オーマイガッ!
やってしまいましたね?
- 革靴で水たまりに突っ込んでしまいましたね?
そうでしょう、そうでしょう。
筆者もです。
…。
……。
………。
泥が付いた革靴。
見るも無残な姿です。
しかし、くよくよしていても仕方ありません。
起こってしまったことはしょうがない。
覆水盆に返らず。
これからどうすべきかを考えましょう。
簡単ですね。
クリーニングすればOK。
水たまりに突っ込んで泥が付いた革靴であっても、シューケア用品でクリーニングすればサッパリ。
きれいによみがえります。
使う道具はクリーニングフォームとブラシ。
そしてクロス。
しかもお手入れ簡単です。
本記事では水たまりに突っ込んで泥が付いた革靴をきれいにクリーニングする方法を解説します。
- 革靴が汚れてしまった
- 泥が付いた革靴をきれいにしたい
- 革靴にこびりついた泥汚れを簡単にクリーニングできる方法はある?
革靴で水たまりに突っ込んでしまった悲劇
早速ですが主役の革靴の登場。
こちらです。
泥だらけの革靴。
コールハーンのジェファーソンが見るも無残な姿に。
不覚にも水たまりに突っ込んでしまった次第。
暗闇で水たまりに気付かなかったのです。
結果、この有様に。
隙間にも泥が入ってしまっています。
アッパーにも砂がこびりつき、ひどい状態。
これだけ砂が付いてしまったら、買い替えるしかないか…。
否。
その判断は早いです。
というのも、クリーニングすればOKになる場合がほとんどだから。
多くは元のきれいな状態によみがえります。
とはいえ、水で洗い流すだけでは、泥を取り切ることはできません。
ひと工夫必要です。
泥の付いた革靴をきれいにする方法は次の項目で解説しますね。
泥だらけになった革靴をきれいにする方法
泥だらけになった革靴をきれいにするにはどうしたら良いのか。
そして、ひと工夫とは?
答えはブラシを使うこと。
ブラシを使ってシューズクリーニングするのです。
革靴の細かなディティールのところに入った砂をかき出すためにはブラシが必須。
そして、水汚れを落とすためにはクリーニング用洗剤も必要です。
というわけで、まずは革靴をクリーニングする方法を以下に示します。
- クリーニングフォームでブラッシング
- 水で泡を洗い流す
- 水を拭き上げる
使う道具は、
- ブラシ
- クリーニング用洗剤
- 水を拭き取る用のクロス
上記3つ。
さらに、もうひと手間加えるとベター。
革靴をクリーニングした後は革から油分が失われた状態です。
以下の手順で靴クリームで栄養補給すると申し分なし。
- 靴クリームを塗る
- ブラッシング
- クロスで磨き上げ
この記事ではクリーニングと靴クリームでの栄養補給、通しで作業することに。
革靴のクリーニングからやっていきますね。
水が使えるところ、例えば洗面台や庭で作業してください。
クリーニング時に使う道具は上記の図の通りです。
特にメーカーにこだわりがなくてもOKですが、クレップもジェイソンマークもシューズクリーニングに特化したブランド。
抜群の使い心地を誇るシューケア用品ですからおすすめです。
クリーニングフォームでブラッシング
まずはブラシを水で湿らせます。
そして、ジェイソンマークのクリーニングフォームを付けて…
革靴をブラッシング。
すぐに泡立ち、革靴に付いた泥や汚れを落としていけます。
みるみる落ちていくので気持ちの良い工程です。
両足分、アッパーをまんべんなくブラッシングしたらここでの作業は終了です。
水で泡を洗い流す
ブラッシングの後は水で泡を洗い流します。
泡の付いた部分だけ、インソールに水が入らないように注意しましょう。
水で流すとキッチリきれいになっているのが分かります。
水洗い後に泥汚れが残っていたら再度ブラッシングしましょう。
水を拭き上げる
水洗いの後は、革靴に付いた水をクロスで拭き上げます。
できれば、表面が起毛したクロスを使いましょう。
水を吸収しやすいからです。
ジェイソンマークのマイクロファイバータオルは吸水性に優れてるのでガンガンに水を吸い込みます。
効率良く拭き上げられますよ。
ここまででクリーニング工程が終了。
しかし、革靴の場合はクリーニングによって革に必要な油分をも取ってしまっています。
靴クリームで栄養を補給するとベターです。
ということで、次の工程から革靴を労わるケアをしていきますね。
靴クリームを塗る
クリーニングが終わった後は靴クリームを塗ります。
使うのはブリフトアッシュのザ・クリーム。
優れた保革・補色効果を持つ靴用クリームです。
靴クリーム塗布用ブラシに取り分けて塗っていきます。
アッパー全体にムラなく塗っていきます。
小型ブラシを使うと、革靴の細かな箇所にも毛先が入り込んで塗りムラを防げますよ。
ブラッシング
靴クリームを塗った後はブラッシング。
先ほどの泡立て込みのブラッシングではありません。
靴クリームをよりなじませるためにブラッシングするのです。
使うのは豚毛ブラシ。
アッパーを隅々までブラッシングして、靴クリームの塗りムラを完全に解消します。
塗り過ぎた余分な靴クリームを取り除く効果があるので、きっちりブラッシングしましょう。
クロスで磨き上げ
ブラッシングで靴クリームをなじませた後はクロスで乾拭き。
クロスで乾拭きしないと靴クリームが革の上に残り、べたつきの原因になります。
アッパー全体をサッと拭き上げればサラリとした革表面の出来上がり。
仕上がりはこちらです。
泥汚れなく、元の美しい革靴に復活。
水たまりに突っ込んだことが嘘のよう。
いつもの革靴へと元通りになりました。
クリーニング後の革靴の状態
では、クリーニング後の革靴の状態を詳しく見ていきます。
つま先部分はこちら。
コバ周りの隙間に入り込んでいた泥は無くなっています。
ブラックのシックなアッパーの質感が残るのみ。
上品で洗練された革靴の雰囲気が見事によみがえっています。
ビフォーアフターで比較してみましょう。
全然違いますね。
水たまりに突っ込んでひどい状態だった革靴。
クリーニングによってきれいさっぱり。
これでまたガシガシ履けるというものです。
クリーニングは簡単なので、道具さえあれば誰でもできます。
構える必要はありません。
ぜひ試してみてください。
泥だらけの革靴でも簡単クリーニングできれいになる
本記事では泥だらけの革靴をきれいにする方法を解説しました。
水たまりに突っ込んで泥と砂まみれになった革靴は見るも無残。
もはやこれまで、と諦めてしまうほどの見た目に…。
と思うかもしれません。
しかし、安心してください。
クリーニングで見事に復活します。
クリーニングフォームとブラシでゴシゴシ洗い、水で流せばきれいさっぱり。
革靴本来の美しさを取り戻せます。
クリーニング後は革へ栄養を与えるために靴クリームを塗れば、さらに良し。
そんな合言葉で、大事な革靴とこれからも付き合い続けていきましょう。
それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!
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大事な革靴を劣化させないために靴を磨いてコンディションを整えるのがおすすめです。