財布につけて活用するウォレットチェーン。
大事な財布を、
- 落として紛失するのを防ぐ
- スリなどの盗難のリスクから守ってくれる
上記のメリットが得られるのがウォレットチェーンの強みです。
僕自身、その便利さから常に愛用しています。
使い方としては、ウォレットチェーンを財布とボトムス(ズボン、パンツ)のベルトループにそれぞれ取り付け、体から財布が離れないようにします。
ただ、ここで問題が。
ウォレットチェーンを付けるところ、つまり、ベルトループがないパンツの場合、ウォレットチェーンを付けられません。
パンツにウォレットチェーンを付けるところがないのなら、
ということで、本記事ではベルトループがないパンツにウォレットチェーンを付ける方法をご紹介します。
具体的には、
- パンツの一部に穴を開け、
- そこにナスカンを通して、
- ウォレットチェーンを取り付ける
という方法。
では、いってみましょう。
ベルトループがないパンツにウォレットチェーンを付ける方法
パンツにウォレットチェーンの金具を取り付ける部分を作ってあげれば良いのです。
例として、ベルトループがないこちらのパンツにウォレットチェーンを取り付ける箇所を作ってみます。
エムズブラックのパンツと、僕が大好きなブランドである、ブルーナボインのウォレットチェーンです。
作業手順は以下の通り。
- パンツに穴を空ける
- 空いた穴の周囲を補強する
- 穴にナスカンを通す
- ナスカンにウォレットチェーンを取り付ける
概略としては、パンツにナスカンを取り付け、そのナスカンにウォレットチェーンを付けます。
- パンツ ⇨ ナスカン ⇨ ウォレットチェーン
パンツにウォレットチェーンを付ける際に必要な道具たちはこちら。
- ナスカン
- 両面ハトメ
- 両面ハトメ打ち具
これら道具を使って、下図の箇所にハトメを取り付けて、ナスカンを装着します。
手順はハトメのパッケージ裏側に記載がありました。
ふむふむ、なるほど。
- 生地のハトメと座金で挟み込み、
- 打ち棒と打ち台で固定し、
- カナヅチで叩く
ということです。
ウォレットチェーンを取り付けるのはここにします。
早速、作業開始です。
ボトムスに穴を空ける
まずはボトムスに穴を空けます。
ナスカンを取り付けるための穴です。
打ち抜きポンチがあれば、狙った大きさに一発で空けることができますが…。
生憎、僕は持っていません。
生地に針で穴を空けてから、徐々に穴を広げていく作戦でいきます。
パンツのウォレットチェーンを付けたい位置に、針を通して穴を空けましょう。
そして、空けた穴を棒状のもので広げていきます。
僕はドライバーの太さを変えながら、徐々に広げていきました。
何度も述べますが、打ち抜きポンチがあれば楽ですし、必要以上にボトムスの生地を傷めずに済みますので、そちらの方法がおすすめです。
空いた穴の周囲を補強する
穴を空けた生地をそのままにしておくと、そこから生地がほつれてきてしまいます。
生地のほつれを防ぐためには、穴を空けた箇所を補強してあげなければなりません。
穴あき箇所の補強に使うのは、
- ハトメ
です。
ハトメは、布や革などの柔らかい素材が、穴あき箇所などの比較的弱い箇所から破れてしまうのを防いでくれる補強アイテム。
パンツは布地なので、穴を空けただけではウォレットチェーンの重さに耐えられず、生地が裂けてしまうかもしれません。
生地裂けを防ぐため、穴を空けた箇所にハトメを取り付けます。
使う道具はハトメと打ち具。
ハトメと打ち具のサイズは揃えておきましょう。
まずは、先ほど空けた穴にハトメを取り付けます。
空けた穴の表からハトメ、裏からハトメを固定する座金を差し込み、組み合わせます。
それから、ハトメの後ろ側に打ち台を仕込んで…
打ち具をハトメにかぶせます。
そして、打ち具を叩いてハトメをしっかりと噛み合わせます。
ハンマーを使うと楽です。
今回は手元になかったので、ドライバーの持ち手で代用しました。
ハマりましたね。
しかし、ここで問題が…。
ハトメを取り付けた箇所が深すぎて、ナスカンを引っ掛けることができませんでした…。
仕方なく、もう一箇所に取り付けることにします。
針で穴を通すところからやり直し。
しっかり計画を立ててやるべきでしたね。
反省しました。
ハトメの取り付け位置は作業前によく確認しておくと吉です。
穴にナスカンを通す
ハトメを取り付けたら、ハトメの穴にナスカンを通します。
ナスカンを通すと、このようになりました。
ナスカンにウォレットチェーンを取り付ける
最後に、パンツに取り付けたナスカンのフックにウォレットチェーンを通します。
装・着!(ガチャコーン)
ベルトループがないパンツにも、ウォレットチェーンを取り付けられました。
これでこのパンツを履いているときにもウォレットチェーンが使えます。
実際の着用図はこちら。
もともとウォレットチェーンが取り付けられなかったエムズブラックのパンツ。
取り合付け用の穴を設けたことで、違和感なくウォレットチェーンを取り付けられるようになりました。
ウォレットチェーンの便利さ
というのも、ウォレットチェーンはとても便利なアイテムだから。
ファッションアクセサリーとして一定の存在感を放つウォレットチェーンですが、その最大の魅力は、
- 安心感が得られる
ことです。
ウォレットチェーンは財布とパンツを繋いでおけるので、
- 財布を落としてなくす
という悲劇を防げます。
財布はスマホと並び、日常に欠かすことのできないもの。
財布をなくしてしまったら、現金はもちろん、クレジットカードやキャッシュカードの個人情報にさえ危険が及びます。
財布の紛失を防げるウォレットチェーンは、お金や個人情報を守るためにとても役立つアイテムなのです。
僕がどんなパンツにもウォレットチェーンをつけたい理由は、
- すごく実用的だから
なのです。
どんなボトムスにもウォレットチェーンは付けられる
本記事では、ハトメとナスカンを使って、ウォレットチェーンをパンツに取り付けてる方法をご紹介しました。
ベルトループがないパンツにも、手軽な方法でウォレットチェーンが取り付けられます。
今回ご紹介した手法はパンツに限らず、スカート等含めたボトムス全般やその他衣類にも適用できます。
ウォレットチェーンだけでなく、その他アクセサリーを洋服に取り付けたい場合は試してみてください。
それでは、今回はこの辺で。
少しでもご参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!
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