皆さんは「靴磨き」されるでしょうか？
昨今、靴磨きを嗜む方が増えてきているということを耳にしたりしますが、実感としてまだまだ世に広く普及しているとは言い難いのが現状だと思います。
少しでも靴磨きを楽しむ方が増えて欲しい…、そんな思いからこの記事を書いています。
今回は靴を磨くことで得られるモノ・コトについて、自分なりの解釈・考え方を少しお話ししてみようと思います。
お付き合いいただければ幸いです。
靴のお手入れしている人って少ない？
僕は電車の中などで、他の乗客の方が履いている靴を横目でチラチラと見る事が多いのですが、靴の手入れをしている方はあまり多くないのかな、という印象を持っています。
そんな中、人が大勢いる街中で、他の方の足元を見て歩いている方は十中八九、僕と同じ靴好きではないかと勝手に思い、親近感を一方的に感じています。
それはさておき、本題を。
靴磨きをしないという方にも、もちろん理由はあるはずです。
新しい靴を買って、それを半年でも1年でも履き続けて、ボロボロになってきたら、また新しい靴を買って、ピカピカの靴を心底味わうというのも楽しみの一つかと思います。
沢山の靴と出会って、様々な履き心地やクセを体感する、ということも重要だということに全く異論はありません。
そういった意味では、新しい靴をどんどん履いていくことによって、良い靴を見極める「選靴眼」みたいなものは養われていくと思いますし、それはそれで価値観として素晴らしいものだと思います。
僕が靴を磨く理由
ただ、折角お気に入りの靴を見つけて、自分に合ったサイズに出逢えたのですから、末長く大事にしたい。
僕はそう思っています。
サイズがなくて泣く泣く諦めることはまま有りますからね。
運命と言っては大袈裟かもしれません。
でも、それに近い感覚です。
靴との出会いは一期一会、出逢ったのも何かの縁だと思うのです。
ですので、一度手に入れた靴は一生履き続けたい、そう思います。
その為には大事に、それこそ我が子のように愛情を注いで靴を育てていきたい、そう強く願っているのです。
靴磨きで得られる効果とは？
革靴を磨くことで得られる効果、ポジティブな点としては下記のようなものがあると考えています。
- 革靴の見栄えが良くなる
- 気分が高揚する
- 日々丁寧に生きようと思うようになる
- 周囲の人との話のきっかけになる
- 清潔感がプラスされる
- しっかりした人物だと思われやすい
- 靴磨きしながら飲むお酒はおいしい
革靴の見栄えが良くなる
まずは、革靴の見栄えが良くなります。
革靴の汚れが落ちて見た目がきれいになりますし、靴クリームやシューポリッシュで仕上げた靴の輝きは芸術品レベルです。
気分が高揚する
靴磨きによってピカピカになった革靴を見ると、テンション爆上げです。
それで街を歩こうものなら、自分の足元ばっかり見てしまいます、嬉しくて。
日々丁寧に生きようと思うようになる
靴磨きをしていると、あたかも自分が貴族のような、高貴な身分であるかのような気分になってきます。
一つ一つの動作が丁寧になるというか、「上品に生きてみようかな」という気になってきます。
周囲の人との話のきっかけになる
革靴がキレイであったり、ピカピカであったりすると、飲み会や懇親会の場などで革靴好きの方から話しかけられることがあります。
靴に興味がない方からも「靴が輝いてるね」と言われたりします。
靴が話のきっかけになるのです。
これ、初対面の方が相手だと意外と助かります。
話のつなぎになりますからね。
清潔感がプラスされる
靴磨きによって革靴がピカピカになっていると、当然清潔感が出てきます。
汚れやシミだらけの靴を履いてたら、正直な話、清潔感を得ることは厳しいですよね。
しっかりした人物だと思われやすい
靴が輝いていると、足元の靴にまで気を配っている人だと思われやすくなって、しっかりした人、信頼に足る人物だという評価が得られやすくなります。
靴磨きしながら飲むお酒はおいしい
靴磨きをしながら飲むウイスキーのおいしさよ！
是非味わってもらいたいものです。
ご覧頂いたように、靴磨きは革靴自体へのポジティブな効果もさることながら、メンタル面への良い影響がとっても多いのです。
靴磨きが習慣になると、社会人として、人間としてしっかり生きようという活力が湧いてくるような気がしています。
逆に、靴磨きのネガティブな面とは何でしょうか？
以下に挙げてみます。
- 特になし
ありませんでした。
靴磨き、やったもん勝ちです。
（※個人の感想です）
靴と共に人生を歩む
靴を磨いて、そして靴と共に成長して、一緒に人生を過ごしていく…。
そのように考えるとワクワクが止まりません。
加えて、靴磨きは人生をより良くするためのエッセンスとなるような気がしています。
実際に靴を磨いて、そのピカピカの様を目にした際のちょっとした感動…。
ピカピカの革靴を履いて外に出た時の高揚感、コツコツと靴が奏でる音色の美しさ、そして、ふと足元を見ると日の光の下、益々輝きを放つ我が愛しの靴…。
…少し熱が入ってしまいました。
ともかく、靴を磨くことは靴自体のメンテナンスはもちろんのこと、その副次効果的な要素も多分に含まれていて、人生に彩りをもたらす行為だと確信しています。
だからこそ僕は靴を磨きますし、この楽しみを他の方とも共有したいと思っています。
靴磨きライフを始めてから数年、充実感は年を追うごとに増す一方です。
次はどの靴を磨こうか、どんな靴に出逢うのか楽しみでなりませんし、その靴を履いてどこに行こうかと考えるのも凄くワクワクするのです。
正に生きる活力となっています。
そんな感覚を少しでも共有したい、僕はそう思っています。
ほんの少しだけでも共感頂ける方がいれば幸いです。
ということで、こんなことをつらつらと書き連ねたところで今日は終わりにしたいと思います。
ご覧いただき、ありがとうございました！
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