気になる人はこの記事をチェック。
オールデンのダークバーガンディは深みのある赤のような紫のような。
独特な色合いが魅力のカラーです。
定番のブラックと並び人気のあるカラーリング。
オールデンといえば、ダークバーガンディといったところ。
美しい色味のダークバーガンディですが、経年変化で美しさが損なわれないか心配ですよね？
本記事ではオールデンのダークバーガンディのエイジングによる見た目の変化を紹介します。
結論、色味が明るくなり、赤みが増します。
色が薄くなるのとはまた違った変化で、より深みを感じる色合いになりますよ。
- オールデンのダークバーガンディがエイジングするとどうなるの？
- オールデンのNo.8の魅力が知りたい
- オールデンの革靴は履き込むとどんな見た目になる？
オールデンのNo.8ダークバーガンディはブランドの代名詞
オールデンの革靴といえば、美しいコードバンが魅力。
馬のお尻の原皮から作るコードバンは革の繊維が密。
そのため、革表面が光を反射しやすく、強いツヤを放っているのが特徴。
一般的な牛革よりもエレガントな質感です。
コードバンを使った革靴は非常に上品でドレッシー。
そして、コードバン靴を語る上で避けては通れないのがオールデン。
オールデンはアメリカのシューズメーカーです。
コードバンタンナーであるホーウィン社の上質レザーを使っている革靴を多数展開しています。
ホーウィンのコードバンが放つ光沢。
その革を贅沢に使ったオールデンのコードバンシューズは世界中で人気を博し、とりわけ、日本で高い支持を得ています。
そして、オールデンのコードバンでひと際存在感を放つのがNo.8と呼ばれるカラーのダークバーガンディ。
上の写真は購入直後のダークバーガンディ。
色調としては暗め。
その色合いが絶妙です。
紫のような赤のような、黒のような茶色のような。
実際、当たる光によって色が違って見えます。
自然光の下では紫っぽく、蛍光灯の下ではダークブラウンのような感じ。
絶妙なバランスで成り立っている色味です。
事実、オールデンのダークバーガンディは革靴によって個体差があり、試着の際に同じ型番をサイズ違いで履き比べたとき、
と感じることもしばしば。
繰り返しますが、同じモデルであるにもかかわらず、です。
ゆえに、ダークバーガンディの靴は自分だけの靴という意識が高まり、愛着がわきやすい強みがあります。
オールデンの代名詞であるダークバーガンディカラーが持つ独特の色合いは非常に魅力的。
絶妙なカラーバランスによってもたらされる、奇跡的なカラーリングですよ。
ダークバーガンディコードバンのエイジング
オールデンのNo.8ダークバーガンディの革靴は非常に魅力的なエイジングを遂げます。
革靴に限らず、革製品は使い込むうちに風合いが変わる経年変化が魅力です。
エイジングとも呼びますね。
エイジングした革は世界で1つだけで自分だけの革です。
それこそがまさしく革の魅力。
ダークバーガンディコードバンのエイジングもまた楽しみなもの。
とはいえ、実際、
との疑問がわきますよね？
そこで、この項目ではダークバーガンディのシューズ2足を比較します。
1足は購入直後のエイジングなしのダークバーガンディコードバン。
もう1足は購入後6年目を迎えたダークバーガンディのコードバンです。
早速、ご覧あれ。
1339チャッカブーツは購入したばかりのコードバン。
975ロングウィングチップはガシガシ履いて6年目。
同じ自然光の下で比較します。
購入直後の履き下ろしていない革靴は色味が濃いです。
暗めの色調で重厚感たっぷり。
一方の履き込んで6年目のダークバーガンディはやや明るめ。
赤みが増しています。
先ほどオールデンのダークバーガンディコードバンは個体差があると述べましたが、ここまでではありません。
- ちょっとだけ暗いかな
- 少し明るいかな
では片付かない変化。
実際、975ロングウィングチップを購入したばかりの頃は茶色味を帯びていました。
今となっては、面影を残しつつも上品な独特のカラーリングへと昇華しています。
透明感が増した感じ。
これこそオールデンのコードバンの魅力。
履きジワの畝が良い味を出しています。
1339チャッカブーツもだんだんと明るみを帯び、赤みを増していくことでしょう。
今後が楽しみです。
ダークバーガンディの美しいエイジングにはお手入れが欠かせない
オールデンのダークバーガンディカラーは美しいエイジングが魅力。
ただ、そのエイジングは日々のお手入れがあってこそです。
まったくのノーメンテではホコリや汚れが蓄積し、せっかくの美しいコードバンが台無し。
コードバンの乾燥が進めば、革自体に亀裂が入るリスクが高まります。
結果として、エイジングを楽しめるほどの長い期間に渡って愛用できなくなります。
逆にいえば、お手入れすれば末永く、それこそ一生モノの革靴として付き合っていけますよ。
オールデンの革靴は高級品だけあって、作りが頑丈だからです。
アッパーのケアを怠らなければ、ダークバーガンディの美しい経年変化を心行くまで満喫できるのです。
ただ。
コードバンは水に弱く、繊細ゆえに、
との先入観を持たれがちな革種。
ですが、実際は違います。
水分含有量がそれほど多くないケア用品を使えば、何も恐れることなくケアできます。
実際のお手入れ方法は以下の通り。
- ホコリ落とし
- 汚れ落とし
- 革を押し込む
- 靴クリームを塗る
- ブラッシング
- 磨く
実際の作業工程と使用する具体的な道具は以下の記事で解説しています。
興味があればチェックしてみてください。
オールデンのシェルコードバンのお手入れ方法を解説した記事を読む
オールデンを履き込むと自分だけのダークバーガンディに仕上がる
本記事ではオールデンのダークバーガンディコードバンのエイジングについて紹介しました。
美しいツヤを持つ、
- No.8（ナンバーエイト）
と呼ばれるダークバーガンディカラーのコードバンは高い人気を誇る革種です。
紫のような赤のような。
絶妙な色合いが魅力。
ダークバーガンディコードバンのエイジングは革の美しさをより引き立てる経年変化をもたらします。
ダークバーガンディのコードバン靴は履き込んでいくと色が明るくなり、赤みを感じやすい仕上がりに。
色が抜けるのとはまた異なる色合いの変化です。
エレガントな光沢と繊細な革の風合いが変化していくのが醍醐味。
ダークバーガンディコードバンの質感と色合いの変化をぜひ楽しんでみてください。
それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました！
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