春先や秋口は少し肌寒さを感じることもありますよね?
そんなときに持っていると便利なのがジャケットです。
Tシャツの上からジャケットをサッと羽織るだけでフォーマル度が増し、コーディネートをグッと引き締めることができます。
ただ、
- ジャケットはカッチリしすぎてしまう
- キメてる感じに抵抗がある
こういった理由でジャケットを避けてる人もいらっしゃるのではないでしょうか?
確かに、ガチガチのテーラードジャケットの場合、TPOによってはその場の雰囲気から浮いてしまうことがあるかもしれません。
ですが、エンジニアードガーメンツ(ENGINEERED GARMENTS)のロイタージャケットは別。

フォーマル寄りの「ジャケット」というアイテムでありながら、カジュアル要素もあり。
フォーマル・カジュアルの絶妙なバランスが成り立っているロイタージャケットは日常に溶け込んでくれます。
本記事では、ニューヨーク発のファッションブランドであるエンジニアードガーメンツの「ロイタージャケット」についてレビューしています。
サラッと着れる、着回し力に優れたジャケットです。
エンジニアードガーメンツ(ENGINEERED GARMENTS)とは
ジャケットの紹介の前に、まずは「エンジニアードガーメンツ(ENGINEERED GARMENTS)」について触れておきます。
エンジニアードガーメンツはアメリカ・ニューヨークで設立されたファッションブランドです。
アメリカで設立されたといっても、デザイナーは日本人の鈴木大器さん。
日本のデザイナーの方が、デザインから生産までのほとんどの工程をニューヨークで行っているのが、エンジニアードガーメンツの特徴です。
完成された未完成品、いわゆるアメリカらしい製品を作ることをテーマとし、機能性を追求したアメリカンカジュアルの雰囲気を持ったファッションブランド。
それがエンジニアードガーメンツです。

エンジニアードガーメンツのロイタージャケット
今回、紹介するエンジニアードガーメンツのジャケットはこちら。

ロイタージャケットです。
フロントに3つのパッチポケットが付けられたデザインの、シンプルなジャケット。
生地にはコットンヘビーツイルを使っています。
色はダークネイビー。
後ろ側はノーベントでスッキリとしたデザインです。

エンジニアードガーメンツが手がけるジャケットはいくつか種類があり、そのいずれもが着回しやすさに定評があります。
その中でも、ロイタージャケットは「ロイター(あてもなくブラブラする)」という名前の通り、街をぶらつくようなシチュエーションにピッタリのジャケット。
ジャケットなのである程度のカッチリ感もあり、それでいてカバーオールのようにラフに着れるカジュアルジャケットです。
年齢を重ねると、コーディネートの中にもある程度のフォーマルさがないとサマにならなくなってくるので、休日に気軽に着れるジャケットは本当に重宝します。

タグに書かれた「MADE IN NEW YORK」という表記も満足度高し。
次の項目からロイタージャケットの詳細を見ていきます。


ロイタージャケットの襟元
まずはロイタージャケットの襟元から。

襟の形状はショートラペルを採用。
- 下襟のこと
また、襟の両側にはボタンが付いており、チンストラップ仕様に。

襟のボタンを外して、反対側のボタンホールに留めると…

襟元をガッチリガード。

寒くなってきたときの防寒対策として重宝します。
襟の裏にはステッチが施されています。

ステッチが入ることで補強され、しっかりと襟が立ちます。
襟を立てて着てもシルエットが崩れにくい仕様です。
ロイタージャケットのポケット
胸にはパッチポケット付き。

ブレザーのようなデザインポケットです。
そして、フラップ付きのポケットが左右に一つずつ配置されています。

ポケットが大きいので、スマホや財布を入れておくのに便利。
フラップ付きだと中に入れたものを落とす心配もないので安心ポイントに。
なんだかんだでポケットの容量が大きいのは嬉しいです。
ロイタージャケットのボタンギミック
ロイタージャケットはシンプルながら、細かなボタンギミックが搭載されています。
まずは袖回り。

ボタンとボタンホールが設けられた本切羽仕様です。
ボタンだけが付けられている飾りの意味合いではなく、袖を開くことができます。
腕まくりしやすいですよ。
また、腰部分にはボタンとアジャスターが付いているので、2段階のウエストシルエット調節が可能に。

ボタンを1つずらすことで、ウェストラインを絞ることができるつくりになっています。

シルエットを変えて楽しめるジャケットというわけ。
ロイタージャケットはシンプルな中にも、細部にこだわりが詰まった服好きにはたまらないジャケットなのです。
ロイタージャケットの生地
エンジニアードガーメンツのロイタージャケットは、シーズンによって様々な種類の生地で作られています。
今回紹介しているジャケットの生地は…

表地がコットン100%。
ヘビーツイルのコットン生地です。
「ツイル」とは、綾織りで織られた生地全般を指し、斜めに畝が見えるのが特徴の生地です。
ツイルの種類は数多くあり、使われる糸の違いや織り方の違いによって生地にできる線の厚みや特徴が変わってきます。
ヘビーツイルはツイル地の中でも厚手で重みのある生地のため、アウターや作業着として使われることも多い丈夫な生地です。
- 耐久性があり、丈夫
- 構造が密なため、水を通しにくく耐水性がある
丈夫でハリのあるコットンヘビーツイルは、ストンと落ちることなく程よく広がり、ボディーラインを隠してくれます。
細すぎないシルエットなので、体形が気になる方も気兼ねなく着ることができます。
洗濯に関しては色移りの可能性があるため、他の衣類と混ぜない方が安全です。

ロイタージャケットは袖部分に裏地が付いています。

裏地はコットンとポリエステルの混紡生地です。
腕部分を裏返すと、裏地が腕周り全面に施されているのが分かります。

この裏地はサラサラとしていて、袖通りが滑らか。
着るときに心地よい感触が味わえます。
ちなみに、ポケットフラップの裏地もコットン・ポリエステルの混紡生地があてられ、補強されています。

ロイタージャケットを着てみた
実際にエンジニアードガーメンツのロイタージャケットを着てみた様子がこちら。

ロイタージャケットは、年齢を問わないシンプルスタイルにコーディネートを仕上げてくれます。
Tシャツの上からでも気軽に羽織れる、カジュアルなスタイリングとも相性が良い一着です。
ガバッとラフに着るだけでも、春先から秋口まで使える万能ジャケットであることをあらためて認識できます。

背後から見ると、厚みのあるコットンヘビーツイルの重みが自然とシルエットを整えて立体感を出してくれていることが分かりやすいです。
そして、シワもまた味。
気にせず、ラフにガシガシ着れるのも魅力。

身幅に余裕のあるシルエットのため、しっかりインナーも着込めるのも嬉しいポイント。
寒くなる時期には、インナーダウンやニットを重ね着できるゆとりがあります。
襟を閉じれば防風性も高められる仕様。

春や秋にはTシャツの上から、冬には中に着込んで。
3シーズン着回し可能です。
緩すぎないカジュアルファッションを楽しみたい方にオススメしたい1着。
それがエンジニアードガーメンツのロイタージャケットです。
ロイタージャケットはキメ過ぎないジャケットなので着回しやすい

本記事では、エンジニアードガーメンツのロイタージャケットについてレビューしました。
本来はフォーマルなアイテムに分類されるジャケットですが、エンジニアードガーメンツの手にかかれば、着回しやすさ抜群の汎用性の高いアイテムに。
シーンを選ばずサッと羽織れる、頼れる存在になります。
- 少し肌寒いとき
- ちょっとだけフォーマル感が欲しいとき
そんなときに大活躍してくれるのがロイタージャケットです。
まさに、かゆいところに手が届くジャケット。
ジャケットというアイテムに抵抗のある人は、エンジニアードガーメンツのロイタージャケットを試してみてはいかがでしょうか?
それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!










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