ファッションを楽しむにあたって、大切にしていることや気にかけていることってありますでしょうか?
人それぞれ、様々なファッションスタイルがあります。
- ジャケパンスタイルが何よりも好き
- ストリートファッションを思う存分楽しむ
といったような系統の違い。
- 服装のどこかに必ずある色を取り入れる
- 基本的にモノトーン
といった色合わせのこだわり。
- タイトフィットが好き
- オーバーシルエットが好き
というサイズ感。
はたまた「時計や靴、アクセサリーの小物類をアクセントとする」といったように。
かくいう僕はと言うと、革靴が好きなのでフォーマル・カジュアル問わず、どんな服装の場合でも革靴を履くのは当たり前。
その他にも服装に対して自分なりのこだわりがあります。
そのうちの1つが、
ゆったり感を持ちたい
ということ。
ゆったりとは言っても、服がダボついただらしない感じではなく、程よい抜け感があるといった感じです。
オーバーシルエットという言葉で表現されるようなサイズ感がイメージとしてはしっくりきます。
今回はそんなゆったりとしたシルエットが特徴的な、「ハーレムパンツ」をゲットしましたのでご紹介します。
程よい抜け感のハーレムパンツ
ゆったり感のある僕好みのパンツとはどのようなものか、早速登場してもらいましょう。
こちら、エムズブラック(m’s braque)というブランドの「ハーレムパンツ」というアイテムです。
ハーレムパンツの詳細
エムズブラックを代表する一本とも呼べるのが、この「ハーレムパンツ」。
ハーレムパンツの「ハーレム」、なにやら聞いたことある言葉です。
ハーレムとはもともと「女性の身内以外の男性が立ち入ることが禁じられている場所」という意味。
そして、ハーレムパンツはパンツが下にいくにしたがって膨らみを持ち、裾が絞られたバルーン型のゆったりしたパンツのことを指します。
イスラム文化圏の婦人の方々が着用していたパンツの形状がそのようなものだったため、「ハーレムパンツ」という名称でファッション化されたそう。
エムズブラックのハーレムパンツはふっくらとした感じが特徴で、ウエストの部分にギャザー(生地を縫い縮めたひだ)が入れられており、それによって膨らみがある形状になっています。
ギャザーは腰部分だけではなく裾にも。
このギャザーによってハーレムパンツ独特の、ふっくらとしたバルーン型のシルエットが表現されるのです。
バックショットはこのように。
後ろから見るとよくわかりますが、腰から膝にかけてゆったりとボリュームのあるシルエットと、すねの下あたりからギュッと絞られた裾がとても特徴的。
ハーレムパンツの生地
そして、生地にも特徴が。
エムズブラックの衣類にはヴィンテージやデッドストックの生地をふんだんに使用しています。
エムズブラックのハーレムパンツは毎シーズン、異なる生地で作られており、いずれもが素晴らしい生地。
このハーレムパンツの生地は「シアサッカー」。
シアサッカーというのは、縦の方向に向かって波状のデコボコがある部分と、平らな部分とが縞になっている生地のことです。
シアサッカーの特性として、サラッとした感触で肌触りが良く通気性も良好なため、快適な着心地が得られるという点があります。
色は黒ですが、マットな色合いの「墨黒」。
屋内と屋外とでは光の加減次第で少し色味が違って見える、そんなことも楽しめる一本です。
ハーレムパンツの裏地
パンツを裏返すと…
パンツポケットの裏地にも模様がプリントされています。
裏地だとよくわかりますが、ご覧の通りポケットもかなり深め。
スマホや財布は難なくスポッと入ります。
シアサッカー生地の素材はポリエステル74%にコットン26%。
ポリエステルはシワになりにくい素材で普段穿きにはもってこいの素材ですが、吸湿性がないのがネックです。
そこに吸湿性の高いコットンを混ぜることで、汗をかいてもさらりとした着心地を維持することができます。
ポリエステルは濡れても乾くのが早いため、正にポリエステルとコットンの良いとこどり。
汗をかくこともある春や夏にぴったりの生地ですね。
繰り返しになりますが、このハーレムパンツは腰回りから下に向かって膨らんで、すね下から裾を大胆にきつく絞ったシルエットが最大の売り。
抜け感を演出しつつも、足首周りはスッキリと見えるので、ツヤやかな光沢を放つ革靴といった、色気のある足元ともうまく溶け合うパンツです。
革靴好きとしては、革靴と合うというのもパンツ選びの一つの基準。
ハーレムパンツと革靴、つまりは「抜け感」と「フォーマル感」。
エムズブラック(m’s braque)とは
ここでは、ハーレムパンツを作り出しているエムズブラック(m’s braque)というブランドについて少し触れてみます。
エムズブラックは日本人デザイナーの松下貴宏さんという方が手がけているブランドです。
モードとクラシックの間のリアルクロージング
ヨーロッパ各地を回り、ヴィンテージやデッドストックなど現代では再現できない貴重なもの、意匠的な素材や付属で独自のパターンメイキングを表現することによりスタートしたm’s braque。テーラリングをベースにしながら、艶や色気と共に独特の‘抜き’が内在。日本の職人技術を取り入れたり、新しいステッチを試みるなど、途切れることのない創作への意欲。表層的なデザインだけでなく、カッティングや流れる曲線を大切に、着心地とデザインを両立。その圧倒的な背中の美しさ、こだわった‘物造り’を追求し、独自のスタイルを提案。
※ブランド公式サイトより
「モードとクラシックの間のリアルクロージング」をブランドコンセプトに据えているそう。
ブランドの特徴は何といってもパターンと生地。
特に、生地はヨーロッパ各国から探し出し、それらの貴重で珍しい生地を使っています。
独特のパターンから生まれるエムズブラックの服たちはファッショナブルなデザインはもちろんのことながら、着心地も抜群。
ブランドコンセプトにもあるように「物造り」を追及したブランド。
ハーレムパンツを穿いてみた
ここではエムズブラックのハーレムパンツを穿いてみた様子をお伝えします。
実際に穿いてみると、こんな感じのシルエット。
かなり特徴的なシルエットなので、シンプルなトップスでもスタイリングに動きが出るパンツです。
革靴ラバーの定番である、ジャケットスタイルやシャツスタイルも遊びを与えてくれるので、そういったファッションがお好きな方へもおすすめ!
ちなみに上半身は以前ご紹介した、クレプスキュールのスウェット。
腰回りのタックも大きくとられています。
足元に注目すると…
裾付近には生地を縫い合わせた箇所が複数あります。
これがパンツのシルエットを急激に変化させているのです。
これによって足首周りが軽快でスッキリとした印象となり、ワイドなパンツながらクリーンでスタイリッシュな雰囲気を作り出しています。
カラフルな靴下も映えるというものです。
ハーレムパンツで日々のスタイリングに変化を
エムズブラック(m’s braque)の独特のワイドシルエットパンツである「ハーレムパンツ」。
どのような印象を持たれたでしょうか?
ワイドシルエットのパンツはゆったり感を与えるものの、少しばかりだらしない印象も出てしまう諸刃の剣。
ですが、エムズブラックのハーレムパンツはワイドでありながら、裾がキュッと急激に絞られているので、足元がスッキリとしてクリーンな雰囲気を演出できます。
ファッションをゆる~くコーディネートしたいけど、スタイリッシュさも捨てたくはない。
そんな方にはエムズブラックのハーレムパンツをはじめとした、バルーン型のシルエットのパンツがとてもおすすめ。
フォーマルな要素の強い革靴とも相性が良いので、コーディネートをバランスよくまとめることができますよ。
それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!
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