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レッドウィングのワークブーツ10年エイジングレビュー!経年変化でどう変わった?

レッドウィングのワークブーツのエイジングについて紹介した記事のアイキャッチ

アメリカのブーツといえばレッドウィング(REDWING)

ホワイツやダナーに並び、アメリカを代表するブーツメーカーです。

レッドウィングのワークブーツは、非常にタフで長く愛用できる逸品。

エイジング(経年変化)を楽しみつつ、ガシガシ履けるのが魅力の1つです。

そこで気になるのが実際のエイジングの様子。

履き続けたときにレッドウィングのワークブーツがどうなるのか、気になりますよね?

買ったは良いものの、

すぐにダメになったらイヤだなぁ…

と思うはず。

愛用し続けたときにどうなるのかを知れば、安心して買い物できます。

そして今、筆者の手元には10年間愛用し続けたレッドウィングのワークブーツがあります。

エイジングしたレッドウィングのワークオックスフォード

短靴タイプのワークオックスフォード8109です。

ということで、本記事では10年間の使用を経たレッドウィングのワークブーツの経年変化を見ていきます。

この記事はこんな人におすすめ
  • レッドウィングのワークブーツの経年変化の程度を知りたい
  • レッドウィングのワークブーツはどのくらい履き続けられるの?
  • 10年間の使用を経たレッドウィングのシューズを見たい

レッドウィングのワークブーツはガシガシ履ける人気の革靴

ワークブーツの代名詞といって過言ではないレッドウィング(REDWING)

アメリカのシューズブランドです。

レッドウィングのワークブーツはホワイツやダナーと並び、非常に高い人気を誇ります。

というのも、レッドウィングのワークブーツはガシガシ履ける丈夫さを持ち、さらには、武骨でありながらどこか洗練された雰囲気を持ったブーツに仕上がっているから。

カジュアルでワイドな雰囲気の中に上品さをわずかに感じます。

多少傷が付いたとしても、むしろそれが味になるような。

そんな空気感をまとっています。

スニーカーほどカジュアルにならず、大人っぽい印象になりますよ。

機能美を追求した合理的な考えのアメリカで生まれたシューズブランドなだけあって、レッドウィングはアメカジスタイルにバッチリハマります。

アメカジコーデをする人は世の中多いですから、合わせやすいレッドウィングのワークブーツは選択肢に入りやすく、結果、間口の広いブーツとして広まっているわけです。

また、単純にデザインとして格好良いのは言うまでもないですね。

長年愛用できるレッドウィングのワークブーツ

レッドウィングのワークブーツはタフゆえに長年愛用できる強みがあります。

ガシガシ履いてもへたれず、5年、10年と愛用し続けられるのです。

レッドウィングのワークブーツのアッパーは革製ですから、当然、長く愛用すればするほど風合いの変化を楽しめます。

革の経年変化ですね。

エイジングとも呼びます。

レッドウィングのワークブーツもまた、革の経年変化を存分に楽しめるシューズです。

徐々に色が濃くなり、購入当初とは違った表情を見せてくれます。

革製品にはお手入れが必須ですが、もともと油をたっぷり含んだオイルドレザーで仕上げたブーツの場合、お手入れせずとも長持ちします。

また、徐々に乾燥が進み革が色あせていくのも味として楽しめる側面です。

お手入れしてきれいに愛用するも良し。

お手入れせずに汚れや革の色あせをあえて残し、ブーツならではの魅力として楽しんでも良し。

革靴はお手入れしないといけないから面倒

という人でも気軽に履ける、間口が広いブーツに仕上がっています。

レッドウィングのワークブーツ10年使用レビュー

さて、筆者自身、レッドウィングのワークブーツは長年愛用しており、購入してからはや10年が経過しています。

革が経年変化をげ、味のある表情になっているわけです。

それがこちら。

レッドウィングのワークオックスフォード

レッドウィングのワークオックスフォード8109です。

もともと、マホガニーオロイジナルというカラーでやや赤みを帯びた暗めの茶色でした。

レッドウィングのワークオックスフォードのアッパー

しかし、10年の愛用により、黒がより強く表れたダークブラウンへと変貌へんぼう

レッドウィングのワークオックスフォードの側面

重厚感が増しています。

ステッチはところどころ繊維が浮いてはいますが、糸自体は健在。

10年の経年変化を遂げたレッドウィングのオイルドレザー

まだまだ使えます。

つま先はぶつけやすいので傷が付きやすいですが、日頃のお手入れが功を奏してうまく隠れています。

レッドウィングのワークオックスフォードのトゥ

一方で、お手入れせずに傷をそのまま残しておくのもまた格好良いもの。

ワイルドな印象が高まる、ワークブーツならではの特権です。

一路
一路
お手入れしても、お手入れせずともよし!

アッパー全体がツヤを放ち、上品な印象。

エイジングで表れたツヤ

かかとは色が抜け、他の箇所よりも色が淡くなっています。

レッドウィングのワークオックスフォードのかかと

明るみを増し、淡さを持ったブラウンに。

10年愛用する間にソールはかなりり減ったため、本来の純正ソールである白のトラクショントレッドソールは既に交換済み。

交換済みのアウトソール

過去に1度、オールソールしています。

購入してから5年ほどったときに修理に出しました。

結果、ソール、コバともにブラックへ。

レッドウィングのワークオックスフォードのコバ

修理時にビブラムソールへと換装した結果です。

擦り減ったビブラムソール

ビブラムソールへ交換した後もガシガシ履いているので、かかとの擦り減りは絶賛進行中。

かかとが擦り減ったワークオックスフォード

もう少しすりへったら、2度目のソール交換を予定しなければなりません。

ヒールのセルフリペアと組み合わせて延命していきます。

逆にいえば、ソールを交換・修理しさえすればアッパーはいつまでも現役。

1足を修理しつつ、長く愛用したい人にはピッタリのシューズです。

靴紐はレッドウィングオリジナルのイエロー・ブラックのシューレースではなく、紗乃織靴紐(さのはたくつひも)に交換済み。

レッドウィングのワークオックスフォードのタン

金セルの高級感ただよう雰囲気になっています。

レッドウィングのワークオックスフォードのハトメ

ロウ引きでギュッと締まるため、ほどけにくくなる効果も得られるすぐれもの。

レッドウィングのワークオックスフォードのヴァンプ

見た目と機能性を両立した靴紐です。

履き口は10年の使用をてもいたってきれい。

レッドウィングのワークオックスフォードの履き口

正直、靴べらを使うことも少なく、直接足を突っ込んで履いていますが、まったくダメージがありません。

非常に丈夫です。

恐るべし、レッドウィング。

オークレザーインソールの変化は顕著。

レッドウィングのワークオックスフォードのインソール

もともと白に近い薄いベージュでしたが、いまやすっかりオレンジの色味を帯びたブラウンカラーに。

良い味を出しています。

内側はこんな感じ。

レッドウィングのワークオックスフォードのライニング

ダメージ感はありますが、10年使ったことを考えればむしろ大健闘です。

タンにはタンパッドを貼ってサイズ調整を実施。

タンパッドを貼った内側

レッドウィングのワークブーツに限らず、革靴は履き込むうちにソールが沈み込み、サイズに余裕が出ることは多々あります。

タンパッドやインソールでゆるくなったサイズを調整しているわけです。

長く使っているゆえの対応。

革靴単品だけでなく、後付けのシューズ用品で履きやすい状態にキープするのも革靴を愛用し続ける上では重要です。

快適性を高めれば自然と使い続けることになり、結果として、気付けば10年来の付き合いになりますよ。

レッドウィングのワークブーツは1度買ったら一生モノ

10年のエイジングを遂げたレッドウィングの革靴

本記事ではレッドウィングのワークブーツの10年エイジングの様子をレビューしました。

レッドウィングのワークブーツは非常にタフ。

ゆえに、長く愛用できます。

素材は革なので、革の風合いが変化するエイジングが楽しめるのが魅力。

長く愛用できるワークブーツはエイジングの楽しみもひとしおです。

実際、10年履き続けてもアッパーはまだまだ現役。

余裕すら感じます。

10年をて色の変化こそあれ、上品な光沢が表れるため、渋くてエレガントな仕上がりになりました。

1度購入したらそれこそ一生モノとして履き続けられます。

人生の相棒といて過言ではない存在になりますよ。

お手入れすればきれいに履き続けられますし、お手入れしない場合でもそれもまたブーツならではの味として楽しめます。

エイジングをとことん楽しめるレッドウィングのワークブーツ、ぜひチェックしてみてください。

それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。

ご覧いただき、ありがとうございました!

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