ちょっと高級で、書き心地の良いボールペンが欲しい?
そんな人におすすめなのが三菱鉛筆の、
- ユニボールゼントシグニチャーモデル
です。

ユニボールゼントシグニチャーモデル購入。探して探して。やっと買えた。とりあえずやったった。 pic.twitter.com/8QxBDlpuCP
— シンジツイチロ@革靴・ファッションのブログ (@ichiro_shoe) May 1, 2025
水性ボールペンのスルスルとした良好な書き心地はそのままに、にじみや裏抜けといった水性ボールペンならではのデメリットを解消したZENTOインクを採用。
一言でいうと、
- 書き心地がやばいペン
です。
もちろん、良い意味で。
ストレスフリーな書き心地。
かつスタイリッシュな見た目。
キャップ式のボールペンで、着脱がマグネット式の珍しいタイプです。
キャップを開け閉めするたびに発する「カチッ」という音が心地良く、ついつい使いたくなります。
ユニボールゼントシグニチャーモデルのキャップが気持ち良い。マグネット着脱時の「カチッ」が良い。 pic.twitter.com/UYPCZKije2
— シンジツイチロ@革靴・ファッションのブログ (@ichiro_shoe) May 1, 2025
高級感ある見た目は持つ喜びを感じ、ただ高機能というだけではない、
- 書きたい気持ち
が高まる筆記具です。
本記事ではユニボールゼントシグニチャーモデルの詳細をレビューします。
- 人とは違った上質なボールペンを使いたい
- キャップ式の水性ボールペンでおすすめのモデルはある?
- ユニボールゼントシグニチャーモデルの詳細が知りたい
水性ボールペンのデメリットを解消したユニボールゼント
ユニボールゼント(uniball ZENTO)は三菱鉛筆がラインナップするこだわりの水性ボールペンシリーズ。
ユニボールゼントのブランドコンセプトは、
- 「かく」ひと時を心地よく
です。
コンセプト通り、書くことで生まれる変化や創造の喜びを大切にする視点を持った製品群。
ボールペンは、仕事やプライベートのスケジュール管理、また、アイディアメモに活躍する道具。
毎日使うものですから、書き心地は非常に重要。
書きにくいペンだとせっかくの「書こう・書きたい」という気持ちが削がれてしまします。
ユニボールゼントなら、その気持ちをそのままに。
むしろ、書きたい気持ちを高めてくれます。
書き心地の秘密はZENTOインク
- 書きたい気持ちを高めてくれる
これはなぜかというと…。
そのまま、書き心地の良いボールペンだからです。
良好な書き着心地の秘密はインクにあります。
ユニボールゼントにはユニボールゼント特有の、
- ZENTOインク
を搭載。
ZENTOインクが優れた書き味に大きく貢献しているのです。
そもそも、ボールペンのインクには以下の3種があります。
- 油性
- 水性
- ゲル
の3つ。
その中で、水性ボールペンはサラサラとした摩擦の少ない書き味が魅力です。
また、水性インクは色が鮮やかで軽快。
油性インクやゲルインクに比べて、水性インクの優れるポイントです。
一方、耐水性が低く、筆跡がにじみやすいデメリットを持ちます。
書いた後でも水に濡れるとにじみ、書いた文字が判別できなくなることも…。
そのため、水性ボールペンにネガティブな印象を持っている人は少なくありません。
- どうせ書くなら油性
と思っている人は多いです。
しかし、ユニボールゼントのインクは、水性でありながら水性インクの弱点を克服。
書いた字がにじみにくく、紙に裏抜けしにくい特徴があります。
それにも関わらず、水性インクの柔らかな書き味と発色の良さはそのままに。
優れたインクです。
ZENTOインクの良いとこ取りの特性は、インク中の成分に秘密があります。
クッション成分の、
- POA界面活性剤(ポリオキシアルキレン)
を含んでいるからこそ。
ペン先のボールと紙の間でクッション機能を発揮。
緩衝作用を付与します。
それにより、筆記時の摩擦抵抗を低減。
柔らかい、スルスルとした書き心地を実現しているのです。
加えて、インクの広がりやにじみを抑える、
- 引き寄せ粒子
を採用。
インク同士を引き寄せて、書いた字や線のにじみを抑える効果も。
紙面の裏抜けを防止できることが特徴です。
ユニボールゼントのモデル展開
ユニボールゼントのモデルは4種。
以下のモデルがあります。
- シグニチャーモデル
- フローモデル
- スタンダードモデル
- ベーシックモデル
の4種展開。
上から順に価格が高いです。
モデル | 価格 |
シグニチャー | 3,300円 |
フロー | 1,100円 |
スタンダード | 275円 |
ベーシック | 275円 |
いずれのモデルでも試し書きしたのですが、正直、筆者はシグニチャーモデル以外の3モデルの違いを感じ取ることはできませんでした。
シグニチャーモデルの書き心地が圧倒的。
最高でした。
ゆえに購入した次第。
さすがにハイエンドモデルですから、考え抜かれた設計とそれに裏打ちされた書き心地。
3,300円の価格設定はだてではありません。
フラッグシップにふさわしい機能のボールペンです。
ユニボールゼントシグニチャーモデルをレビュー
では、ユニボールゼントシグニチャーモデルをレビューします。
購入したばかりなので、パッケージ開封から。

水色にグレー、ホワイトのスタイリッシュで爽やかなデザインのパッケージ。
期待が高まる外観です。
品番はUB-ZH-05。

メタリックブラックのモデル。
包まれている箱が上等です。

「良いもの」感があふれ出ています。
詳しく見ていきましょう。
スタイリッシュな軸デザイン
パッケージから完全に出したユニボールゼントシグニチャーモデル本体がこちら。

特徴的な外観。
オシャレです。
持っているだけで満足感が得られます。
ユニボールゼントシグニチャーモデルのカラーは2色。
メタリックブラックの他に、シルバーがラインナップされています。
ちなみに、リフィルのボール径はメタリックブラックが0.5mm、シルバーが0.38mmを標準搭載。
リフィルは互換性があるので、ブラックに0.38mm、シルバーに0.5mmのボール径を搭載することもできます。
筆者はメタリックブラックを購入。
シックで上品なカラーに心を撃ち抜かれました。
製品のロゴは控えめに小さく。

軸のデザインになじみ、違和感がありません。
主張控えめなのは好印象です。
使いやすいクリップ
ユニボールゼントシグニチャーモデルのクリップは、外観からして使いやすいのが分かります。

横から見るとよく分かるのですが…

クリップの先端がフォークの先のように湾曲しています。
この構造により、クリップを差し込む際には抵抗なく、それでいて差し込んだ後はしっかり食い付くのです。
本体カラーと一体の色味で、デザインとしてもよくなじんでいます。

クリップと軸の間には隙間があり、紙だけでなくある程度厚めのある革へも無理なく差し込めます。
非常に使いやすいクリップです。
マグネット着脱式のキャップ
ユニボールゼントシグニチャーモデルの特徴的な機能がキャップ式であり、かつマグネット着脱式であること。

キャップ式はユニボールゼントの他のモデルにはない特徴。
クリップが付いている部分がキャップです。
カチャッと外れます。

マグネット式キャップを軸の本体からカチリと引き抜く瞬間は、何かこう、気分が高まるような。
そんな感覚を覚えます。
キャップを外すと、こんな感じ。

キャップの先にはペン先を密閉する機構が付いています。

水性ボールペンは、どうしてもペン先が乾きやすいです。
しかし、ユニボールゼントシグニチャーモデルでは乾燥を防ぐ対策がしっかりと取られています。
使う際には、反対側へキャップをカチッとはめます。

キャップを外して反対側に回す操作。
これが気持ちの良いのなんの。
ともにマグネットでの着脱なので、かっちりハマって心地良いです。
書く気持ちが高まります。
キャップを差すと重心が変わり、均整の取れたバランスを発揮。

快適な書き心地を実現する状態に仕上がります。
ねじ込み式やノック式とは異なる使用感で、キャップ式ならではのギミックは非常に楽しく。
こだわりのからくりです。
ちなみに、マグネットの強さはペン先側とペン尻側で変わります。
ペン先側 > ペン尻側
ペン先側の方が実は磁力強め。
ペン先をキャップが覆う側、ですね。
ペン尻にキャップを取り付けるのはあくまでも書いているときだけ。
- 使い終わったらキャップをペン先にハメる
そんな用途を考えると、ペン先の方が磁力強めなのは納得。
何かの拍子にキャップが外れてペン先が乾くのを防ぐためです。
一方、ペン尻側のマグネットが強いと、書き終わった後にキャップを外すのが大変になります。
大変とはいっても些細な手間ではありますが、書くたびに発生する作業ですから、のちのち地味に利いてくるポイントです。
ちょっとしたストレスが使わなくなる原因になることは、往々にしてよくあることですから。
ゆえに、ペン先側とペン尻側とでマグネットの強さを変えているのです。
すべては使用者の快適性のため。
ものづくりのこだわりを垣間見える仕様です。
筆者はこのマグネットの機構と配慮でシグニチャーモデルが一気に好きになりました。
インクはUBR-Z-05
ユニボールゼントシグニチャーモデルのインクを取り出す際は、本体軸の中央からパカッと割ります。

こちらはマグネット式ではなく、ねじ込み式。
ネジを緩めて軸を分離します。
中にはインクリフィルが。

品番はUBR-Z-05。
シルバーの0.38mmの場合はインク品番はUBR-Z-38です。
とはいえ、0.5mmと0.38mmは互換性があるので、メタリックブラックに0.38mm芯のUBR-Z-38を使用してもOK。
書き心地の好みで使い分けれるのは大いにあり。
インクリフィルを交換して書き心地の変化を楽しむのも乙なものですよ。
ユニボールゼントシグニチャーモデルの書き心地
一通り仕様を確認したところで実際の書き心地を見ていきます。
ユニボールゼントシグニチャーモデルの実力や如何に。
ということで、書いていきますね。
A5サイズの用紙にいくつか文字を書くことに。

ほど良い重量感。
良いです。
ユニボールゼントシグニチャーモデルの書き心地、マジで良い。
スイスイとはまさにこのこと。
気持ちの良いこと、この上なし、かたじけなし。
ユニボール「ワン」ゼントと書き間違えているのはご愛嬌。 pic.twitter.com/L1DGRtlUIR— シンジツイチロ@革靴・ファッションのブログ (@ichiro_shoe) May 1, 2025
間違って「ユニボールワンゼント」と書いてしまいました。

そこはご容赦を。
いざ書いてみると非常になめらか。
サラサラ、スルスル。
すべるような書き心地でストレスフリーです。
ただ、それは水性ボールペン全般にいえること。
ユニボールゼントならではの特徴は、にじみの少なさにあります。

にじみが一切ありません。
筆跡にダマがなく、文字が明瞭。
安定した筆記感を得られます。

これは驚きです。
水性ボールペンらしからぬ特徴。
良い意味で、ですよ。
水性ボールペンのデメリットを解消しているのですからね。
これは書きたくなります。
中毒性がある、気持ちの良い書き心地です。
ZENTOインク、恐るべし。
これからどんどん書いていきたい、そう思わせるボールペン。
それがユニボールゼントシグニチャーモデルです。
手帳にセットして携帯するのもおすすめ
ユニボールワンゼントシグニチャーモデルは通常のボールペンよりもコンパクト。
キャップ式を採用することにより、一般的なノック式ボールペンと比べて短い軸になっていますからね。
ゆえに、手帳のお供に最適です。
かさばらず、手帳のペンホルダーに差し込んで使っても違和感なくなじみます。
試しに、以下の3種の手帳にユニボールゼントシグニチャーモデルを組み合わせることに。

大きさの異なる3種の手帳にユニボールゼントシグニチャーモデルをセットしていきます。
まずはA5サイズの手帳から。

余裕です。
むしろ目立たずサイレント。
控えめなのが好印象。
A5サイズへのセットはまったく問題ないですね。
続いて、M6サイズへセット。

バッチリ。
手帳の大きさに対してペンがはみ出ることなく収まっています。
M6サイズの手帳で活躍すること間違いなしです。
M5サイズへのセットは、長さがやや余ります。

とはいえ、使えないことはありません。
少しはみでているのを許容できるならOKな仕上がりです。
筆者としてはM6サイズ以上での使用をおすすめします。
別の用途として、トラベラーズノートへの応用を。

トラベラーズノート純正のペンホルダーには、軸の太さが合わず入りませんでした。
別途、ペンホルダーを用意してシグニチャーモデルをセットしてみました。
洒落た雰囲気です。

これは結構良い感じ。
トラベラーズノートのラフな感じがブーストしている印象です。
ペンの長さがマッチして違和感なく使えます。
番外編として、ジャケットやベスト、シャツの胸ポケットに差し込んだイメージがこちら。

ブラックのクリップが少し顔を出し、アクセサリー感覚で楽しめます。
安価なボールペンだと、どうしても安っぽさが隠し切れません。
しかし、ユニボールゼントシグニチャーモデルなら話は別です。
スタイリッシュなデザインと高級感あふれる素材感で重厚な雰囲気に。
ネクタイピンやハンカチーフのような位置付けで使用可能です。
もちろん、必要なときには胸ポケットからサッと取り出しメモをサラサラっと。
実用性もバッチリ。
コンパクトなサイズは携帯するにも便利なのです。
ユニボールゼントシグニチャーモデルで「かく」を楽しもう
本記事ではユニボールゼントシグニチャーモデルの詳細をレビューしました。
水性インクにもかかわらず、にじみにくく裏抜けしにくい性質を持つZENTOインクを採用したユニボールゼント。
水性インク特有のすべるような気持ちの良い書き心地をキープしつつ、水性インクの欠点を解消した製品ラインです。
ユニボールゼントの最上位ラインがシグニチャーモデル。
シリーズ中、唯一のキャップモデルで高級感ある見た目。
非常にスタイリッシュです。
握りやすいやや太めの軸に、バランスの取れた重心。
快適な筆記をサポートします。
マグネット着脱式のキャップはハメるたびに「カチッ」と心地良い音が鳴り、書く気持ちを高めてくれます。
そして、その先に待ち受けるZENTOインクのサラサラ・スルスル感。
書き心地、やばいです。
そんな魅力にあふれたボールペンがユニボールゼントシグニチャーモデル。
中毒性の高い優れたボールペンです。
所有欲が満たされ、実用性もバッチリ。
気になる人はぜひともチェックしてみてください。
買って後悔することはないです。
それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!






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