そんなあなたへ。
何も臆することはありません。
使い方はいたって簡単です。
懐中時計は身構えて身に着けるものではなく、ラフに気軽に使うもの。
ウォッチチェーンを取り付けて、ジャケットのフラワーホールやボタンホールに通せばOK。
取り付けるアイテムはジャケットに限った話ではありません。
べストやパンツ、バッグに取り付けてもオシャレ。
自分の使い方や服装、身の回りのものに合わせてフレキシブルに使い回せます。
懐中時計は自分の使いたいように扱えば、それが1番良いのです。
ということで、本記事では懐中時計の身に着け方を解説します。
- 懐中時計の使い方がよく分からない
- 懐中時計ってどうやって楽しむものなの?
- なんとなく懐中時計に興味がある
オシャレな懐中時計
懐中時計にどんなイメージがありますか?
- 古めかしいレトロなモノ
- おじいさんが使っている時計
- 明治時代の写真でしか見かけない
色々なイメージがあるでしょうが、総じて、
- 昔の時計
的なイメージに終始するかと。
実際、懐中時計の歴史は古く、17世紀には貴族の間ですでに使われていたという記録があります。
昔は高級品で、上流階級の人たちが身に付けていたため、貴族のファッションと密接な関係のあった懐中時計。
最近ではめっきり見なくなりました。
腕時計や、スマホの普及で時間を見ることに不自由しなくなりましたからね。
懐中時計を生で目にしたことがない人は少なくありません。
しかし、携帯用時計の起源が懐中時計です。
懐中時計から腕時計へと派生した歴史があり、トラディショナルなアイテムであるのは間違いありません。
時計の進化を語る上で欠かせない存在なのです。
懐中時計の使い方
という人は一定数いるでしょう。
身近ではないため、使い方が分かりませんよね?
しかし、身構える必要なありません。
使い方はいたって簡単です。
基本的には、
- ウォッチチェーンに繋げて持ち歩く
たったこれだけ。
と、使い方の解説の前に、懐中時計を実際に見てみることにしましょう。
ここに懐中時計があります。
そして、この時計の相棒のウォッチチェーン。
チャームを取り付けて自分だけの個性を出せるアイテムがウォッチチェーン。
そして、ウォッチチェーンには大きく分けて3種類のタイプが存在します。
以下の通り。
- バータイプ
- 引き輪タイプ
- クリップタイプ
バータイプは、バーをボタンホールに通して使います。
ジャケットやベストに取り付けて使用するクラシカルなウォッチチェーンです。
懐中時計のイメージでパッと浮かぶのはバータイプかと。
引き輪タイプのウォッチチェーンは、バータイプに比べて使いやすいのが特徴。
気軽に、あらゆる場所に着けられます。
引き輪タイプはパンツのベルト通しの部分に掛けて使うパターンが定番。
チェーンの駒に引き輪を通せば、チェーン自体の長さ調整が可能。
自由度が高いのが引き輪タイプの良いところです。
ウォッチチェーンの対応の中でも、クリップタイプはベルトや内ポケットに引っ掛けて使える、最も簡単な使用感のアイテム。
ベルトに引っ掛けて、あるいは、ズボンのポケットに引っ掛けて。
ジャケットの内ポケットに挟むのもあり。
使い方の選択肢が広がるのがクリップタイプです。
どんなタイプのウォッチチェーンであったとしても、懐中時計とウォッチチェーンを用意すれば使う前の準備はバッチリ。
とはいえ、具体的に使っているイメージがわかないかもしれません。
次の項目から使い方の例を紹介していきます。
ジャケットに取り付け
まずは定番の使い方から。
ジャケットに懐中時計。
バッチリハマります。
たとえば、こちら。
ポータークラシックのジャケットに取り付けています。
ボタンホールにバーをイン。
アクセントになりますね。
別のジャケットにも取り付けてみました。
ボタンホールの位置を変えれば、印象がやや変わります。
気分によって取り付け位置を変えて、ジャケットと懐中時計の組み合わせを楽しめるわけです。
ベストに取り付け
懐中時計を楽しむ術として、ジャケットと同じく定番の立ち位置にあるアイテムがベストです。
ベストのボタンホールに通すのも1つの楽しみ方ですが、ウォッチチェーンホールが設けられているアイテムもあります。
こんな感じで。
ポータークラシックは「ウォッチチェーンアイテム」と称して、こういった懐中時計専用の取り付けホールが付いていて、ボタンのちょい上に切れ目が入っています。
いうなれば、ウォッチチェーンホールです。
言葉そのまま、ウォッチチェーン専用の穴というわけ。
ホールにウォッチチェーンを通してみます。
ボタンホールとは別にウォッチチェーンを通せるので、非常にスマートな印象に。
いつものベストがクラシックさを纏い、新鮮な印象になります。
従来の使い方にとらわれずに取り付けたい懐中時計
先ほどまでに示したジャケットやベストは、懐中時計を取り付けるための定番アイテム。
懐中時計を楽しもうと考えたら真っ先に思い浮かびます。
しかし、それ以外にも懐中時計を取り付けられるファッションアイテムは存在します。
この項目ではもう2つ、懐中時計取り付け方を解説していきますね。
パンツに取り付け
まずはパンツに取り付ける方法を紹介。
先ほど述べた、ウォッチチェーンの3種のバリエーションのうち、引き輪タイプとクリップタイプはパンツのベルトループに引っ掛ければ簡単に取り付けられます。
しかし、一方で。
と思いますよね。
確かにそのままでは付けられません。
しかし、一工夫すれば懐中時計を存分に楽しめます。
その一工夫とは…。
- カラビナ
- キーホルダー
を活用すること。
たとえば、カラビナにウォッチチェーンを取り付けて、そのカラビナをパンツのベルトループに取り付ければこの通り。
懐中時計とウォッチチェーンを身に着けられます。
パンツの種類によってはウォッチチェーンホールが設けられているパンツがあり、このように取り付け可能。
ウォッチチェーンの輝きが上品な印象です。
財布に付けるウォレットチェーンと同じような楽しみ方ができるというわけ。
また、ジーパンには懐中時計を入れるためのポケットが付いている場合が多く、懐中時計を楽しむための余地があります。
こんな感じで。
これらの通り、パンツは意外にも懐中時計を楽しめる機会が多いです。
バッグに取り付け
さらに、洋服だけでなく、バッグにも懐中時計を使うチャンスがあります。
こちらのウエストバッグを例に、懐中時計を取り付けてみますね。
サイドにリング部分がありますが、ここがポイント。
リング部分があればウォッチチェーンを取り付け可能です。
実際に取り付けてみます。
付きました。
バッグの口に懐中時計を忍ばせれば、この通り。
時間を見るときは、バッグの口を開けて時計を取り出して確認する形です。
手間ですが、その手間を楽しむことこそ「粋」というもの。
腕時計やスマホですぐに時刻を知れるこの時代であるからこそ、懐中時計のオシャレさが光るわけです。
ジャケットやベストだけでなく、よく使う身近なファッション小物に懐中時計を取り付けて楽しみましょう。
カバーを付けて腕時計としても使える懐中時計
というそこのあなた。
腕時計は使っていませんか?
腕時計なら使えるのであれば、懐中時計を腕時計にすればOK。
何を言っているのか、と思うかもしれません。
しかし、実際、懐中時計を腕時計として使っている人はいます。
どうするのかというと、懐中時計にカバーを付けるのです。
腕時計を模ったカバーに懐中時計を投入して使う形。
要は、懐中時計を腕時計に変身させるわけです。
というか、もともと腕時計は懐中時計が派生したもの。
腕時計のルーツは懐中時計にあります。
腕時計の発生は19世紀に入ってから。
戦争中の兵士が時刻を見ようとするたびに、わざわざポケットから懐中時計を取り出すしぐさがネックだったことにあります。
時間がかかる動作を省くため、革製のベルトを使って懐中時計を腕に固定したことが腕時計の始まりです。
その起源をたどれば、現在でも懐中時計を腕に付けることに何の違和感もありません。
というか、むしろオシャレ。
懐中時計の使い方にとらわれず、自分の好きなように、使いたいように使用するのが吉。
使うたびに新たな発見がある、クラシカルな魅力を放つのが懐中時計です。
無駄を楽しむ!ファッションのアクセントになる懐中時計
本記事では懐中時計の身に着け方を解説しました。
懐中時計はウォッチチェーンと組み合わせて、昔ながらのクラシカルなオシャレを楽しめる逸品です。
ジャケットやベスト、懐中時計を取り入れた定番のアイテムだけでなく、パンツやバッグに取り付けるのも大いにあり。
使う人の趣向によって様々な取り入れ方ができる、懐の深さを持つのが懐中時計。
カバーを付ければ腕時計としても活用できる余地あり。
オシャレな人にこそおすすめですし、日々の生活を彩って気持ち良くしてくれるので、なんだか洗練された気分を味わえます。
スタイリングのアクセントとして、懐中時計をぜひ取り入れてみてください。
それでは、今回はこの辺で。
少しでも参考になれば幸いです。
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