そんなイメージがありませんか?
ありますよね?
あるはず。
前提として、革靴と足のサイズが合っていれば、革靴を履き続けても足を痛めることはありません。
多くの場合、ですけどね。
しかし、この記事ではあえてそこに触れず。
として話を続けます。
足が痛くなると、必然的に革靴への苦手意識が植え付けられてしまうもの。
ですが、安心してください。
そんな人でも快適に履ける快適な革靴があります。
革靴に苦手意識を持っている人におすすめしたいのが革靴スリッポン。

革靴への苦手意識を払拭する、革靴界の秘密兵器。
それが革靴スリッポン。
その名の通り、スリッポンタイプの革靴です。
ラフに足入れできるのでラク。
良い意味で雑に履けます。
1足持っておくと非常に便利です。
本記事では革靴スリッポンの魅力と選び方を解説します。
- 革靴が苦手
- 革靴の良さが理解できない
- 革靴スリッポンの魅力って何?
革靴は履き続けると痛くなる
革靴というものは、1日履いていると痛くなりますよね?
というか、むしろ午前中だけ、なんなら1時間だけでも痛くなることがあります。
革靴のサイズが合っていないと、足に痛みが出やすいのです。
スニーカーと比べて革靴は伸縮性や柔軟性が低いため、サイズ選びがよりシビアになって起こっている事象。
症状が出ないためにするには、足に合った革靴選びが最重要。
とはいえ、革靴そのものに苦手意識を持ってしまった今となっては後の祭りです。
革靴を避けて、
- どうしてもスニーカーに手が伸びてしまう
もとい、スニーカーに足入れしてしまう状況が生まれます。
なぜ革靴を履くのか
ここで、なぜ革靴を履くのかについて述べておきます。
筆者としてはスニーカーよりも革靴の方がむしろ快適なので、感覚で分かっているところなのですが、あえていうなれば。
履いていて気分が上がるから。
これです。
ビジネスシーンにおいては、気持ちを引き締めるために。
私生活では、足元をフォーマルにまとめてコーデ全体をまとめるために。
革靴は大活躍してくれます。
日々のお手入れをしてきれいに保てば、革靴だけでなく気持ちまで整うような、そんな感覚になるのも魅力。
- 丁寧な暮らし
を実感できるきっかけになるのです。
忙しい日々にこそ、革靴を磨いて心を洗う時間を持てば、落ち着いて人生を過ごせます。
単なる履いて外を歩くための道具ではなく、生活に寄り添った存在。
それが革靴。
人生を彩るスパイスといいますか。
とにもかくにも、気持ちを高めてくれる革靴を履かないのはもったいない。
と思うわけですよ。
革靴の苦手意識を克服する第一歩には革靴スリッポンがおすすめ
とはいえ、革靴に苦手意識を持っている人にとっては、
ですよね?
ここで1つの提案が。
ぜひ革靴スリッポンを履いてみてください。
スリッポンは「Slip-on」の名前の通り、ラフにスポッと足入れできるシューズ。
すべり込ませてイン、的な。
スリッポンといえばスニーカーのイメージが強いですが、革靴のスリッポンもあります。
革靴のスリッポンは、大人っぽさをキープしつつもラフな使い心地が魅力。
靴紐や留め具がないですから、紐を結んだり、バックルにベルトを固定したりといった作業をしなくてよし。
とにかくラク。
靴自体のホールド力でのみで履けるシューズがスリッポンですからね。
革靴といえば、
- 靴紐を結んでカチッと履く
というイメージを良い意味で裏切ります。
- 靴紐をほどいて結んでを繰り返すことがイヤ
- 靴紐を結ぶのが面倒
という人には特にオススメ。
カジュアル感の強いものからフォーマルなものまで。
多様なラインナップで好みのデザインが見つかるはずです。
自分の着こなしに合った革靴スリッポンが必ずあります。
革靴への苦手意識を払拭すること間違いなしですので、ぜひお試しを。
ジェイエムウエストンの革靴スリッポン
この項目では、革靴スリッポンの一例を紹介していきます。
こちらです。

高級革靴ブランドのジェイエムウエストンの中にあって、気軽な履き心地を提供するスリッポンタイプの革靴です。
現在、シューツリー入りなので外してみますね。

ジェイエムウエストンの中でも、より高級な位置づけのウルトラウエストンの特徴である、パープルのインソールがエレガンス。
上質なカーフレザーがきめ細やかで、カジュアルなスリッポンタイプながらもフォーマルさをキープしています。

普段からガシガシ履いているので、インソールのかかと部分は削れています。

ヘビロテの証拠です。
履きやすくてヘビロテしがち。
スリッポンの気楽な履き心地の真骨頂をよく表現しています。
インライニングはややシワがありますが、これこそ足になじんでいる証。

気楽に履ける革靴スリッポンゆえの勲章です。
ただ、雑に足入れできるといっても、靴べらを使った方が良いのは間違いありません。
筆者は毎回、靴べらを使っているのでかかとのつぶれはなし。

長く履き続けるコツですよ。
ジェイエムウエストンの342にはサイドにゴアが付いています。
ゴムの伸縮性を利用して足とのフィット感を得る機構です。

スポッと履けるにもかかわらず、フィッティングは確実かつ抜群。
足に吸い付く履き心地を得られます。

流線的な革靴形状だからこそ得られる、ストレスフリーな履き心地。
ちょっとそこまで、はたまた、がっつりオシャレして外出。
どちらのシーンにも適用可能。
超便利な革靴スリッポン。
ジェイエムウエストンのスリッポンならエレガンスな雰囲気をプラス。
革靴スリッポンの機能性と見た目の美しさをさらにブーストした存在に仕上がっています。
革靴スリッポンの選び方
この項目では、革靴スリッポンの選び方を解説します。
と思ったときに、どんな観点で革靴スリッポンを選べば良いのかを述べていきますね。
早速ですが、以下の3つの点に着目してスリッポンを選びましょう。
- どういった状況で履くのか
- どんな素材を使っているか
- サイズが合っているか
履くシーンを想像して
革靴スリッポンを選ぶ上で、まず意識したいのが履く状況です。
スーツやジャケットスタイルに合わせるなら、カチッと感の高いエレガンスな雰囲気の革靴がGOOD。
ストレートチップやプレーントゥといったフォーマル度の高いデザインがおすすめです。
休日のラフコーデに組み込むなら、フォーマルすぎないローファータイプやウィングチップが良いですね。
使いたい状況を想像して選ぶのをおすすめします。
また、普段の服装を考慮して選ぶ靴こそ、自分が本当に気に入るものとなります。
シチュエーションに応じた革靴スリッポンを選べば、使いやすい1足と出会えますよ。
素材にこだわる
革靴スリッポンを選ぶ際には、素材にも着目しましょう。
というのも、素材は見た目の印象に大きく影響を与えるだけでなく、どれだけの期間に渡って愛用できるかを左右するから。
素材の強度は重要ですからね。
革靴スリッポンというだけあって、基本的には素材は革。
しかし、革といっても以下の2種類が存在します。
- 本革
- 合皮
本革は言わずもがな、動物の原皮をなめして革にした素材。
末永く使い続けられてエイジングを楽しめます。
しかし、価格が高いのがネック。
一方の合皮は安価です。
というのも、本当の革ではなく樹脂だから。
素材としてはプラスチックと同じです。
紫外線や空気中の水分に触れることで劣化します。
使えてせいぜい数年といったところ。
何年か経つと表面がボロボロと崩れてきます。
長く使うことを重視するなら本革を。
数年で履き倒して、新しいものを買い替えていくなら安価な合皮を選ぶと良いでしょう。
筆者は圧倒的に本革がおすすめです。
お手入れして長く履きたいですからね。

サイズ選びは慎重に
革靴スリッポンのサイズは通常の革靴よりもシビアです。
紐靴は絞め具合次第でフィッティングの調整がききますが、靴紐や留め具のない革靴スリッポンではそれが無理。
靴紐がないことは、サイズをミスすると取り返しがつかないことと同義ですから。
失敗しないためには、実際に試着してかかとに隙間が生まれないサイズ感を選びましょう。
ただし、先ほど紹介したジェイエムウエストンの革靴スリッポンはゴアが付いているので、サイズ選びはそこまでシビアではありません。
サイドゴアやサイドエラスティック付きの革靴スリッポンを選ぶのは1つの選択肢です。
革靴が快適でオシャレなことに気付かせるスリッポン
本記事ではストレスフリーな履き心地の革靴スリッポンの魅力を解説しました。
革靴に苦手意識を持っている人にこそおすすめしたい革靴スリッポン。
靴紐を使わず、そのままスポッと足入れ出来るラクな履き心地、そして、革靴らしいカッチリ感。
それこそが革靴スリッポンの真骨頂。
ラクだけれど、確かに革靴。
これまでの「革靴は履きにくい」というイメージを見事に払拭します。
革靴にネガティブな印象を持っている人にこそ試してほしい、それこそ、だまされたと思ってチャレンジしてみてください。
意識改革が起こること、間違いなしです。
それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!









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大事な革靴を劣化させないために靴を磨いてコンディションを整えるのがおすすめです。