トラベラーズノートは世界中のファンを魅了している革製ノートカバーです。
革製のカバーに中身のリフィルを自由に組み替えて。
自分好みのトラベラーズノートを作成。
日常になじませつつ、自由に使っている人は数多くいます。

非常に魅力的なアイテムゆえに、多くの人を虜にしているわけです。
しかし、トラベラーズノートを語る上で避けては通れない疑問があります。
それは、
ということ。
結論、
- 便利ではない
です。
というより、むしろ不便。
似たような機能と見た目を持つ、システム手帳と比べてみると…。
システム手帳の方が圧倒的に便利です。
リフィルを1枚1枚取り外したり、組み替えたりできますから。
一方のトラベラーズノートは、綴じノートをゴムバンドで連結しているだけ。
リフィル単位での組み換えしかできません。
自由度に欠けます。
と思いますよね。
それはその…。
まったくもってその通り。
トラベラーズノートはシステム手帳に比べて機能性に劣るのです。
語弊を恐れずいうと、不便。
つまり、
という話になります。
答えはYES。
不便でも使いたくなる、それがトラベラーズノート。

トラベラーズノートは不便でありながらも愛用したい道具なのです。
それはなぜか。
トラベラーズノートは便利さを手に入れるために使うものではなく、気分の高揚を感じるためのもの。
- 嬉しい
- 楽しい
そんな感覚をもたらすのがトラベラーズノートの真髄。
いわば、
- トラベラーズノートのある生活
を提供する道具なのです。
旅行や出張のお供に。

食べたものを記録したり、旅先でゲットしたパンフレットをスクラップして貼り付けたり。
そういった、丁寧な暮らしとちょっとした贅沢な時間をもたらす道具。
それがトラベラーズノート。
本記事ではトラベラーズノートを使う理由を筆者の所感とともにお伝えします。
- トラベラーズノートの魅力って何?
- トラベラーズノートとシステム手帳の違いを知りたい
- トラベラーズノートって必要なものなの?
旅を彩るトラベラーズノート
トラベラーズノートはデザインフィルが手掛けるブランドの、
- トラベラーズカンパニー
が展開する製品です。

その正体は革製ノートカバー。
綴じノート型のリフィルを革カバーで覆ったシンプルな作りの道具です。
本当にそれ以上でもそれ以下でもない、何の変哲もないノートカバー。
トラベラーズノートのリフィルには多様な種類があり、自分の用途に合わせてカスタマイズ可能。
シンプルな作りにもかかわらず、世界中で多くのファンを獲得しているのがトラベラーズノート。
外国から日本に旅行に訪れた人は、お土産にトラベラーズノートを買って帰る人も多いです。
そのくらい、世界から支持を集めるトラベラーズノート。
心に刺さる道具です。
スケジュール管理がしたい?ならシステム手帳を使うべきでしょ
多くの人を虜にしているトラベラーズノート。
さぞかし便利なことなのでしょう。
…と思いきや。
そこには意外な落とし穴が。
機能性が高いかと言われると…。
そうではないのが正直なところ。
実用性を求めるなら、トラベラーズノートよりも良い選択肢があります。

システム手帳です。
トラベラーズノートが綴じノート対応のリフィルを組み合わせて使うのに対して、システム手帳はリフィル1枚単位で組み合わせて使えます。
自由度は圧倒的にシステム手帳が高いです。
トラベラーズノートはリフィルを組み合わせて使うとはいうものの、あくまでも最小単位は綴じノート。
使えるのはせいぜい3冊。
4冊以上はノートカバーがパンパンになり、不格好に…。
一方のシステム手帳は、トラベラーズノートのような制約はありません。
1枚1枚の用紙を分けられ、組み合わせは自由自在。
カスタマイズの可能性は無限大です。
- スケジュールリフィル
- メモリフィル
- カレンダーリフィル
- リフター
など。
システム手帳だからこその利点。
トラベラーズノートには実現できないフットワークの軽さが魅力です。
特に、スケジュール管理をしたいならトラベラーズノートではなく、システム手帳を使うべき。
トラベラーズノートでもスケジュール管理はできますよ、当然。
しかし、システム手帳の方が圧倒的に便利。
そう。
ことスケジュール管理に関しては、トラベラーズノートを使わずとも、システム手帳を使えばオールOKなのです。
という話にもなりかねません。
しかし、それはある視点が抜けています。
機能性にしか目が行っていないのです。
ある視点とは…。
心に訴えかけてくる、
- 情緒的価値
です。
トラベラーズノートの魅力は気分の高揚
トラベラーズノートは情緒的な価値を持っています。
しかも、圧倒的な。
というのも、トラベラーズノートは持ち主と一緒に旅をしていく、というのがコンセプト。
旅行の際にガシガシ使えるカジュアルさ。
そして、革製ならではのタフさが魅力。
様々なところにともに赴き、
- 人生を一緒に生きていく
そんな感覚があるのです。
ゆえに、ガシガシ使えるポイントが使う人の心に刺さるか否か。
これが重要です。
人によって、合う・合わないの相性があります。
確かに、トラベラーズノートはシステム手帳に比べて不便なのは否めません。
しかし、トラベラーズノートには人生の相棒となるポテンシャルを秘めています。
というのも、持っていると気分が上がるのです。
理屈ではない、ただただ、
- 持っていて嬉しい
- 一緒に旅をして気分が良い
ココ。
これがトラベラーズノートのポイントです。
不便さと気分の高揚。
機能的には不便、ですが確かにテンションを上げてくれる…。
そんな矛盾にも見える、心の揺らぎを生む道具がトラベラーズノート。
この一言に尽きます。
トラベラーズノートは、
- 外に出たくなる
- 何かを書き込みたくなる
- スタンプを押したくなる
- チケットやパンフレットを貼り付けたくなる
そんな気持ちにしてくれます。
トラベラーズノートの魅力は機能性ではなく気分の高揚にあるのです。
「トラベラーズノートのある生活」
決して便利とは言えないトラベラーズノート。
機能面だけでいえば、使う理由に乏しいのが正直なところ。
しかし、トラベラーズノートにはその欠点を大きく凌駕する利点があります。
先ほど述べた通り、気分の高揚です。
トラベラーズノートには、持つ人をポジティブにする効果があります。
トラベラーズノートのある生活は、非常に刺激的で魅力的。
世界が、そして、人生がより鮮やかになるような。
そんな感覚を覚えるアイテムです。
この項目では、
- トラベラーズノートのある生活
をイメージするための足しになればと、筆者が使っているトラベラーズノートの雄姿をシーン別に紹介します。
まずは近くの公園で。
子供と遊んだ後の休憩シーン。

机の上に無造作に置いたトラベラーズノート。
いや~、格好良いですね。
テンション上がります。
待ち時間にトラベラーズノートを眺めるだけで、あっという間に時間が過ぎ。

待ち時間であっても、トラベラーズノートがあれば退屈しません。
コンビニのコーヒーを抽出しているときにもチラ見しつつ。

喫茶店で過ごすひとときでも、いつも一緒。

たまにはキーホルダーを付けて気分転換。

トラベラーズノートの外観をいじれば、違った表情を見せてくれます。
散歩のときにも携帯して、隙あらば愛でる日々。

ドライブに連れ出して、出先の道の駅でスタンプを押すのもおすすめ。

旅行の散策で常に携えて。

初めて訪れる場所でも、トラベラーズノートが思い出作りをサポートしてくれます。
パンフレットの切り抜きを貼り付けて楽しい時間をトラベラーズノートに刻めば、いつか振り返るとき、記憶が鮮明によみがえります。
トラベラーズノートの出番は、朝や夕方、近所の散歩のときにも。

片手に持って。
気になるお店を見つけたら、ササっとメモして日を改めて訪問、なんて使い方が便利。
観光名所と一緒に記念写真も。

食事に同席も当たり前。

- もはや家族では?
といって過言ではない存在。

旅の思い出をスクラップしていって、気付けばパンパン。
厚みで自立するほどに。

これぞ、愛用の証です。
革に付いた生地もまた愛らしく。
トラベラーズノートがない頃には、最早戻れません。
生活を、そして、人生を充実させる相棒がトラベラーズノート。
そう思わせる魅力が詰まったアイテムですよ。
人生を豊かにするトラベラーズノート
本記事ではトラベラーズノートの魅力について筆者の体験をもとに解説しました。
…といいたいところですが、決してそんなことはなく。
システム手帳と比べると機能面で劣ります。
というか、むしろ不便といって良いでしょう。
ですが、その自覚をもってしても、
という欲求は、少しも揺らぐことはありません。
なぜなら、トラベラーズノートには不便さをも凌ぐ、大きすぎる魅力があるから。
心を満たす情緒的価値があるのです。
旅や日々の生活を記録して思い出を綴じれる、エモーショナルな体験。
これこそがトラベラーズノートの真価です。
間違いなく、人生を充実させてくれます。
目的もなく常に持ち歩き、気付いたことをメモしたり、思い出をイラストで描いたり。
そういった行動によって人生が豊かになる感覚がありますし、後々見返したときに自分の記憶をよみがえらせる呼び水に。
当時の自分の五感を鮮明に思い起こすことが可能に。
トラベラーズノートがもたらす価値はプライスレスな体験です。
機能性でもなく、効率的でもなく。
ただただ、
と思わせる稀有なアイテムがトラベラーズノートです。
気になった人は、ぜひチェックしてみてください。
それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!







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