靴磨きでちょいちょい使用する水。
靴クリームやワックスで革靴を磨き上げるときによく使いますよね?
水を使用するときに便利なのがハンドラップです。
磨き上げるときに水量を間違えてしまうと、うまく靴が光らないことも…。
水量を調節しやすく、適量だけ取り出せるハンドラップは靴磨きの強い味方です。
そんなハンドラップには多くの種類があります。
種類ごとに材質や使用感が異なるのですが、今回新たなハンドラップを購入しましたので、紹介します。
そのハンドラップとは、ガラス製のニューハンドラップ200。
本記事では、ガラス製ハンドラップの利点について書きました。
ハンドラップを選ぶ際の参考になれば幸いです。
ハンドラップの役割
ハンドラップは靴磨きをする際に、とても役立つグッズです。
特に、シューワックスを使って革靴を光らせる「鏡面磨き」をするときに、その効果を発揮します。
革靴を光らせる鏡面磨きは、靴にワックスを塗り、水を含ませたクロスで磨き上げることで完成します。
簡単に説明すると、水でワックスを均一にならし、平坦なワックスの層を革靴の上に作り上げるため。
乾いたクロスを使ってしまうと、クロスから出てきた糸くずが鏡面に埋まってしまったり、クロスがワックスの上をうまく滑らず、傷や段差が生じてしまいます。
それらを防ぐため、革靴を磨く際には水を使用します。
ただ、その水、使う量が大事です。
水量が少ないと、上で述べた通りクロスが滑らなくなってしまいますが、かといって水量が多いと、鏡面層がくもり、思ったような輝きが出ないことがあるのです。
そのため、鏡面磨きでの水量調節が重要というわけ。
ハンドラップはあらかじめ容器に水を入れておき、頭部のノズルを押し込むことで水を取り出す仕組み。
ノズルを押し込む加減で取り出せる水量が調節できるので、微妙な水量調節が必要な鏡面磨きとの相性が良いのです。
本来はカメラレンズのクリーニングなどで活用されるハンドラップですが、靴磨きを楽しむためのシューケアアイテムとしても活用できるのです。
ガラス製ハンドラップをレビュー
筆者が今回ゲットしたのは三商のニューハンドラップ200。
それがこちら。
液体が飛ばないよう、フタが液体出口の上に付いています。
容器にポンプでフタをしている格好なので、液体が蒸発しにくい構造です。
また、万が一転倒しても容器内の液体が流出するのを防いでくれます。
ポンプの頭部を軽く押すだけで少量の液体が出てくれるので、作業効率が良いです。
ポンプ軸が金属で硬さがあるため、ポンプをプッシュした時の安定感があり、液の出方も小気味よく、ストレスを感じにくいのの魅力。
ポンプのよって液量が調節できるので、一定量の液体だけ取り出すことが可能。
余分に出ないため、液体を節約できます。
ポリッシュウォーターなどを使うときはハンドラップに入れて使用すると節約効果の恩恵を存分に受けれます。
赤い蓋とポンプ部分の白いキャップは樹脂製ですが、ポンプ軸部分は金属製。
溶剤への耐性や、物理的強度にも優れています。
液が蒸発して自然に減っていくのを防ぎつつ、使いたい液量のみ取り出せて助かります。
ここで、ガラス製のニューハンドラップ200のメリット・デメリットをまとめてみました。
ニューハンドラップ200のメリット
まずはメリットから。
- 安定感抜群
- 液量が分かりやすい
- 水量調節がしやすい
安定感抜群
ガラスはある程度の重みがあります。
そのため、ニューハンドラップ200はどっしりとしていて安定感が抜群です。
特に固定するでもなく、自重だけで安定するので使っていてずれることもありません。
ガラス製であることが使いやすさに大きく貢献しています。
液量が分かりやすい
筆者が今まで使用していたハンドラップは以下のものでした。
このハンドラップは容器が白く、中の液量が見づらいというのが気にかかる点でした。
その点、ニューハンドラップ200は容器が透明。
液の残量が一目で分かり、補充タイミングの見定めがしやすいメリットがあります。
プラスチック製のハンドラップは軽く、持ち運びしやすいというのが利点ですけどね。
これからは片方に水、もう片方にポリッシュウォーターを入れるなどして使い分けていきます。
水量調節がしやすい
ニューハンドラップ200は頭部のノズルが水を吸い上げたときに、3方向から出てくる仕組みになっています。
そのため、取り出した水を部分的に使うことが可能で、微量の水分調節がしやすいと感じます。
靴磨きの仕上がりは水分の量にも左右されます。
水量の微調節が簡単にできるニューハンドラップ200は、靴磨きに適したハンドラップといえるでしょう。
ニューハンドラップ200のデメリット
一方で、ガラス製ゆえにニューハンドラップ200にも欠点があります。
- 重いので携帯には向かない
重いので携帯には向かない
ガラス製のニューハンドラップは重いです。
僕がこれまで使ってきたハンドラップがプラスチック製だったゆえに、特に重さを感じます。
持ち運んで靴磨きをする機会の多い人にはプラスチック製のハンドラップをオススメします。
ガラス製ハンドラップの使い方
ハンドラップの使い方はとっても簡単。
クロスや山羊毛ブラシでポンプノズルの頭部をプッシュして、適量の水を付けて革靴を磨くだけ。
指に巻き付けたクロスに付けたり…
山羊毛ブラシでプッシュして水を付け、靴磨きに使用します。
ノズル頭部を押す力を加減すれば水量を調節できるので、良い塩梅で水を付けられます。
ハンドラップを活用して靴磨きをより楽しく快適に
本記事はガラス製ハンドラップ「ニューハンドラップ200」の特長と使うことで得られるメリットについて書きました。
ガラス製のニューハンドラップ200はどっしりとして安定感抜群。
容器が透明なので、中の液残量も分かりやすく、取り出す水量のに調節も楽々。
靴磨きをより簡単に・楽しくしてくれる優れものです。
色々な種類があるハンドラップ。
自分に合うタイプのハンドラップを探してみては?
それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!
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