あなたはどういった革製品を持っていますか?
- モノを大切に長く使いたい
そういった考えは、誰しもが多かれ少なかれ持っているもの。
この大量消費社会の中で芽生えたそんな感覚…。
大事にしたいですよね。
そんな思いに応えてくれるのが耐久性に富んだ、
- 革
です。
革製品の魅力をあげると以下の通り。
- 心地良い触り心地
- 唯一無二の柄模様
- 吸水性が良い
- 耐久性が高い
- 経年変化が楽しめる
本記事では革製品の素晴らしい点を書いていきます。
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身の回りには様々な革製品が存在する
革製品は、ふと目をやると、いたるところに色々な形で存在しています。
メジャーどころでは、
- 布
- バッグ
- ベルト
- キーケース
などの革小物があります。
大物でいうと、
- ソファー
- 自動車のシート
に使われている場合がありますよね。
色々な場所やモノに使われているということは…。
それだけ、
- 革が素材として優れているから
といえます。
革の良いところ
革は素材としてとても面白く、優秀な特性を持ちます。
革は触ったときの、
- 得も言われぬ心地の良さ
- 革そのものが持つ唯一無二の柄模様
といったように、持つ人の所有感を満たしてくれます。
それでいて、
- 動物由来ゆえの良好な吸水性
- 一般的な化学繊維ではとうてい及ばない高耐久性
上記の機能面も大変素晴らしいものです。
だからこそ、これだけ世の中に受け入れられているわけ。
革製品がいたるところにある理由ですね。
革が持つそれぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
心地良い触り心地
革は、触ると分かる心地良さが特徴です。
- 紙
- 金属
- プラスチック
とはまったく異なる、柔らかで温かみのある質感です。
手に吸い付くようなモチっとした感触で、いつまでも触っていたくなります。
天然素材特有の凹凸のある触り心地は力強さも感じつつ。
革製品は手に持ったとき、つまりは使うときに革の優しさと野性味を感じられる優れた素材です。
唯一無二の柄模様
革は天然素材です。
人工的ではなく、自然のままの表情。
同じ柄や模様はこの世に2つと存在しません。
すべてが唯一無二のアイテム。
それが革製品の特徴です。
革が世界で1つだけのアイテムであることの原因は血筋やキメを持つから。
血筋は血管の痕が革に残ったものなので、まったく同じ模様にならないのは道理ですね。
血筋は天然皮革にしかない模様で合皮にはありません。
血筋の独特な模様は本革の証拠になります。
吸水性が良い
革はもともと動物の革。
人間の肌と同様に吸水性が良いです。
というのも、革には水分を吸収したり、吐き出したりする特性があるから。
靴に革製のインソールを使うと、足が蒸れにくくなるのは革の吸水性の高さゆえ。
インソールが足から出る汗を吸収してくれるのです。
財布やベルトなどの革小物では革の吸水性を実感することはありません。
しかし、革靴の場合、革の良好な吸水性のありがたさを感じずにはいられないです。
耐久性が高い
革はしなやかで柔らか。
そのしなやかさが素材としての高耐久を実現します。
受けた力を革特有のしなやかさで受け流し、なんてことなくやり過ごせます。
熱にも強く、熱劣化で脆くなったりしません。
その分、革は時間とともに水分や油分が抜けていくため、定期的に潤いと栄養を補給してあげる必要があります。
お手入れすれば半永久的に使えるのが革製品の特徴です。
革のイマイチなところ
革には良いところがたくさんありますが、イマイチなところもあります。
何事も一長一短。
メリット・デメリットがあるものです。
革のイマイチな点は、
- 時間とともに乾燥する
- 水に弱い
- カビが生えることがある
上記の通り、革は他の素材と比べて少しデリケート。
気にかけて使う必要がありますが、だからこそ愛着がわく側面があります。
時間とともに乾燥する
先ほど述べた通り、革は時間とともに水分や油分が抜けて乾燥。
硬くなっていきます。
持ち前のしなやかさがなくなってくるのです。
硬くなった革は深いシワが入りやすく、ひどい場合は亀裂が生じることも…。
革用クリームでお手入れして失われた水分や油分を補給することが必要です。
水に弱い
革は水に弱く、雨に濡れるとシミが残る場合があります。
吸水性が良いゆえに、水膨れや型崩れが起こることも…。
加えて、色抜けや染料のムラが生じてカラーの濃淡ができる可能性が否めません。
革製品の美しい風合いをキープするには、革を水に濡らさないように管理する必要があります。
とはいえ、防水スプレーやロウ分を含む革用ケアクリームで日頃からお手入れしていれば、水を弾いて革を保護できます。
カビが生えることがある
革はカビが生えやすい素材です。
カビが生える条件は、
- 酸素がある
- 湿気が高い
- 温度が高い
- 栄養成分がある
上記の「栄養成分がある」という点。
革には油分が含まれており、革自体が動物性の繊維質です。
これらがカビの栄養源になります。
つまり、革は素材としてカビが生えやすい条件をすでに持っているのです。
湿気がこもりやすい場所に革を保管しておくと、カビが生えやすいのはある意味当然。
が合言葉。
革靴をシューズクローゼットに保管する場合でも、カビを防ぐシダーブロックやカビ防止剤を近くに置いておくとカビ予防に効果的です。
いざカビが生えたときには、カビ用クリーナーでケアすれば除去できるので試してみて下さい。
革製品の最大の魅力はエイジング
優れた特性を持つ革製品ですが、最大の魅力はなんといっても、
- エイジング(経年変化)
です。
エイジングは劣化と同義。
ですが、革の場合は他の材料とは少し意味合いが異なります。
確かに、使っていくほど革の擦り切れは起きますし、黒ズミが目立つようになったりすることは多々あります。
しかし、一方でツヤが増したり、革が柔らかくなって使用感が向上したり…。
使えば使うほど味が出て、どんどん自分色に染まっていきます。
とても魅力的に映る特性です。
この魅力にとりつかれた人は僕の周りでもたくさんいます。
特に、
- ヌメ革
なんて手に入れたら、もう大変です。
エイジングがそれはもう顕著ですからね。
使用前後で同じ製品とは思えないくらい変化します。
そのため、どんな成長をとげるのかワクワクします。
毎日毎日、様子をつぶさに観察して日記をつけたくなるくらいです。
夏休みの自由研究に良いですね。
冗談はさておき…。
ヌメ革製品は僕自身、数点所持。
いずれも素晴らしいエイジングを見せてくれています。
革はメンテナンスが楽しい
革は見た目の変化だけでなく、お手入れが楽しいのも特徴。
そう。
革はお手入れができます。
先ほど述べた通り、革は時間とともに水分や油分が抜けるため、栄養補給する必要があります。
人によっては手入れが億劫という人もいるかもしれません。
ですが、それこそが革の魅力の1つでもあります。
- 手入れしなければいけない
ではなく、
- 手入れできる
ということです。
革靴もそうですが、手間ひまかけて美しくきれいになったレザーグッズを見ていると、本当に心が満たされます。
- 気持ちに余裕ができる
ような気がするのです。
革との生活は、
- モノに対する愛着
を養うことに繋がります。
これこそ、僕が靴磨きや愛用品をケアするモチベーション。
革を愛でるためのキーワードになっているように感じています。
革の特性は素晴らしく魅力的
本記事では革の特性と魅力について書きました。
先ほどまでにつらつらと意見を述べてきましたが、何がいいたいのかといいますと…。
ってことです。
革は他の素材では替えがききません。
革特有の魅力があるからです。
手間が掛かるデメリットこそあるものの、それすら愛おしい…。
そんな感覚です。
それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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