革靴といえば、
- フォーマル
という印象を持っている人は少なくないはず。
確かに、黒のストレートチップなどのフォーマル度が高い革靴は冠婚葬祭に必要不可欠です。
しかし、デザインによってはカジュアルシーンに上手くハマる革靴もあります。
私服通勤のサラリーマンの場合、フォーマルな革靴を履く機会が限られていますよね?
そのため、フォーマル靴を履く機会はそう多くはありません。
しかし、カジュアル靴はどうでしょう?
- 休日シーン
- ちょっとそこまで出かける
なんてとき、
- フォーマル靴よりもカジュアル靴の方が履く機会が多い
という人も決して少なくないかと。
革は丈夫で耐久性抜群。
革で作られた革靴もまた、高耐久を誇ります。
履く機会が多いカジュアル靴だからこそ、丈夫な革靴がおすすめです。
スニーカーは便利ですが、カジュアル使い用の革靴を持っておくと、なにかと便利。
かくいう僕も、カジュアルシーンで長期間愛用している革靴をいくつか持っています。
そんなわけで本記事では日常使いに大活躍するカジュアル革靴を紹介します。
カジュアル使いしやすい革靴の選び方も解説しますね。
- カジュアルに使える革靴を探している
- 長く履ける革靴が欲しい
- 雨の日でも気兼ねなく革靴を履きたい
革靴の特徴 | デザイン | ブランド |
シックな装い | プレーントゥ |
シェットランドフォックス |
エレガントな佇まい | ロングウィングチップ |
オールデン |
革の美しい風合い | ダブルモンクストラップ |
サントーニ |
足元に軽快感をプラス | ガラスレザーローファー |
コールハーン |
気楽さの中に光る上品な空気感 | キップレザーローファー |
リーガルトーキョー |
ゴールドの金具がアクセントに | ビットローファー |
グッチ |
抜群の履き心地 | ヌバックプレーントゥ |
コールハーン |
雨の日でも楽しめる | セミブローグ |
スコッチグレイン |
散策で大活躍 | サボ |
ダンスコ |
ブーツタイプのカジュアル靴 | チャッカブーツ |
チャーチ |
ローカットタイプで脱ぎ履きがラクなブーツ | ローカットブーツ |
ブランドストーン |
悪路でもすべりにくい | リッジウェイソールシューズ |
シェットランドフォックス |
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革靴ってカジュアルに履けるの?
革靴といえばフォーマルなイメージがつきもの。
スーツスタイルの足元を飾る革靴は、歴史あるトラディショナルなアイテムです。
ビジネスや冠婚葬祭のときに履くのが革靴という人も少なくないのでは?
それはもったいないです。
- 革靴が持つポテンシャルは無限大
革靴はフォーマルな場だけでなく、カジュアルシーンにも大活躍してくれます。
ほんとに?
一言で革靴と言っても、その種類は多種多様。
カジュアルライクな革靴は休日にも違和感無く、むしろ良い塩梅のカッチリ感でカジュアルスタイルを引き締めてくれます。
リラクシンな雰囲気とオシャレな装いの、バランスのとれたコーディネートができるのです。
かくいう僕はもちろん、平日・休日問わず革靴を履いています。
しかも無理に履いているわけではなく、履き心地が良いので自然と手が伸び、履いているのです。
それはなぜか?
一般的に歩きづらいとか、履きにくいという印象が持たれやすい革靴。
ですが、自分の足に合った革靴ほど履きやすいものはありません。
革靴は名前の通り、革でできています。
- 革は丈夫でしなやか
履き込むうちに自分の足になじみ、自分だけの革靴になるのです。
自分の足になじんでいるので履き心地も抜群。
おまけに革は耐久性があるため、長く愛用できます。
お手入れしつつ革を育てていく感覚を味わえるのが革靴の醍醐味です。
カジュアルな革靴の選び方
カジュアル使いする革靴選びはフォーマルな革靴と違い、カッチリし過ぎず程よくラフな雰囲気を纏えるかがポイントです。
上記を踏まえた革靴選びをするのがおすすめ。
そこで、この項目ではカジュアル使いに適した革靴の選び方を解説します。
ポイントは、
- 色
- デザイン
です。
より具体的いえば以下の項目を意識すると、休日でも使いやすいカジュアルな革靴が選びやすくなります。
- 黒以外の色
- 外羽式
- ストレートチップは避ける
それぞれ詳しく見ていきましょう。
黒以外はカジュアル度高め
カジュアル使いする革靴は色の選択肢が広いです。
というのも、フォーマルな革靴はブラックが必須条件。
しかし、カジュアル使いする革靴の場合、色はそれほど気にする必要はありません。
明るい色ならカジュアル要素が高く、暗い色ならフォーマル度が高いです。
この後に述べる、靴のデザインとのバランスによって最終的なカジュアル度が決まりますが、基本的にカジュアルシーンで履く靴の場合、お好みの色を選べばOKです。
ただ、1つだけ注意点が。
ストレートチップや内羽根式などのフォーマル度の高い靴の場合、黒い色を選ぶとフォーマルさが高くなりすぎることに…。
フォーマルすぎる革靴はカジュアル使いには向きません。
黒の靴を選ぶ場合、靴のデザインをカジュアルに寄せて革靴全体の雰囲気をバランス調整しましょう。
外羽根式はカジュアル寄り
外羽根式の革靴はカジュアル使いにピッタリ。
アッパーとは別れて羽根が付いているのが特徴の外羽根式は、カジュアルなデザインです。
逆に、アッパーと羽根が一体となった内羽根式はフォーマル度が高く、カジュアル使いには不向き。
内羽根式の革靴はフォーマルさが高まりすぎるため、カジュアルな服装では足元が浮いてしまうかもしれません。
ただ、外羽根式ならそれだけでかなりカジュアル要素が強め。
普段使いの革靴のデザインとして適しています。
ストレートチップ以外はカジュアルさアップ
つま先のデザインもまた、革靴のカジュアルさを左右する要素です。
革靴で最もフォーマルなデザインはストレートチップ。
キャップドトゥとも呼ばれる、つま先に一文字のデザインが入った伝統的なデザインです。
ストレートチップの次にフォーマル度が高いのは、何もデザインのないプレーントゥ。
しかし、プレーントゥはカジュアルにも使えるデザインなので、カジュアル使いという観点からは、避けるべきデザインはストレートチップのみ。
ストレートチップ以外のデザインならば、カジュアルな服装にもなじみます。
仮にデザインがストレートチップでも、明るい色だったり、外羽根式の革靴であれば程よくフォーマル加減が緩和され、カジュアルライクな雰囲気になります。
つま先のデザインと、先ほどまでにご説明した色や羽根の形状を総合的に踏まえ、カジュアルに履ける革靴を選んでみてください。
カジュアルシーンで大活躍の革靴まとめ
ここからは革靴好きの僕がカジュアル使いしているレザーシューズを紹介します。
シーン別に履き分けている革靴11足です。
シックな装いにしたいときの革靴
まずはシックな(上品で洗練された)雰囲気を出したいときの革靴から。
コーディネートを足元でグッと引き締めたいときに履く革靴です。
それがこちら。
シェットランドフォックス(SHETLAND FOX)のウィンストン。
黒のプレーントゥのコードバン(馬革)靴です。
- 日本のシューズメーカー「リーガルコーポレーション」から1982年にデビューしたシューズブランド
日本人の足型を徹底的に分析して作られたフィッティングと履き心地の良さがシェットランドフォックスの魅力。
コードバン靴「ウィンストン」はシェットランドフォックスのこだわりが詰まった革靴です。
日本のメーカーだからこそ作れる、日本人のためのシューズブランドですよ。
黒いボディでプレーントゥというフォーマル寄りのデザインを持ちつつ、ぽってりとした形状がフォーマル過ぎない愛らしさを表現。
シックな装いながらカジュアルさも併せ持つ、バランスのとれた革靴。
それがウィンストンです。
流行にとらわれない長く履けるデザインで、5年・10年と末永く付き合っていきたいと思える革靴です。
ウィンストンのアッパー(甲革)には水染めコードバンが使われています。
馬のおしりの皮をなめして作られる革、「コードバン」。
コードバン本来の風合いを活かせる「水染め」で仕上げた水染めコードバンは、上品で透明感のあるツヤを放ち独特の雰囲気を持っています。
ウィンストンは外羽根式の革靴。
外羽根式の革靴は羽根の部分がガバッと開くため、足が出し入れしやすく履きやすいのが特長。
履きやすいウィンストンは、カジュアルシーンでも使いやすい革靴です。
ラスト形状にもシェットランドフォックスのこだわりが。
美しさを犠牲にせず、足形に近い形との両立を達成した流線形デザイン。
このデザインを採用することで自然な履き心地が得られ、かつ足の負担を軽減することが可能に。
履き続けても疲れにくく、快適なフィット感が得られる革靴に仕上がっています。
シェットランドフォックスの革靴へのこだわりが凝縮されたラストを採用したウィンストンは、重厚ながらも快適な履き心地を提供してくれます。
シェットランドフォックスのプレーントゥの詳細をもっと見てみる
エレガントさを出したいときの革靴
足元にエレガントさを出したいときにはオールデンの「975」ロングウィングチップがオススメ。
先ほどのウィンストンと同様、アッパーにコードバンを使った革靴です。
全体の見た目はかなりボリューミー。
オールデンのNo.8(♯8)と呼ばれる、ダークバーガンディの赤とも紫とも異なる渋い色見の革靴。
深みのある色味はダークバーガンディならではの妖艶な雰囲気。
シックとはまた異なる、エレガントでゴージャスな印象。
僕と2年以上の時間を共に歩んでいるコードバンの革靴です。
デザインはフルブローグとも呼ばれるウィングチップ。
アッパー(甲革)はホーウィン社のシェルコードバン。
アメリカでも屈指のタンナーである、ホーウィン社のコードバンは繊維密度が高く厚みがあり、それでいて色ムラが少ないのが特長。
アイレットは5穴で外羽根式。
クラシックな佇まいながらも、外羽根のウイングチップがカジュアル感を演出。
優雅さが表れていますね。
コードバンのツヤが美しいオールデン975は履くだけで、足元にあるにも関わらずその存在感をいかんなく発揮。
アメリカの革靴を代表するメーカー、オールデンの代名詞ともいえるコードバン靴は、深みのあるツヤが美しい、履いていて気分が上がる靴です。
2年以上履き続けても全くガタがこない頑丈さも魅力。
ガシガシはけるので、カジュアルシーンにも大活躍してくれます。
革の風合いをとことん楽しめる革靴
革の上質でユニークな味わい深い表情を存分に楽しみたいなら、サントーニの革靴はチェックしておきたい逸品。
革の風合いをとことん楽しめる革靴が目白押しです。
サントーニのダブルモンクストラップの革靴は風合い豊かな表情が魅力の1足。
ハンドカラーペインティングによる、深みのあるカラーとツヤ感が強く表れています。
この美しい色味は素晴らしいの一言。
色気漂うカラーグラデーションです。
キメ細やかな革がハンドペイントの絶妙な色合いをより際立たせています。
柔らかな革で、革の魅力をあらためて教えてくれる、まさに芸術品。
ストラップ部分のゴールドバックルは高級感をより一層高め、履く喜びを感じさせてくれます。
丁寧な作りで、革の風合いだけでなく革靴としての完成度の高さに驚かされるシューズに仕上がっています。
足元に軽快感が欲しいときの革靴
コールハーンの革靴は、スニーカーのような気軽で軽快な履き心地。
普段からスニーカーしか履かないという方でも、構えることなく取り入れられる革靴です。
ここからは、僕が愛用しているコールハーンの革靴のディティールをご紹介していきます。
こちら、コールハーンのピンチペニー。
アッパー(甲革)は光沢が美しいガラスレザー。
靴ひもがない、履きやすい形です。
シューツリーを外すと、落ち着いた淡いブラウンのインソールが顔を出します。
後ろからも見てみましょう。
履く人を選ばない、シンプルでスタイリッシュなデザインです。
スニーカーライクな履き心地を持つコールハーンの革靴は、普段からあまり革靴を履かない方にもオススメできる、日常使いしやすい革靴です。
それを実現するのが、クッション性の良いインソールと歩きやすさを追求した形状。
気軽に楽しめるコールハーンの革靴は、カジュアル用革靴のとっかかりとして最適。
革靴愛好家はもちろん、休日に履ける革靴を探している人にもオススメの革靴です。
気楽さの中にも上品さが欲しいときの革靴
先ほど紹介したコールハーンの革靴は、ガラスレザーのアッパーでドレッシーな印象が強いです。
そんな人には、リーガルトーキョーのコインローファーがおすすめです。
リーガルトーキョーのローファーは、気軽な履き心地をそのままに、国産キップレザーの控えめで上品なツヤが魅力の1足です。
レザーソールを採用しているものの、つま先がラバーなので削れに神経質になることもなく。
ヒールにはリーガルトーキョーオリジナルの高耐久パーツを使用。
履きやすい革靴という特性だけでなく、ソール削れにも強いローファー。
ガシガシ履いてもなんてことない、タフなローファーです。
カジュアルな使い勝手ながらも、上品で控えめな牛革の光沢は履く人の気持ちを高めます。
大人な雰囲気の気軽な革靴を探している人は、ぜひチェックしてみてください。
きらびやかさを足元にプラスしたいときの革靴
グッチのビットローファーは同ブランドの定番アイテム。
エレガントな印象で、かつリラクシンな雰囲気。
足元をきらびやかに演出したいときに履きたい革靴です。
ゴールドの金具がなんともエレガント。
それでいて、いやらしさがなく上品です。
シンプルな雰囲気ゆえ、ゴールドの金具が映えているというか。
そんな印象。
グッチのビットローファーは見た目だけが優れているわけではなく、履き心地も良好。
マッケイ製法なので歩行時の靴の返りが良く、履き慣らす必要がありません。
インソールから縫い糸が出ていることがマッケイ製法の特徴。
履き下ろしたときから快適な履き心地を提供する秘密です。
レザーソールの柔らかな歩行感は、ついつい足を入れたくなります。
足元からコーデを上品にまとめてくれるので、機能性、使いやすさともに高いポテンシャルを持ったレザーシューズですよ。
スニーカーのような履き心地の革靴
スニーカーのような履き心地を持つコールハーンの革靴。
その中でも、特にストレスフリーの感覚を味わえるのが、独自技術のオリジナルグランドを採用した靴です。
- コールハーンのオリジナルテクノロジー「グランド.OS」の1種
- 革靴とは思えない快適な履き心地を提供する
快適性の高さは限界突破する勢い。
こちらはオリジナルグランドを搭載したモデルのプレーントゥ。
ヌバックレザーを使ったレザーシューズです。
ネイビーのソリッドな革の質感が印象的。
カジュアルに履ける革靴です。
重さは片足で約300g。
ハチャメチャに軽いです。
この軽さとソール構造が履き心地に大きく貢献。
ストレスフリーな歩行感が得られます。
実際に履くと、まるで雲の上を歩いているかのような、軽くフワフワとした履き心地。
自然と足取りが軽くなる革靴です。
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雨の日でも革靴を楽しみたいときの革靴
日本のシューズブランド「スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)」。
スコッチグレインには数多くの革靴がラインナップされているわけですが、僕はその中の一つ「シャインオアレイン」を愛用しています。
シャインオアレインはアッパー(甲革)に撥水レザーを使った全天候対応型の革靴。
晴れの日はもちろん、水をはじくアッパーによって雨の日にも気兼ねなく履ける革靴。
それがシャインオアレインです。
こちら、スコッチグレインのシャインオアレインⅣ。
ブラックのセミブローグタイプの革靴です。
シャインオアレインのアッパーは、フッ素が含まれた国産カーフレザーです。
シャインオアレインは撥水性の革を用いたスコッチグレインの製品ラインナップの一つ。
国産のカーフ(仔牛の革)をなめす段階でフッ素を配合することにより、撥水効果を付与させた革を使用しています。
そのため、革に水シミができにくく、雨の日にも安心して履くことができます。
スコッチグレインの撥水レザーは、エナメルやガラスレザーのように革表面を加工しているわけではないので、革本来の自然な表情を楽しめるのが売り。
革の上に邪魔者が存在しないため、通常の革靴と同様に保革作業が可能です。
靴クリームを使った水分・栄養補給もしっかりと行えます。
靴底はスコッチグレインオリジナルの「SGソール」。
ラバー製のSGソールは、グリップ力が高く、雨に濡れた床でも滑りにくいです。
雨の日でもガンガン活躍してくれる秘密はアウトソールにも表れていますね。
シャインオアレインの強みはやはり、雨の日でも本格革靴が楽しめる点。
雨の日はどうしても革にできる水シミが気になってしまい、いわゆる「1軍靴」を履くのをためらってしまいます。
しかし、撥水レザーをアッパーに使ったシャインオアレインならば、水シミを気にせずに履くことができます。
比較的低価格帯でありながら、非常に満足度の高いスコッチグレインのシャインオアレインは、雨の日用の革靴をお探しの人にとてもオススメです。
ちょっとしたアウトドアや散策で活躍してくれる革靴
ちょっとしたアウトドアシーンや、その辺を散策したりできるような気軽に履ける革靴はとても便利。
さらに言えば、楽に履けるスリッポン(サボ)タイプの靴は一足持っておいて損はありません。
靴紐を結んだり解いたりすることもなく足を包み込んでくれるので、脱ぎ履きが楽なスリッポン。
ダンスコ(dansko)のコンフォート靴である「プロフェッショナルオイルド」もスリッポンタイプの靴です。
僕自身、ダンスコのプロフェッショナルオイルドは大のお気に入りで、長年に渡って愛用しています。
シンプルでトラディショナルなデザインのスリッポンタイプの革靴です。
アッパーにはオイルドレザーを使用。
ソールには弾力性のあるポリウレタンが採用されており、衝撃吸収性を高くする工夫がなされています。
歩くときの衝撃が緩和され、快適な履き心地に。
ダンスコはソールが約5cmと厚く、重厚な作り。
手に持ってみると靴自体の重さをズッシリと感じますが、意外にも、履いてみるとその重さをほとんど感じません。
足にフィットする靴は重さを感じにくいものですが、ダンスコのプロフェッショナルオイルドもその例に洩れず、快適な履き心地です。
僕が日ごろから愛用している中で感じた、ダンスコのプロフェッショナルオイルドのメリットとして以下の5点があります。
- 履き心地抜群
- 疲れにくい
- とても丈夫
- 撥水性がある
- 服装を選ばない
以上の通り、ダンスコのプロフェッショナルオイルドは履き心地が良く、ついつい手が伸びてしまう快適シューズ。
計算されたヒールの高さとアーチ形状が身体の負担を軽減し、履き続けても疲れにくい革靴です。
オイルドレザーで作られているため撥水効果もあり、雨の日でもガシガシ履ける点も魅力的。
疲れにくく、天気に左右されないので意識せずとも出番が増えます。
普通の短靴とは違った印象を与えてくれる革靴
と思ったら、チャッカブーツがおすすめです。
チャーチ(Church’s)のライダーは、くるぶしまで覆ったチャッカブーツ型の革靴。
カーフスエードの美しい起毛が特徴の上質レザーを使った革靴です。
スエードは起毛によって水を弾きやすい特性があり、雨の日でも気兼ねなく履けるラフな使いやすさが魅力。
プレーントゥのシンプルかつスッキリとした表情で、カジュアルスタイルをカッチリまとめてくれる便利な革靴に仕上がっています。
チャーチが展開するカジュアル寄りのモデルの中でも歴史が長く、人気が高いモデルです。
しっかりとした重厚な作りですが、見た目からは意外なほど軽やかに歩けるのがポイント。
靴底にはクレープソールを採用しており、なめらかかつ柔らかな歩行感。
クレープソールは素材の特性上、反発性に富んでいるため歩行をしっかりサポート。
長時間歩いても疲れにくいのが特徴です。
カジュアル系の革靴ではおなじみの靴底で、フワフワとしたクセになる履き心地を提供します。
ノーズが短くカジュアルな雰囲気のライダーは、オフの日のコーデにもバッチリ合いますよ。
ラフに履けるカジュアル靴として大活躍の1足です。
オールデンのコードバンを使ったチャッカブーツも人気です。
脱ぎ履きがラクで気軽な使用感の革靴
そんな人には、ブランドストーンのローカットモデルがおすすめです。
モデル名「2039」。
脱ぎ履きがラクなスリッポンタイプで気軽に履ける革靴です。
サイドにはゴアが設けられ、脱ぎ履きのときに伸びて履き口が広がる仕様。
いざ履いたときには足首をキッチリ押さえ、良好なフィット感が得られるサイドゴアブーツですよ。
アッパーは頑丈なオイルドレザー。
オイルドレザーは油をたっぷりしみこませた革。
傷や雨に強く日常使いにピッタリです。
ブランドストーンのローカットブーツはラウンドトゥが特徴。
つま先部分が丸みを帯びて可愛らしく、カジュアルな服装との相性が良いです。
指を動かせるゆとりが生まれ、履きやすさに貢献しているのもポイント。
かかとのストラップは足入れするときに引っ張ることで片手でラクラク履けるようになる嬉しい仕様。
靴べらいらずで履ける手軽さがありがたいです。
シンプルで都会的なデザインなので、普段履きのブーツとしても使えます。
どんなスタイリングにも合わせやすく、何より履きやすい…。
とても魅力的な革靴に仕上がっていますよ。
悪路でもすべりにくい靴底の革靴
上記のネガティブなイメージを持っている人は、靴底(ソール)に着目して革靴を選んでみてください。
ゴム製ソールは、雨の日の濡れた路面でもすべりにくい靴底です。
尾根道のような凹凸が施されたリッジウェイソールならなおさら。
雨の日はもちろん、悪路でも安心して履けます。
確かなグリップ力ですべり知らずですよ。
こちらはシェットランドフォックスのハンプトン。
靴底にリッジウェイソールを採用した機能的な1足です。
アッパーはエレガントなウイングチップで上品な印象。
しかし、ソールはすべりにくく悪路でもガシガシ歩けるリッジウェイ。
超が付くほどの実用革靴です。
ギャップが魅力的なハンプトンは、休日の足元を上品に演出しつつアクティブさを損いません。
レザーソールは格好良いけれど、
上記に当てはまる人は、リッジウェイソールの革靴は要チェックですよ。
シェットランドフォックスのリッジウェイソール靴の詳細をもっと見てみる
カジュアル革靴のコーディネート術
カジュアルな革靴は、休日のラフなスタイルを足元からグッと引き締めてくれる頼れるアイテムです。
カジュアルな印象の強いワイドパンツでも足元に革靴を持ってくると、コーデ全体をフォーマル側に引っ張り、結果としてバランスの取れたスタイリングが完成します。
夏場のシンプルなTシャツスタイルのときには足元のアクセントに。
ラフさの中にもカッチリ感を纏える、大人コーデに昇華。
色鮮やかなブルーの革靴は、パンツと色味を合わせることでスッキリとした爽やかな装いに。
はたまた、革靴を超ワイドパンツに合わせて裾で靴を少し隠すと、抜け感漂う洒落た雰囲気を演出。
パンツの裾をロールアップしてあえて靴を際立たせ、コーデの主役として前面に押し出すもよし。
チャッカブーツは短靴とは違う武骨な印象。
カジュアルさの質をコントロールできます。
ローカットブーツはミリタリーパンツとの相性抜群。
カジュアルスタイルにも難なくハマるカジュアルな革靴は、履いてみるとコーディネートに幅を持たせる便利なアイテムだと気付きますよ。
カジュアルな革靴の磨き方
カジュアルな革靴の磨き方は基本的に特別なことはせず、革に水分と油分を与えてコンディションを整えるのが大事。
その点は通常の靴磨きと変わりません。
- ブラッシングでホコリを落とす
- 靴クリーナーで汚れを落とす
- 靴クリームを塗ってからクロスで磨き上げる
しかし、カジュアルな革靴の場合、鏡面磨きのような光沢を出すのには違和感があったり、ガシガシとカジュアルシーンで履くため、ワックスの層が割れやすかったりします。
そういった場面を想定するなら、日頃のお手入れではシューワックスは使わず、靴クリームでのツヤ出し程度に抑えた方が無難です。
また、革種として先ほどご紹介した、ダンスコのサボのようなオイルドレザーを使った靴は、小さな傷程度ならブラッシングのみで目立たなくなります。
総じて、カジュアルシーンで履ける革靴はお手入れがラク。
気軽に革靴を楽しめるのが利点の1つです。
とはいえ、フォーマル靴のようにガッツリ輝かせるのも大いにあり。
気分によって革靴の仕上がりを変えるのも、ラフに履けるカジュアルな革靴の楽しみ方です。
カジュアル革靴は休日使いにおすすめ
本記事では、カジュアルシーンで活躍してくれる革靴を紹介しました。
革靴は耐久性が高くガシガシ履いてもへこたれにくい丈夫さがあります。
フォーマルな場だけでしか革靴を活用しないのはもったいないです。
カジュアルに・ラフに履ける革靴は持っておくと何かと重宝します。
適度なフォーマル・カジュアルのバランスがとれた佇まいはコーディネートをシックにまとめる手助けをしたり、ファッションにアクセントを加えてくれます。
また、丈夫でしっかりとした革を使った革靴は、そのがっしりとした硬さで歩行をサポートしたり、足を外からの衝撃から保護してくれます。
それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!
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靴磨きを始めたい。けれど道具をそろえるのが面倒…。
そこでおすすめしたいのが靴磨きセット。1セット買うだけで必要な道具がまるっと揃います。道具選びの手間が不要。今すぐ靴磨き可能に。
大事な革靴を劣化させないために靴を磨いてコンディションを整えるのがおすすめです。