと染み渡るような、そんな感じが得られます。
僕が使用している香りはミント・ユーカリ。
清涼感のある香りが爽やかさを演出します。
個人的に、こういった製品はリフレッシュしたいときに使うことが多いので、気分をすっきりさせるためにミント系の香りが好みです。
そのほかの香りのバリエーションとして、ローズウッドやラベンダー、グリーンティーなどいくつかの種類がありますので、お好みに合った香りを選んで楽しむことができるようになっています。
裏面には、寝具周辺以外にもルームスプレーとしても使用可能と記載があります。
ピローミストを洋服に使ってみる
容器上部はフタになっていて、フタを外すとプッシュ式のスプレー部が顔を出します。
ここも金属製の光沢があって、デザイン的にオシャレで気に入っているポイントです。
このように20cm程離れたところから洋服に「シュッ、シュッ」と２、３回吹きかけるだけで、心地良い香りを洋服にまとわせることが可能です。
体感的に香りの持続時間は2、３時間といったところ。
僕としてはそれだけ持てば十分。
ファブリックケア用ミストとの差別化も図れていて大変満足しています。
ピローミストは服にも使える！いや使うべき！
本記事では衣類のケアにピローミストを応用する方法とメリットをご紹介しました。
少し使い方を変え、本来寝具周辺に使うピローミストを洋服へ使ってみるということについて書きました。
僕自身、香水のような強めの香りは必要でないけれど、消臭スプレーやファブリックケアミストでは物足りない気分の時がありました。
その時にピローミストを使用してみたら、あら不思議。
ほのかな香りが長く持続したのです。
僕の求めていたものにドンピシャで、それ以来、日々使い続けています。
本来の用途以外でも、ちょっと視点をずらして使い方を変えてみると、新たな発見があって楽しいですよね。
もちろん、どんな製品にも言えることですが、明らかに間違った使い方をすると、体に害を及ぼすことがあるので注意が必要です…。
ということで、以上、ピローミストの服への流用についてでした。
少しでもご参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました。
それでは！
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