黒の革靴って持っていますか?
モノトーンカラーの黒は何かと便利な色。
どんな色とも相性が良い、白と双璧をなすファッションの定番色です。
フォーマルな印象の強い黒は、革靴の色味としても大定番。
黒の革靴で足元を引き締めれば、コーディネートをよりスタイリッシュな印象へと昇華させてくれます。
持っておけば安心、そして大活躍してくれる黒の革靴。
本記事ではおすすめの黒色の革靴5足をまとめました。

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黒の革靴はとても便利
黒の革靴は持っておくととても便利。
というのも、以下の理由があるから。
- 黒の革靴はカッチリ感を演出できる
- 黒の革靴はコーディネートを邪魔しない
- 黒の革靴は汚れが目立ちにくい
黒の革靴は総合的に利便性が高いのです。
いざというとき頼れる存在。
それが黒の革靴。
各理由について、それぞれ掘り下げてみます。
黒の革靴はカッチリ感を演出できる
黒はフォーマルな色です。
モノトーンと括られる「黒・白・グレー」は、落ち着いた印象が強く、フォーマル感を演出できます。
とりわけ、黒は収縮色の最たる色ということもあり、
- スタイリングを引き締める効果が高い
です。
黒の革靴は足元からコーディネートをスッキリとまとめ、カッチリ感を演出できます。
スーツスタイルやジャケパンスタイルをよりスタイリッシュなものへと昇華させられます。
さらには、カジュアルスタイルに取り入れても、フォーマル・カジュアルのバランス調整役を担ってくれるのです。
カジュアルすぎると子供っぽい印象が強くなってしまいますが、黒の革靴を組み合わせれば、程よくカジュアルさが緩和。
大人カジュアルスタイルを構築できます。
また、ドレスコードが設定されているレストランやホテルなどでも、黒の革靴ならばほとんどの場合クリアできるでしょう。
日常をスマートに過ごしたい方には黒の革靴は正にうってつけです。
黒の革靴はコーディネートを邪魔しない
黒の革靴は上品さを醸し出しつつも、
- 主張しすぎないサイレントさ
があります。
カラフルなスニーカーはもちろん、革靴でも茶色などの明るい色味は目を惹きやすいです。
そのため、靴がコーディネートの主役になることも…。
それは決して悪いことではないのですが、服やアクセサリーが主張の強いものだと、靴自体の存在感と喧嘩してしまうことがあります。
ゴテゴテした印象になりがちです。
黒の革靴であれば他のアイテムの存在感を邪魔することなく、「縁の下の力持ち」的なポジションでしっかりと支えてくれます。
コーディネートがまとまりやすいのです。
足元に悩んだら、とりあえず黒の革靴を履いておけばスタイリングが完成するので、とても便利。
黒の革靴はどんなアイテムにも合う、履き回し力の高さが魅力です。
黒の革靴は汚れが目立ちにくい
黒の革靴は、
- 汚れが目立ちにくい
のも嬉しいポイント。
革靴は履いていくうちに徐々に汚れていきます。
白や淡茶などの明るい色の場合、付着した汚れが目立ち、清潔感を損なってしまいますよね?
なんて、足元が気になってしまいます。
ですが、黒の革靴ならば汚れが付いてもほとんど目立ちません。
いつでも軽快な気分で履くことができます。
美しい印象を崩しにくい点は、黒の革靴の大きなメリットです。
とはいえ、汚れが付いていることには変わりないので、定期的にクリーニングしてあげましょう。

黒の革靴の選び方
黒の革靴は1足持っているととても便利ですが、何を基準に選んだら良いのか分からない人もいらっしゃるかと。
この項目では、
- 黒のフォーマルな革靴
- 黒のカジュアルな革靴
に分け、それぞれの選び方を解説します。
大事なのは用途に合ったデザイン選びです。

黒のフォーマルな革靴
黒のフォーマル靴の場合、履く機会は冠婚葬祭や大事な商談の機会など、襟を正してビシッとしたいとき。
そういった厳かな場では、
- 内羽根式
かつ
- ストレートチップ
の黒靴を選びましょう。
内羽根式は、アッパーと羽根が一体化しているデザインの靴で、フォーマル度が高い靴とされています。
また、つま先に一文字のデザインが入ったストレートチップの靴が最もフォーマル度が高く、どんな場に出ても恥ずかしくない革靴です。
フォーマルな場で履くなら、
- 内羽根
- ストレートチップ
の黒靴はフォーマルな場には最適です。
黒のカジュアルな革靴
一方、カジュアルな場ではデザインの選択肢が一気に広がります。
普段使いやオフィスカジュアルシーンでは、カジュアル要素の高い外羽根式の革靴やブローグ(穴飾り)が入ったデザインの革靴もOKです。
ブラックは色としてフォーマルな要素が強いため、デザインがカジュアルでもフォーマルさとカジュアルさのバランスが程よく取れます。
そのため、足元の雰囲気を崩しすぎません。
ローファーやモンクストラップなどのカジュアル度高めのデザインでさえ、ブラックの靴ならば、どことなくフォーマルさを纏えます。
一方、カジュアルで履くなら内羽根の靴だと黒の色味とあいまって、かなりフォーマル度が高くなります。
カジュアルに履くには不向きです。
同じく、先ほどフォーマルシーンにピッタリな靴としてご紹介したストレートチップのデザインも同様。
黒の革靴をカジュアルシーンで履くなら、内羽根とストレートチップのデザインを選択肢から外したほうが良いです。
つまり消去法的に、
- 外羽根式
- プレーントゥやウィングチップなどの、ストレートチップ以外のデザイン
がカジュアル履きには向いています。
休日にちょっとカッチリとした雰囲気を演出したいなら、カジュアルな革靴を選んでみてください。
オススメの黒の革靴5選
何かと便利な黒の革靴。
ここからはオススメの黒の革靴5足をご紹介します。
一口に黒の革靴といっても、まったく異なる特徴を持つそれぞれの革靴。
コールハーン:ピンチペニー
オススメの黒の革靴、1足目はコールハーン(COLE HAAN)のピンチぺ二-。

ガラスレザーの美しいツヤが特長のブラックローファーです。
- アメリカはシカゴ発祥のライフスタイルブランド
- 革靴だけでなくスニーカーや衣類も展開している
靴ひもがなく、履き口が広いスリッポンタイプのローファーは、抜群の履きやすさが売り。

フットカバーなどのショートソックスと組み合わせて素足を見せることで、足元に軽快感が生まれます。
そのため、夏の軽装にも合わせやすい革靴です。
ローファーは比較的カジュアル感が強い革靴ですが、黒の色味がフォーマル感を高め、ドレッシーな印象をキープ。
ラフに、それでいて上品に履ける革靴です。

シェットランドフォックス:ウィンストン
オススメの黒の革靴、2足目はシェットランドフォックス(SHETLAND FOX)のウィンストン。
- 日本のシューズメーカーリーガルが展開するシューズブランド
- リーガルブランドの中にあって最高級ラインにふさわしい高品質な革靴を展開

黒のプレーントゥのコードバン靴です。
ぽってりとした形状が愛らしさを醸し出しています。

流行にとらわれない長く履けるデザインで、末永く愛用可能。
外羽根式の革靴は羽根の部分がガバッと開くため、足が出し入れしやすく履きやすいのが特長。
また、日本人の足型を徹底的に分析して作られたフィッティングと履き心地の良さも魅力です。
ウィンストンは履きやすく、カジュアルシーンでも使いやすい革靴。

スコッチグレイン:アシュランス
オススメの黒の革靴、3足目はスコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)のアシュランス。
- ヒロカワ製靴のオリジナルレザーシューズブランド
- 高品質な革を使いつつもリーズナブルな価格の本格革靴を多数ラインナップ

スコッチグレインのアシュランスは国産カーフレザーを使った黒の革靴。
クセのないセミスクエアトゥのスタンダードで使いやすいモデルです。
冠婚葬祭に大活躍してくれます。
カーフレザーが放つ、控えめながらも深く上質なツヤは高級感抜群。

ストレートチップなのでフォーマル度が高く、多くの場面で活躍できる汎用性も魅力。
スマートでスタイリッシュな雰囲気漂う、定番的なデザインの履き回しやすい革靴です。

スコッチグレイン:シャインオアレイン
オススメの黒の革靴、4足目はスコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)のシャインオアレイン。
先ほどご紹介したアシュランスと同じ、スコッチグレインにラインナップされている革靴です。

ブラックのセミブローグタイプの革靴。
シャインオアレインには撥水性の革が使われています。

撥水レザーのアッパーが水をはじいてくれるため水シミの心配がなく、雨の日でも気兼ねなく履ける革靴。
スコッチグレインのシャインオアレインは、雨の日用の革靴をお探しの方にとてもオススメです。

ドクターマーチン:3ホール
オススメの黒の革靴、5足目はドクターマーチン(Dr.Martens)の3ホール。
- イギリスのエアウェア社が展開するシューズブランド
- ブランドの代名詞とも言える「バウンシングソール」は履き心地抜群
こちらの革靴は厳密に言えばチャコールなのですが、かなり黒に近い色味なのでご紹介します。

シューホールが3つのオックスフォードタイプ(短靴)の革靴です。
全体的に控えめでシンプルなデザインなので、カジュアルシーンはもちろん、カッチリ感を高めたいときにも活用できる便利な革靴に仕上がっています。
主張控えめなアッパーの風合いとデザインは、普段使いに大活躍。

アウトソールはバウンシングソールという、履き心地の良さに直結するソール。

ドクターマーチンの革靴が抜群の履きやすさを備え、多くの支持を集めている要因の一つでもあるクッションの効いたソールです。
長い時間歩いても疲れ知らず。
バウンシングソールは耐摩耗性に優れた特長もあり、長く愛用できます。
ドクターマーチンは、革靴に抵抗がある方でもすんなり受け入れられる履きやすさを持つ、オススメのレザーシューズです。

普段使い用の黒の革靴を使ったコーデ
さて、ここでは先ほどまでにご紹介した革靴を普段使いに使ったコーデをご紹介します。
黒の革靴を取り入れたコーディネートをイメージするのに少しでも貢献できれば幸いです。
履いているのは以下の革靴。
- シェットランドフォックスの黒靴(外羽根式・プレーントゥ)
- コールハーンの黒靴(ローファー)
- ダンスコの黒靴(サボ)



休日のカジュアルな服装でも、足元が黒の革靴だと雰囲気が引き締まります。
黒の革靴の磨き方
さて、革靴を履いていれば汚れていきます。
また、革である以上、時間とともに乾燥が進むのは革靴のみならず、革製品の宿命です。
だからこそ、革靴を定期的に磨いて汚れを落としつつ、革に栄養を与えてあげるのが大事。
また、革の擦れた箇所は靴クリームで補色してあげると、革本来の風合いがよみがえります。
黒の革靴を磨く際は、黒の靴クリームで革の黒の色味の深さを保ちつつ、革へ水分と油分を補給してあげると良いです。
手順としては、
- ブラッシングでホコリを落とす
- 靴クリーナーで汚れを落とす
- 靴クリームを塗ってからクロスで磨き上げる
というお手入れを定期的に実施すると、革の状態をキープしつつ、末永く愛用できます。
結婚式や披露宴などのお祝いの席であれば、シューポリッシュで鏡面仕上げを施し、きらびやかな革靴に仕上げても良し。
エレガントな強い光沢が似合うのもフォーマルな黒の革靴の強みです。

使いやすい黒の革靴はとってもおすすめ
本記事ではオススメの黒の革靴5足をご紹介しました。
黒はファッションの定番色。
革靴でもそれは同じ。
抜群の使いやすさが黒の革靴の魅力です。
フォーマル感が強い黒の革靴は、足元からコーディネートを引き締めてくれます。
フォーマルな服装と組み合わせてドレッシーな装いに、はたまた、カジュアルなファッションに取り入れて少しカチッと感を演出したり…。
他のアイテムの邪魔をせず、それでいてしっかりとコーディネートをまとめてくれる…。
黒の革靴は履き回しやすい頼れる存在です。
- 今日の服装にはどんな革靴を合わせようか…
と悩んだときでも、黒の革靴を合わせれば、ばっちりキマります。
- 困ったときは黒の革靴を履けばOK!
なんて安心感すら覚えるほど。
それでは、今回はこの辺で。
少しでもご参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!
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