革靴といえば、
フォーマル
という印象をお持ちの方は少なくないはず。
確かに、黒のストレートチップなどのフォーマル度が高い革靴は冠婚葬祭に必要不可欠です。
ですが、デザインによってはカジュアルシーンに上手くハマる革靴もあります。
僕のような私服通勤のサラリーマンは、フォーマルな革靴を履く機会が限られています。
そのため、フォーマル靴を履く機会はそう多くはありません。
しかし、カジュアル靴はどうでしょう?
休日やちょっとそこまで出かけるときなど、フォーマル靴よりもカジュアル靴の方が履く機会が多いという方も決して少なくないかと。
革は丈夫で耐久性抜群。
革で作られた革靴もまた、高耐久を誇ります。
履く機会が多いカジュアル靴だからこそ、丈夫な革靴がオススメです。
スニーカーも良いですが、カジュアル使い用の革靴を持っておくと何かと便利。
かくいう僕も、カジュアルシーンで長期間愛用している革靴をいくつか持っています。
そんなわけで本記事では、僕がカジュアルシーンで1年以上愛用している革靴5足をご紹介します。
いずれも気に入っているからこそ、履き続けている革靴です。
- カジュアルに使える革靴を探している
- 長く履ける革靴が欲しい!
- 雨の日でも気兼ねなく革靴を履きたいなぁ…
- シックな装い:シェットランドフォックスの革靴
- エレガントさ抜群:オールデンの革靴
- 軽快感が生まれる:コールハーンの革靴
- 雨の日でも楽しめる:スコッチグレインの革靴
- 散策で大活躍:ダンスコの革靴
革靴ってカジュアルに履けるの?
革靴といえばフォーマルなイメージがつきもの。
スーツスタイルの足元を飾る革靴は、歴史あるトラディショナルなアイテムです。
ビジネスや冠婚葬祭のときに履くのが革靴という方も少なくないのでは?
それはもったいないです。
革靴が持つポテンシャルは無限大!
革靴はフォーマルな場だけでなく、カジュアルシーンにも大活躍してくれます。
ほんとに?
一言で革靴と言っても、その種類は多種多様。
カジュアルライクな革靴は休日にも違和感無く、むしろ良い塩梅のカッチリ感でカジュアルスタイルを引き締めてくれます。
リラクシンな雰囲気とオシャレな装いの、バランスのとれたコーディネートができるのです。
かくいう僕はもちろん、平日・休日問わず革靴を履いています。
しかも無理に履いているわけではなく、履き心地が良いので自然と手が伸び、履いているのです。
それはなぜか?
一般的に歩きづらいとか、履きにくいという印象が持たれやすい革靴。
ですが、自分の足に合った革靴ほど履きやすいものはありません。
革靴は名前の通り、革でできています。
革は丈夫でしなやか
履き込むうちに自分の足になじみ、自分だけの革靴になるのです。
自分の足になじんでいるので履き心地も抜群。
おまけに革は耐久性があるため、長く愛用できます。
お手入れしつつ革を育てていく感覚を味わえるのが革靴の醍醐味です。

カジュアルシーンで大活躍してくれる愛用の革靴5選
ここからは革靴好きの僕が日常的に愛用し続けている革靴をご紹介します。
シーン別に履き分けている革靴5足。
シックな装いにしたいときの革靴
まずはシックな(上品で洗練された)雰囲気を出したいときの革靴から。
コーディネートを足元でグッと引き締めたいときに履く革靴です。
それがこちら。

シェットランドフォックス(SHETLAND FOX)のウィンストン。
黒のプレーントゥのコードバン(馬革)靴です。
- 日本のシューズメーカー「リーガルコーポレーション」から1982年にデビューしたシューズブランド
日本人の足型を徹底的に分析して作られたフィッティングと履き心地の良さがシェットランドフォックスの魅力。
コードバン靴「ウィンストン」はシェットランドフォックスのこだわりが詰まった革靴です。
黒いボディでプレーントゥというフォーマル寄りのデザインを持ちつつ、ぽってりとした形状がフォーマル過ぎない愛らしさを表現。

シックな装いながらカジュアルさも併せ持つ、バランスのとれた革靴。
それがウィンストンです。
流行にとらわれない長く履けるデザインで、5年・10年と末永く付き合っていきたいと思える革靴です。
ウィンストンのアッパー(甲革)には水染めコードバンが使われています。

馬のおしりの皮をなめして作られる革、「コードバン」。
コードバン本来の風合いを活かせる「水染め」で仕上げた水染めコードバンは、上品で透明感のあるツヤを放ち独特の雰囲気を持っています。

ウィンストンは外羽根式の革靴。

外羽根式の革靴は羽根の部分がガバッと開くため、足が出し入れしやすく履きやすいのが特長。
履きやすいウィンストンは、カジュアルシーンでも使いやすい革靴です。
ラスト形状にもシェットランドフォックスのこだわりが。

美しさを犠牲にせず、足形に近い形との両立を達成した流線形デザイン。
このデザインを採用することで自然な履き心地が得られ、かつ足の負担を軽減することが可能に。
履き続けても疲れにくく、快適なフィット感が得られる革靴に仕上がっています。
シェットランドフォックスの革靴へのこだわりが凝縮されたラストを採用したウィンストンは、重厚ながらも快適な履き心地を提供してくれます。

エレガントさを出したいときの革靴
足元にエレガントさを出したいときにはオールデンの「975」ロングウィングチップがオススメ。

先ほどのウィンストンと同様、アッパーにコードバンを使った革靴です。
全体の見た目はかなりボリューミー。
オールデンのNo.8(♯8)と呼ばれる、ダークバーガンディの赤とも紫とも異なる渋い色見の革靴。
深みのある色味はダークバーガンディならではの妖艶な雰囲気。
シックとはまた異なる、エレガントでゴージャスな印象。
僕と2年以上の時間を共に歩んでいるコードバンの革靴です。
デザインはフルブローグとも呼ばれるウィングチップ。

アッパー(甲革)はホーウィン社のシェルコードバン。

アメリカでも屈指のタンナーである、ホーウィン社のコードバンは繊維密度が高く厚みがあり、それでいて色ムラが少ないのが特長。
アイレットは5穴で外羽根式。

クラシックな佇まいながらも、外羽根のウイングチップがカジュアル感を演出。
コードバンのツヤが美しいオールデン975は履くだけで、足元にあるにも関わらずその存在感をいかんなく発揮。
アメリカの革靴を代表するメーカー、オールデンの代名詞ともいえるコードバン靴は、深みのあるツヤが美しい、履いていて気分が上がる靴です。
2年以上履き続けても全くガタがこない頑丈さも魅力。
ガシガシはけるので、カジュアルシーンにも大活躍してくれます。

足元に軽快感が欲しいときの革靴
コールハーンの革靴はスニーカーのような気軽で軽快な履き心地。
普段からスニーカーしか履かないという方でも、構えることなく取り入れられる革靴です。
ここからは、僕が愛用しているコールハーンの革靴のディティールをご紹介していきます。

こちら、コールハーンの「ピンチペニー」。
アッパー(甲革)は光沢が美しいガラスレザー。

靴ひもがない、履きやすい形です。
シューツリーを外すと、落ち着いた淡いブラウンのインソールが顔を出します。

後ろからも見てみましょう。

履く人を選ばない、シンプルでスタイリッシュなデザインです。
スニーカーライクな履き心地を持つコールハーンの革靴は、普段からあまり革靴を履かない方にもオススメできる日常使いしやすい革靴です。
それを実現するのが、クッション性の良いインソールと歩きやすさを追求した形状。
気軽に楽しめるコールハーンの革靴は、カジュアル用革靴のとっかかりとして最適。
革靴愛好家の方はもちろん、休日に履ける革靴を探しているという方にもオススメの革靴です。

雨の日でも革靴を楽しみたいときの革靴
日本のシューズブランド「スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)」。
スコッチグレインには数多くの革靴がラインナップされているわけですが、僕はその中の一つ「シャインオアレイン」を愛用しています。
シャインオアレインはアッパー(甲革)に撥水レザーを使った全天候対応型の革靴。
晴れの日はもちろん、水をはじくアッパーによって雨の日にも気兼ねなく履ける革靴。
それがシャインオアレインです。

こちら、スコッチグレインの「シャインオアレインⅣ」。
ブラックのセミブローグタイプの革靴です。

シャインオアレインのアッパーは、フッ素が含まれた国産カーフレザーです。
シャインオアレインは撥水性の革を用いたスコッチグレインの製品ラインナップの一つ。
国産のカーフ(仔牛の革)をなめす段階でフッ素を配合することにより、撥水効果を付与させた革を使用しています。
そのため、革に水シミができにくく、雨の日にも安心して履くことができます。
スコッチグレインの撥水レザーは、エナメルやガラスレザーのように革表面を加工しているわけではないので、革本来の自然な表情を楽しめるのが売り。
革の上に邪魔者が存在しないため、通常の革靴と同様に保革作業が可能です。
靴クリームを使った水分・栄養補給もしっかりと行えます。
靴底はスコッチグレインオリジナルの「SGソール」。

ラバー製のSGソールは、グリップ力が高く、雨に濡れた床でも滑りにくいです。
シャインオアレインの強みはやはり、雨の日でも本格革靴が楽しめる点。
雨の日はどうしても革にできる水シミが気になってしまい、いわゆる「1軍靴」を履くのをためらってしまいます。
しかし、撥水レザーをアッパーに使ったシャインオアレインならば、水シミを気にせずに履くことができます。
比較的低価格帯でありながら、非常に満足度の高いスコッチグレインのシャインオアレインは、雨の日用の革靴をお探しの方にとてもオススメです。

ちょっとしたアウトドアや散策で活躍してくれる革靴
ちょっとしたアウトドアシーンや、その辺を散策したりできるような気軽に履ける革靴はとても便利。
さらに言えば、楽に履けるスリッポン(サボ)タイプの靴は一足持っておいて損はありません。
靴紐を結んだり解いたりすることもなく足を包み込んでくれるので、脱ぎ履きが楽なスリッポン。
ダンスコ(dansko)のコンフォート靴である「プロフェッショナルオイルド」もスリッポンタイプの靴です。
僕自身、ダンスコのプロフェッショナルオイルドは大のお気に入りで、3年以上愛用しています。

シンプルでトラディショナルなデザインのスリッポンタイプの革靴です。
アッパーにはオイルドレザーを使用。

ソールには弾力性のあるポリウレタンが採用されており、衝撃吸収性を高くする工夫がなされています。

歩くときの衝撃が緩和され、快適な履き心地に。
ダンスコはソールが約5cmと厚く、重厚な作り。

手に持ってみると靴自体の重さをズッシリと感じますが、意外にも、履いてみるとその重さをほとんど感じません。
足にフィットする靴は重さを感じにくいものですが、ダンスコのプロフェッショナルオイルドもその例に洩れず、快適な履き心地です。
僕が日ごろから愛用している中で感じた、ダンスコのプロフェッショナルオイルドのメリットとして以下の5点があります。
- 履き心地抜群
- 疲れにくい
- とても丈夫
- 撥水性がある
- 服装を選ばない
以上の通り、ダンスコのプロフェッショナルオイルドは履き心地が良く、ついつい手が伸びてしまう快適シューズ。
計算されたヒールの高さとアーチ形状が身体の負担を軽減し、履き続けても疲れにくい革靴です。
オイルドレザーで作られているため撥水効果もあり、雨の日でもガシガシ履ける点も魅力的。
疲れにくく、天気に左右されないので意識せずとも出番が増えます。

革靴はカジュアル使いにもオススメ!
本記事ではカジュアルシーンで活躍してくれる革靴5足をご紹介しました。
革靴は耐久性が高くガシガシ履いてもへこたれにくい丈夫さがあります。
フォーマルな場だけでしか革靴を活用しないのはもったいないです。
カジュアルに・ラフに履ける革靴は持っておくと何かと重宝します。
適度なフォーマル・カジュアルのバランスがとれた佇まいはコーディネートをシックにまとめる手助けをしたり、ファッションにアクセントを加えてくれます。
また、丈夫でしっかりとした革を使った革靴は、そのがっしりとした硬さで歩行をサポートしたり、足を外からの衝撃から保護してくれます。
それでは、今回はこの辺で。
少しでもご参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!








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