そんな人におすすめなのが印傳屋(INDEN-YA)の印鑑ケースです。
鹿革を漆で柄付けしたレザーアイテム「印伝」。
独特の風合いと模様を持った日本古来から作られている伝統的な印伝は、長い歴史の中で完成した洗練された雰囲気が魅力。
ただの革製品ではない独特の空気感が魅力です。
そんな印伝を戦国時代から作り続けているのが印傳屋。
印傳屋のレザーグッズは、しなやかな鹿革を使いつつも漆で仕上げた固めの質感を持ちます。
使ううちに徐々に柔らかさを増していく経年変化を味わえるため、長く愛用するにはピッタリの逸品。
漆はエイジングによって透明感が増し、より洗練された表情へと変化していきます。
大事な印鑑を収納する印鑑ケースは、それこそ末永く使い続ける道具。
ですから、良いものを使いたいですよね?
印傳屋の印鑑ケースはそんな願いを叶えるレザーアイテムです。
本記事では印傳屋の革製印鑑ケースの詳細をレビューします。
- 上質な印鑑ケースを使いたい
- 気分が上がる印鑑ケースが欲しい
- 印傳屋の印鑑ケースを詳しく知りたい
印鑑ケースは長く使えるアイテム
印鑑ケースは末永く使えるアイテム。
というのも、印鑑ケースは大事な印鑑を収納する道具。
おのずと大事に扱います。
また、印鑑はおおっぴらにひけらかすものではなく、むしろ隠して保管しますよね?
タンスの引き出しの奥やバッグの奥深くにしまい込まれるわけです。
そのため、劣化が進みにくい特徴があります。
どこかにぶつけたりこすったりしません。
財布やカードケースのような、日常的に使う道具とは明らかに違います。
また、印鑑ケースに収納するような印鑑は毎日使うものではありません。
毎日使う印鑑はシャチハタで十分ですからね。
通常の印鑑は使用頻度が低いため、取り出す機会もなければ触れる機会もそれほどないです。
それらの理由から印鑑ケースは劣化しにくく末永く愛用できる道具といえます。
上質な印鑑ケースを使えばテンションアップ
末永く使えるからこそ印鑑ケースは良いものを使いたいです。
1つのものを長く愛用するわけですから。
- 飽きの来ない普遍的なデザイン
- 高い耐久性
上記の特徴を持つアイテムを選びたい…。
そう思うわけです。
いくら印鑑ケースが劣化しにくい使用状況だとしても、使っている素材によっては5年、10年と使い続けるうちに表面が剥がれたり、べたつきが生じたりすることもありますからね。
その点、素材や作りにこだわった印鑑ケースならばとても丈夫。
ボロボロにならずに長く使えるわけです。
それこそ一生ものになり得ます。
印傳屋の印鑑ケースは印伝を使ったレザーグッズ
この記事で紹介する印鑑ケースは面白くも美しいアイテム。
こちらです。
印傳屋の朱肉付き印鑑ケース。
本体の他には、説明書きと…
責任票が同梱しています。
シンプルな横型ケース。
ネイビーの鹿革にブラックの漆が施された印鑑ケースです。
シックで落ち着いた見た目。
デザインは市松模様をドット柄の違いで表現した、変わり市松模様。
遊び心を感じる仕上がりです。
こちらは紺と黒の組み合わせですが、印傳屋の印鑑ケースは色の種類が豊富。
たくさんの色柄から選べるのが印傳屋の製品の特徴です。
「どれにしようか」と嬉しい悩みが生まれます。
根付けの円盤は…
開くと朱肉がお目見え。
朱肉が常に印鑑ケースと一緒なので、ハンコを押したいときにすぐに使えます。
ケースの開閉はがま口方式です。
ガバっと大きく開きます。
そのため、印鑑が取り出しやすく、収納しやすいメリットがありますよ。
印鑑ケースの内側全体が鹿革です。
控えめに「INDEN-YA」のロゴが入っています。
印傳屋の商品には品質を保証するために検品シールがついています。
検品シールは印傳屋の製品である証明書となるので剥がさないようにしましょう。検品シールは修理・交換のときに必要です。
製造証明が良いもの感を際立たせますね。
実際に印鑑を入れてみます。
収納するとこんな感じ。
一般的な大きさの印鑑が1本入る容量です。
上質で独特な質感ながらお値段は手頃。
なので、プレゼントにもおすすめです。
- 卒業
- 入学
- 入社
など、人生の節目のお祝いの贈り物にピッタリ。
コンパクトなのに確かな存在感。
バッグに入れても場所をとりません。
手頃な値段、かつ「良いもの感」がある印鑑ケース。
プレゼントとしても高い人気を誇る定番の印伝です。
項目 | 詳細 |
サイズ | 縦:3.5cm 横:8.5cm マチ幅:1.8cm(直径:1.35mm、長さ:6cmまでの印鑑が収納可能) |
仕様 | 収納ポケット×1 朱肉付き根付け×1 |
素材 | 天然鹿革 漆 |
価格 | 1,870円 |
印伝は鹿革を漆で柄付けした日本古来の革製品
印伝は、印伝革の略。
印伝の名称はインド(印度)伝来に因むとされ、正倉院宝庫内には印伝の足袋が確認できます。
印伝の歴史は古く、鹿革に模様をつける革工芸は奈良時代に作られた国宝などにも散見。
戦国時代には武将の鎧や兜をきらびやかに飾るために使われていたこともあります。
さて、印伝といえば、
- 鹿革に漆
です。
次の項目から少し掘り下げて解説しますね。
鹿革
印伝は、柔らかで軽い鹿革に漆で模様を施した革製品。
鹿革の使い込むほどに手になじむ感触は天然素材ならでは。
肌に吸い付く感覚が味わえます。
漆
印伝に関わる技術のうち、漆付けは最も代表的な技法。
染め上げた鹿革に手彫りの型紙を置き、漆を刷り込んで模様を浮かび上がらせる手法です。
鹿革と漆の特性を巧みに融合させ、さまざまな伝統の模様で彩る漆付け技法で生み出された印伝は、唯一無二の存在感を放ちます。
また、漆は時間とともに透明感が増し、色合いがより鮮明になる特徴があります。
そのため、印伝は使い続けるうち、模様がより鮮やかに美しくなるのが魅力です。
使い込むほど独特の風合いが表れる経年変化を堪能できます。
漆は西洋で「ジャパン」と呼ばれる美の素材です。
漆の語源は、
- 潤う
- 麗し
といわれ、時が経つほど色ツヤが冴えるのが特徴。
光沢に深みが増します。
漆が持つ、
- 接着力
- 膜面の強さ
- 防水性
- 独特の光沢
は、実用と装飾を兼ね備えた優れた特性です。
印伝取り扱い時の注意
印傳屋の革製品は完全に乾かしているため、漆によるカブレの心配はほとんどありません。
しかし、体質などの影響でごくまれにカブレが生じることがあります。
その場合は使用を中止しましょう。
また、印伝の漆は長く日光にさらされると光沢を失うことがあるので、直射日光が当たる場所で保管するのはやめましょう。
印伝のお手入れ方法
印伝は特別なメンテナンスをする必要はなく、一般的な革製品と同じお手入れで長持ちします。
濡れたとき | こすらずに乾いた布で軽くたたいて水分をとってから陰干しする |
革が乾いてきたとき | 革用クリームを塗って保湿する |
印伝は革表面に漆を塗っているためクリーナーやワックスの使用は控えましょう。
印傳屋は山梨県の印伝メーカー
印傳屋は印伝(革製品)の製造販売をしている日本のメーカーです。
本店は山梨県の甲府にあります。
印傳屋は遠い昔、創業者が鹿革に漆で模様をつける独自の技法を発案したことをきっかけに生まれました。
創業はなんと1582年です。
印伝は古くから洒落者の粋な持ち物として人々に愛好され、日本の文化になじんでいる革製品。
印傳屋はこだわりの上質アイテムを生み出すメーカーであるとともに、稀少な日本の革工芸の文化を伝える担い手でもあるのです。
印鑑ケースの他にも、
- ハンドバッグ
- ショルダーバッグ
- ポシェット
- 札入
- ベルト
など、幅広いアイテムを製造販売。
印傳屋のアイテムそのすべてが職人の方々による手づくりです。
400年以上の伝統の技を継承しながら、時代を見据えた新しい印伝を世へと提供し続けています。
印伝の印鑑ケースは独特の風合いで持つ喜びを感じる逸品
本記事では印傳屋の印鑑ケースをレビューしました。
鹿革を漆で仕上げた革が印伝。
印傳屋が生み出す印伝を使ったレザーアイテムは鹿革のしなやかで優しい肌触りと独特の模様が特徴的。
財布やベルトなど、上質な定番革製品が多数ラインナップされています。
その中で印鑑ケースも見逃せない存在。
印鑑を使う機会はそう多くはありません。
そのため、印鑑ケースもヘビーユーズするわけではないアイテム。
使用状況的に劣化しにくいのが特徴。
ゆえに、結果として末永く愛用できる道具です。
だからこそ、こだわりの印鑑ケースを選んで、長い期間気分良く愛用すべき。
印傳屋の印鑑ケースは長く使うにはピッタリのアイテム。
鹿革を漆で仕上げた印伝を使ったケースは、独特の雰囲気もさることながら、昔から受け継がれる技術で生み出された歴史を感じる逸品です。
メイドインジャパンの精神をダイレクトに感じられ、使う喜びを教えてくれます。
印鑑を使う何気ない日常シーンを印傳屋の印鑑ケースで彩ってみてはいかがでしょうか?
判を押すのが楽しくなりますよ。
それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!
レザーアイテム選びの参考として、美しさと丈夫さを兼ね備えた末永く愛用できるレザーブランドを紹介します。
ランキング順で並べはするものの、それぞれおすすめの人が違うので自分にピッタリなレザーブランドを選んでみてください。
ワニ革の強い光沢はエレガントで一生モノの風格を持つ。
池田工芸の特徴 | 日本で最大級のクロコダイル専門の工場を持つ 一貫した生産管理で高品質を保つ一流メーカー |
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こんな人におすすめ | とにかく高級感のある財布が欲しい |
色へのこだわりが強く複数の色を手作業で重ねる染色が独創的な印象を与える。
ユハクのアイテムの特徴 | 染色が鮮やかで革の美しい色味とグラデーションが楽しめる 芸術品のような美しさ |
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こんな人におすすめ | 人とは違った美しいレザーアイテムを使いたい |
「一生愛せる本質的価値のあるものづくり」をコンセプトに厳選した素材を基に機能性と品質を追求したモノづくりを徹底している。
キプリスの特徴 | 仕立ての良さと上質な革を使用 目に見えない部分の手間も惜しまない製品作りへのこだわりを持つ |
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こんな人におすすめ | 質実剛健の主張控えめな大人っぽい革製品が欲しい |