アクセサリーというとどんなものが思い浮かぶでしょうか。
ネックレス、ペンダント、イヤリング、ブレスレット、指輪…。
男性ではネクタイピンや、ベルトのバックル、女性ではヘアピン、カチューシャ等、多種多様なアイテムがあります。
今回はそのお手入れについて、この記事を通じてお伝えしたいと思います。
ということで、本記事ではアクセサリーをピカピカにする方法について書いていきます。
アクセサリーって身に着けますか?
アクセサリーって「美しさ」や「ステータス」を求めて身に着ける、という要素が多分にあって、時にその実用性は二の次、三の次、あるいはそんなものは端から全くの皆無であることさえあります。
ですので、そもそもアクセサリーを着用しない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
以前は僕もそうだったのですが、現在はバングルを愛用しています。
その理由はただただ、格好良いから、気分が上がるから、というとてもシンプルなものです。
何もつけないと手首周りが寂しいと感じてしまうことが多くて…。
それを多々感じるようになったことがきっかけでバングルを着用するようになりました。
バングルとは
そもそもバングルって何なのでしょうか。
手首に着用するものとしては冒頭に挙げたブレスレットと同じなのですが、何が違うのかと言いますと…。
あえて違いを明確にするのであれば、留め具が有って輪っかを開放できるのがブレスレット、留め具が無いのがバングルという認識で良いのかなと思います。
僕の経験上ですが、アパレルショップで「ブレスレット有りますか」と聞くのと「バングル有りますか」って聞くのでは、紹介される商品形態はほとんど同じですので、定義付けというのはあまり意味をなさないかもしれません。
基本的には「手首に着用する輪っか上のアクセサリー」がバングルという認識です(※あくまで個人の意見ですのであしからず)。
バングルの黒ずみは気になります
そのバングルなんですが、着用していると段々と輝きを失ってきます。
このように。
左はシルバー(銀)、右はブラス(真鍮)製です。
どちらも新品のシルバーアクセサリー、ブラスアクセサリーとは表面の輝きが異なり、曇っているのがわかります。
この原因というのは、シルバーの場合は「硫化」、ブラスの場合は「酸化」なんです。
これはアクセサリーとして使用している以上、避けようがありません。
人の汗にはさまざまな成分が含まれていて、その中には硫化物も含まれています。
アクセサリーは肌と接触していることが多いですから、当然その肌から分泌される汗にも触れます。
その汗の中の硫黄分がシルバーと反応して表面に硫化銀の膜を形成してしまうのです。
硫化銀は黒色ですから、シルバーアクセサリーが黒ずんでしまうというわけです。
ブラスもまた、汗中の水分と塩分で酸化が進行してしまい、シルバー同様、変色してしまうのです。
これらが黒ずみの原因というわけですね。
バングルの黒ずみを除去する方法
この黒ずみを経年使用による「味」と捉えることもできますが、ちょっと気分を変えるために「アクセサリーをピカピカの状態に戻したい」、そう思うこともありますよね?
現に今の僕がそうです。
黒ずみも雰囲気があって良いんですが、新品時のあの純真無垢な姿をもう一度拝みたい、そう思ったんです。
バングルの黒ずみを除去していきます。
どうやって黒ずみを落とすか、やはり便利な道具があります。
その名も「ピカール」!
金属磨きと記載があります。
研磨剤としてアルミナ(酸化アルミニウム)が入っているとのことです。
黒ずみが気になるアクセサリー等の金属製品を研磨することで、黒ずみの原因となる酸化膜や硫化膜を削るんですね。
使用方法は以下の通り。
- 布にピカールを少量取る
- 黒ずみを取りたい製品をピカールを付けた布で拭く(研磨する)
- 研磨後、別のきれいな布で拭き上げる
これだけです。
簡単ですね。
早速取り掛かります。
ピカールを布へ
まずは使用前にピカールをよく振って、研磨液を均一にします。
躍動感ある写真が撮れました。
その後、布にピカールを取ります。
白いのはアルミナの色です。
研磨
そうしましたらバングルを拭いていきます。
まずはシルバーから。
あまり力はいりません。
研磨剤ですので金属表面を削ります。
そのため力を入れすぎてしまうと、黒ずみの原因となっている被膜以外の金属層まで削ってしまう可能性があります。
その点は十分気を付ける必要がありますね。
優しく表面の黒ずみだけ落とすイメージです。
このように肌との接触機会が多い、黒ずみがひどいバングルの内側も…。
ピカールによる研磨後は…
輝きを取り戻しました!
研磨後の布の様子はこんな感じ。
真っ黒です。
綺麗な布で拭き上げる
研磨後は別の綺麗な布でしっかりと拭き上げて、研磨剤が残らないようにします。
ピカピカになりました。
この勢いでブラス(真鍮)の方もピカールで研磨します。
流れはシルバーと全く同じです。
研磨終了!
そして、完成品はこちら。
やはりこうしてみるとアクセサリーって美しいなと感じます。
硫化膜や酸化膜がある状態での曇りがある色味もまた趣があって良いんですけどね。
ピカール使用前後での比較も合わせてどうぞ。
並べてみると改めて違うなと認識できます。
う…、美しい…!
今回はシンプルな構造のアクセサリーでしたのでクロスで磨くという方法を選択しましたが、複雑な構造の場合、クロスで磨けない細かい箇所が出てきます。
そういった場合は重曹とアルミホイルで隅々まで綺麗にすることが出来ます。
アクセサリーの手入れ、おススメです
本記事では、くすんだアクセサリーをピカールを使ってピカピカにする方法について書きました。
バングルの状態は「ピカール」を使用した前後で見た目が大きく変わります。
手首にさりげなく、しかし確かな存在感を放つバングル。
その磨き前の雰囲気、磨き後の雰囲気はそれぞれ異なり、その使い分けによってファッションの幅を広げてくれます。
アクセサリーを綺麗な状態で保ちたい
という方はもちろん、
アクセサリーの雰囲気を変えてマンネリを打破したい
という方にも今回の方法はオススメです。
それでは、ご覧いただきありがとうございました!
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