M.モゥブレィのリムーバークロスは革靴の汚れ落としをサポートしてくれるお手入れ用クロス(布)。
リムーバークロスに靴クリーナーを染み込ませて革靴を軽く拭けば、汚れがみるみる落ちてきます。
しかし、革靴の汚れが落ちた分だけ、クロスが汚れるのは道理。
使っていくうちにリムーバークロスが汚れてきます。
汚れたクロスは捨てて、また新しいクロスをおろすのも一つの手ではあるのですが…。
リムーバークロスはコットン100%の生地のため、洗って汚れを落とせます。
汚れを落とせばきれいな状態になり、再び汚れ落としクロスとしてバリバリ活躍してくれる存在に。
おまけに、リムーバークロスは洗うと生地が柔らかくなるため、使い勝手が向上。
と感じている方は、洗ってみるのをオススメします。
指に巻き付けるのも楽になりますし、革靴の上を抵抗なく滑るようになり、とても使いやすくなりますよ。
本記事では、M.モゥブレィのリムーバークロスを洗って汚れを落とす方法と、その効果をご紹介します。
- リムーバークロスの汚れがひどくなってきた…
- リムーバークロスを洗うとどうなる?
- リムーバークロスってもっと使いやすくならないかなぁ…
M.モゥブレィのリムーバークロス
革靴の汚れ落としに必要なのは以下の2つです。
- 靴クリーナー
- 汚れ落とし用クロス
靴クリーナーで革靴の汚れを浮かし、浮いた汚れをクロスでキャッチというのが汚れ落としのメカニズム。
汚れをきっちり落とすためには、靴クリーナーだけでなく汚れ落とし用クロスもまた重要です。
汚れをきっちりキャッチできるクロスが
より良い汚れ落とし用クロス
ということなんですね。
そして、各シューケア用品ブランドで汚れ落とし用クロスが展開されています。
M.モゥブレィのリムーバークロスも汚れ落としに適した布の一つ。
日本のシューケア用品ブランド「M.モゥブレィ」のリムーバークロスは靴の汚れを落とすために作られたクロスです。
100%コットン製の生地は表面に凹凸があり、汚れをキャッチしやすい構造。
汚れを絡め取りやすい特長があります。
革靴の汚れを落とし、美しい革の風合いを保つために活躍してくれるシューケアアイテムです。
リムーバークロスが汚れたら…
M.モゥブレィのリムーバークロスは汚れ落としに活躍するがゆえに、汚れるのも早いです。
革靴の汚れがよく落ちるということは、
その汚れがクロスに付く
わけですから、当然ですよね。
汚れたリムーバークロスはこんな感じ。
汚れがたくさん付いてくると、きれいな面が少なくなってきます。
汚れを落とすときにはきれいな面を使う必要があります。
しかし、リムーバークロスを使い続けていくうちに、だんだんと使える面積が減ってきてしまいます。
すでに汚れている面を使ってしまうと、革靴に汚れを付けてしまうことになりますからね。
それは、
- 捨てる
- 洗濯する
上記のいずれかを選択しなければなりません。
ある程度汚れたら、
そのクロスを捨てて、また新しいクロスをおろす
というようにクロスを使い捨てにするのも一つの方法ですが、
洗って再使用する
のも良いです。
というか、僕は洗って長く使うことをオススメします。
というのも、汚れたクロスを洗うことであるメリットが得られるからなのです。
リムーバークロスを洗って得られるメリット
リムーバークロスを洗うことで得られるメリットとはどんなことかといいますと…。
以下の点があげられます。
- 経済的でエコ
- クロスが使いやすくなる
汚れたクロスを洗って再利用するため、新しくクロスを用意する必要がありません。
そのため、経済的。
ごみも出ないため、エコな要素もあります。
しかし、僕が何よりも大きいメリットと感じているのがリムーバークロスの使いやすさが向上することです。
これはリムーバークロスに限ったことではないですが、クロスを洗うと生地が柔らかくなり、使い勝手が上がるのです。
具体的にどう使いやすくなるのかといいますと、
- 指に巻きつけやすくなる
- 靴クリーナーが染み込みやすくなる
- 革靴を拭きやすい
といった事柄。
洗うと生地がふんわりするため、生地自体の硬さが和らぐとともに、液体が浸透しやすくなるのです。
いずれも汚れ落としのしやすさに関わる要素。
衣類の、
洗濯を繰り返すことで自分の身体になじんでくる
ことと似ています。
リムーバークロスを手洗いして汚れを落とす方法
汚れたリムーバークロスは手洗いしましょう。
クロスには革靴由来の汚れが付いていますから、他の衣類と洗うのはためらわれますからね。
衣類用洗剤で手洗いしていきます。
洗面台にお湯を張り…
お湯を使うと汚れが落ちやすくなります。
汚れたリムーバークロスを投入、洗剤を入れます。
そして、もみ洗い。
ある程度汚れが落ちたら、風通しの良い場所に干して作業終了です。
とっても簡単ですね。
リムーバークロスを洗った後はこうなる
手洗いして乾いた後のリムーバークロスはこのようになりました。
汚れが落ちてきれいになりましたね。
リムーバークロスは表面がデコボコしており、汚れを落としやすい生地。
その生地の凹凸は汚れをキャッチしやすくなる効果だけでなく、生地から汚れが落ちやすい効果もあります。
新品未使用状態のリムーバークロスと比べてみましょう。
一回の洗濯でだいぶ風合いが異なっていますね。
新品のリムーバークロスはパリッと。
洗ったものはクタッとしています。
どれどれ、触り心地は…。
新品は硬く、洗濯後のクロスは柔らかでふわっとしています。
生地のシワができ、より粗い生地感に。
洋服の場合、生地のシワは大敵です。
しかし、汚れを絡め取るのが目的の汚れ落とし用クロスには、これがかえって好都合。
汚れをキャッチしやすくなります。
生地が柔らかくなっているので…
指にも抵抗なく巻き付けられます。
洗うことで使いやすさが大幅に向上しています。
一方で、デメリットも…。
このように、生地の端がほつれます。
ほつれによって生地繊維がほぐれてしまう箇所が出てきてしまいました…。
ほつれが気になる方は、洗濯せずに使い捨てスタイルが良いかもしれません。
汚れが落ちてキレイになる
生地が柔らかくなり使いやすくなる
生地の端がほつれ、糸くずが出る
洗った後のリムーバークロスの使用感
洗った後のリムーバークロスの使用感を確かめるべく、実際に革靴の汚れ落としに使ってみます。
リムーバークロスのお供の靴クリーナー「ステインリムーバー」を用意します。
リムーバークロスにステインリムーバーを染み込ませます。
洗ったリムーバークロスはふっくらとした生地感になるので、靴クリーナーがなじみやすくなっています。
新品のときよりもクリーナーがスッと染み込むような感覚がありますよ。
クリーナーを染み込ませたリムーバークロスで革靴を拭いていきます。
革靴に対しての滑りは上々です。
汚れもしっかりと落ちます。
このように。
新品同様、確かな汚れ落とし効果があります。
リムーバークロスの洗濯は汚れの絡め取りやすさはそのまま(あるいはそれ以上)に、使いやすさが向上するためオススメです。
リムーバークロスは洗うと使いやすさが向上します
本記事では、汚れたリムーバークロスを洗ってきれいにする方法と洗うことで得られる効果についてご紹介しました。
革靴の汚れを落とすときに使用するリムーバークロスは、使えば使うほど汚れてきます。
汚れたからといって、
捨ててしまうのはもったいない
というものです。
洗って汚れを落とし、再利用すれば経済的。
何より見逃せないのは、洗うと生地が柔らかくなり、使いやすさがアップすることです。
リムーバークロスを洗えば、きれいになるだけでなく汚れ落としがしやすくなります。
リムーバークロスが汚れたときは手洗いして、今後のシューケアで更に活躍させてはいかがでしょうか?
それでは、今回はこの辺で。
少しでもご参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました!
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