- 革製のシステム手帳を探している
- 革の経年変化を感じながら使えるシステム手帳ならなお良い
ならば。
プロッター(PLOTTER)のプエブロレザーバインダーがおすすめ。
風合い豊かで、使えば使うほど革の表情が変化していく革種がプエブロレザー。
プエブロレザーを贅沢に使ったシステム手帳がプロッターのレザーバインダーです。
コンパクトなM5サイズであれば、常に持ち歩けるため経年変化が起こりやすく、いち早く自分だけのシステム手帳に仕上がります。
いつでもどこでもエイジングを遂げた革製システム手帳を堪能できるので、持つ喜びと使う楽しさを如実に感じられるアイテムです。
この度、筆者はグリーンのプエブロレザーバインダーをゲット。

プロッターのレザーバインダーM5サイズをリピ買い。
買ってから用途を考えるスタイル。
そのくらい魅力ある革製品です。 pic.twitter.com/1rVVKE6AKE— シンジツイチロ@革靴・ファッションのブログ (@ichiro_shoe) March 23, 2025
気分の高揚冷めやらぬまま、この記事を書いています。
ということで、本記事ではプロッターのM5サイズプエブロレザーバインダーの詳細をレビューしていきます。
- コンパクトなシステム手帳を探している
- 革のエイジングを楽しめるレザーアイテムが欲しい
- プロッターのプエブロレザーバインダーの詳細が気になる
経年変化は革製品の魅力
経年変化、別名エイジング。
言わずもがな、革製品の魅力の1つです。
購入当時はただただきれいな革面。
そこから使っていくうちに革にツヤが出て、シワが入り、自分だけの革に仕上がっていく…。
経年変化には人の心を惹き付ける魔力というか、魅力というか、そんな力が備わっています。
自分の使い方、もっというと自分の生活。
日々の過ごし方がダイレクトに革の成長に影響を与えるため、毎日使うものこそ、革を使ったアイテムを使いたくなるわけです。
システム手帳は経年変化を楽しむための候補アイテムの1つ
毎日使う、かつ革を使った道具にはいくつか種類があります。
- バッグ
- 財布
- ベルト
- 靴
など。
いずれも革製品の定番ですね。
そしてシステム手帳もまた、毎日使える革製品。
予定を書いたりメモとして使ったり。
肌身離さず持ち歩きたいのがシステム手帳です。
システム手帳は革製が多く、上質な革を使っているアイテムが目白押し。
革の経年変化を楽しみたい人にはうってつけです。
毎日、毎時間取り出して見たり書いたりするシステム手帳は手に取る機会が多く、革の変化が加速しやすいです。
触れればその分、手の油が付いて革の変化が顕著になりますからね。
革のシステム手帳は経年変化ラバーにはたまらないアイテムなのです。
プロッターのプエブロレザーバインダー
経年変化を楽しめるシステム手帳は世の中にたくさん存在します。
その中でチェックしたいのがプロッターのレザーバインダーです。
レザーバインダーと言いつつ、専用リフィルの展開があり、システム手帳として使えます。
というのも、プロッターのレザーバインダーには複数の革種のラインナップがあるから。
- リスシオ
- プエブロ
- ホースヘアーⅡ
- シュリンク
- ブライドル
それぞれ個性のある革種です。
どの革にするか。
革好きが悩む、嬉しいポイント。
そして、革の経年変化を楽しむための革種としてオススメなのがプエブロレザーです。
プエブロレザーとはイタリアのタンナー、
- バタラッシ・カルロ社
がなめした革。
生後2年以上の雌牛の原皮を使ってバケッタ製法で作った革がプエブロレザーです。
- 植物性タンニンを時間をかけて染み込ませてなめす方法
- イタリアンレザーの伝統的な革の鞣し方の1つ
プエブロレザーは時間をかけて作る革種なので手間こそかかりますが、革内部へ浸透したオイルは抜けにくく、しなやかな革の状態を長く保てる革。
経年変化を楽しむには最適なのです。
プエブロレザーは、革の銀面を真鍮ブラシでこするため、表面が毛羽立っているのが特徴。
細かな傷が入った、ザラザラした触感。
まるで和紙のよう。
プエブロレザーの表面はざらつきのある手触りが特徴的です。
プエブロレザーは経年変化が美しく、長く使うアイテムにはピッタリの革。
他の革に比べて経年変化が早く、はっきりとしたエイジングを末永く楽しめます。
使いはじめこそザラザラとした表面の質感ですが、使い込むにつれ、少しずつ毛羽立ちが寝てきます。
しっとりとした手触りになっていきますよ。
光沢が出て色の深みが増していきます。
M5サイズプエブロレザーバインダーをレビュー
プロッターのレザーバインダーは革種の選択肢だけでなく、サイズ選びの楽しみがあります。
- A5
- バイブル
- ナロー
- M6
- M5
といった具合に。
筆者はA5サイズとM5サイズを愛用しているのですが…。
この度、M5サイズを買い足しました。
ただ、すでに持っているM5レザーバインダーはホースレザーⅡ。
今回、プエブロレザーのM5レザーバインダーをゲットした次第。
テンション高いまま、レビューしていくことに。
まずはパッケージから。

おなじみのオレンジ。
ブラックのマークがオシャレです。
品番はPLT5001。

外箱をパカッと。

いくつかの紙が入っています。
プロッターの特徴が書かれた用紙。

革の品質保証書も。

革の特徴については後ほど述べますね。
バインダー金具の保証書や取扱い時の注意点も。

よく読んでおきましょう。
いざ本体を。

不織布から取り出すと、レザーバインダーの登場です。

M5サイズのレザーバインダー。
カラーはグリーンです。

表面が毛羽立ったプエブロレザーを使用したレザーバインダー。

コンパクトサイズのバインダーです。
ゴールドのバックプレートが高級感を醸し出しています。

革の表情豊か。

内側には5穴タイプのリング金具があります。

クラウゼ社製の上質なリングです。
ドイツのクラウゼ社といえば、最高品質のリングバインダー製造元として有名。
プロッターの高い品質を表す部位の1つです。
リング径は11mm。

システム手帳としてはスリムな部類です。
コンパクトさに寄与する作りに。
シルクスクリーン印刷のロゴがなんともオシャレ。

革に厚みがあり、中のリフィルをしっかり保護してくれます。

1枚革をリングとバックプレートで挟み込んだシンプルな構造。
これこそがプロッターの特徴であり、魅力。
作りがシンプルゆえに薄く、携帯性を確保しています。
M5サイズと好相性。
いつでもどこでも連れていきたくなるレザーバインダーです。
次の項目からM5レザーバインダーの特徴を詳しく見ていきます。
風合い豊かなプエブロレザー
M5サイズのレザーバインダーの最大の特徴は革。
プエブロレザーを贅沢に1枚革で仕立てています。

先ほど述べた通り、プエブロレザーは表面の毛羽立ちが特徴です。

スクラッチさせたざらつきのある表面は、革の風合いを引き立てています。
プエブロに近付いて見ると、細かな曲線が無数に入っているのが分かります。

ツルっとしたスムースレザーにはない風合い。

かといって、スエードに比べて控えめな主張。
プエブロレザーならではの独特の雰囲気を放っています。

グリーンのプエブロはブラックやブラウンといった、一般的な見慣れた革種とは違った表情で新鮮さを強く感じる仕上がりに。

これから使うたびに表面の毛羽立ちがおさまっていき、なめらかになっていく予定。
プエブロレザーが光沢を放っていく様を楽しんでいけます。
経年変化していくプエブロレザーを堪能しつつシステム手帳として活用していける…。
それがプロッターのレザーバインダーの魅力ですよ。
ゴールドのバックプレート
プロッターのプエブロレザーバインダーは、ゴールドのバックプレートが非常に上品かつエレガント。

プロッターのレザーバインダーは革の種類によってバックプレートの色が変わります。
筆者はホースヘアーⅡのレザーバインダーを持っているのですが、そのバックプレートカラーはメタリックブラック。
対して、今回のプエブロはゴールド。

上の写真でゴールドがプエブロのバックプレート。メタリックブラックがホースヘアーⅡのバックプレートです。
並べてみると、全然印象が違いますよね。

プエブロレザーの毛羽立った革表面をゴールドカラーがシックに演出。
高級感が際立っています。
ただ、このバックプレート、角に手や指が当たると痛いです。
服やバッグの生地に引っかかると、最悪の場合、生地が破れたり、革に深い傷が付いたりする可能性があります。
対策としては、バックプレートの角を金属用のやすりで削って丸くするのがおすすめです。
安心して使えるレザバインダーに仕上がりますよ。
プロッターのレザーバインダーのバックプレートを安全に使う方法を解説した記事を読む

M5プエブロレザーバインダーをセットアップ
さて、M5サイズプエブロレザーバインダー本来の詳細はこれまでお伝えした通り。
ここからは購入したレザーバインダーのセットアップをしていきます。
とりあえず、以下のリフィルを購入してきました。

- リングサポーター
- バンドウィズリフター
- レザーカードケースダブルポケット
いずれもプロッター専用のリフィルです。
M5サイズに適用した便利なリフィルたち。
リングサポーターではリングによる革のアバラ化を防ぎ、バンドウィズリフターで不使用時のバインダーをしっかりと閉じます。
レザーカードケースでは名刺や会員証、資格証を保管。
自分に合ったリフィルをカスタマイズできるのがシステム手帳のメリットですから、最大限活用しなければもったいないというものです。
早速、リングを開放してセットアップの準備を。

リング金具の両サイドの爪を押し込むとリングがパカッと開きます。
いざ、リフィルをセット。

バンドで留めれば、こんな感じ。

スリムです。

断面はこちら。

カードケースと同じくらい、レザーバインダー自体の革が厚いことが分かりますよね。
頼り甲斐のある革です。
事実、丈夫ですから末永く愛用できます。
後日、ファスナーケースも投入。

メモリフィルも入れて完全日常使用バージョンへアップデート。

バンドで革が屈曲しているのがたまりません。

普段、雑に使っている感が出ます。
雑といっても、大切にしていないわけではなく、
- 大事にラフに使っている感
これが良いのです。
いつでもどこでも持ち歩いて、ともに日常を歩む相棒。

プロッターのM5サイズプエブロレザーバインダーには使う楽しさを感じさせる、不思議な魅力があるのです。

プエブロレザーの独特の表情とタフさは、持つ喜びを強く感じさせてくれます。
今からエイジングが楽しみ。
プエブロレザーのエイジング。グリーンは新品。ブラックは使用3ヶ月ほど。
毛羽立ちが寝てきてツヤが出ている。革好きにはたまらない変化です。ちなプロッター。 pic.twitter.com/vVt2CzfAq5— シンジツイチロ@革靴・ファッションのブログ (@ichiro_shoe) March 26, 2025
エイジングに乞うご期待のプエブロレザーバインダー
本記事ではプロッターのM5プエブロレザーバインダーの詳細をレビューしました。
プロッターのプエブロは表面の毛羽立ちが独特の雰囲気を醸し出す上質レザー。
厚手で丈夫な素材としての優秀さは去ることながら。
使い続けるうちに表面の風合いが変わっていく、経年変化が顕著なことが魅力の革種です。
使えば使うほど、表面のツヤが出て味わい深い表情に。
世界に1つだけのレザーバインダーになっていく様を分かりやすく感じます。
毎日使うシステム手帳だからこそ経年変化が顕著。
革の変化を楽しむにはプロッターのプエブロレザーバインダーが非常におすすめ。
美しい革が持つ喜びを感じさせてくれます。
ぜひチェックしてみてください。
それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!






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