革好きは避けては通れぬブランド、それがエンダースキーマ(Hender Scheme)です。
日本のファッションブランドであるエンダースキーマはレザーアイテムを主流とした、定番かつオシャレ製品を手がけています。
僕自身、エンダースキーマのレザーアイテムは大好きで、いくつか持っています。
そこで今回は、僕が普段から愛用しているエンダースキーマのレザーグッズについて、オススメアイテムをご紹介しようと思います。
ということで、本記事ではエンダースキーマのオススメアイテム5点の詳細についてまとめました。
エンダースキーマというブランドにご興味ある方はご覧になってみてください。
- 財布:Square zip purse
- カードケース:One piece card case
- マルチケース:utility Lzip
- カラビナ:Karabiner
- ベルト:Python tanning belt
エンダースキーマの財布
エンダースキーマのレザーアイテム、一つ目は財布です。

こちら、2つ折り財布の「スクエアジップパース(Square zip purse)」。
シンプルな出で立ちのジップ式の財布で、カラーは落ち着きのあるブラック。
非常に貴重な国産カーフレザーをベジタブルタンニンなめしで仕上げた逸品です。
カーフレザーの質感を最大限活かすために、あえて外側にはデザインを施さず、素材の良さを前面に押し出した財布。
さらに、使い込むことで上質なカーフの風合いが経年変化し、より味わい深いものになっていく、正に革好きにはたまらない財布です。
近づいて見てみると…

革本来の特徴を引き出すため、表面を全く加工していない「素上げ」の革を使用。
革特有のシワや血筋が見られます。
ジップにはYKK社製の「エクセラ(EXCELLA)」ファスナーを採用しています。

エクセラファスナーは見栄えがキラキラと美しいのはもちろん、開閉が非常に滑らか。

不具合が起こりにくい信頼と実績のYKKファスナーの中でも、一段階上の高性能ファスナーなんです。
ファスナーを開いて中を見ていきましょう。

中はヌメ革で、こちらも外側と同様にシンプルかつ落ち着いた雰囲気。

開いても落ち着いた印象なので、使う人を選ばない財布です。
小銭入れとお札入れももちろん完備。

カードポケットも豊富です。

革種やファスナーに徹底的にこだわっているため、
所有する人だけがわかる
そんな密かな楽しみがある財布だと思います。

エンダースキーマのカードケース
財布と同じように、エンダースキーマの定番品の一種が「ワンピースカードケース(One piece card case)」。
一枚革を折りたたんで作られたワンピースカードケースは、マチが広く取られているため大容量。
カードがたくさん入るカードケースです。

ヌメ革のシンプルデザインが特徴のエンダースキーマのカードケース。
まずケース正面には「Hender Scheme」の刻印が入っています。

ワンピースカードケースにはフラップが付いていて、留め具で固定できる仕様に。

フラップがペラペラせず、中のカードをしっかりホールドできます。
カードケースの裏側も至ってシンプル。

こちらのカードケースは、1枚の革を折りたたむことで作られているので角が丸みを帯びているのが特徴の一つ。

可愛らしいフォルムが愛着を湧かせます。
レザーは上質なインポートのカウレザーを使用しており、使い込むほどにツヤが出てきます。
形状もシンプルな作りで使う人を選びません。
老若男女問わず使えるデザインはプレゼントにもオススメです。
フラップを開くとこんな感じ。

フラップの裏側は床面の表情をそのまま活用した仕様。
名前の通り、一枚革を折り紙のように折りたたみ、中央を縫い付けることで作られたワンピースカードケースは、立体感があってマチが広いことが特長。

大容量でありながら手のひらに収まるサイズ感なのでかさばらず、持ち歩くのにも便利です。

カードをタップリ収納できる機能性も魅力です。

エンダースキーマのマルチケース
エンダースキーマのレザーマルチケース、それがこちらのユーティリティLジップ。

L字型のジップが特徴的なコンパクトなレザーケース。
柔らかく、手触りが心地良いシボ革を使ったアイテムです。
手に持つと、こんなサイズ感。

ケース背面にはカード入れが3か所。

内側も外側同様のカウレザー。

カードはもちろん入りますし、お札も三つ折りで収納可能。
多岐にわたる使い方ができます。
マチがあるため、小銭を入れる余裕もあり。

キャッシュレス化で現金を持ち歩く機会が減った今、一つ持っておきたいアイテムです。

エンダースキーマのカラビナ
カラビナとはアウトドア用品でおなじみの、金属製のリング。
カラビナの便利な点は、道具を引っ掛けられるという点です。
エンダースキーマにはカラビナもラインナップされています。
それがこちら。

名前は「カラビナ(Karabiner)」。
カラビナの英語「Carabiner」の「C」を「K」に変えたエンダースキーマらしい商品です。
着脱が簡単に行える大きめのカラビナに大・中・小3種のキーリングが付いていて、用途に応じて使い分けができる便利なアクセサリーです。
カラビナに付いているリングはインパクトがあります。

大きさの異なるリングに、それぞれカギなどを取り付けるも良し。
何も付けない状態でもシンプルでオシャレな雰囲気です。

カラビナ本体にはカウレザーが巻き付けられていて、ブランド刻印が刻まれています。
革なので経年変化による革の表情の変化も楽しめます。

キーホルダー代わりとして、シューホーンなどを取り付けることができます。

カラビナに家や車のカギを引っ掛けておくのもオススメ。
本来アウトドアシーンで大活躍するカラビナですが、少し視点を変えれば日常を彩る便利でオシャレなアイテムだということに気付きます。
家や車のカギ、シューホーンなど、これらをカラビナに取り付ければ、こまごましたカギや小物を一括で管理できて、紛失のリスクを大幅に軽減することが可能。
小物を無くしやすい人
には特にオススメしたい、それがエンダースキーマのカラビナです。

エンダースキーマのベルト
エンダースキーマの製品ラインナップの中には希少革、いわゆるエキゾチックレザーを使ったものもあります。

そのうちのひとつがこちら。


「パイソンタンニングベルト(Python tanning belt)」。
パイソンレザー(ヘビ革)を使用したベルトです。
パイソンレザーにもいくつか種類がありますが、このベルトに使われているのはダイヤモンドパイソン(アミメニシキヘビ)。
その特徴である、ダイヤ模様をそのまま活かしたデザイン。
野性味と美しさを両立した、人工的には表現することは不可能ではないかと思えるほどの神秘的な雰囲気を醸し出しています。
ホワイト、ブラウン、ブラックの配色がパイソンの立体的なウロコと相まって、一段と高級感漂う佇まいとなっています。
一見、ウロコが剥がれそうに見えますが、パイソンレザーのウロコはとても丈夫で、ちょっとやそっとじゃビクともしません。
ベルトの裏側はブランドお得意のカウ(牛)レザー。

「Hender Scheme」のロゴも無機質な感じで格好良いです。
ダイヤモンドパイソンの柄は派手なデザインですが、意外に革靴との組み合わせも良い感じにハマります。


エンダースキーマの魅力とは?
エンダースキーマの製品たちの魅力は、何と言っても革の経年変化(エイジング)を楽しめること。
上質な革をふんだんに使ったレザーアイテムは、所有する喜びを与えてくれるだけでなく、使い込むうちにだんだんと革の表情が変化していきます。
半年、1年と使い続けることで自分だけのアイテムになっていくのです。
エンダースキーマの代名詞とも言うべき、「ヌメ革」の経年変化は特に顕著。
使う人によってまったく異なるエイジングを遂げるので、世界に一つだけのデザインへと昇華していきます。

また、
まさかこれを革で作る!?
というチャレンジングなものづくりの姿勢も個人的に大好きです。
ドアストッパーや風車、時計など、他のレザーブランドではなかなか見られない、珍しい革製品もラインナップされています。
毎シーズン、エンダースキーマのコレクションが発表されるたびに、新しいワクワクと期待感が押し寄せる、とても魅力的なブランドです。
エンダースキーマの製品と生活を送る
本記事では日本のレザーブランド、エンダースキーマ(Hender Scheme)のオススメレザーアイテムをまとめました。
今回ご紹介したエンダースキーマの財布、カードケース、カラビナ、ベルトはいずれも僕の日常生活に欠かせないアイテムになっています。
その理由はエンダースキーマのレザーグッズの完成度の高さはさることながら、
「革の表情を思う存分楽しめる」という使う喜び
があるから。
もちろん、道具として
単純に便利だから
という点も愛用している理由の一つ。
日常を彩るレザーグッズにエンダースキーマの製品を取り入れてみてはいかがでしょうか?
それでは、今回はこの辺で。
少しでもご参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!
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