パスポートケースは持っていると便利です。
というのも、パスポートは5年、10年と長い期間使い続けますよね?
そのまま使っていると、端がすり減りボロボロになっていきます。
ボロボロの状態で使い続けるのは不格好です。
取り出すのが恥ずかしい場面があります。
そこで使いたいのがパスポートケース。
パスポートと同じく長く使うため、高耐久な革製のパスポートケースがおすすめです。
ただ、パスポートケースはレアなアイテムのため、なかなか気に入ったアイテムに出会えないのが事実。
だからこそ、気に入るパスポートケースが見つかったのなら、それこそ長く愛用するために日ごろのお手入れは欠かせません。
僕自身、
と思うパスポートケースに出会いました。
それがディガウェル(DIGAWEL)のパスポートケース。
レザーの質感が高級感を醸し出す上質パスポートケースです。
当然、末永く使いたいのはいうまでもなし。
ということで、本記事ではディガウェルのレザーパスポートケースをお手入れする方法を解説します。
- パスポートケースを長く使い続けたい
- 革製パスポートケースのお手入れ方法が知りたい
- レザーのお手入れにはどんな道具を使うの?
パスポートケースはパスポートを守る必需品
パスポートは1度取得すると長く使いますよね?
5年、10年と同じパスポートを使い続けるわけです。
しかし、パスポートを裸のまま使っていると、端がボロボロになっていきます。
素材は紙ですからね。
空港でおもむろに取り出したパスポートがボロボロだったら、なんだか気恥ずかしいです。
ゆえに、
と考えるのは道理。
パスポートケースはその名の通り、パスポートを保護するためのケースです。
パスポートケースを被せれば、パスポート本体を傷やこすれから守れます。
パスポートをいつまでもきれいに使えるというわけです。
パスポートケースは革製がおすすめ
パスポートケースはパスポートを保護するのが役割なので、素材として丈夫なのが重要なポイント。
というのが正直なところです。
おすすめは革製。
革はしなやかで丈夫な素材です。
レザー製のパスポートケースはパスポートを衝撃から守り、かつ柔らかで快適な使用感。
パスポートをがっちり守ってくれる頼り甲斐のある存在となります。
お気に入りのパスポートケースを見つけたら末永く使いたい
パスポートを頻繁に使う機会がある人にとって、パスポートケースは便利な道具です。
しかし、数が少ないのがネック。
マイナーなアイテムなので種類が少なく、選り取り見取りとはいきません。
しかし、だからこそお気に入りのパスポートケースを見つけたときの喜びはひとしお。
長く使い続けたいと思うわけです。
再び気に入るパスポートケースに出会えるとは限りません。
一生使い続けたいですよね?
僕にとってはディガウェルのパスポートケースがそれ。
シボが入った上質なレザーが頼りがいのある、堅牢なパスポートケース。
収納力も申し分なし。
ところどころにポケットがあります。
内側の牛革はしっかりとした集めの革で大事なパスポートをがっちり保護します。
革製のパスポートケースの場合、時間とともに水分や油分が失われるため、放っておくと乾燥が進み、寿命を縮めることになります。
そのため、レザーパスポートケースは定期的にお手入れして常に良いコンディションに保つのが重要です。
具体的には、革に潤いや栄養を補給して乾燥を防ぎ、しなやかさをキープすること。
しなやかな革は外からの衝撃や屈曲によるストレスを受け流しやすくなります。
結果的に革の寿命をのばせるのです。
パスポートケースのお手入れ方法
ここで1つの疑問が。
答えは簡単。
通常の革製品のお手入れ方法と変わりません。
具体的には以下の手順。
- ホコリを落とす
- 乾拭きする
- 革クリームを塗る
- 革クリームをなじませる
- 磨く
難しいことはない、超手軽な方法でレザーパスポートケースはお手入れできます。
お手入れの際に使うのはこちらの道具たちです。
- 馬毛ブラシ
- クロス(布)
- 塗布用ブラシ
- 革用クリーム
- 豚毛ブラシ
上記の道具があれば、お気に入りのレザーパスポートケースをきっちりケアできます。
早速、お手入れしていきますね。
ホコリを落とす
まずはパスポートケース表面のホコリを落とします。
馬毛ブラシでブラッシング。
内側も。
馬毛は柔らかなので優しいタッチで革のホコリを落とせます。
乾拭きする
続いて、革に付いた水汚れや油汚れを落とすため、クロスで乾拭き。
ブラッシングでは落とせない汚れを落とします。
クロスでパスポートケースを拭いていきます。
着古したTシャツで拭いてもかまいませんが、専用のケアクロスを使うと気分が高まるのでおすすめです。
今回はコロニルのポリッシングクロスを使いました。
柔らかな布地で使いやすいクロス。
革製品のお手入れに大活躍するクロスです。
革クリームを塗る
続いて、革クリームを塗ります。
革に水分と油分を補給して乾燥を解消・予防するためです。
この記事で使うのはコロニルの1909シュプリームクリームデラックス。
革に効率良く潤いを与え、同時にツヤを出し、革のコンディションを美しく整える保革クリームです。
おまけに、撥水性を高める効果もあるので多少の水濡れならなんてことなし。
水シミ防止に効果大です。
クリーム塗布用ブラシを使ってクリームを塗っていきます。
クリームの量としては、外側の革全体をケアするためにこのくらい。
乾燥が気になるので少し多めにクリームを取りました。内側をケアするときは再び同じ量を取ります。
クリーム塗布用ブラシを使うと手を汚さずに作業できますし、細かな箇所にもクリームを行き届かせることが可能になります。
手で塗るよりも快適に作業できるのでおすすめです。
革全体に薄く、満遍なく塗り広げましょう。
外側のケアが終わったら、内側のケアも。
革クリームをブラシに取り分け、塗ります。
ポケットの中も抜かりなく。
小型ブラシなら狭い箇所でもラクラク塗れるのでおすすめですよ。
革クリームをなじませる
革クリームを塗った後は、ブラッシングしてクリームをなじませる工程へ。
パスポートケース全体を豚毛ブラシでブラシ掛けして、クリームを行き渡らせます。
といいますと…。
馬毛よりも毛が硬い豚毛はクリームを運ぶ力が高く、薄く均一に塗り広げやすいからです。
毛先に余分なクリームを絡め取り、革上の余ったクリームを取り除く効果もあります。
磨く
最後に、パスポートケースをクロスで磨いて仕上げます。
磨くといってもクロスで乾拭きすればOKです。
先ほど、汚れ落としに使ったコロニルのポリッシングクロスで拭き上げていきます。
ブラッシングでは取り切れなかった余分なクリームを拭き取り、革のべたつきを防ぐ効果があります。
べたついたままだとホコリが吸着。
せっかくお手入れした革の風合いが台無しになりますからね。
また、磨くことでクリームの成分が均され、控えめなツヤを生み出せます。
革本来の風合いを活かした有機的なツヤが出るので、上品な印象の仕上がりになります。
パスポートケース全体を磨いたら、作業は終了。
次の項目で仕上がりを見てみます。
パスポートケースのお手入れ後の仕上がり
お手入れ後のパスポートケースはこちら。
ネイビーの革に光沢が出て上品な仕上がりになりました。
革の自然な風合いにほんの少しツヤが加わり、シックでスタイリッシュな表情になりました。
パスポートケース内側はこんな感じ。
光沢感のあるブラウンの色味が繊細な輝きを放っています。
革のお手入れの醍醐味はまさにこの美しさ。
もちろん、革には潤いと栄養を補給できているので、触った感じはモチモチとした気持ちの良い感触です。
しなやかで優しい肌触り。
使うのが楽しみなパスポートケースに仕上がりました。
定期的なお手入れでレザーパスポートケースを使い続けよう
本記事ではレザーパスポートケースをお手入れする方法について書きました。
パスポートケースは大事なパスポートを保護する便利アイテム。
5年、10年と使い続けるパスポートを守り続けてくれます。
ですが、種類が少なく選択肢が少ないのがネックです。
だからこそ、お気に入りのパスポートケースが見つかったら長く使い続けたいのが正直なところ。
そして、長く使い続けるなら、断然革製がおすすめです。
しかし、革は時間とともに乾燥していきます。
放っておくと革に亀裂やひび割れができて使えなくなる、あるいは、風合いが著しく損なわれることに…。
レザーパスポートケースは定期的にお手入れして水分と油分を補給しましょう。
しなやかになり耐久性が向上。
革が長持ちしますよ。
革用クリームを塗って仕上げれば、美しい上品なツヤが生まれ、気分良くパスポートケースが使えます。
お気に入りのパスポートケースと末永く付き合っていくために定期的なお手入れをしていきましょう。
それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!
レザーアイテム選びの参考として、美しさと丈夫さを兼ね備えた末永く愛用できるレザーブランドを紹介します。
ランキング順で並べはするものの、それぞれおすすめの人が違うので自分にピッタリなレザーブランドを選んでみてください。
ワニ革の強い光沢はエレガントで一生モノの風格を持つ。
池田工芸の特徴 | 日本で最大級のクロコダイル専門の工場を持つ 一貫した生産管理で高品質を保つ一流メーカー |
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こんな人におすすめ | とにかく高級感のある財布が欲しい |
色へのこだわりが強く複数の色を手作業で重ねる染色が独創的な印象を与える。
ユハクのアイテムの特徴 | 染色が鮮やかで革の美しい色味とグラデーションが楽しめる 芸術品のような美しさ |
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「一生愛せる本質的価値のあるものづくり」をコンセプトに厳選した素材を基に機能性と品質を追求したモノづくりを徹底している。
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