カヴェコのブラススポーツの芯は何が使える?D1規格ならOK【具体的な品番解説】
カヴェコ(Kaweco)のブラススポーツは太軸・短尺の個性派ボールペン。
真鍮の本体はズッシリ重みがあり、快適な筆記感。
おまけに経年変化が楽しめる、マニア心をくすぐる1本です。
しかし、気になるポイントが…。
それはリフィル。
芯ですね。
文字がかすれたり、しばらく使っているとインクが出なくなったり、と。
使い勝手が良くありません。
カヴェコのリフィルさえ何とかなれば、素晴らしいボールペンなのに…。
そこでおすすめする方法がリフィルを交換すること。
出の悪いインクなら、替えればOK。
国産のボールペンリフィルなら品質が良く、
- 文字がかすれる
- インクが出なくなる
という現象は起こりにくいです。
加えて、なめらかな書き心地も付いてきます。
とはいえ、ブラススポーツに適用できるボールペンリフィルが分かりませんよね?
ズバリ、ブラススポーツに使えるのは、
- D1規格
のボールペンリフィル。
ジェットストリームやアクロインキといった、高品質なボールペンリフィルが展開されている規格です。
カヴェコのブラススポーツに、バッチリ使えます。
使い心地の良いリフィルに交換可能ですよ。
本記事ではカヴェコのブラススポーツの替え芯候補を紹介します。
カヴェコブラススポーツのリフィルを変更。ジェットストリームの滑らかさが気に入った! pic.twitter.com/EeLcjLEuLE
— 一路@革靴・ファッションのブログ_シンジツイチロ (@ichiro_shoe) May 18, 2025
具体的な品番と合わせて解説しますね。
ブラススポーツでなくとも、同じ形状のスポーツタイプならどのシリーズにも使えます。
例えば、アルスポーツとか、クラシックスポーツとか、です。
ブラスタイプではなくとも、カヴェコのスポーツタイプを愛用しているなら、この記事が役立つはずです。
- カヴェコのブラススポーツの文字がかすれる
- カヴェコのスポーツタイプのリフィルを替えたい
- カヴェコのスポーツタイプに使えるボールペンリフィルの品番が知りたい
所有欲を満たすスタイリッシュなカヴェコのブラススポーツ
ドイツの文具メーカー、カヴェコ(KAWECO)。
カヴェコのペンの中で、非常に有名でファンの多い製品群があります。
それがスポーツシリーズ。
カヴェコのスポーツシリーズは太軸かつ短尺なのが特徴。
見た目のインパクトが強いボールペンです。
カヴェコのスポーツシリーズは定番の樹脂素材の他に、アルミ素材やブロンズ素材もあり。
その中でひときわ存在感を放つのがブラススポーツ。
真鍮(ブラス)を採用したスポーツシリーズの1本です。
ブラススポーツはゴールドのカラーがシックでスタイリッシュ。
使い込むほど鈍い光沢へと変化していく、
- エイジングを楽しめるボールペン
です。
ただの筆記具ではない、持つ喜びと使う楽しさを感じさせてくれるペン。
カヴェコのブラススポーツは所有欲をくすぐる、嗜好品的な位置付けのアイテムですよ。
ブラススポーツの文字がかすれる?原因はインクリフィルに有り
日常的にブラススポーツを使っていると、気になる点が出てきます。
それは書いた字のかすれ。
使い始めこそしっかりインクが出てくれますが、使い続けると文字がかすれることがあるのです。
リフィル内のインクがなくなっているわけではなく、インクフローが悪くなって起こる現象。
正直なところ、リフィルの品質は海外メーカー品よりも国産メーカーに分があると感じています。
海外メーカーが悪いというよりは、
- 国産メーカーの品質が良すぎる
というのが客観的な見方かな、と。
国産メーカーのリフィルであれば、インクを使い切るまで、字がかすれることなく使い続けられます。
やはり日本製は間違いなし。
ただ、カヴェコはドイツ製。
日本製のリフィルが使えるのか、それが問題です。
結論、日本製のリフィルは使えます。
というのも、互換性があるから。
カヴェコ純正リフィルではなくとも、日本製のリフィルでブラススポーツを楽しめるのです。
ブラススポーツの交換用リフィル候補
カヴェコのブラススポーツに日本製のリフィルは使えます。
ただ、なんでもかんでも使えるわけではありません。
適合した規格のリフィルのみ使えます。
ブラスススポーツに使えるリフィルはD1規格。
3色ボールペンなどの多色ペンに使えるリフィル規格です。
D1規格の特徴はコンパクトであること。
D1規格のサイズは以下の通り、国際規格に定められています。
- 長さ:67mm
- 軸径:2.35mm
国際規格のため、日本製だけでなく海外製のボールペンにも使えるリフィルになっており、汎用性の高いボールペンリフィルです。
D1規格は4C規格と同列に見られがちですが、わずかに4C規格の方が直径が太いです。
- D1規格:2.35mm
- 4C規格:2.40mm
4C規格を使った後にD1規格をセットするとリフィルの受け口の径が広がってしまい、いざD1規格をセットしたときにゆるみが出ます。
D1規格のボールペンにはD1規格のリフィルの使うのをおすすめします。
今ここに、3種のリフィルがあります。
すべてD1規格。
カヴェコ純正に、三菱鉛筆のジェットストリーム、パイロットのアクロインキです。
それぞれの品番は以下の通り。
- Kaweco:Soul1.0
- ジェットストリーム:SXR-200-07
- アクロインキ:BRFS-10F
カヴェコの純正リフィルの代わりにどちらを採用するか、実際の書き味を比較して決めます。
ジェットストリームのSXR-200-07か、アクロインキのBRFS-10Fか。
書き心地の好みで選ぶことにします。
ジェットストリームのSXR-200
まずはジェットストリームから。
ジェットストリームのD1規格のリフィルはSXR-200。
0.5mmと0.7mmのリフィルがあり、SXR-200-07は0.7mm径のボールペンリフィルです。
0.5mm径ならSXR-200-05です。
ブラススポーツにジェットストリームのリフィルをセット。
ジェットストリームの0.7mm径で書いた文字はこちら。
カヴェコ純正よりもはっきりとした文字が書けます。
カヴェコのリフィルが1.0mmであるのを考慮するとジェットストリームの0.7mmの文字は非常に力強く、濃いです。
三菱鉛筆、さすがの一言。
信頼と実績のジェットストリームですから、とりあえず買っておけば安心のリフィルです。
アクロインキのBRFS-10
続いて、パイロットのアクロインキをトライ。
品番はBRFS-10です。
BRFS-10Fは0.7mm。
ちなみに、BRFS-10EFが0.5mm、BRFS-10Mが1.0mmに相当します。
BRFS-10Fをブラススポーツの内部機構にセット。
書いた感じはこちらです。
ジェットストリームと遜色ない書き心地と明瞭さ。
カヴェコ純正と比較すると黒々とした文字です。
ジェットストリームよりも黒味は強く、はっきりとした字が書けます。
ちなみに、アクロインキD1規格1.0mmのBRFS-10Mも気になるので買ってみました。
ヌルヌルの書き心地でこれはこれで良き。
好みで選択したいです。
SXR-200とBRFS-10を比較
ジェットストリームとアクロインキ、甲乙つけがたい書き心地。
それぞれのリフィルで書いた文字を比較してみます。
近付いて見ると、文字の黒味が違うのが分かります。
アクロインキの方が純粋なブラックのような感じ。
対するジェットストリームは、やや黄色味を感じます。
しかし、ジェットストリームの文字は一切かすれていません。
アクロインキは「7」のところがややかすれあり。
あらためて、別の文字と線で比較。
急角度で曲がるところ、どちらもかすれが発生しますが、ジェットストリームの方がかすれが目立ちにくいです。
アクロインキは線が途切れている箇所ができています。
結果、筆者としてはジェットストリームを採用することに。
インクの黒味はアクロインキのハッキリとした明度が好みでしたが、かすれ耐性の高さを考慮してジェットストリームにしました。
字のかすれが起きづらいのは大きな魅力。
カヴェコ純正リフィルからジェットストリームリフィルに交換することで、ブラススポーツがより使いやすくなりました。
大満足です。
カヴェコのブラススポーツの替え芯は国産ボールペンリフィルで決まり!
本記事ではカヴェコのブラススポーツのリフィルを国産リフィルに交換する方法を解説しました。
カヴェコのブラススポーツのリフィルは国際規格であるD1を採用しています。
D1規格のリフィルは、国産メーカーでも数多く製造。
その中でも、三菱鉛筆のジェットストリームとパイロットのアクロインキはリフィル交換の最有力候補。
どちらも最小限のかすれでブラススポーツを使えるようになります。
カヴェコ純正リフィルに不満を感じたら、国産メーカーのD1規格リフィルをチェックしてみてください。
カヴェコのブラススポーツが今まで以上に使いやすくなること間違いなしです。
それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!
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