ポータークラシックのバッグは非常に魅力的。

どこが良いのか、ですか?
それはですね。
以下のポイント。
- 耐久性が高く末永く愛用できる
- 人と被りにくく所有欲が満たされる
- 機能性が高く荷物を持ち歩くのに便利
- 素材の存在感が控えめな高級感を演出
- 洒落ている(これ大事)
ポータークラシックは吉田カバンにルーツを持つブランド。
洋服やアクセサリーの展開が豊富ですが、バッグもまた、見逃せないアイテムです。
というのも、ポータークラシックの創始者は吉田カバンのバッグディレクターを務めた吉田克幸氏。
品質とデザインはお墨付きというわけです。
ゆえに、ポータークラシックのバッグにはこだわりが凝縮されています。
素材と機能が並みのバッグではないのです。
筆者自身、ポータークラシックのバッグには大変な魅力を感じている次第。
本記事では筆者愛用品を例に取りポータークラシックのバッグの魅力を解説します。
- ポータークラシックのバッグに興味が出てきた
- ポータークラシックのバッグの特徴を知りたい
- ポータークラシックのバッグにはどんなラインナップがあるの?
日本生まれのファッションブランド「ポータークラシック」
ポータークラシック(Porter Classic)は、日本のアパレル・バッグブランドです。
吉田克幸氏と吉田玲雄氏の親子が設立。
メイド・イン・ジャパンにこだわったモノづくりをしています。
コンセプトは、
- 世界基準のスタンダード
であり、そのコンセプトの下、伝統的でかつ革新的なアイテムを作り続けているブランドです。
筆者はポータークラシックの洋服、バッグに魅力を感じており、これまで数々のアイテムを購入してきました。
日々の生活に大活躍させています。
身に纏って、また、普段使っていると、気分が上がるのがポータークラシックのアイテムの特徴です。
日々使っていると細かなこだわり分かり、「クラシック」が凝縮されているアイテムたちだなと、と実感します。
まず目を惹くデザインで格好良いと思い、そこから愛用するとますます好きになる…。
ポータークラシックは刺さる人には刺さる、大人にこそおすすめのブランドです。
吉田カバンにルーツを持つポータークラシック
ポータークラシックは服だけでなくバッグの展開もあるのは、先ほど述べた通り。
なぜバッグの展開があるのか。
他のブランドでもバッグの展開はありますから、不思議なことではありません。
ただ、ポータークラシックにはバッグを展開する必然性があるのです。
ブランドの名称、ポータークラシックにそのヒントがあります。
ん?
「ポーター」クラシック?
ポーター。
聞いたことありますよね。
ポーターといえば、超有名バッグブランド。
吉田カバンが展開しているブランドです。
ポータークラシックは吉田カバンと関係があります。
といっても、ポーターの派生がポータークラシックというわけではありません。
ただ、ポータークラシックの創業者である、吉田克幸氏と吉田玲雄氏の両氏は吉田カバンの創業者と血縁関係にあります。
吉田カバン創業者の吉田吉蔵氏の子と孫です。
そして、ポータークラシックの吉田克幸氏は、吉田カバンでデザイナーとして活躍していた経歴を持つ御仁。
そう。
ポータークラシックのルーツは吉田カバンにあるのです。
吉田カバンは元々、吉田吉蔵氏が1935年に創業したバッグメーカー。
機能的なバッグを世に送り出し、大ヒット。
吉田カバンの名は全国に知れ渡りました。
吉田吉蔵氏の息子の1人、吉田克幸氏は、
- NYデザイナーズ・コレクティブ
という、世界でも著名なデザイナーが集まるデザイナーズ集団に選ばれるほどの実力を持ちます。
吉田克幸氏の吉田カバンので培った経験と知識をもって、2007年に生まれたのがポータークラシック。
ポータークラシックは、日本の職人の技術を最大限に取り入れ、クラシカルかつ革新的なアイテムを日々生み出しています。
KENDOシリーズやSASHIKOシリーズはその典型的な例です。
本サイトでもたびたび紹介しています。
興味があれば、ポータークラシックについて執筆した記事をチェックしてみてください。


プロが企画製作しているからポータークラシックのバッグは良い
先ほど述べた通り、ポータークラシックは長年、バッグメーカーで製品作りをしてきた経験を持つ創業者が手掛けています。
つまり、ポータークラシックのバッグの品質の高さは間違いないのです。
いずれも機能性とデザインに優れたバッグたち。
プロが企画しているのだから、当然といえば当然なのですが、その視点でポータークラシックのバッグをみると、バッグ作りへのこだわりをより感じられます。
とはいえ、ポータークラシックにはどんなバッグがあるのか。
具体的なアイテムを、実際のバッグを知りたいですよね?
次の項目では、ポータークラシックの代表的なバッグを紹介します。
ポータークラシックのバッグシリーズ
ポータークラシックといえば、というバッグが以下の2種。
- スーパーナイロンバッグ
- ニュートンバッグ
それぞれ特徴のあるバッグシリーズで、どちらも他のバッグブランドにはない唯一無二のアイテムです。
筆者自身、どちらのバッグもチェックして購入済み。
スーパーナイロンバッグが2つ。

ニュートンバッグを1つ。
それぞれ持っています。
ニュートンバッグはこちらのショルダーストラップに秘密があるのですが…。

解説はのちほど。
スーパーナイロンバッグとニュートンバッグ、それぞれのバッグの特徴を詳しく見ていきますね。
スーパーナイロンバッグ
ポータークラシックのスーパーナイロンバッグは、ナイロン素材にこだわったアイテムです。
名称に入っている「スーパーナイロン」。
これはポータークラシックが開発したオリジナルのナイロン生地です。
スーパーナイロンは、ナイロンはナイロンでも色褪せる特徴があります。
通常、ナイロンは色褪せません。
ところが、ポータークラシックのスーパーナイロンはその常識を覆したのです。
エイジングが楽しめるアイテムを作りたい、というポータークラシックの思いが生み出した革新的な素材です。
デニム生地のように経年変化を楽しめます。
使い始めは濃い色。
ですが、使用に伴い徐々に色褪せていきます。
まるでデニムのように。
本来、ナイロンは色褪せない素材。
使い続けてもそれほど変化がありません。
しかし、スーパーナイロンは違います。
色褪せが平気で起きます。
不思議な体験です。
スーパーナイロンがなぜ色褪せするかと言いますと、後染めだから。
まず白生地でカバンを作り、その後に染めています。
藍染めのような工程を採用しているのです。
ナイロンは後染め不可が常識。
その常識をポータークラシックが打ち破ったという構図です。
膨大なテストを繰り返した結果。
ポータークラシックのものづくりへのこだわりが垣間見えるエピソードです。
ナイロン本来の高強度はそのままに。
色落ちを楽しみながら末永く愛用できるのがスーパーナイロンバッグの特徴です。
ポータークラシックを象徴するアイテムといって過言ではありません。
ニュートンバッグ
ポータークラシックのニュートンバッグは昭和西川の、
- muatsu(ムアツ)
の技術を使ったバッグです。
ムアツはベッドに寝た人の重さを分散させて床ずれや体の負担を防ぐ技術。
それをバッグのストラップに応用したというわけ。
鞄を背負ったときに姿勢が崩れるのを防げるため、腰への負担を和らげる効果もあります。

ムアツの凹凸構造をストラップに採用することで肩にかかる負担を軽減。
荷物が軽く感じる魔法のバッグです。
ゆえに「ニュートン」バッグ。
重力を発見したニュートンの名を冠しているのはそんな背景があるからです。
筆者愛用のポータークラシックのバッグ
ポータークラシックのバッグの特徴を語ったところで、筆者が日ごろから愛用しているポータークラシックのバッグを紹介します。

以下の3つです。
- スーパーナイロンウエストバッグ
- スーパーナイロントラベルボストン
- ニュートン3wayビジネスブリーフ
詳細レビュー記事へのリンクとともに書いていきますね。
スーパーナイロンウエストバッグ

まずはスーパーナイロンバッグの1種。
スーパーナイロンウエストバッグから。
ブラックの後染めスーパーナイロンがものすごく良い味を出しています。
もともとはもっと黒かったのですが、愛用し続けるうちに墨黒の風合いに。
デニムのように経年変化するスーパーナイロンならではの現象です。
バッグでこの変化を体験できるのは貴重。
愛着が増します。
事実、購入当初からこのバッグへの愛着は色あせることなく、むしろ気持ちは高まり続けるばかり。
買って良かったと心の底から思える逸品です。

スーパーナイロントラベルボストン

ウエストバッグと同じスーパーナイロンバッグのシリーズからもう1つ。
スーパーナイロントラベルボストンです。
大容量で旅行にピッタリなボストンバッグです。
先ほどのウエストバッグがブラックに対してボストンバッグはブルー。
ブラックのエイジングだけでなく、ブルーのスーパーナイロンの変化を味わいたかったから購入しました。
結果、ブラックとは異なる経年変化の魅力を存分に味わっています。
薄くなっていく青み。
それが今までの旅の記録をよみがえらせてくれる、そんな感覚を味わえます。
愛用し続けることで改めて実感できる、そういう点がポータークラシックのスーパーナイロンシリーズの魅力です。

ニュートン3wayビジネスブリーフ

ポータークラシックの3wayビジネスブリーフはニュートンバッグシリーズの1種です。
「ビジネス」の名を冠しているだけあって、カチッとした印象のバッグ。
最大の特徴はムアツのショルダーストラップを使っていることです。
肩掛けのショルダーバッグとして、リュックサックとして、それぞれ使えるようになっています。
もちろん、ショルダーストラップを使わずにブリーフケースとしても活躍。
用途に合わせて使い分けられるので重宝します。
スーパーナイロンのような経年変化はしないですが、だからこそ仕事で使いやすいバッグに。
いつまでもきれいに、カッチリとした雰囲気を保って使い続けられます。
これからも仕事にプライベートに、ガシガシ使っていきたいと思えるバッグです。

ポータークラシックのバッグの良い点と悪い点

ここまで、筆者愛用のポータークラシックのバッグを紹介してきました。
日々愛用しているからこそ、ポータークラシックのバッグの良いところと悪いところが見えています。
この項目では、良い点といまいちな点を解説していきますね。
ポータークラシックのバッグの良いところ
まずはポータークラシックのバッグの良いところを。
以下のポイントです。
- 高耐久性
- 人と被りにくい
- 高機能
- こだわり素材
- オシャレ
いずれも愛用したからこそ実感している、素晴らしい点です。
耐久性が高く末永く愛用できる
ポータークラシックのバッグは非常に丈夫です。
筆者のバッグの中でスーパーナイロンウエストバッグが最古参。
愛用歴は6年といったところ。
それでも、縫い糸のほつれや生地の破れは一切ありません。
他のバッグも同様です。
ガシガシ使っているため、結構雑に扱っている自覚がありますが、なんてことないタフさが魅力。
気をつかわずにガンガンに使えるからこそ、毎日愛用したくなるもの。
高品質なポータークラシックのバッグゆえに育まれる感覚です。
人と被りにくく所有欲が満たされる
ポータークラシックのバッグは街で見かけることはあまりありません。
かろうじて、ニュートンバッグはたまに見ますが、同一モデルを使っている人を見かけることはまれです。
スーパーナイロンバッグはなおさら。
ポーターのタンカーシリーズのように、チラホラ見かけるなんてことがないのです。
人とは違った、こだわりのバッグを使いたいと思っている人にはもってこいのブランド。
それがポータークラシックであり、ポータークラシックのバッグは所有欲を満たしてくれるというわけです。
機能性が高く荷物を持ち歩くのに便利
機能性に優れるのもポータークラシックのバッグの魅力。
ポケットがたくさんあり、メインポケット、サブポケットともにアクセスしやすい構造になっているだけでなく、かゆいところに手が届く機能を有しています。
ウエストバッグならショルダーストラップが付属していることで、ショルダーバッグとしても使えますし、ボストンバッグはまるでキャリーケースのように270°ファスナーが開きます。
3wayビジネスブリーフは名前の通り、ブリーフケース、ショルダーバッグ、リュックサックとして活躍。
いずれもバッグとしての完成度が高いです。
さすがはポーターで長年経験を積んだ創業者が設立したブランド。
使いやすいバッグを追求した結果がポータークラシックのバッグになった、そんなアイテムがたくさんラインナップしています。
素材に存在感があり控えめな高級感がある
ポータークラシックのバッグに使われている素材は、先ほど述べた通り、スーパーナイロンを筆頭に存在感があるものばかり。
スーパーナイロンは言わずもがな。
エイジングが存分に楽しめる、ブランド独自の稀有なナイロン素材。
また、ニュートンバッグ本体に使っている素材はコーデュラナイロン。
コーデュラナイロンは通常のナイロンの7倍の強度を持つ超タフな素材です。
摩擦に強く、堅牢さが売り。
ポータークラシックのバッグがタフな理由の1つ。
優れた素材ゆえに、使うたびに、
と実感がわき、気分が上がります。
とはいっても、主張は激しくありません。
むしろ控えめです。
それが好印象。
ハイブランドのように、ブランドブランドしていません。
分かる人には分かる、高品質なバッグを心の中で感じられます。
それが堪らないのです。
刺さる人には深く刺さる、だからこそ、ポータークラシックのバッグは人の心を惹き付けます。
洒落ている
何より、これでしょう。
ポータークラシックのバッグの魅力は。
ポータークラシックのバッグは洒落ています。
筆者は高機能だから使っているわけではないのです。
ポータークラシックのバッグはオシャレだから使っている、ついでに高機能で丈夫だから嬉しい。
そんな感覚。
とにもかくにもまず、
- オシャレで良いなぁ~
この感情から始まっているのです。
ポータークラシックのバッグにしか出せない存在感と、いつでも放っている圧倒的なオーラ。
バッグなのに、たかがバッグではない、得も言われぬ空気感を纏っています。
筆者はこの雰囲気にガッチリ心をつかまれてしまった、というわけなのです。
ポータークラシックのバッグのイマイチなところ
良いところがあれば、悪いところ、もといイマイチなところもあるのは世の常です。
ポータークラシックのバッグもその例にもれず。
以下の点が少し気になるかも…。
- 高価格
- アピール力は低い
とはいえ、どちらもメリットとして機能する側面もあります。
解説しますね。
価格高めでやすやすとは手が出せない
ポータークラシックのバッグを購入するとき、気になるポイントの1つが価格。
高いです、正直。
バッグに限らず、ポータークラシックのアイテムはいずれも数万円は下りません。
ハイブランドとはいかないまでも、ドメスティックブランドよりは高価格帯に設定されています。
ポータークラシックのバッグは5万円から10万円ほど。
やすやすとは手が出せない価格です。
しかし、だからこそ、先ほどのメリットを生み出している側面があります。
人と被りにくい、これです。
価格が高いからこそ、
- 欲しくても手が出ない
- 別のバッグを買う
こういった選択肢が生まれ、結果として手にできる人が少なくなります。
周りの人が手を出せないからこそ、いざ手に入れたときの高揚感を味わえるのです。
ハイブランドバッグほどのアピール力はない
ポータークラシックのバッグには、というか、ポータークラシックのブランド自体にハイブランドほどのアピール力はありません。
- 自分は良いブランド物を身に付けている
- 高い製品を愛用している
そんな自己主張をしたい人、承認欲求を満たしたい人にはポータークラシックのバッグは刺さらないでしょう。
そもそも、ポータークラシックを購入する層は、あまり周囲へのアピール力を求めてはいませんけどね。
筆者含めて。
アピール力が低いということは、裏を返せば主張控えめということ。
主張少なく、分かる人には分かる…。
そんな雰囲気を醸し出せます。
それはそれでオシャレというものです。
東京下町にルーツを持つポータークラシックらしい粋な計らいを筆者は感じ取っています。
刺さる人には刺さります。
筆者はその粋な感じに心の真ん中をズキュンとやられましたね。
心を満たす!ポータークラシックのバッグたち
本記事ではポータークラシックのバッグの魅力を解説しました。
ポータークラシックのバッグを普段から愛用している筆者。
これまでの感覚でポータークラシックのバッグに思うところをもとに、良いところとイマイチなところをまとめました。
こだわりの素材を使っていてタフ。
そして、オシャレ。
かといって、主張控えめで粋な感じが気に入っています。
愛着が湧くバッグと実感している次第。
ポータークラシックのバッグが気になっているなら、アイテムをぜひチェックしてみてください。
確かに高価。
ですが、買ってからは大満足の日々。
ポータークラシックのバッグは暮らしを便利にするだけでなく心の充実も提供してくれますよ。
それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!





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