カギの管理ってどうされていますか?
家のカギや車のカギ、ロッカーのカギや机のカギなど、日常生活では様々な種類のカギが必要です。
いくつもカギを持っていると、かさばってしまいますよね…。
どこに何のカギがあるのか、分からなくなってしまうことも…。
ポケットの中をガサゴソ探して、取り出せたと思ったら違うカギだった…。
そんな不満を解消できるのがキーリングです。
本記事ではカギを束ねて管理できる、とっても便利なキーリングをご紹介します。
栃木レザーを使用した経年変化も楽しめるキーリングです。
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キーリングの便利さを語る
そもそもキーリングとは何なのか、その疑問にお答えするのが次の図です。

カギやアクセサリーが沢山ついた中心の「輪っか」。
これがキーリングです。
名前の通り、カギの輪。
カギを取り付けられるリングがキーリング。
キーリングの何が便利かというと、
カギを束ねられる
こと。
束ねることでどんなメリットがあるかというと…
- カギを紛失しにくい
- ポケットやカバンからカギを取り出しやすい
- アクセサリーなどを取り付けられる
カギの種類は様々で、自宅はもちろん、自動車、自転車、職場、ロッカー、机、スーツケースなど…。
一人で複数個のカギを持つことは当たり前の時代です。
カギは「所有すること」の象徴的なものであり、モノであふれた現代社会では当然の現象なのかもしれません。
でも、
カギを複数持つからこそ、生まれる弊害
があります。
それらの弊害を、キーリングは解消してくれるのです。
カギの紛失防止
一つはカギの紛失防止です。
沢山カギを持っていると、以下のような場面が想像できます。
沢山のカギを持てば持つほど、どこに何のカギがあるのか把握しなければならず、注意力が散漫になり、カギの紛失リスクが高まります。
それをひとまとめにできるキーリングは、自己の注意力を「キーリング」という一つの対象に絞り込めるため、カギを無くすというリスクを劇的に低下させてくれます。
カギを無くすとホント \(^o^)/オワタ ですからね!
カギを取り出しやすい
カギというのはご存知の通り、それほど大きくはないです。
数cm程度のものがほとんどで、僕たちが普段から持ち歩くものの中では比較的小さい部類に入るものだと思います。
そんな小さなカギをポケットやカバンに入れた後、それを取り出す時を想像してみてください。
と言うか、実際に
- 取り出しにくいなぁ
- 不便だなぁ
と日頃から感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
キーリングならそのお悩みもズバッと解決!
キーリング自体のある程度の大きさと、カギを一つにまとめた時のかさ増し効果によって、取り出しにくさが解消されます。
キーリングでまとめられたカギ束がどこにあるか分かりやすくなりますし、ポケットやカバンからの取り出しも「ガバッ」とキーリングごと一括で行えるようになります。
アクセサリーなどを取り付けられる

僕にとって非常に大きい効果がこれです。
アクセサリーが取り付けられる、これがポイント高し!
リングに通せるものならば、何でも取り付けることが可能です。
カギの他にも、ストラップやチャームなどが取り付けられます。
そして、コイツも取り付けられます。
革靴好きとしては、いつ何時でも持っていたいのが、
靴べら
です。
飲食店の座敷席やアパレルショップの試着室など、靴を脱ぐ場面はいつ訪れるか分かりませんし、靴べらが用意されていないお店や場所も少なからずあるのも事実…。
靴べらを使わずに革靴を履こうものなら、履き口が傷んで靴の寿命が縮むこと必至です。
そんなときのために靴べらは常に携帯したいのですが、キーリングを持っていれば、リングに通すだけで靴べらが取り付けられます。
大抵の携帯用靴べらにはリングが付いていたり、取り付け用の穴が開いているので、キーリングにも取り付け可能です。
そして忝し!
こだわりの革製品を探してみる
栃木レザーのキーリング

そんな便利なキーリング。
今までもその有能さから重宝していたのですが、今回、新たに手に入れたキーリングがあります。
それがこちら。

クロスロード(CROSS ROADS)というブランドのラウンドキーリングです。
こちらはキーリングのレザー部分にベルトやバッグ等を通して使うことができる、ラウンドタイプのキーリング。

ワンタッチで開閉できるボタン式のラウンドタイプで、ベルトに装着するのも容易に行えます。
使用している革はブランド比較としての高い地位を築いている、栃木レザーです。
僕自身、栃木レザーを使用したベルトを所持していますが、やはりその革質は素晴らしいです。

革もかなりの厚さ。
これは相当、丈夫さが期待できます。
新品の今でこそ硬いですが、これから使い込むうちに徐々になじんで、柔らかくなっていくことでしょう。
使い始める前にお手入れ
入手したばかりのキーリングは革製。
購入直後ではありますが、早速お手入れしたいと思います。
お手入れする必要あるのか、ですか?
あります!
何と言ったって、ケア用品を使いたくてしょうがな…
いえ、ちゃんと理由はありますよ?
新品の革製品といえど、革の乾燥は刻一刻と進行しています。
このレザーキーリングが誕生してから僕のもとに届くまでに、どのくらいの期間が経っているかは分かりません。
ですから、念のためお手入れして、万全の状態から使用開始したい…。
そう思うのです。
ということで、レザーキーリングのお手入れ手順は以下のように。
- ホコリや汚れを拭き取る
- 保革クリームを塗布する
- ブラッシング
- クロスで磨き上げる
今回のレザーキーリングに限らず、革製品のお手入れは概ね、以上の手順で問題ないと思います。
ホコリや汚れを除去
まずは革に付着しているホコリや汚れを落とします。
クロスでフキフキ。
乾拭きです。


クロスが若干黒くなっているのがお分かりでしょうか。
たとえ新品でも意外と汚れって付いているものです。
製造時に塗布した保革クリームが酸化して黒ずみになるということもありますから、クロスでの乾拭きは行った方が良いと思います。
最初に汚れを落としておくことで、これから塗る保革クリームが革へと浸透しやすくなります。
保革クリームを塗布
ここからは保革クリームをレザーキーリングに塗布していきます。
使用するのはこちらのデリケートクリーム。

サフィールノワール(SAPHIR NOIR)のスペシャルナッパデリケートクリームです。
ミンクオイルやホホバオイルが配合されていて、皮革に与えつつ、革のツヤや風合いを保つことが出来ます。
変色しやすいヌメ革やアニリンカーフなど、デリケートな革にも安心して使えるデリケートクリームです。
このクリームを指に取って…

レザー部分に塗り込みます。

革の表面だけでなく、裏面までしっかりとクリームを塗布していきましょう。
行き渡れ~!
ブラッシング
保革クリームを塗り終わったら、次はブラッシングです。
豚毛のブラシでブラシ掛けを行い、クリームを革へなじ染ませます。

このブラッシングには、クリームを隅々まで行き渡らせると共に、革上の余分なクリームをブラシに移すという意味もあります。

「CROSSROADS」と打たれたブランド刻印の中に入り込んだクリームもブラシで掻き出して、クリームを均一になじませていきます。
全体をブラッシングして、クリームが均一になじんだと感じたら、次の工程に移りましょう。
クロスで磨き上げ
ここが最後の工程です。
クロスで磨いて仕上げます。
指に巻き付けたクロスで拭き上げ。

ブラッシングで除去しきれなかった保革クリームも拭き取ってしまいましょう。
レザーキーリングの革部分全体をクロスで拭き上げたら、今回のお手入れは終了です。

保革もバッチリできたことですし、これから使い倒していきますよ。
キーリングでカギの管理をすっきりと

本記事ではキーリングの利便性とお手入れ方法をご紹介致しました。
カギを束ねて一括管理できるキーリングは、カギの扱いやすさも向上します。
また、アクセ等、カギ以外のものも取り付けられるので、ライフスタイルに合わせた使い方が可能です。
カギの紛失はありがちなことですが、何が起こるかわからないこのご時世、「新しいカギを作ればいいや」では済まないこともあります。
防犯のためにもカギの管理はしっかりと行いたいものです。
比較的価格もお手頃なものが多いキーリング、プレゼントにもオススメです。
それでは、今回はこの辺で。
少しでもご参考になれば幸いです。
ご覧頂き、ありがとうございました!
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