革の魅力の一つ、「経年変化」。
使い込むうちに柔らかく、色味が変わっていく様は革を使う喜びを感じさせてくれます。
ヌメ革の経年変化は特に顕著。
ベジタブルタンニンでなめされたヌメ革は頑丈でしなやか。
おまけに色の変化が分かりやすく、経年変化を楽しみやすい革種、それがヌメ革です。
僕の所有する、購入から9か月経ったNLのヌメ革グラスコードもまた、味わい深い経年変化を見せてくれています。
ということで本記事では、購入から9か月経過したヌメ革のグラスコードの経年変化をご紹介します。
- ヌメ革の経年変化の度合いを知りたい
- 9か月経過したヌメ革ってどんな感じ?
- ヌメ革の使用前後の状態を見たい
経年変化はレザーアイテムの魅力
経年変化。
「エイジング」とも呼ばれる革の表情の変遷は、レザーアイテムの魅力の一つ。
使い込むうちに色が変わり、感触が変わっていく革の特徴は、他の素材ではなかなか味わえません。
同じ革でも使う人の使い方や生活スタイルによって、全く異なる変化を見せます。
どんどん自分だけのものになっていく感覚を堪能できるのが革に許された特権です。
特にヌメ革は経年変化が顕著。
- タンニン(渋)でなめした革
- ナチュラルな風合いや滑らかな手触りが特長
革の風合いをダイレクトに感じられるヌメ革は、使っていくうちに変わる革の表情をとらえやすいです。
革好きならば一つは持っておきたいのがヌメ革のアイテム。
ヌメ革を使ったNLのレザーグラスコード
僕が愛用しているグラスコードはヌメ革製。
こちら、ヌメ革を使ったグラスコードです。

国産ハンドクラフトブランドのNLのグラスコード、Oliver.Aです。

後ろ首に掛かる部分がタンニンレザー。
植物の渋でなめされた革、ヌメ革です。

革が使い込むほどにツヤが増し、深い色合いへと変化していくのがヌメ革の特長。
コード部分は国産の牛革。

使い込んで経年変化を楽しめるレザーグラスコードです。

NLのヌメ革グラスコードの経年変化|使用9か月
購入して愛用し始めてからはや9か月。
NLのヌメ革グラスコードがどのような変化を遂げているのか、一緒に見ていきましょう。

っと…、全体像ではいまいち分かりづらいですね。
近づいてみます。
こんな感じ。

オレンジ色が濃くなっているような。

ヌメ革中に含まれているタンニンの色が濃くなった結果です。

9か月の使用ともなると、経年変化が進んでいるのがパッと見るだけで分かるほどです。

コード部分は柔らかく、購入当時よりも確実に扱いやすくなっています。

柔らかくなってもヌメ革の丈夫さは変わらず。

革のしなやかで丈夫な素材感を改めて実感できます。
9か月後のヌメ革グラスコードを購入当時と比較
さて、ヌメ革の経年変化をより直感的に感じられるようにするため、ヌメ革グラスコードを購入当時と使用9か月時点で比較してみます。
使用3か月時点でも同様の比較をしていますので、よろしければご覧ください。

では、9か月時点での経年変化度合いをどうぞ。

上が購入直後、下が使い始めて9か月が経ったヌメ革です。
思いのほか、オレンジ色に経年変化が進んでいます。

革の経年変化を最も感じやすいのはやはり「色」です。
使い始めこそ白っぽさが残るヌメ革。
それが使い込むうちに色が濃くなり、いつの間にか当初の面影がなくなってくる…。
寂しさがありつつも、革が育ってくれて嬉しい!
そんな成長を楽しめるのは革の特権です。
お手入れすれば愛着がわき、
もっと好きになっていく!
そんな魅力もありつつ。
ヌメ革の経年変化はずっと楽しめる
本記事では、購入から9か月が経過したヌメ革のグラスコードの経年変化についてご紹介しました。
日々使っていくうちに表情が変化する革。
特に変化が顕著なヌメ革は、だんだんと自分だけのアイテムになっていく実感が得られ、満足度が高いです。
徐々に色が濃くなり、柔らかくなっていく様は使う喜びを味わえます。
毎日使っていると分かりにくい革の変化ですが、購入当時からの状態を写真などで記録しておけば、その変化がはっきりと分かるためオススメです。
現在、使用9か月のグラスコードですが、これからも末永く愛用し続け、その経年変化を思う存分堪能していく所存です。
これからどんな表情を見せてくれるのか…。
楽しみでしかありません(悦)。
それでは、今回はこの辺で。
少しでもご参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました。








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